義母から小包が届いた。
今までの人生でストレス最高の数週間前、私が自分で頼んだんだ。
「クリスマスクッキーを送ってくれ」
自分の感覚が信じられない。いつもは大量に作られたクッキーの山にうんざりしながら付き合いでクッキーを食べているものだ。
その時は本気で義母のクッキーが食べたかったんだ。
また、彼女がこう言ったせいもある。
「みんな、クリスマスクッキーを食べないので余っちゃっているのよ!」
「今、大変なあなたのために、私は何をしてあげられる?」
こんな発言があれば、誰でも頼んじゃうかも。ああ、義母に乗せられた??
手前の丸いのは日本ではまだ販売されているのを見たことがないレープクーヘン。ちょいと慣れが必要な香辛料がいっぱい入っている。
他の手作りクッキーも、ほとんどすべて使用油脂がバターだ。
バターがえらく高い日本では、高級手作り菓子かもしれない。
左のキットカットは頼まなかったのだけれど、ま、いいか。日独キットカット味比べしちゃおう。
心待ちにしていたはずなのに、いざ、実物の義母クリスマスクッキーを目にすると「うっうっ」と思った。
これはもしかして、次第に心労軽減の兆候なのか、と前向きに考えてみることにする。
食品をドイツに送ろうものなら
郵便局の受付で発送禁止だの
あーだ コーダうるさいですが
ドイツから日本に向けては
何の問題も無いのでしょうね?