梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

ああ矛盾

2014-09-21 14:44:48 | 日記
   一緒に韓国語を習っているHさんからメールが届きました。テキスト付属のMP3CDがカーステレオでも聞けたとのこと。私の車の場合はどうなのでしょう。第一この車を買ってから2年半というもの、ラジオは聞いても文化放送だけ、せっかくついているテレビは見たことなし。ましてCDなどかけたこともありません。しかし試してみる値打ちはあるので、いずれかけてみましょう。第一Hさんがまったく気づかないでいたことを教えてあげたのは私なのに、自分ではやってもいないのはおかしな話ですから。

   Hさんは筋金入りの韓流ファンです。もうすぐ50歳に手が届く女性です。JYJのCDを聞いて、どのパートを誰が歌っているのか、ちゃんと聞き分けることができます。(ファンなら当たり前か・・・)東方神起のコンサートがあれば申し込み開始時間と同時にパソコンから間髪入れず申し込みます。

   そんなHさんは年に何回か渡韓します。(本題とは無関係ですが、ATOKを組み込んであるとこんなに変換精度が違うのですねえ。韓流も「はんりゅう」で一発変換しますし、東方神起も一発変換しました。MS-IMEの無反省な進歩のなさが許せない気持ちになります。)今回の渡韓で特に印象に残ったエピソードを語ってくれました。

   地下鉄の駅を出て道路に出た瞬間、見ず知らずのおじさんが、いきなり「〇〇はあっち!」と聞きもしないのに教えてくれたそうです。そこに来た日本人の多くがその〇〇へ行く人達だと知っているので、聞かれなくとも教えてくれたのです。Hさんも実際そこへ行こうとしていたところだったのでした。

   また他の場面では、地下鉄の駅で複雑な路線にとまどっていると、若い男性が声を掛けて来て、一緒に付き添って必要な改札口まで連れて行ってくれたそうです。もっともHさんは親切さ以上に、「それが若くてすごいイケメンだったの!」という方にいたく感激していたのでありますが。

   私も同じような親切に遭遇したことがあります。娘と二人、ソウルの交差点に立って、道を確認していると、きちんとした身なりの男性がすぐに声を掛けてきました。取りあえず 〝Do you speak English?” と来たので、
いやしくも英語教師であった私はもちろん 〝Yes" と答えました。 その時は特に道に迷っていたわけではないのですが、バスがいいか地下鉄がいいかと聞くので、バスと答えると、該当のバス停まで連れて行ってくれただけでなく、バスが来るまで待って、運転手に私たちが降りるべき停留所名を告げ、そこで降ろしてくれるように依頼してくれました。

   そんなことがある度に思います。韓国政府がやっているあの反日は一体何なのか?時折テレビで見るあの派手な気違いじみた反日パフォーマンスは一体誰がやっているのか?街角インタビューで、「日本人は猿みたい。」とか、「日本人の女の子はブスばかり。」などと答えている連中は一体誰なのか?全く関係のないアメリカでいわゆる「従軍慰安婦」の像を立てて喜んでいる連中は一体何を考えているのか?

   私はもう何年も個人的に韓国に対する「経済制裁=韓国に行かない」を続けています。 あの素朴で親切な韓国人を思い出すと、また行ってみようかな、という気にはなるのですが、新聞を見る度にまたいや、まだ駄目だ!と気を引き締めている今日この頃です。

   しかし、このままだとあの地に再び足を踏み入れる前に、私の寿命が尽きてしまいそうです・・・・・。