朝、手になにかをのせたSくんが、「かご~」と走ってくる。手のひらにのっているのはテントウムシのサナギ。暑さのせいかちょっと元気がない。その発見を見た友達がさっそく「てんとうむし」という絵本を持ってきた。「テントウムシはアブラムシを食べる」。カゴの中にアブラムシがついた花の茎を入れてみた。まあまだ食べそうにはないけど。見つける考える調べるやってみる。
お昼前、2歳児クラスがお庭の探検にやってきた。ミニトマトが赤くなりはじめている。ピーマンが一個だけできている。そんなことにキャーキャー言っている。そのうちアジサイのところにくる。自分のお顔と大きさを比べて「おおきー」「なんで?」。先生に他にもアジサイあるねと言われて、走り出す。
続けて3歳児4歳児と探検は続く。小さな野菜いっこいっこに目をむける。自分がうえたタネから育ったヒマワリや朝顔のことには「自分たちがうえた」という意識がある。4歳児はお水をあげなきゃと思う。
らんこ先生がお花を見せたいと思ってうえたトケイソウ(パッションフルーツ)。お花はうまく子どもたちが見られる時に咲かなくて、今は小さな実がついている。この後お花も見られるといいな。
らせん階段の塗装が終わってからうえたキュウリ。小さな小さな実ができはじめている。手洗い場のそばにはオジギソウ。みんな好きな時にちょんちょんさわってる。
この流れがすきだなぁと思う。毎年だいたい同じ場所に同じ植物。だから本当は毎年見ているんだけど。その年齢その年齢で感動がちょっと違う。
来週からは工事の関係でいくつかを移動しなくてはいけない。どう流れをつくるか、今いろいろ考えている。
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