らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

意外なチャンピオン

2010-01-19 18:31:16 | Weblog
お部屋の時間にはちびっこ達が「凧」を作りました。ひもをもって嬉しそうにホールを駆け回っています。少し走ってはお休み。でもお休みすると、「もういっかいしたーい」。自分が作った凧が自分の後ろに着いてくるのが楽しくて楽しくて・・・。
ちなみにこの凧、ある動物さんに見立ててあるのですが、描いた時も楽しくって楽しくっていっぱい描いちゃった感じです。さて何の動物さんかわかりますか?

年長さんは、先週から続いていたトーナメント形式の「はねつき大会」がいよいよ決勝トーナメントになりました。28人の年長さん。昨日までに4人ずつのグループの中でまず戦って、グループ代表が決まりました。今日はグループ代表7人が出場して、決勝トーナメント。5本とったら勝ちのルールです。さすがにここまで戦い続けたわけですから、まぐれで勝つという状況ではありません。どの子もなかなかうまい!
その中でチャンピオンになったのは、Nちゃん。いつも静かでおとなしい女の子です。チャンピオンとして紹介されると恥ずかしそうにでも嬉しそうに笑っていました。

自由遊びの方では、「おおあたり」が欲しくてくじびき・お金ごっこに参加する子がまた増えています。今朝、「お財布」を持たなくちゃと思った小さいお友達、すると年長さんの男の子がすっと作ってあげていました。くじびき代がわからないのも教えあって・・・。もちろんいいことばかりではなく、ちょっとずるしたりもあるので注意深く見守ってあげたいと思います。
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2才の差・・・

2010-01-18 16:27:31 | Weblog
自由遊びの時だけでなく、お部屋の時間にもかるた遊びをしています。
写真は一番小さいお友達のクラスが今日していたカルタ。「あ」ならアヒル、「や」はやぎ。そんなかるたです。
最初は先生が札をみせながら、「これはなーに?」。「せ」の札を持ってきくと、「むし!」、「虫なんだけど、なんてむしかな?」・・・・「せみ」。一枚一枚そんなお話しをしながら、何の絵かを確認します。そしてとる時も「これは・・ちゃん問題です」といって、指名した一人の子がとるようにして、「みかん」と先生がいったら、たくさんある札のなかからみかんを見つけて「はい!」ととる。一人ずつとって、「とる」ということがわかってきたら、普通のルールになって先生が言ったものがわかったお友達がとるようになります。ちびっこクラスのかるた遊びはゆったりゆっくりとすすんでいきます。

それに対して年中さんのかるた遊びは・・・。「手はおひざ」で耳をすませて待ち、先生が読み始めるとすぐに「はい!」。いつもはにぎやかな年中さんですが、先生が読みはじめる瞬間はシーンとして、緊張感があります。お家でお兄ちゃんやお姉ちゃんとかるた遊びをしているお友達がやはりすばやくて・・。どんどんとっていきます。するととれないお友達がカナシイお顔に。悔しい、自分もとりたい、だけどとれない・・・。勝ったり負けたりするのも、お友達と一緒でなければできない大事な経験。(大人との勝負では、本当の勝ち負けは、ないですよね。)お友達と競い合いながら、学んでいくかるた遊びです。

わずか2才の差ですが、こんなにも違います。発達段階をふまえながら、遊びは発展していきます。
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トラ年の人は何歳?

2010-01-16 11:44:46 | Weblog
土曜日預かりで午後までいるお友達はちびっこクラスのおへやでパンを食べます。

そのお部屋の壁には、十二支の動物がはってありまして・・・。
「・・くんはなにどし?」「ぼく、さる」「わたしは・・」と話が広がります。
「らんこ先生はなにどしでしょうか?」とクイズを出してみると「とら年!」とAくん。さすがに長いつきあいだけあってよく知っている。まあ、今年は年初から「らんこ先生はとら年だよ」とみんなによく教えていたので・・・。
続けて、「じゃあ、らんこ先生は何歳でしょうか?」という問題。
Aくんの答えは「53才」。

ここで答えを言ってもつまらないので、「らんこ先生はとらどしなんだけど何歳なのかな?とお家に帰ってきいてごらん」と言っておきました。さあて、らんこ先生は何歳か?まだ還暦ではありませんよ。
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雪だるまようちえん

2010-01-15 15:48:24 | Weblog
個性的な小さい雪だるまを作っていた子達もおりました。「とら」を作った子もいましたよ。

最後に年長さんの女の子が、ちょっと並べ方をかえまして・・・。
「こうすると、先生がなんかお話ししているみたいでしょ」
らんこ先生も「雪だるまようちえんだねぇ」と喜んでしまいました。大きい雪だるまが先生じゃなくて、小さい雪だるまが先生みたいなのが、なんか子供らしいですよね。

さて、こんな雪の日でしたが、前々から「おおあたりは15日から」と掲示してあったので、今日からくじびきにおおあたりが登場しました。「おおあたり」をねらって、何度もくじびきをしようとする子供達。1回目はただですが、2回目からは「お金」をおつりのないように持ってこなくてはいけません。今日は年長さんは65円、年中さんは55円、年少さんは20円にしました。年少さんは同じコイン2枚。年中さんは違うコインで2枚。年長さんは、3種類のコインが必要です。お友達同士考えながら、お金を持ってきてくれました。
くじびき代金は子供達の様子を見ながら、毎日変わります。数を実感を持って学んでくれるように願って、たくさんのおおあたりを作っているらんこ先生です。
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雪あそび、いろいろ

2010-01-15 15:14:53 | Weblog
お庭につもったいっぱいいっぱいの雪。大人の膝下ぐらいの雪です。小さいお友達が歩くにはちょっと多すぎるので、最初に年長さんと年中さんに出てもらって、踏みならしてもらいました。その後小さいお友達も合流してみんなで雪遊び。
たくさんあるので、雪投げやそり遊びだけでなく、雪だるまづくりやかまくらづくりもじっくり楽しむことができました。
お友達と一緒に集中して大きい雪だるまやかまくらをずっと作っていた子もいれば、少し雪だるまをして、少しそり遊びをしてとあちこちに出没する子もいて、それぞれの楽しみ方がありました。
例によってちびっこクラスの窓から見えるように作られた雪だるま。トラになるはずだったのが、ネコになり・・・子供達は「キティちゃん!」と喜んでいました。


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自由登園で、こおりゲーム

2010-01-14 14:34:57 | Weblog
早朝急に降った雪。朝バスを運行するのはちょっと難しい状態でした。しかたなく「自由登園」になりました。歩いてきたり、お家の方の車で来たりで37人の子供達が幼稚園に来ることができました。

一体いつからこんな雪になったのか?と職員の間で議論になりました。寝るときにはなかったのにと思ったわけです。そんな話をすると、就寝時刻がわかってしまいますよね。ちなみに昨夜一番遅かったのはD先生の午前2時30分でした。

いつもよりながく、ゆったりとした自由遊びの時間になりました。はねつき、かるたなども人数が少ないのでゆっくりできるかな?外は真っ白な雪ですが、さすがに多すぎるのがわかるのか、「外に出たい」という子はおりません。
みんなで集まって「こおりげーむ」もしました。歩いていて合図の音がなったら止まるというゲーム。カチコチの氷みたいにかたまるのです。静止している時の表情がなかなかおもしろいんですよ。

お昼前にはユンボが来て、幼稚園駐車場の雪は処理してくれました。明日はバスは運行できそうですが、道路状況は悪そうですね。
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真剣に勉強中?

2010-01-13 15:23:06 | Weblog
お昼寝から目覚めたちびっこクラスのHくんとHちゃんが玄関にやってきました。小さな本がおいてある箱に手をのばし、それぞれシンケンジャーとプリキュアの本をとりました。そして座って・・・・。
とっても真剣なお顔で絵本を見つめています。ニコニコ笑っているというよりは、本当に「ぼくはお勉強中なんだよ!」「もっと知りたいの!」という顔つきなのです。まだ文字が読めるわけではない2人なのですが、心からの「知りたい!」という気持ちが伝わってきます。1ページ1ページじっくり見つめているのです。
(10年後には、それが受験の参考書になったりするんだよね)

玄関では主にカルタ遊びも盛んに行われています。札をとるだけでなく、声を出して読むということもどんどん挑戦中。よりスムーズによめるようにがんばっています。
(10年後には英語とか漢文とかになるかな?)

やってみたい、知りたい、もっとうまくなりたい・・・。そんな気持ちに自分からなれるように。一人一人の自主性とやる気を大切にしてあげたいと思います。
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ふと話してみたくなる時

2010-01-12 18:27:45 | Weblog
夕方、「園長先生いますか」と高校生がたずねてきました。
残念ながら園長先生は金沢での会議の為に不在。そう話すととても残念そうな様子。なんでも農業関係の検定試験が土曜日にあって、その勉強をしていたら、急に園長先生と話ししてみたくなったという事。
園長先生の最初の大学が農学部だったって、覚えていて、なんか話してみたくなったのだと。なるほどなぁ・・・。彼が手にしている問題集は、農業・園芸に関するもので、私には???だけど、園長にとっては懐かしい問題かもしれない。見たらおもしろがって話が広がるかも・・・。

今日は残念だったけど、またの機会に話ができたらいいと思う。大きくなっていく一人一人と出会って話をするのは長い間幼児教育に関わる者に与えられる、なんとも言えない特典である。
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はねつき対決!

2010-01-08 17:56:49 | Weblog
今日から3学期がスタート。お友達がそろいました。
ホールの時間に、恒例の先生達のはねつき対決がありました。
こういう対決になると、がぜん燃える年長担任。負けると床につっぷして悔しがり、勝つと「やったやった」と小躍りしてをして喜ぶ。年少担任も一本とるとバンザーイ。
一本ごとにその激しいリアクションが見られて、それを見てまた子供達も喜んだり悔しがったり・・・。こちらはそれを見るのがおもしろかったです。
(その写真を2枚だけ幼稚園の玄関に貼っておきましたので、ご覧下さい。)
午後からは子供達もはねつきにチャレンジしておりました。すると、なぜか一本とるたびに、「やったやった」と飛び跳ねる年長男子が。担任の影響を受けやすい・・・。
先生の楽しそうな様子を見て、子供達が「おもしろそうだから、自分たちもやってみよう」と感じて羽子板を手にしてくれたかなと思います。先生達もいろんな事にチャレンジするきっかけを作ってあげなくっちゃね。

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かるたを楽しみながら

2010-01-07 18:15:23 | Weblog
冬休みの預かり保育は今日が最後。この保育の間は、年齢別のクラスに分かれることなく、大きい子も小さい子も一緒に過ごしています。

今日は全部で60名以上の子供達が幼稚園に。みーんなでカルタを楽しむことになりました。まずは大きい子と小さい子がペアになります。若干人数があわなくて、年中さん同士のペアもできました。その後4つのグループに分かれました。
幸い、クリスマス会の時にサンタさんが持ってきてくれた袋の中に、同じカルタが4組あったので、読み札は一緒で4つのグループでカルタを楽しめるのでした。

圧倒的に強い年長さんには、時々ハンディがつきます。」「今は年長さんはお休み」とか、「これは年少さんだけ」とか「これは赤バッチの子だけ」とかです。

カルタ遊びを見ていると、強いのはやはりお家で兄弟と一緒にしている子です。特にお家でお兄ちゃんお姉ちゃんとしている子は、幼稚園のお友達相手では力が違いすぎ・・・。なにせお家ではものすごい早さでとる小学生を相手にしているわけですから。
まだひらがながよめない子も真剣にカルタに向かっています。かるた遊びを通して「ひらがな」に興味を持ってくれる子が増えると嬉しいです。子供達が大好きなプリキュア、ポケモン、シンケンジャーのカルタが、子供達の文字への興味をかきたててくれますように。
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