怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

村のクリスマスマーケット

2010年12月01日 | 近隣の人たち

今年4月に開店したしょぼい「村店」でクリスマスマーケットが開催されることを知った。
たった一日。午後3時から数時間。
やっぱ、しょぼくなるだろうな~、でも行ってみよ~、ブログ記事にいいもんな~
と思い、義母に行く宣言をしていた。
当日になって義母が「15時から一時間ぐらいは子供ばかりだから行くな」
などといつものとおり、私の行動を支配したがる。
「はい~はい!」
二階からロープでも伝って、外に出ようかいっ!て思っちゃうぞ。

16時ごろになって義父母が「一緒に行くか?」と誘ってきたので
あ~めんどうだ~、一人で行きたい~、と思いながら、でも、絶対、あの狭い会場では顔を合わせることになるのだから一緒に行かねばならぬ。
ふう~。



徒歩10分のところに村店があるのだが、義母は墓地に用事があるとかで3人で車に乗っていった。
(夫は全く興味がないので置いてきぼり)
墓地の木もちゃんと飾られているのがこちら風。自分のところの墓にろうそくを点す。
このろうそく、24時間持つのだそう。クリスマスに向けて、お墓もきれいに飾るらしい。



しょぼさを覚悟して到着すると、なんと、人の海。こんな混雑、ドイツにはめったに経験できないぞ。
村、とはいえ、人口1200人。地元のクリスマスマーケットは初めてだし(大昔はあったかも知れないが)物珍しさでみんな来ているのだろうか。


楽器や歌の演奏もあった。氷点下の気温の中、まともに演奏するのは大変だろうなぁ~。


土曜日は村店の営業時間は13時まで。この日は特別だったようで、午後も開店中だったぞ。
おお、いつも開店してくれ~。

バシバシと撮影していると脇から義母が「やめなさい!」と私を注意する。
3年の同居で鍛えられている私、「はいはい」と答えながらフラッシュ無しの設定に変えて再びバシバシ。
ブロガー根性を見せてやるぅ~
(あ、義母はブログのことなど全然知らないのだがぁ!)


温まるところもちゃんとあり。


クリスマスツリーの販売もあった。生木を売っている。持ち帰りにはこの筒に通してパッキングしてくれる。


でかい人たちが店の前にいるので何を売っているのか撮影できない。


義父が「グリューワインを飲むか?」と誘ってくれた。
去年のクリスマスに初めて街中のグリューワインのおいしさに感激した私、再び挑戦。
家の中で飲むのと違い、激寒の中でいただくのはひときわおいしいのだ。
左写真中央に大きな箱入りのグリューワインが見える。これを鍋に入れて暖めているらしい。


村店らしく、ただの白いカップに入ってきた。つまらない。
さて、飲んでみると、アルコール分ゼロみたいで、ガンガンいける!甘ったるし。
調子よく飲んでいたら、さすがに最後には酔いが回ってきた。
義父に「酔っ払いました」と報告すると笑っていた。彼も同じものを同時に飲んだが、まったく酔わず。

次第にふ~らふ~らしてきた。
このままだと、いつものように醜態を晒しかねない。いい気分でアルコールを摂取すると、必ずと言っていいほど
だんだん具合が悪くなり、吐いたり、倒れたりするのだ、わたし。
下手すると救急車出動。

みっともないので、すぐに帰ることにした。
義父母に両腕を支えられながら車に乗り込んだ。
「アルコールを飲むときは何か食べてから飲みなさい!」と義母。
はいはい、わかりましたよぉ~


義母は「つまらない」夫は「寒い」と反対するニュルンベルクのクリスマスマーケット、
今年は絶対、秘かに行ってやるぞ。
そこでグリューワインをいただくときは、持参のおにぎりを腹いっぱい食べてからにするぞ、心配ない!!