怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

髪留めクリップは壊れちゃったけど。

2012年12月29日 | ここの品々
こちらで買った髪留めクリップが割れてしまった。買ってから数ヶ月しか持たなかった。値段は200円くらいだったので惜しいとは思わなかったが、イライラした。

なぜなら、写真左の青いクリップは日本で買ったものですでに15年くらい私用しているものだから。
どちらも中国製だろう。同じ中国製でも日本で販売されているものと、ドイツで販売されている同レベルの値段のものがどうしてこんなに質が違うのだろうかと、数ヶ月ごとに考えさせられる。(数ヶ月ごとにこちらで入手した物資が壊れる

健康管理に欠かせない体重計。ここ1年、体重減少に悩まされているので正確な体重管理は必須だ。
ところが、こちらで約2000円で買った体重計が故障。2012年6月1日記事

日本アマゾンで購入したこの品はやはり約2000円だ。
体脂肪率を計測する機能はないのだが、私は必要ない、と判断した。体脂肪まで気を回す余裕がないのだ。
この数値は服を着た状態だ。しかも寒がりの私はかなり厚着だ。脱いで体重計に乗るのはつらいからいつも着たままで計測するという怠惰さぁ~。身長に対し、かなり低めなのであと2キロの増量を目指さなくてはならない。
ドイツで販売されている品に頼っていては、正確な体重管理もできないのだぞ~うほほほ~

ちなみにタニタのこの品、まだひと月も使っていないのだけれど、素晴らしい。10年使えることを期待している!


こちらの生活に慣れていくうちに、ここの物資もあながち悪くないかも、とか思えるようになってきたものだ。
靴などは明らかに同レベルの値段の日本で販売されているものより質や見た感じの美しさが優れているように感じる。
ジャケット類は日本の仕立ては平面的で、こちらのはかなり身体の凹凸を表現しているので平べったい私も着るとかっこよく感じる(自己満足の域を出ていないけど)。
また、PCはおそらく電圧の関係でこちらで買ったほうが不具合が出にくいのではないか、と想像している。
DVDは、日本の3分の一ほどの値段、同質の画像で鑑賞可能。ただしっ!言葉の壁という大きな問題が私にはずっと付きまとうだろうから気に入った作品はやはり日本のものを手に入れるだろうな。
地域のコンサート。実家付近のコンサート、市民オーケストラの演奏を聴きに行くと、ちょっとがっかりすることも多かったが、ここはそういうことがあまりない。
国際コンクールなどで上位入賞を日本を始めとする東アジア各国の人が占めるのに、地元コンサートになるともしかしてまだ、欧州の方が上なのかい?とちょっと考え込んでいる私。物資のように壊れて質を確認できる物事じゃあないから断言できないけど。

そうそう、髪を留めるクリップは実家から徒歩一分のショッピングモール(実家は本当に便利なところだっ、車移動必須のここの生活、泣けてくる。どこが「エコ先進国」だと叫びたくなる、だいたい自動車を世界中に売りまくって潤っているのだから矛盾しているぞ、あ、括弧内の叫びがテーマを外している、失礼)で多めに入手しておいた。
これから10年くらい、壊れる恐怖を感じる同じ品を買わなくて済むぞ、うほほほほ~








6 コメント

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それは・・・ (kawako)
2012-12-29 19:55:50
製品管理と最終チェックを日本人がしているからです!最終的に市場に出せるかどうかの判断基準が日本は大変に厳しいのです!
日本人でない時でも、日本で流通させられるかどうかという判断基準が「日本人の目」なのです。

そうそう、私も先日こちらで買ったヘアブラシがあっという間に折れてしまいました(##゜Д゜)イライラww
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体重計 (ケイ)
2012-12-30 14:16:08
我が家もTANITAで~す。
体重と体脂肪と、え....っと水分量と筋肉だったかな、わかるのは。
細々わかると、増えた分への言い訳が.....立たないですね、ははは....
この写真見て「おっ!増えたじゃん!」と喜んだけど、そっか、モコモコで.....。
我が家は逆に、彼の測定時にはパンツ一丁!

私がこちらで買ったヘアクリップには、Made in Austria.. .とありますぞ!!!
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Unknown (kawakoさま、)
2012-12-30 19:10:41
そうですよね、日本に納品する科を作っている国の人たちは苦労していることでしょう。
だいぶ昔に読んだ(あるいはテレビか何かで放送していた)話ですが、タイに焼き鳥工場があって、肉の大きさをそろえて串にきれいに刺さないとはじかれる、日本の市場は細かすぎて大変とか。

欧州輸出は簡単ですよねぇ、きっと。
日本のこまごまとした物資の質のよさを得意に思っている我々。
なんと、ブラシが折れましたか!
そんなものが折れるのか、櫛が折れるならまだしも・・・
恐るべし、欧州っ!
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Unknown (ケイさま、)
2012-12-30 19:15:08
いろいろ計測できる商品も検討したのですが、アマゾンのカスタマーレビューを読んで止めました。
バネ式の商品も考えたのですよ。
一番気になったのは不具合が発生する可能性。
単純なものの方がいいな、とこれにしました。
いろいろ計れると、楽しいのですけどね。

おおっ、どうしてオーストリア産?
そういえばマレーシアの友人から届いた住所氏名スタンプ(私のをマレーシアで作ってくれた)もオーストリア産、と表示してありました。
いったいどういうことなのでしょうね??
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ふむふむ (nomuaki)
2013-01-04 16:49:46
「増やさなきゃいけない体重管理」というのは、うらやましい気もするけど、ご本人にとっては、つらいですよねえ。

子供服、日本で売っているのは、超高級品でも中国製。
出来は素晴らしいですよ。これなら、高いお金出してもいいかなと思えるものが多いです。
ドイツの子供服でも高級な中国製があるんですが、「この値段だして買いたくない」という品質でした。

こちらでは、某有名紳士服ブランドでも、「ボタン付けは中国」だったりする。そうすると、500ユーロを超えるジャケットですら、ボタンがすぐ取れちゃうらしいです。で、売るほうも、「このメーカーのは、ボタンが中国で縫い付けられるから、すぐ取れちゃうんですよ。」なんて言い訳。(ちなみに、この話は、高級なジャケットを買うことが出来る知人の話で、我が家の体験談じゃないです。)

日本じゃ、そんなことになったら、日本の消費者は買いませんよね。
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Unknown (nomuakiさま)
2013-01-05 17:24:03
今年の抱負のひとつに体重を気にしすぎない、という項目を入れましたので、すでにこの記事を書いたときとは心境が違っています~
あはは、つらくないです、だいじょうぶです~

こちらの子供服、紳士服を細かくチェックしたことがありませんが、まあ、婦人服でさえこの体たらくなのですからnomuakiさんの報告も納得いくような・・・
しかし、500ユーロかけても細かいところがだめな服って。
日常生活用品がこんなにダメなのを平気で消費できるのだから、自動車だってそうなのでは、と容易に想像できます。
ただいまドイツ、世界にガンガン売りまくっているようですが、品質よりはイメージ戦略で売っているのでしょうねぇ。まあ、売ったもの勝ち、なのでしょうか。
夫は日本に行くたびに大量の買い物をします。「ドイツには物がないのかっ」と私の親がびっくりするくらいです。
(夫は小柄なので日本で衣類の買い物は楽勝)
スーツなども日本の方が安くて上質なのを夫は知っているのでしょうね。
ものづくり、消費者の物資に対する要求の高さはいまだに日本は世界一ですね。

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