らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

泣き虫相棒

2012-03-23 18:11:41 | Weblog

お引っ越しで今日が最後の登園となるお友達が2人。一人は年少クラスのKくん。あのにぎやかな、あの自由奔放のクラスでは、きちっとルールを守ってくれた男の子でした。周りの子がワーワーするのを、余裕の笑顔でニコニコ見守ってくれたKくん。イヤな顔をしたりはしないで、お友達に次にするべきことを身をもって教えてくれるような、先生にとってはとても助けられた存在でした。

そして年中クラスのTくん。先日のオペレッタではうらしまたろうを演じてくれたおともだちです。Tくんといえば、Yくん。二人はいい相棒でした。といっても何の相棒といって、泣き虫の相棒。二人ともよく泣きました。それもすごい大きな声で。かけっこで一番になれない、とワーン。くじびきではずれがでるとワーン。製作したいのに箱がないといってはワーン!二人で泣くから泣きやすい?大きな声で自分を発散させて、それが二人の成長にはとっても良かったように思います。「ぼく、今日が最後のくじびき」と言いながらとったくじは、「あたり」。「おおあたり」ではなかったけれど、泣かずに、かみしめるような顔であたりの手裏剣をもっていきました。

また、いい相棒が見つかるといいね。ふたりとも。

コメント
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