姫野カオルコ『すっぴんは事件か?』(筑摩書房)
★★★☆☆
男女関係や文学に関する「そういうことになっている」という
前提に対して、ユーモアたっぷりに考察を加えたエッセイ。
「男女差もの」のエッセイでは
「男は意外にネチネチしていて、女は意外とサバサバしている」
と規定されているのに、
有名人の女性が書く「有名ステキもの」のエッセイでは
「男はサバサバしているからよい、女はネチネチしてるから悪い」
という前提で書かれており、説が一貫していない!!
……という指摘は、なるほど言われてみれば確かに、であった。
ライトでさくさく読めるので、移動中のひまつぶしによし。
★★★☆☆
男女関係や文学に関する「そういうことになっている」という
前提に対して、ユーモアたっぷりに考察を加えたエッセイ。
「男女差もの」のエッセイでは
「男は意外にネチネチしていて、女は意外とサバサバしている」
と規定されているのに、
有名人の女性が書く「有名ステキもの」のエッセイでは
「男はサバサバしているからよい、女はネチネチしてるから悪い」
という前提で書かれており、説が一貫していない!!
……という指摘は、なるほど言われてみれば確かに、であった。
ライトでさくさく読めるので、移動中のひまつぶしによし。