11月で、gooブログサービス終了……
ホームページやRSSリーダーのサービスが
次々にサービス終了していったけれど、
ブログがなくなることは想定していなかったな。
同業の友達に誘われてこのブログを始めたのは2005年。
2004年からサービスが始まったみたいだから、
結構初期のころからお世話になっていたんだなあ。
「書くことなら、自分は苦にもせず続けられる」
とわかったのが、ブログを始めていちばんの収穫だったかも。
20年続けたもんね。
日記をノートに書くようになって以降は
仕事で使う「読んだ本」の覚え書きと検索のために使っていた
このブログ。
カテゴリー分けやリンクが無効になっちゃうのが嫌なんだけど、
どこか別のサービスに引っ越すことになるのかなあ。
オフラインのドキュメント形式で保存してもいいのだけれど、
出先でメモしたことを調べられるのがオンライン読書記録のいいところ。
ちょっと考えます。
ネットの世界は広大だといっても、昔見てたサイトの大部分は
サービス終了で消失しており、蓄積されていくものでもないのだな……
としみじみ。
「人が見ていることは頭の片隅にあるけど、
あなたに向けて書いてない。私のために書いてる」
というブログのスタンスが好きだったのだけど、
引っ越し先も限られていることを思うと、
この形式はいっそう少なくなっていくのかも。
このまとめを書くために記事を遡ってみたら、
2024年、仕事関係の資料以外の本を読んでいなさすぎて
びっくりした!
物理的にはたいして忙しくはなかったのだけども、
長期間携わっていた仕事のせいで、
ずっと気持ちに余裕がなかったのだった。
でも、今年は、
・いっぱい旅行した
・初めて観劇をした
・初めての種類のイベントに複数回参加
となかなか充実した1年で、大満足。
新しいジャンルの仕事も舞い込んできて、
来年がとっても楽しみ!
ということで、1年をふり返って、
今年も読書と映像作品のベストをまとめてみた。
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【小説】
①瀬尾まいこ『私たちの世代は』
②辻村深月『この夏の星を見る』
③戸森しるこ『ぼくらは星を見つけた』
④山本周五郎『樅ノ木は残った』
気持ちに余裕がなくなると、長編の小説を読まなくなる
(短編は区切りをつけやすいから、心がければ読める)。
何を読んだのかも覚えていなかったくらい。
高評価だったのは上記の ①~③。
『樅ノ木は残った』は、好みかどうかという評価基準を超えた
作品なのだけど、印象的だったので入れた。
【小説以外】
①Emi『今日から変わる わたしの24時間』
②岡本真帆『水上バス浅草行き』
今年は、新しく現代歌人の短歌集を読み始めた。
韻文には、たぶん日本人の平均よりは触れていると思うけど、
それは仕事柄であって、積極的に読もうとしてこなかったのだった。
新規開拓のつもりで、手に取りはじめた。
【漫画】
①乃木坂太郎 『夏目アラタの結婚』
②荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
③山岸凉子『日出処の天子』
いちばん読んだのは、実写ドラマを契機に再読した『ゴールデンカムイ』だけど、
これは再読なので除外。
新規で読んだ中では『天幕のジャードゥーガル』と
『後ハッピーマニア』も面白かった。
これらはストーリーがまだ序盤だろうから、来年度以降に持ち越し。
【映画】
①『チャチャ』
②『夏目アラタの結婚』
③『ラストマイル』
今年見た映画は11本。
見た直後の評価で言ったら、
『窓ぎわのトットちゃん』
『ルックバック』
が高いんだけど、こういうふうに後で振り返ったときに
選出するのは、違う映画だから面白い。
「よくできている」より「好み」の映画の方を選んでる。
全体の出来が良くなくても、ものすごく好きなところがある映画は印象的。
『チャチャ』は2回見に行き、パンフレットも買った。
【ドラマ】
①『95』
②『ゴールデンカムイ』
③『光る君へ』
数回しか見ていないものもあったけど、
ドラマはわりと見ていた。
2024年度のベストは、断然『95』。
これはかなり好き嫌い分かれそうだし、
「いきがった高校生が暴れてただけじゃん」
という感想には「確かにね」としか言いようがない。
私も、キャストが違ったら、選ばなかった可能性があるし、
そもそも見ていなかった。
でも二度と戻らない季節、自由なようで自由でない、
高校生ならではの葛藤が眩しいのよ〜!
『光る君へ』は文句をつけたいところがいくつもありつつ、
なんだかんだ楽しく最後まで見ていた。
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2025年は、生活の中に読書や映画・ドラマ鑑賞を
自然に組み込んでいけるようなリズムを作りたい。
「娯楽なんだから、無理に読んだり見たりしなくていいじゃん」
という気持ちもあるのだけども、私の場合、
これらは仕事も兼ねているので「読まなきゃ/見なきゃ」の呪縛から
逃れることはできないのだった……
最近は、一日の時間割に組み込んでいて、
しかも夜になると手つかずになりがちだから、
明るいうちに消化している。
これを義務じゃなく習慣にできたらいいな。
ご訪問くださっているみなさま、今年もありがとうございました。
よいお年を!
【小説】
好み度★5
朱野帰子『対岸の家事』
谷津矢車『廉太郎ノオト』
好み度★4のうち印象に残っているもの
永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』
砥上裕將『線は、僕を描く』
知念実希人『仮面病棟』
井上ひさし『東慶寺花だより』
垣谷美雨『老後の資金がありません』
柚木麻子『早稲女、女、男 』
澤村伊智『ぼぎわんが、来る 比嘉姉妹シリーズ』
内館牧子『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』
柚木麻子『らんたん』
【追悼・永井路子先生】
たぶん、私が人生で初めて「作者読み」したの、永井先生だったと思う。
「鎌倉殿」効果でいっぱい復刊してくれて、本当によかった。
そして、著作はすでに図書館にも置かれなくなっているので、
電子書籍の時代になったのもありがたい。
【小説以外】
倉本一宏『権記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
西田友広『吾妻鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
植村直巳『青春を山に賭けて』
稲垣栄洋『世界史を大きく動かした植物』
三土たつお『街角図鑑』
吉岡乾『なくなりそうな世界のことば』
toka『おうちを楽しむマイルーティン』
安藤ゆき『町田くんの世界 』
荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
の2作は面白かったし好きだけど、
まだ最初の1~2冊しか読んでいないので保留に。
漫画、電子書籍の積ん読がすごい量になっているので
来年は少しずつでも消化したい。
【映像作品】
映画『神は見返りを求める』
映画『犬部!』
映画『色男ホ・セク』
今年見た映画は14本。
『インディペンデンス・デイ』は初見じゃなかったので除外すると、
好み度★5をつけた映画は一つもなかった。
好みじゃないけれど印象的だったのは、上記の4作。
『犬部!』は好み度としては★3.5だったのだけども、
インパクトがあった。
そして、今年の大河ドラマを3ヶ月で脱落してしまった代わりに、
ドラマはわりと見ていた。
仕事の資料として何人かの俳優さんの出演作を見ていたためだけど、
完走できたのは以下の4作のみ。
ドラマ『夜行観覧車』
ドラマ『ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~』
ドラマ『ボクの殺意が恋をした』
ドラマ『SPEC』
大河ドラマ以外にテレビを見てこなかった人間の
所感だけども……
大河ドラマも「明らかに尺の配分がおかしい」とか
「整合性が取れない」とかあるけど、そこは天下のNHKで、
まだ良い方なのだということがわかった。
テレビドラマって、映画とちがって、
完成していない作りかけの段階でリリースしちゃうから、
「放送し続けていい出来じゃないだろ」という代物でも
最後まで遂行しなきゃいけないのね……。
頑張っている俳優さんとかスタッフさんたちが
気の毒になるものもある……。
あと、「単純接触効果」の影響は思っていたより大きく、
いろんな媒体でその人に触れて情報が蓄積していくと、
解像度が上がって魅力がわかるようになることもある。
俳優のYYくん、苦手な顔だな~と思ってたけど、
わりと好きになっちゃったもん。
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2024年の大河ドラマは、藤原道長×紫式部になりそうなのが
やや不安ではあるのだけども、かなり楽しみ!
「風と雲と虹と」「炎立つ」も平安時代中期だけど、
地方が主な舞台で武士が主人公だったから、
「平安貴族もの」はおそらく初のはず。
ご訪問くださっているみなさま、今年もありがとうございました。
よいお年を!
今年はもう、なんといっても大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が素晴らしく、
わたしの「最高に面白かった!!」もそれに尽きる!
長野・東京・千葉・埼玉・神奈川・静岡と
いろんなところへ行けたのもよかった。
本は319冊と、冊数だけはそこそこ。
一昨年あたりから、しばらく離れていた歴史ものの小説を
わりと読むようになって、やっぱり「好き!」と思うんだけども、
仕事柄、現代もののエンタメももっと摂取しないとな~と反省。
以下、2022に読んだ&見たものの中で、
印象的だったもの。
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【一般小説】
浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』
綿矢りさ『手のひらの京』
高橋克彦『時宗』1~4
朝比奈あすか『翼の翼』
根本聡一郎『プロパガンダゲーム』
町田そのこ『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』
柚木麻子『BUTTER』
宿野かほる『ルビンの壺が割れた』
朝比奈あすか『ななみの海』
初めて読む作家さんが多かった。
実は「すごく好き!」というものは、少ない。
好きとはちがうんだけど、印象的だったな~という作品が多い。
昔は「好き!」だけで選べたけれど、
最近は、「好きじゃないけど、この仕掛けはすごい」とか、
「筆力に圧倒される」という評価基準の
ウエイトが重くなってきている気がする。
読み終わった直後は★5をつけたのに、
その後、続編を読まないままになっているものもある。
逆に、ほしおさなえさんの作品は★5をつけていないのに、
3シリーズ+単巻読んでいて、たぶんかなり好きなんだろうな……。
【ストーリー漫画】
大和和紀『イシュタルの娘 小野於通伝』
河村恵利『花の君参る 上杉景勝室・菊姫』
歴史もの3つはどれも「好き!!」なんだけど、
あとの2つは、好きとはちょっとちがう。
人を選ばず自身をもっておすすめできるもの、という感じ。
以下は大好きだけど、まだ完結しておらず、
この先どう転ぶかわからないので外したもの。
佐藤二葉『アンナ・コムネナ1・2』
風越洞・壱村仁『ふることふひと〈1〉~〈4〉』
【コミックエッセイ】
【映像作品】
映画『RRR』
ドラマ『アンナチュラル』
ドラマ『MIU404』
アニメ『平家物語』
昨年32本見た映画を、今年は8本しか見ていない。
しかも、映画で「好き」「おもしろい」と思ったものは
『RRR』だけだった。
代わりに、アマプラでドラマとアニメをいくつか見た。
上記のものが面白かった、
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2023年は
「ネットで時間を無駄にするくらいなら、本を読むor映画を見る」
が目標。
本当に、時間を浪費してるから……。
ご訪問くださっているみなさま、今年もありがとうございました。
よいお年を!
昨年に引き続き、2021年も仕事の一つをほとんど放棄し、
代わりにエンタメの消化にいそしんでいた。
12月に転機となる出来事があったので、
2022年度は放棄していた仕事に復帰しつつ、
エンタメの摂取もほどほどにして行きたいところ。
以下、2021に読んだ&見たものの中で、
印象的だったもの。
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【一般小説】
①『わたし、定時で帰ります。』
②『本屋さんのダイアナ』
③『身もこがれつつ』
『わたし、定時で~』、ドラマは見ていなかったけど、
ドラマにしても映える話だろうな~と思う。
『武蔵坊弁慶1・2』は、とてもおもしろかったけど、
思い出補正が多分にある……という自覚があるため、
リストには入れず。
【漫画】
①『へうげもの』
②『かげきしょうじょ!! シーズンゼロ』
③『メタモルフォーゼの縁側』
④『夢の碑 風恋記』
『へうげもの』は文句なしの一番。
今年、漫画はたくさん読んだのもあって、
好きなものにもたくさん出会えた。
『ほしとんで』
『逃げ上手の若君』
『二月の勝者』
この三つは、「好き! おもしろい!」よりも、
「この題材でよくも……!」という感嘆が大きい。
【随筆】
①『バッタを倒しにアフリカへ』
随筆、あんまり読まなかったな。
どちらも面白い。
【鎌倉幕府関係】ジャンルごちゃまぜ
新書『頼朝の武士団』
単行本『承久の乱と後鳥羽院』
小説『修羅の都』
小説『寂光院残照』
漫画『鎌倉秘恋 北条恋ヶ谷』
大河ドラマ効果で、関連本がたくさん出ているので
来年は読む物がたくさんありそう!
【その他】新書とか学術書とか
『生理用品の社会史』
『役に立つ古典』
『新古今~』以外はAmazon Unlimitedにて。
読み放題じゃなかったら読まなかったものもあるが、
いずれも読んでいてわくわく。
【映画】
①『キューティ・ブロンド』
②『花束みたいな恋をした』
③『エクストリーム・ジョブ』
今年はアマプラのウォッチリストを消化したものあり、
1年で32本見た。今までで一番多かったかも。
好み度★4~5を付けた中だと
見た直後の評価と、振り返ってみたときの評価が
一致しないの、おもしろい。
見た直後は★5でなかったのに、
時間が経っても鮮やかに印象に残っているものはある。
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2022年は仕事の資料読みばかりになりそうだけども、
最低でも1ヶ月に本1冊、映画2本は仕事に関係なく摂取して、
電子書籍とウォッチリストの消化をすすめたい。
大河ドラマ、楽しみだな~!
関連本もたくさん出そうだし、関連スポットも観光地として
親切設計になっていくんじゃないだろうか。
楽しみいっぱいの2022年。
ご訪問くださっているみなさまも、よいお年を!
2020年は、いくつか兼ねている仕事のうちの一つを
ほとんど放棄していたおかげで、
趣味に走った一年となりました。
放棄していることに焦りはあるけれど、
自分のキャパをこれだけ食われていたのだな、と
認識することに。
来年は心機一転、その仕事もがんばる予定。
みなさま、よいお年を!
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【一般小説】
①永井路子 『炎環』
②塚本邦雄 『藤原定家―火宅玲瓏』
③塚本邦雄 『菊帝悲歌―後鳥羽院』
④吉田一 『藤原定家―美の構造』
⑤田中阿里子 『猪名の笹原かぜ吹けば 紫式部の娘 賢子』
⑥澤田瞳子『秋萩の散る』
⑦佐藤雫 『言の葉は、残りて』
珍しく趣味に走った一年。
原点回帰で歴史&古典に浸っていたので、
好み度の高かった本もその関係ばかりに。
【古典】
①繁田信一 『御堂関白記 藤原道長の日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
②山本淳子 『紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 』
③池田亀鑑 『平安朝の生活と文学』
④長谷川法世 『マンガ日本の古典 源氏物語上・中・下』
「古典」と「歴史」の線引きが難しい。
『御堂関白記』は「歴史」じゃないか? とも思うのだけど、
「日本の古典」と銘打たれているからこっちへ、
電子書籍のセールをしていた影響で、
ビギナーズ・クラシックスのシリーズを結構読んだ。
「御堂関白記」はこれまで関連書籍を読んでこなかったため
特におもしろく感じた。
【歴史】
①繁田信一 『かぐや姫の結婚』
②山中智恵子 『「明月記」をよむ―藤原定家の日常』
③村井康彦 『藤原定家 『明月記』の世界』
④ 大岡敏昭 『新訂 幕末下級武士の絵日記』
⑥松薗斉 『王朝日記論』
『明月記』もジャンルに迷ったけれど、こっちへ。
『幕末下級武士の絵日記』、興味の薄いジャンルだったけど
ほんわかした絵柄になごむし、当時の風俗や武士の生活が
伺えておもしろかった。
【その他】
①鵜飼秀徳『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』
②宮口幸治 『ケーキの切れない非行少年たち』
③石徹白未亜『節ネット、はじめました。』
④サンキュータツオ『ヘンな論文』
今年は仕事関係の本をほとんど読まなかった。
そのため言語関係の本がない。
【漫画】
①遠藤達哉『SPY×FAMILY 1~3』
②杉田圭 『超訳百人一首 うた恋い。』1~4巻
③石川ローズ 『あをによし、それもよし 3 』
④スズキダイチ 『ヒロイック・コンプレックス(1)』
⑤鶴谷香央理『メタモルフォーゼの縁側(1)~(3)』
⑥D・キッサン『千歳ヲチコチ: 4~8』
⑦えすとえむ 『いいね!光源氏くん1~4』
⑧伊藤ゆみ 『お寺のおくさん1~4』
漫画は積読解消で結構読んだけれど、
数のわりにあまり記憶に残ってないな……。
③と④は応援したい! という心持ちで。
【映画】
①『薬の神じゃない!』
②『ジョジョ・ラビット』
③『パラサイト 半地下の家族』
④『来る』
『来る』は決して出来はよくないのだけど、
一点突破のおもしろさがあった。
今年は映画館の会員になったため、
わりと映画館によく見に行っていた。
それでも、コロナウイルスの影響で
行けない期間があり、見たのは17本。
映画も積読というか、アマプラの視聴リストに
入ったままのやつがたくさんあるので、
来年は消化したい……。
物理的には特に忙しいわけではなかったのだけども、
追い立てられているような気分の続いた2019年。
本もたいして読めなかったし、
映画なんて見た本数が激減していたのだけども、
大河ドラマ「いだてん」は毎週楽しみだったし、
あちこち行けた。
ちょっと、今の状況に飽きてきたな……という気分なので、
来年は新しい仕事を開拓したいな。
そして開設以来、ずっと自分のためだけに
書いてきたこのブログも、
そろそろ少しは人の役に立つものにしたい。
と言っても、店の公式サイトへのリンクを貼るとか、
その程度のことだけど。
ご訪問くださった方々、ありがとうございました。
ここ1年、訪問者数がかなり増えていたのですが、
やっぱり「いだてん」感想を見に来てくれた方が
多かったのかしら。
「麒麟がくる」も視聴予定です。
みなさま、よいお年を!
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【一般小説】
実は今年、
「いくら出したら続きが読めますか?
1冊あたり3万円くらいなら出します!」
というレベルの、いまだかつてなく好きな小説に
出会ってしまった。
諸事情でここには書けないので、
ブログに記録したものからピックアップ。
① 千早茜『西洋菓子店プティ・フール』
② 森谷明子 『千年の黙 異本源氏物語』
③ ほしおさなえ『活版印刷三日月堂』シリーズ
④ 村上しいこ『うたうとは小さないのちひろいあげ』
⑤ 佐藤友哉 『転生! 太宰治 転生して、すみません』
『転生! 太宰治』はかなり人を選びそうだけど、
①~④は多くの人が「良い」と思える
小説なのではないかな。
万人受けしないし、絶賛はできないけれど、
定家が好きだから、以下も推す。
・瀬川貴次 『百鬼一歌』シリーズ
・篠綾子『藤原定家謎合秘帖』シリーズ
どちらも「ここは気に入らない。でも好き!」という
愛憎半ばする複雑な気持ちを抱く本……。
【その他】
①八百板洋子『ソフィアの白いばら』
②宮本常一『イザベラ・バードの日本奥地紀行』
③若菜晃子 『地元菓子』
④清川妙『乙女の古典』
⑤サンキュータツオ『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』
⑦坂井孝一『承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱』
こちらは豊作。
①は随筆、②⑥⑦は新書。
歴史系の新書がなぜだか売れてるので
どんどん新しいところにスポットライトをあてて
展開していってほしい。
【映画】
映画は今年、9本しか見ていない。
Amazonプライムも全然役立ててないな。
「めちゃくちゃおもしろかった! よかった!」
という映画はなし。
しいて挙げるなら、非現実的で雑な設定に
突っ込みが追い付かず、
けれどもキャラ立ちと勢いがすごかった
飛躍の年で、よい波に乗った感のある2018年。
波の大きさに気付かずに
注力すべきところでしなかったのかもしれない……
という気がしないでもないけれど、
きっとまた波は来るだろう、と思うことに。
年内は、読めてもあと1冊だろうから、
先にまとめておきます。
みなさま、よいお年を!
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【一般小説】
①まはら三桃『疾風の女子マネ!』
②渡辺淳子『東京近江寮食堂』
③瀬川貴次 『百鬼一歌 月下の死美女』
今年もインプットのための本ばかり読んでいて、
読んだ小説はほんとうに数えるほど。
【古典】
①堀田善衛『定家明月記私抄』
『定家明月記私抄 続篇』
②花村えい子『マンガ古典文学 源氏物語』上・中・下
③愛川純子『セクシィ仏教』
勧めに応えてくれる人はだれ一人として思い浮かばないけど、
『明月記』おもしろいよ。定家いいよ、定家。
【言語】
①エラ・フランシス・サンダース『翻訳できない世界のことば』
②加藤重広『日本人も悩む日本語 ことばの誤用はなぜ生まれるのか?』
仕事に関係あるのでここに記載していないレビューもあるんだけど
日本語関係の本を今年は結構読んだ。
【生活】
①キャスリーン・フリン『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』
②園藤ふみ『男前収納でキレイになる片づけのコツ』
③岡田芳朗・松井吉明 『年中行事読本:日本の四季を愉しむ歳時ごよみ』
①はおすすめ。
料理を学ぶことで人生そのものを立て直していく姿が描かれていて
料理に対するモチベーションもあがる。
【その他】
①野村進『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン』
②黒柳徹子 『トットちゃんとトットちゃんたち』
③瀧山幸伸『一度は行ってみたい街並発見』
④島田裕巳 『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』 (幻
⑤大野正人『失敗図鑑』
人に広くおすすめできるのは①・②・⑤かな。
個人的には面白かったけど、
他の人はそう思わないだろうな~って本もあるよね。
【映画】
①『ダンガル きっと、つよくなる』
②『バーフバリ 王の凱旋』
③『カメラを止めるな!』
④『グレイテスト・ショーマン』
⑤『シェイプ・オブ・ウォーター』
⑥『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
今年も昨年を下回って14本。
『バーフバリ』『カメラを止めるな!』など、
話題になった映画は、やっぱり一般受けするだけあって
おもしろいものが多いなあという印象。
波の大きさに気付かずに
注力すべきところでしなかったのかもしれない……
という気がしないでもないけれど、
きっとまた波は来るだろう、と思うことに。
年内は、読めてもあと1冊だろうから、
先にまとめておきます。
みなさま、よいお年を!
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【一般小説】
①まはら三桃『疾風の女子マネ!』
②渡辺淳子『東京近江寮食堂』
③瀬川貴次 『百鬼一歌 月下の死美女』
今年もインプットのための本ばかり読んでいて、
読んだ小説はほんとうに数えるほど。
【古典】
①堀田善衛『定家明月記私抄』
『定家明月記私抄 続篇』
②花村えい子『マンガ古典文学 源氏物語』上・中・下
③愛川純子『セクシィ仏教』
勧めに応えてくれる人はだれ一人として思い浮かばないけど、
『明月記』おもしろいよ。定家いいよ、定家。
【言語】
①エラ・フランシス・サンダース『翻訳できない世界のことば』
②加藤重広『日本人も悩む日本語 ことばの誤用はなぜ生まれるのか?』
仕事に関係あるのでここに記載していないレビューもあるんだけど
日本語関係の本を今年は結構読んだ。
【生活】
①キャスリーン・フリン『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』
②園藤ふみ『男前収納でキレイになる片づけのコツ』
③岡田芳朗・松井吉明 『年中行事読本:日本の四季を愉しむ歳時ごよみ』
①はおすすめ。
料理を学ぶことで人生そのものを立て直していく姿が描かれていて
料理に対するモチベーションもあがる。
【その他】
①野村進『千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン』
②黒柳徹子 『トットちゃんとトットちゃんたち』
③瀧山幸伸『一度は行ってみたい街並発見』
④島田裕巳 『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』 (幻
⑤大野正人『失敗図鑑』
人に広くおすすめできるのは①・②・⑤かな。
個人的には面白かったけど、
他の人はそう思わないだろうな~って本もあるよね。
【映画】
①『ダンガル きっと、つよくなる』
②『バーフバリ 王の凱旋』
③『カメラを止めるな!』
④『グレイテスト・ショーマン』
⑤『シェイプ・オブ・ウォーター』
⑥『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』
今年も昨年を下回って14本。
『バーフバリ』『カメラを止めるな!』など、
話題になった映画は、やっぱり一般受けするだけあって
おもしろいものが多いなあという印象。
会社を立ち上げてから、実に10年ぶりの大晦日休み!!
こんなに気がかりもなくのんびりと過ごせる日は
本当に久しぶり……
今年は大河ドラマにはずっと楽しませてもらったし、
プライベートでもうれしいこと・楽しいことが多かった。
馬籠や唐津・佐世保といった、興味はあるけど
ずっと行けなかったところにも行けたし、
初めてのことにたくさんチャレンジもした。
ただ、そういういろんなことをどこかに書いておかないと
どんどん忘れてしまうので、来年はちゃんと記録しよう。
読書については
「役に立たない読書、自分の楽しみのためだけの読書がしたい」
とずっと思い続けていたけど、さすがにもうあきらめがついた。
今の仕事(数年前から始めた仕事)に携わっている間は、
こちらに全力投球しよう。
少なくとも、今の自分にとっては人生の最優先項目なわけだし。
*****************************************
【一般小説】
①中島京子『小さいおうち』
②河合隼雄 『泣き虫ハァちゃん』
③瀬尾まいこ 『あと少し、もう少し』
④原田マハ 『総理の夫 First Gentleman』
⑤藤崎翔 『神様の裏の顔』
今年も読んだ小説は少なかった。
仕事に直接関係ない内容だったとしても、どうしてもインプットのための本に偏ってしまう。
①・②は文句なしに大好き。
いろんな人が絶賛していた恩田陸の『蜜蜂と遠雷』は個人的にはあまり……。
恩田作品は、もっとオタク臭のする本のほうが好きなんだよ。
【随筆】
① 姜尚中 『ニッポン・サバイバル―不確かな時代を生き抜く10のヒント』
② 田中登『失われた書を求めて―私の古筆収集物語』
果たして随筆にカウントしていいんだろうか……と思うが、
論説系があふれているので、こちらにカテゴライズ。
【新書・論説系】
① 今野真二 『学校では教えてくれない ゆかいな日本語』
② 根本寛 『筆跡事件ファイル―筆跡鑑定人が事件の謎をとく』
③ 今野真二『図説 日本語の歴史』
④ 小泉和子 『昭和の結婚』
⑤ 山口謠司『大人の漢字教室』
本の出来とか質ではなく、そのときの自分のニーズの合っていたかどうかの評価。
そのため、この分野は人におすすめするものじゃないけれど、
①・②はたぶん他の人が読んでも面白いと思う。
【映画】
①『ラ・ラ・ランド』
②『ドリーム』
③『婚約者の友人』
④『彼女がその名を知らない鳥たち』
映画は今年も15本しか見ていない。
今年から、レディースデーの木曜日に映画館に見に行ける状況になったんだけど、
結局、家で過去の作品を見ることが多かったし、
「おもしろかった!」と思えるものも少なかった。

こんなに気がかりもなくのんびりと過ごせる日は
本当に久しぶり……

今年は大河ドラマにはずっと楽しませてもらったし、
プライベートでもうれしいこと・楽しいことが多かった。
馬籠や唐津・佐世保といった、興味はあるけど
ずっと行けなかったところにも行けたし、
初めてのことにたくさんチャレンジもした。
ただ、そういういろんなことをどこかに書いておかないと
どんどん忘れてしまうので、来年はちゃんと記録しよう。
読書については
「役に立たない読書、自分の楽しみのためだけの読書がしたい」
とずっと思い続けていたけど、さすがにもうあきらめがついた。
今の仕事(数年前から始めた仕事)に携わっている間は、
こちらに全力投球しよう。
少なくとも、今の自分にとっては人生の最優先項目なわけだし。
*****************************************
【一般小説】
①中島京子『小さいおうち』
②河合隼雄 『泣き虫ハァちゃん』
③瀬尾まいこ 『あと少し、もう少し』
④原田マハ 『総理の夫 First Gentleman』
⑤藤崎翔 『神様の裏の顔』
今年も読んだ小説は少なかった。
仕事に直接関係ない内容だったとしても、どうしてもインプットのための本に偏ってしまう。
①・②は文句なしに大好き。
いろんな人が絶賛していた恩田陸の『蜜蜂と遠雷』は個人的にはあまり……。
恩田作品は、もっとオタク臭のする本のほうが好きなんだよ。
【随筆】
① 姜尚中 『ニッポン・サバイバル―不確かな時代を生き抜く10のヒント』
② 田中登『失われた書を求めて―私の古筆収集物語』
果たして随筆にカウントしていいんだろうか……と思うが、
論説系があふれているので、こちらにカテゴライズ。
【新書・論説系】
① 今野真二 『学校では教えてくれない ゆかいな日本語』
② 根本寛 『筆跡事件ファイル―筆跡鑑定人が事件の謎をとく』
③ 今野真二『図説 日本語の歴史』
④ 小泉和子 『昭和の結婚』
⑤ 山口謠司『大人の漢字教室』
本の出来とか質ではなく、そのときの自分のニーズの合っていたかどうかの評価。
そのため、この分野は人におすすめするものじゃないけれど、
①・②はたぶん他の人が読んでも面白いと思う。
【映画】
①『ラ・ラ・ランド』
②『ドリーム』
③『婚約者の友人』
④『彼女がその名を知らない鳥たち』
映画は今年も15本しか見ていない。
今年から、レディースデーの木曜日に映画館に見に行ける状況になったんだけど、
結局、家で過去の作品を見ることが多かったし、
「おもしろかった!」と思えるものも少なかった。