金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

おでかけの記15:名東図書館

2018-11-29 11:59:01 | おでかけの記


10年ぶりくらいに行った。
ここから徒歩圏内の場所に住んでいた時期があったので
とてもなつかしい気分。
当時はとにかく暇だったので
(やったほうがいいことはたくさんあったのだけど、
 「やったほうがいい」のだと知らなかった)、
本をよく読んでいた。

建物は古いんだけど、学生用の自習室とは別に
社会人用の閲覧室が作られているのがとてもよい。
そして、蔵書数も多くはないけれど、
置かれている本に好みのものや興味を惹かれるものが多い。
久しぶりに行った今回も、読みたい本がたくさんあった。

気軽に食事のできる場所がないのがネック。
名東図書館のすぐ北の角は、どんな店が入っても
すぐにつぶれるなあ……という印象があったのだけど、
10年ぶりに行った今日も、その角は空き店舗だった。
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三重探訪2:赤目四十八滝

2018-11-26 15:42:51 | おでかけの記
翌日の朝食は、三重県内の一部で展開しているらしい
「港屋珈琲」。
店の窓が、船を模して丸かったり、
トイレのマークが「人魚」と「船乗り」だったりして
店名とコンセプトをそろえている様子。
朝は飲みものに、「トースト&ゆで卵」あるいは
「パンケーキ」のつくモーニングサービスあり。



このパンケーキのモーニングサービス、いいね。
近所にあったら通いたい。



追加で頼んだチーズちぎりパンもおいしい。
ここは夕方にももう一度行ったのだけど、
あくまでも「喫茶店」であって、
ドリンクとデザートが主。
食事のメニューは少なめだった。

朝食後、再び赤目四十八滝へ。



入り口にある日本サンショウウオセンター、
サンショウウオへの愛を感じる施設で
とても好ましい。
自販機で入山料を払うと、イラストメインの可愛い整理券が出て来る。
窓口で払うと、カラーのほうの整理券。








布曳滝は、本当に布のよう。






最後の巌窟滝は、なにが「巌窟」なのかわからなかった。

滝の中には、水が足りないのか
「本日休業」状態のものも。

普通のパンプスでもいける、と聞いて
本当に普通のパンプスで行ったのだけど、
それで歩くのはほとんど苦にならない。
ただし、足場が悪い場所もあるため、
パンプスはボロボロになってしまった……。
そして夜ばかりではなく、昼間ももう結構寒いので
登山用のウェアじゃない普段着で行くのなら
冬用のコートは必要。
歩いている間は暑いけど、基本的にかなり冷えます。


紅葉はまだ「きれい~!」ってほどではない。

写真撮りわすれたけど、入り口付近で売っている
「へこきまんじゅう」というサツマイモ入りの
お菓子がすばらしくおいしい。
プレーンタイプしかかわなかったんだけど、
他の味も買えばよかった~!!
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三重探訪1:伊賀上野

2018-11-25 14:45:10 | おでかけの記
連休中、三重県へ。

今回のメインは赤目四十八滝なのだけど、
近いのでまずは忍者推しの伊賀上野へ。
名古屋からは、名鉄バスセンターから三重交通の
直通バスが出ている。



上野市駅のすぐ近くの公共施設のトイレ。
くのいちになっている。

忍者博物館は、忍者ショーがかなりレベルの高い
エンタメになっていて感心。
そして、忍者屋敷も面白かった。
実際は、忍術や忍び道具、忍者屋敷のからくりは
江戸後期以降の創作によるものが大半だと思うんだけど、
中二心を刺激する要素たっぷりで、
少年少女や外国の人がしびれるのがわかる。
博物館内で売っているのか、
忍者装束を身にまとったビジターが(大人も子どもも)いっぱい。
とくに小さい子が忍者装束着てるの、
めちゃ可愛い……。



近くには松尾芭蕉の記念館も。
彼は伊賀の出身。
そういえば、「芭蕉=忍者」説もあったね。



博物館&上野城近くの「若葉」さんで遅い昼食。
久々のラーメン、おいしかった……。
小さい店だからというのもあると思うんだけど、
正午近くに通りかかったときも、
二時過ぎに戻ってきたときも店の外に行列ができていた。
人気の店なのかな?

上野市駅から伊賀神戸、そこからさらに乗り換えで
赤目口駅へ。
17:20ごろ、入山。
赤目四十八滝は入り口付近だけ、
25日までライトアップしているのだった。










きれいだったけど、ピンクやら紫から黄色やら
ライトの色で染め上げているので、
「紅葉である必要はないのでは……?」
という疑問がついてまわる。

名張のホテルに荷物を置いて、
一日の締めの夕食は、「焼肉レストラン 奥田」へ。




伊賀牛を堪能。
盛り合わせ+ユッケ+飲みもの+デザートでひとり5千円。
超リッチな気分!!
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おでかけの記14:近所の喫茶店

2018-11-22 16:51:33 | おでかけの記
自宅から徒歩5分くらい。
駅近でもないし、大通りにも面していない、
本当に地元の常連客がほとんどといった感じの喫茶店。

食べログで見たときは、サンドイッチのメニューが豊富で
わくわくしていたのだけど、投稿時とは方針が変わったのか、
サンドイッチのメニューは基本的なものが少しだけ。



ミックスサンドとカフェオレで800円ちょっと。
サンドイッチは、これの半分~3分の2くらいの量でよかったな。

モーニングとランチタイムを外せば人も少なそうだし、
テーブルも広い。
アウトプットや作業をするのにはとてもよさそうだから、また行こう。

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おでかけの記13:東山動植物園

2018-11-22 16:15:24 | おでかけの記
先週、チケットを譲ってもらったのをきっかけに
久しぶりに東山動物園へ。
ここは保育園時代から何度も行っている場所なので
簡単に。


めちゃイチャイチャしてるカリフォルニアアシカ。

寝てる。

ずっと寝てる。

アカカンガルーもまったりモード。



新しくなったゴリラコーナーはめちゃ人気。
ゴリラがすごい大きな雄たけびを上げていたのだけど、
見に来ていた幼稚園児たちが対抗して
「オウオウ」とわめいていたのがおもしろかった。


ゴリラも仲良し。


イケメンゴリラと名高いシャバーニって
このゴリラかな?


ワオキツネザルのサンルーム。
両手を広げて日光浴するんだそうだ。


11月中旬になったけど、
紅葉にはまだ早かった模様。
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おでかけの記12:トド アリトル ナレッジ ストア

2018-11-16 18:17:38 | おでかけの記
星ヶ丘テラスに今年できた店。
星ヶ丘テラスは近辺に用事があったときに
たまに立ち寄るけど、
上の方の階はほとんど足を踏み入れないので
この店の存在自体を知らなかった。

オープンは11:00。
ランチタイムは混むから嫌なんだよな……と
開店してまもない時刻に行く。

店内は広々として、ブラインド越しの日差しも差し込み、
開放感がある。
コーヒーとチーズケーキをセレクト。

カップのデザインが可愛い。


チーズケーキは、ムースというかクリームに近い食感。
歯ごたえなしのとろーり系。
注文を受けてからタルト生地?の上に載せるそうなので
下のタルトがサクサクのままなのがいいね。
平日とはいえ、12:00になっても空席は結構あったので、
あまり混まない店なのかもしれない。
道路を歩いてる分には存在に気付かないもんなあ。
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91:藤田素子 『日野富子』

2018-11-15 20:18:45 | 18 本の感想
藤田素子『日野富子』(オフィス漫)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

室町時代末期。
室町幕府八代将軍・足利義政の正妻であり、
悪女の代名詞でもある日野富子。
京の都を焼き尽くす大乱「応仁の乱」の
直接的な原因を作ったとされる美女の野望とは
いったい何だったのか?

**************************************************

30年以上も前の作品についてああだこうだ言うのも
理不尽な話なのだけど、画力の問題で、

富子「なんて美しい乳母だろう」
わたし(どこが……?)

となってしまうのが悲しい。

オリキャラは、ヒロインの恋愛によって
作品に華やぎを出すサービスだったのかもしれないけど、
いなくても話が成り立ったな。
そして、お今が登場して早々に死んでしまうので、
義政が彼女の面影を追っていることに
説得力が出ないのが惜しい。

日野富子に関する流れのおさらいとしては
楽しく読んだ。

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90:宮田珠己 『おかしなジパング図版帖 -モンタヌスが描いた驚異の王国-』

2018-11-15 15:49:02 | 18 本の感想
宮田珠己『おかしなジパング図版帖 -モンタヌスが描いた驚異の王国-』(PIEインターナショナル)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

噂と空想が入り乱れる、フシギの国の挿画

「モンタヌスやその時代の人々の日本情報は、
そんな意外性と荒唐無稽さが横溢して、実に胸躍る、
ありえない世界を現出させていた」。
外国人が想像で描いた、でたらめでほほえましい日本の地図や、
豊満な胸をした女性のブッダ、だぶだぶソデのサムライ、
ラジオ体操おじぎをする日本人たちなど、ユニークすぎる絵図の数々。
「そうして私はなぜか気づくと、
自分でこんな本を書くことになっていたのである」(宮田珠己)。


宮田珠己さんに、モンタヌスの魅力を解説していただきました。

**************************************************

仏像の絵が本当にひどくて笑ってしまう。

写真がない時代のことは、本当に想像するしかないんだけども、
実際に日本を見てきた人物の描写力・説明能力・画力、
そしてそれをもとに絵を描く画家の
理解力・知識・再現力だよりなものだから、
こういうことが起こるんだろうな。
そう思うと、写真って本当に画期的な発明だよ。

挨拶について「日本人はいつも必ず偽りの微笑をもっておこなう」、
「日本では、曖昧なのが一番よい言葉であり、最も重んぜられる」
と書いたルイス・フロイスの観察眼のするどさよ。

筆者のコメントもユーモラスで楽しい。

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89:瀧山幸伸 『一度は行ってみたい 街並発見』

2018-11-15 15:37:40 | 18 本の感想
瀧山幸伸『一度は行ってみたい 街並発見』(二見書房)
★★★★★

【Amazonの内容紹介】

にっぽんの街並遺産
知らない街を歩いてみよう。
今こそ、日本の旅がおもしろい。

古きよき日本の街を発掘しつづける地理学者が、
一度は訪ねてほしいと薦める日本のあまり知られていない
美しい街並みを65選んで紹介する「日本発見」の旅の手帖。

日本のいいとこ見直す旅へ。こんな町を旅したい――とっておき〔 古きよき街並 〕

**************************************************

いや、わかってるよ。写真マジックだって。
実際に見に行ったら、写真から感じるほどじゃないって。

だけど、素敵~!!

個人的に気になったのは、

・三重県の須賀利
・岡山の勝山

の二か所。
近場だと

・有松
・関市

かな。

ガイドブックとしての機能はほとんどないので
(行き方とか所要時間とかは一切載っていない)、
旅行先の選定や、イメージを喚起するための写真集として
使うのがいいかも。

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88:吉澤まも・広東もな 『ぎふの里歩き30』

2018-11-15 15:27:16 | 18 本の感想
吉澤まも・広東もな『ぎふの里歩き30』(岐阜新聞社)
★★★☆☆

【Amazonの内容紹介】

日本の真ん中にあり、南は伊勢湾近くの海抜0メートル地帯、
北は3000メートル級の「日本の屋根」北アルプスを擁し、
まさに日本の縮図というべき風土を有する岐阜県。
山国ならでは、緑の山々や清流は都市化の波を免れ、
美しい姿を保っている。
そして、自然と共に生きる人々の「里暮らし」も、
多くが伝統的な建築物や祭りに代表される素朴な風俗を今に伝え、
都会の人たちの「心を洗う」魅力にあふれている。
今回出版する「ぎふの里歩き30」は
そんな岐阜県の里の素晴らしさを余すところなく伝える一方、
「里歩き」という新しい「たび」のあり方を提案する。
(以下略)

**************************************************

こんなニッチな題材、どこの出版社が出すんだよ!

と思って手に取ったのだけど、やはり岐阜新聞社だったか……。

飛騨高山、飛騨古川、郡上八幡といった有名どころだけでなく、
岐阜県出身のわたしでさえ、
「名前は聞いたことあるけど、どんなところか知らない」
という場所を取り上げてくれていてよかった。

個人的に気になったのは、
・恵那市の岩村城とその城下町
・揖斐川町の天空の里
の二つ。
ものすごく交通の便が悪そうだけど……。
郡上八幡は行ったことあるけど、
天気がよくてさわやかな5月くらいに行きたいな。

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