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怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

店に入る勇気

2014年10月18日 | 分けるの面倒になってきた
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某女性の集まりに一度だけ来たロシア美人のスベトラーナさんは、私が日本人と知ると言った。
「私はお茶屋をやっていて、抹茶も提供するんですよ」
へっえー、ロシア人が抹茶を点てる!それは一度お手前拝見したいものだな、と思って早速覗きに行った。

街中の古い建物の一室を借りてやっている様子。外観は質素。

入り口もかなり質素で暗い印象。看板には気合が入っている。

要約すると「お好きなことをして思いっきり長居してください」とある。いやぁ、たった一度の注文で長居しちゃっていいのかな、違うだろうな。一時間ごとに注文したほうが喜ぶだろうな。
窓から覗くと、彼女の顔が向こうにあって、誰か男性客と大きな声で楽しそうに話していた。
うーん、入りづらい・・・

営業時間を見て驚愕。月曜から金曜は9時半から午後二時まで。月曜日は午後五時からもう一度開店して20時まで。土日は当然のように休みなので記載さえなし。
そういえば二人の子供のお母さんと言っていたかな。まだまだ育児優先で商売は片手間にやっているのかしら。旦那さんも出ていることがあると聞いたけど。
この日、覗いたのは午後1時半。男性客が出て行くのを待つと営業終了時間、つまり子供を幼稚園にお迎えに行く時間だろうから、入っていくのは遠慮した。そんな遠慮する必要はないのはわかるのだけれど、新しい場所や集団に行くのはいつも盛大に勇気がいる私。また今度!


きれいな彼女が地元のフリーペーパーの取材に載った。去年年末のものだ。
Wir! in Ingolstadt & Region Ausgabe 07 - page 16
うっほー、彼女の抹茶、ますます飲みたい。


真似してみたい

2014年10月17日 | 分けるの面倒になってきた
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ドイツ人B子さんは67歳。同年代の知人友人が日本をはじめ世界数カ国に何人かいるが、私が子供の頃のその年代の女性たちと違って、みんなとてもおしゃれだ。
緑の脚。
毎回斬新なコーディネイトで出没するB子さんにちょいと憧れ。
典型的な日本人脚の私は膝を見せる丈のスカートはここでは無理だしね。第一、スカートは寒すぎるし。
無理して真似してみても、玄関を出るときに義母がササッと寄ってきて、全身をチェックするだろうからたまらない。
「な、何てかっこうしているんですかっ!そのタイツ、止めなさいっ」
ああっ、聴こえてくるようだ

その日はなぜかB子さんと二人だけで昼食。街中のカフェで「軽い食事」って思ったのだけれど・・・

スモークサーモンのサンドイッチ。大きさを確認して注文したし、出てきたときは自分にぴったりだと見たのだが。
予想外にサーモンの量が多く、食べても食べてもなかなか減らなかった。ここのスモークサーモンはやたら塩辛いし、魚といえども脂質が高いのでだんだん気持ち悪くなってきた。

隣のB子さんはサラダを注文。
うらやましく思ったが、たっぷりかかったドレッシングはこれまた油分・塩分が強いだろうから私が食べたとしてもやっぱり途中で後悔したかもしれない。

努力して全部食べたけれどね、うほほ






冷凍餃子

2014年10月16日 | 分けるの面倒になってきた
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訪問先でご馳走になった冷凍餃子。一歳半の子供の世話に追われていた彼女が冷凍庫からこの品を出してきて、調理の仕方を私に説明した。
「じゃ、お願いね」と言い残すと、子供を寝かしつけるために二階へ行ってしまった。

なんだか怪しいアルファベットの並びかた。ロシアスーパーで買ったのかな?よく読むと、ドイツ製。

七面鳥の肉を使っているようだけれど、甘く味付けしてあるかな・・・いや、そんなものを彼女(中国人)が買うわけないな。彼女の買った品だからたぶん平気かも?うーん。
約10分茹でるだけ。


出来上がったけれど、彼女はまだ降りてこない。大声で呼ぶとせっかく寝ようとしていた子供が目覚めてしまったら申し訳ない、と思って先に少し食べちゃうことにした。
おおおーっ。これ、旨いじゃん!
止められなくなり、半分近くを一気に食べてしまった。
降りてきた彼女「ええーっ、もう食べちゃったの?」と驚いていたが、この品を気に入った私に機嫌を良くしていた様子。はい、次からはこんな無作法なことはしないよう、気をつけることにするっ。

手作り餃子は慣れたといえども時間と手間がかかるし、一気に大量に出来上がってしまうし。アジア食材店の冷凍製品は高いし。この品は3ユーロ(約350円)だそう。周囲の知人友人たちがドイツで簡単に手に入るおいしいものを発見するのを教えてもらいながら、だんだん食生活が豊かになっていくぞ、うほほっ


ふろく。
その帰り道で出会った猫。

何か、這い回るものを夢中で追いかけていた。

猫が抵抗なく外出できる今年の暖秋




甜菜の収穫

2014年10月13日 | 分けるの面倒になってきた
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どこにも出かけない週末は運動のためにウチの周辺を散歩する。本当は裏の森に行けば良いのだろうけれど、なぜか森は飽きてしまうので畑見物のほうが好きなんだ。
甜菜の収穫作業をしていた。大きなトラクターが通るだけで掘り起こして葉や残土を除く作業までしてしまうらしい。

左に見えるのは甜菜の山。

以前は義両親たちに「これは何だか知っているか」と尋ねられたものだ。日本では北海道でしか栽培されていないのだろう。サトウキビ畑は、沖縄旅行で見たことがあるぞ、うっほ。
あのトラクターは値段がどのくらいするものなのだろうか。人一人で収穫作業がこんなに進んでしまうのだから、砂糖が安く手に入るのだろう。砂糖の値段を自分で買ったことがないので知らないけどね。統計では日本の倍くらい(体感では3,4倍くらい)砂糖を摂取しているここ、甜菜は重要な作物だろう。油も砂糖も高くなれば少しはそれらを控えるかな、あはは。

家に戻る途中で見かけたポスター。

ワインフェストですって。人口約1500人のこの集落、こうした集まりに来るのはいつも同じ顔ぶれだろうな。ウチは酒類をほとんど飲まないので全く興味なし。夫が日本にいた頃は、彼の勤務先の関係でよくワイン会に呼ばれたものだ。飲めない私には苦しい思い出。

子供が作成したと思われるハロウィーンパーティの案内。
日時の3、を書いたところでバランスが悪いことに気づいてあわてて1、を大きくした様子が可愛い。
それにしても21時開始って、大丈夫なのかい?大人のワインフェストでさえ19時始まりなのに、子供にはもっと遅くとは・・・いったい何歳ぐらいが集まるのだろうか。何をするのだろうか。まさか、家々を回って菓子をせびるんじゃあないだろうな?夜10時ごろ尋ねてこられても私は寝ているかもよ、撮影ができないぞ!


追記
マイエンフェルトさんのコメントから。
 
ウチの集落にも少々街灯があります。真っ暗にはなりませんが、やはり日本の感覚より暗いかも?
この暗さでまた点灯しないしぃ・・・
そうそう、高速道路は真っ暗ですね。あの状態に驚く在住外国人は多いです。




洗濯三昧

2014年10月10日 | 分けるの面倒になってきた
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義両親たちが泊りがけで義姉の住まいに出かけることになった。たったの一泊なのだけれど、夫と私はわくわくした。
洗濯ができる。 
夫もこだわりの洗濯方法があるらしく、義両親たちが出かけると早速自分の衣類を洗っていた。
彼はこの日のために、事務所に行かずに自宅で仕事ができるように調整したようだ!

私は手洗いしたい衣類を思う存分手洗いした。洗濯室の大きなたらいと脱水機を使う。下着などの小物は洗面所で日常的に洗っているけれど、ジーンズなどは無理だ。義母の洗濯日にそれらを出すと、洗濯機洗いになるので嫌なんだ。ここで自分のサイズの衣類を見つけにくいので、手洗いしてなるべく長く大事に着用したい。

こうしためったにないチャンスには、洗濯を初め、普段自由にできないことを思い切り集中してやるので、非常に疲れる。
一夜明けた午後には、疲れれすぎて頭痛がした。一時間ほど横になって、再びくるくると動き回った。

これは夫との昼食。豆腐カレー。義両親は絶対食べない一品。

残念なことに、豆腐が酸っぱくて(酢が添加された製品だった)豆腐をよけて食べた・・・
肉食を避けている夫のために良質のたんぱく質を、って思ったのだけれど失敗したぞっ。


義両親は予定より四時間ほど早く戻ってきた。よかった!すべてのやりたいことやりつくした後だった。
「いやー、街の生活は私には合わない」
と言っていた。私としては一週間くらい義姉のところに滞在してもらいたいところなのだけれどね!



追記。
豆腐はこれ。酸っぱいけれど、これがこの製品の味という証明。