金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

おでかけの記:シンポジウム&ハロキ@名古屋大学

2023-11-30 08:36:42 | おでかけの記

名古屋大学文学部創立75周年記念のシンポジウムがあり、

言語学に興味のある友だちから誘いを受けて参加。

 

名大、めちゃくちゃきれいになっていて、あまりの変わりように

建物の位置関係が本当にまったく!わからなかった……。

かつて「本山原人」と言われたダサすぎる学生たちは、

キャンパスがあれだったから発生したんだ!!

だって、今の学生たち、普通にこぎれいだもん!

 

さて、シンポジウム。

メインテーマは

「人文知を未来に紡ぐ デジタル・ヒューマニティーズから見る世界」

ということで、エジプトに関係するデジタルデータについての話題が三つ。

「エジプトの文字&文献をデジタル化する研究」

「デジタル化したデータを活かしたピラミッドの研究」

「文字を持たない少数民族の文化をデジタルで記録してみての課題」

どれも興味深かったけれども、ピラミッドの研究の話が特に面白かった。

とっくの昔にいろいろ解明されているものだと思っていたけど、

ピラミッドって、まだわかっていないことが意外に多いのね。

 

この日のディナーは、ある店に狙いを定めていたのだけれども、

行ってみたら、なんと臨時休業。

やむなく近くにあった「ハロキ」に入ることに。

学生さん御用達といった感じのあるハンバーグ店。

安くてボリュームがあり、がっつり系。 おいしかった。

 

「なぜ時間が有り余っている大学生の時に、色々やらなかったのか。

 勉強一つとっても、学びに最適な環境にあったのに」

というのは友だちとの間で繰り返し話題にするテーマなんだけども、

まあ、「とにかくお金がない」というのが一番なのかも。

そして、年上の人からどんなに口を酸っぱくして言われたとしても、

時間が有り余っているということのありがたさというのは、

その時にはわからないものなのだ。

 

【今日のご当地マンホール】

名大限定モデル!!!

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254-257:最近読んだ漫画

2023-11-26 16:33:13 | 23 本の感想
 『葬送のフリーレン(1)』
 
なんとなくわちゃわちゃ冒険活劇みたいなのを想像していたので、
淡々としつつもしっとりとしたムードが意外。
長命のエルフの「仲間が老いて死んだあと」、
あるいは「死にゆく仲間との再会」を描いているから
「葬送」なのね。
これは確かにちょっと他にはないムード。
 

『魔力のない無能令嬢なので、腰抜け騎士に嫁ぐことになりました』
 
たいした起伏もなく終わってしまった……。
やっぱりストーリーに障害らしい障害って必要なんだな。

 『悪役令嬢は無邪気に笑う』
 
ちゃんと「いいとこのお嬢様」の振る舞いだったから安心したよ!
「正ヒロイン」ポジションの女の子が、恥ずかしいくらいの悪役だった。
(しかし、彼女の作戦には無理があると思う)
短いけれど満足感あり。
 
 『アンの世界地図~It’s a small world~ 1』
 
絵にも設定にもストーリーにも安定感があって、
安心して読める。
タイトル&表紙からは想像できないが
舞台は徳島!!
 
 
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ドラマ:『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』 第1~3話

2023-11-23 21:24:57 | 2023年に見たドラマ・アニメ

FODで視聴。

コンセプトとキャラクターはおもしろいのに、

ストーリーにキレがなくて非常に残念。

見た3話とも全部、渦中の登場人物の言動が、ことごとく、

「なんで???」

「いや、そうする必要、まったくなくない??」

と腑に落ちないうえ、展開にも解決策にも爽快さがないのよ……。

竹内結子演じるヒロインの「天才」ぶりも、まったく感じられない。

キャラクターの賢さとか機転が利くところを見せようという意図自体が

ないのかもしれない。

 

竹内結子はこうしてあらためて見るときれいで魅力的な女優さんだったなあと思うし、

このころの中川大志くんはめちゃ可愛い。

キャラと俳優さんが良いだけに、もったいなさ爆発だよ。

 

そして、最近ドラマを見ていて思うけど、

最も気合いを入れて作っているであろう第1話で「合わない」と思ったら、

その後、印象がくつがえることってほとんどないね……。

 

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株主優待の記録(2023年11月)

2023-11-20 23:26:21 | 株主優待の記録

 

11月7日

日本ハム

でっかいロースハム

【賞味期限】

2024年1月10日

 

11月16日

カネ美食品

ホテルオークラ お菓子の詰め合わせ

 

11月19日

ブルボン

お菓子いろいろ

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252-253:皇なつき・小池一夫『夢源氏剣祭文 壱・弐』

2023-11-20 22:55:52 | 23 本の感想
皇なつき・小池一夫『夢源氏剣祭文 壱・弐』
★★★☆☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
時は平安、少女・茨木は父探しの旅の途中、鬼に耳を齧られ
14歳で鬼になるという運命を背負うことになるが…。
 
劇画原作の第一人者・小池一夫の同名小説を、
皇なつきが美麗に魅せる平安絵巻コミック第一弾!
 
****************************************
 
皇なつき先生、本当に絵が美しい……。
中学時代、友だちに皇先生の中国ものの漫画を借りて、
絵のあまりの美しさに衝撃を受けたものじゃった……
 
さて、今作は小池一夫先生原作ということで、
ストーリーはあんまり私好みじゃないんだろうな~と思っていたのだけども、
好みかどうか以前に未完であった。
 
袴垂に藤原純友、平将門、藤原秀郷、藤原道長、安倍晴明……と
有名人と次々絡んでいくものの、その人物との関わりが
ストーリー上、何か意味があるのかといったら、
ある・ないを判断できるところまで話が進んでいないという……。
2巻が出たのが2014年ということなので、続巻は望み薄しかな……。

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251:近藤史恵『それでも旅に出るカフェ』

2023-11-12 17:50:59 | 23 本の感想
近藤史恵『それでも旅に出るカフェ』
★★★☆☆3.5
 
【Amazonの内容紹介】
 
世界のさまざまなカフェメニューを提供する、カフェ・ルーズ。
円が営むカフェもコロナ禍の影響を受けていて……。
日常のちいさな事件や、モヤモヤすることを珍しいお菓子が解決していく。
「こんなカフェに行きたい!」の声続々のコージーミステリー第二弾。
 
****************************************
 
続編は、コロナ下の世界。
こういうの、記録としては貴重なのだろうけれど、
喉元過ぎていない現実をフィクションでまた突きつけられるのは、
ちょいと重くてしんどい。
 
最後の3話は苦しかった。
勝利者として妻になったのに、幸せであるとは言いがたい彼女が、
男の術中にはまっただけだと思い知らされるのが、痛々しい。
一作目も、ラストのあれこれが盛り上げた割に投げっぱなしになっていたから
今回のこれも、これ以上は深掘りはされないのかな。
一作目以上に、今回の終わり方にはもやもやしてしまう。
 
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250:わかやまけん『しろくまちゃんのほっとけーき』

2023-11-12 17:41:26 | 23 本の感想
わかやまけん『しろくまちゃんのほっとけーき』
 
【Amazonの内容紹介】
 
しろくまちゃんが、お母さんと一緒にホットケーキを作るお話。
1970年の発売以来ロングセラーを続ける「こぐまちゃんえほん」シリーズのなかでも、特に人気の1冊。

冷蔵庫から卵を取り出して(1個、割れてしまうけれど)、牛乳をいれてよくかきまぜる。

ふわふわの小麦粉とふくらし粉を加えてまぜたら、さあ、フライパンへ。

この後が、この絵本最大の見せ場。

ホットケーキがだんだん焼けていく12の工程が、楽しい擬音とともに見開きページにずらりと並んでいる。

「ぽたあん」と白い生地を落して、表面が「ぷつぷつ」してきたら、生地は黄色く色づいている。

「しゅっ」「ぺたん」とひっくり返せば、今度はこんがりきつね色。

「ふくふく」とふくらんだら、「ぽいっ」とお皿にのせて、できあがり。

お友だちを呼んで、なかよく食べたら、お皿洗いも、自分でやろう。

この本を開くたび、きっとホットケーキを食べたくなる。

子どもと一緒に、本を見ながら作ってみたい。0~3才向け。

****************************************
 
このシリーズ、存在を子どものころに知らなかったなあ。
1972年発行らしい。
子どものころに読んだものなんて、
ノンタンシリーズとかピーターラビットくらいしか覚えていないから、
読んだのに忘れているだけの可能性も大だけど。
 
ホットケーキを焼く過程が1ページの中に12段階に分けて描かれているのが、
私が持っていた絵本に対するイメージをくつがえす。
冷蔵庫から卵を出す時に落として割ったり、
材料をボウルの中で混ぜるときに材料が周りに散らばってたりと
妙にリアルだった。
 
絵本は、もはや好みとか好みでないとかいう問題ではない気がするので、
好み度★はなし。
 
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246-249:最近読んだ本

2023-11-08 10:27:23 | 23 本の感想
 『ほくほく広島ごはん 割烹ダイニング花桃の細腕繁盛記』
 
2巻が出なかった場合、「記憶喪失」は必要なかった設定になるし、
犯人は誰だ?と興味を引いて、「知らない人でした」というのは
エンタメとしてはかなり肩透かし。
(現実は「知らない人に逆恨みされる」は多いと思うけど)
でも、お金の問題をきちんと数値まで出して描いているのは
珍しくていいね~。

『木崎夫婦ものがたり 旦那さんのつくる毎日ご飯とお祝いのご馳走 』
 
同じ作者さんの別の本ではそこまで感じなかったのだけども、
デビュー作のこれは、かなり作家性が出ていると思う。
劇的な出来事は起こらず、ヒロインの心のひだをかき分けて描いているような
作風が、20代の頃に好きだった小説たちを作品を思い出させる。好き。
 

 『百合の華には棘がある』
 
群像劇なので、途中で中断すると
途端に話がわからなくなってしまう。一気読み推奨。
社会の闇に関わるようなハードな世界を軽やかに描いていて、
ライト文芸には珍しい感じ。
 

 『脱ダラダラ習慣! 1日3分やめるノート』
 
自分の場合、結局「切羽詰まっていなくて、暇だから」なんだよな~。
めちゃくちゃ忙しいとき、ネット見ないし、あんまり食べないもん。

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おでかけの記:ハイキング@あま市~蟹江市

2023-11-08 10:24:01 | おでかけの記

近鉄のハイキングに参加。

木田駅スタート、蟹江駅がゴール。

あま市七宝焼きアートビレッジ、佐藤醸造、山田酒造、お漬物若菜など

チェックポイントは設定されていたけれど、

お味噌や醤油漬物などは持ち帰るのが重いので一切買わず

味噌味のソフトクリームや葛餅バーを食べたくらい。

途中で小休憩を入れつつ 、10kmあまりをひたすら歩いた。

さすがに足が痛くなってきて、その日は体が重いのなんの。

でもお肌がツヤツヤになっているから、

やっぱり運動すると代謝が良くなるんだろうな。

 

11月だというのに夏日だと話題になっているこのごろだけど、

この日ももう、暑くて暑くて。

夏日でも朝晩は寒いから夏服というわけにいかず、着られる服が限られている……。

 

【今回のご当地マンホール】あま市

あま市って、七宝焼きの産地だったのね。

 

おまけ。

蟹江のは以前アップしたので、割愛。

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