怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

修理ボランティア

2016年03月06日 | 何カテゴリーにしようかぁ
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「ボランティアによる修理の日」という催し物が月に一度ある。主催している知人からの招きがあったので、ちょいと重い腰を上げて行って来た。

受付で修理したいものや名前を申告し、順番を待った。持ち込まれるのはやはり家電製品だ。
それを直しているのは案の定、男性だけ。隣に設置されている衣類の修理コーナーには女性二人。

写真撮影などするのは私くらいだろうと思ったら、他に2,3人が熱心に撮っていた。和やかな雰囲気だった。
 
半時間ほどで私の番になった。2008年に購入のやっすいCDプレーヤー。CD再生が不能になってすでに2,3年経ている。
 
担当してくれたドイツ人男性Pさんはなぜか初対面なのに親しい間柄で使う言葉遣い(欧州原語でよくある二人称)で、戸惑った。こちらは敬語を使うよう努力していたのに。
結局、修理不能ということがわかった。そう予想していた私は全然不満ではなかったけれど、部屋の入り口にある「寄付金箱」には何も入れなかった。へへっ

単なる修理の場でなく、人々との交流を狙っていると思われる飲み物とケーキのサービス。
これも寄付金箱がしっかり鎮座していて、私は2ユーロ硬貨を入れた。
  
このグループを主宰するメンバーによるものだろう。動物性食材(乳製品など)を一切使わないケーキもあった。
  

 

 
普通にはありえないくらい(!?)小さく切り分けられていたので、安心して複数のケーキの味を楽しむことができた。
ここに在住して、だいたい交流関係の傾向ができてしまった私。
興味や行動様式、交友関係などで、外出先が似てくるのよねぇ・・・
何人かの知人がやってきて、何度も挨拶のために立ち上がって抱擁(嫌いなんだ!)しなければならなかった。




スプーンを持ち歩く

2016年03月06日 | おいしいもの
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スーパーのこうした品のほとんどにスプーンがついていない。

こちらに来た当初は、それが嫌で、スプーンを持ち歩いたものだ。
日本の生活をここに再現するために、いろいろな面で努力した自分を回想できる。
慣れてくると、外出時にこうしたものを食べなくなった。日本の生活では頻繁にコンビニやスーパーで、プリンやヨーグルトを食べていたのだろうなぁ・・・
また、菓子やおにぎりを持ち歩いて小腹が空いたときにそれを食べるという習慣にもなってきた。ドイツ人一般がそれをやっているのではなく、私が身に付けたやり方。
さて、写真の品を撮影したときは「今日はスーパーのあの品を食べてみよう」と思い、家からプラスチックスプーンを持ってきたんだ。
買って、家に持ち帰って冷蔵庫に入れておくと義両親たちに言われてしまうのね。「このジャムには何が入っているかわからないぞ」と始まり、長々と解説する義父の様子が目に浮かぶ。