金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

135-138:最近読んだ本

2023-05-26 13:19:27 | 23 本の感想
黒川伊保子『思春期のトリセツ』
 
先輩から借りた本。
「主張の根拠は薄いけど、声かけの具体例を知るにはいい」といって
貸してもらったのだけど、本当にそのまま、
「主張の根拠は薄いけど、例を知るにはいい」という感想。
相当な意志の力がなければ、実践は難しいとも思う。

 
以下は、いずれもkindle unlimitedにて。
生活の改善につながるような劇的な刺激を求めて
似たような本ばかり読んでしまうけれど、
そんな刺激はめったに得られないのである
 
namytone『忙しくても毎日をご機嫌に オトナ女子の暮らしレシピ 』

 おふみ『バッグは、3つあればいい 迷いがなくなる「定数化」』

 宮崎伸治『時間錬金術 「いつかやりたい」を「いまできる」に変える時間のつくり方・使い方』

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127-134:大西巷一『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 〈1〉~〈8〉』

2023-05-26 13:11:10 | 23 本の感想
大西巷一『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ 〈1〉~〈8〉』
★★★★☆3.5
 
【Amazonの内容紹介】
 
1420年、ボヘミア王国。
戦争により家族を虐殺された12歳の少女シャールカは、
フス派義勇軍の英雄ヤン・ジシュカに導かれ、
仲間たちと共に反カトリックの戦いに身を投じていく。
15世紀、中央ヨーロッパで起こり「宗教改革」の端緒となった
「フス戦争」をモチーフに、少女の視点で、
史実に基づいた凄惨な戦争を描く歴史巨編!!
 
****************************************
 
まず単純に、フス戦争を題材にして
10巻以上出ているのがすごいよ……!
 
カタカナに弱くて世界史から脱落した人間なので、
人名を覚えるのは早々にあきらめた。
 
ヒロインは「アイドル」「天使」扱いされているが、
その人生がハードすぎる。
序盤から村ごと虐殺されたうえに、ロリコン親父にレイプされ、
仲良くなった友達は次々に死に、
籠城戦で餓えのために人肉を食らい、
セックス教団みたいなのに巻き込まれて全裸生活し、
死刑を免れるために妊娠・出産し……
 
単純に宗教のためだけに戦っている訳ではないので、
味方だったはずが仲違いして敵に回り、また手を組んで……と
めまぐるしく陣営が入れ替わる。
めちゃ強いじいさんヤン・ジシュカもいいが、
バルバラ皇后も魅力的。
 
全く好みではないけど、面白い。
ということで、好み度は★4寄りの★3.5。
 

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126:谷瑞穂『めぐり逢いサンドイッチ』

2023-05-22 11:33:52 | 23 本の感想
谷瑞穂『めぐり逢いサンドイッチ』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
靭公園にある『ピクニック・バスケット』は、
笹子と蕗子の姉妹が営むサンドイッチ専門店。
お店を訪れるのはちょっとした悩みを抱えた個性的なお客さんたち。
読むと心がほっこり温まる、腹ペコ必至の物語!
 
****************************************
 
第一話は叙述トリックめいた書き方になっていて、
「おっ、ひねってある」と思ったのだけども、
第二話以降はストレート。
設定された謎もその多くにすぐに見当がついてしまって、
「なぜこの人たちは気づかないのだろう……」と
思ってしまった。
それでも、ふんわりとした優しい世界が心地よい。
 
イケメンの川端さん、作者さんが想定していたよりも
嫌な印象を読者に与えているのでは……と心配になってしまった。
蕗ちゃんへのアプローチに、ときめくどころか、
なんか気持ち悪いな……と思ってしまった。
 

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118-125:最近読んだ漫画

2023-05-20 21:04:56 | 23 本の感想
船津紳平『東大リベンジャーズ〈1〉・〈2〉』
 
先輩から借りた漫画。
「犯人たちの事件簿」の漫画家さんなのね。
元ネタの『東京リベンジャーズ』は未読だけど、
たいへん面白かった。
東大へ入る話ではなく、東大に入った後を描いているのが
珍しい。
 

 

以下はkindle unlimitedにて。

 高松美咲『スキップとローファー〈1〉』
 
いつイジメが始まるかとヒヤヒヤしてしまった。
優しい世界でよかった……
 

成田美名子『花よりも花の如く 1』
 
冒頭から情報量が多すぎてついて行けなくなったのだけども、
単にわたしに能に関する知識がないからというだけではなく、
別の作品の続編? だからというのもあるみたい。
能に興味を持つきっかけにはなりそう。
痴漢の疑いをかけられた回がよかった。
 

 

ma2『私たちが恋する理由(1)』
 
ひたすらに恋だね。キュンだね!!
 

 
 
長田佳奈『うちのちいさな女中さん 〈1〉』
 
ストーリーに起伏はほとんどないけれど、
言葉に頼らず仕草や表情で心情を描いているのが
好み。

 須河篤志『君の心を漢字たい〈1〉』
 
ベタといえばベタなラブコメなんだけど、
漢字という、ちょっとためになる知識を
絡めているのがいいね。

 田村茜『モブ子の恋〈1〉』
 
恋だね、キュンだね(2回目)。
状況をひっかきまわす新人の女の子が、
安直な意地悪ライバルでなくてよかった。
ヒロインも恋の相手も、どちらも地味なタイプなのも、
リアリティというか説得力があっていい。

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110-117:最近読んだ本

2023-05-18 10:00:02 | 23 本の感想
『とりかえばやの後宮守』
 
この世界には死穢の概念がないらしい。
 
そんな身分の男が、自らそんなところまで出向いてこないだろとか、
価値化や考え方があまりにも現代的すぎるとか、
ツッコミどころはありすぎるほどあるんだけど、好きだよ。
悪役の六花がストレートに悪役でなかなかよい。

 

真楠ヨウ『御執事様の仰せのままに』
 
『うちの執事が言うことには』という先行作品があるから、
難しいね。
あちらが特に好きというわけでもないんだけど、
どうしても見劣りしてしまう。
執事に顔以外の魅力がないことと、
BL臭が気になった。

 

川崎七音『ぼくらが死神に祈る日』
 
同級生の女の子二人はキャラも面白く、
エピソードもよかったのだけども、それだけに
メインのはずの姉に関する要素が
精彩を欠いていたのが惜しい。
中盤が楽しいだけに、
シリアスさが茶番に見えてしまうというか……
 

 
 高岡未來『黒狼王と白銀の贄姫 辺境の地で最愛を得る』
 
虐げられていた女の子が力のある男に愛されて
幸福になるシンデレラストーリー、今また流行っているなあ。
夫がわりとあっさりヒロインにめろめろになって溺愛になるのが
物足りないといえば物足りないのだけども、
定番のストーリーラインならではの強さがある。
「王」というのが設定だけで終わらず、
ちゃんと政治的な要素にも触れていたのが好印象。
 

 池田千恵『朝の余白で人生を変える』

瀧本真奈美 『自分に心地よい小さな暮らしごと』

 桜田千尋『満月珈琲店のレシピ帖 12星座とめぐる星カフェメニュー』

 ponpoco,pocohaha『65歳、より少なく軽やかなシンプルライフ』

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