本の感想93:梨木香歩『ぐるりのこと』(新潮社)
★★★☆☆
「考える人」連載のエッセイ。
小説の作品にも思想は感じられるのだけれど、
叙情的・感覚的な文章のイメージが強かったので、論説的な内容に少し驚く。
宗教、民族、文化等、旅先で触れた出来事や日常のニュースをきっかけに
身の回りの問題についての思考が綴られる。
内容は堅いので、かなり読む人を選ぶかも?
片手間にページをめくるのではなく、どっかり腰をすえて読む本だと思う。
筆者の思考をたどる形になるので、やや疲れました。
「ラスト・サムライ」→西郷隆盛→全体主義の話はおもしろかった。
★★★☆☆
「考える人」連載のエッセイ。
小説の作品にも思想は感じられるのだけれど、
叙情的・感覚的な文章のイメージが強かったので、論説的な内容に少し驚く。
宗教、民族、文化等、旅先で触れた出来事や日常のニュースをきっかけに
身の回りの問題についての思考が綴られる。
内容は堅いので、かなり読む人を選ぶかも?
片手間にページをめくるのではなく、どっかり腰をすえて読む本だと思う。
筆者の思考をたどる形になるので、やや疲れました。
「ラスト・サムライ」→西郷隆盛→全体主義の話はおもしろかった。