映画:『二重生活』(岸善幸 監督)
★★★☆☆
【シネマトゥデイの内容紹介】
大学院に通う25歳の珠(門脇麦)は、
19歳のときに遭遇したある出来事をきっかけに
長い間絶望のふちをさまよっていたが、
最近ようやくその苦悩から解放された。
彼女は一緒に住んでいる恋人卓也(菅田将暉)と、
なるべくもめ事にならないよう、気を使いながら生活していた。
あるとき、珠は恩師の篠原(リリー・フランキー)から
修士論文の題材を提示され……。
********************************
同じ日に見た『帰ってきたヒトラー』が、
必要とされる前提知識の少ないわかりやすい映画だったのに対して、
こちらは非常に人を選びそう。
まず、わからない点がたくさんあるのだけど、
それが自分の前提知識の不足なのか
演出の問題なのか、脚本の問題なのか、さっぱり見当がつかないのであった。
尾行がどうして哲学につながるのか、というところから理解できず、
教授のエピソードはいったい何のために挿入されたのかもわからない。
上記の
「彼女は一緒に住んでいる恋人卓也(菅田将暉)と、
なるべくもめ事にならないよう、気を使いながら生活していた」
の部分からして、見ている間に読み取れなかったのだから、
これは自分の理解力の問題なのかもしれない。
(なんで恋人に尾行のこと隠すんだろって思ってた。
いまあらすじ見て初めてわかった)
モノローグも、ストーリーとのつながりが理解できず……。
釈然としないところはたくさんあるのだけれど、
つまらないかといったらそういうわけでもない。
尾行のシーンにはハラハラしたし
(主人公の立場になって、ではなく、
「そんなに近づいたらすぐにバレるだろ!!」という意味で)、
題材の面白さは確かにあったと思う。
役者さんの演技もよかった。
しかし、やっぱり長いよね……。
長谷川博巳にバレて問い詰められるあたりで終わってもよかった。
★★★☆☆
【シネマトゥデイの内容紹介】
大学院に通う25歳の珠(門脇麦)は、
19歳のときに遭遇したある出来事をきっかけに
長い間絶望のふちをさまよっていたが、
最近ようやくその苦悩から解放された。
彼女は一緒に住んでいる恋人卓也(菅田将暉)と、
なるべくもめ事にならないよう、気を使いながら生活していた。
あるとき、珠は恩師の篠原(リリー・フランキー)から
修士論文の題材を提示され……。
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同じ日に見た『帰ってきたヒトラー』が、
必要とされる前提知識の少ないわかりやすい映画だったのに対して、
こちらは非常に人を選びそう。
まず、わからない点がたくさんあるのだけど、
それが自分の前提知識の不足なのか
演出の問題なのか、脚本の問題なのか、さっぱり見当がつかないのであった。
尾行がどうして哲学につながるのか、というところから理解できず、
教授のエピソードはいったい何のために挿入されたのかもわからない。
上記の
「彼女は一緒に住んでいる恋人卓也(菅田将暉)と、
なるべくもめ事にならないよう、気を使いながら生活していた」
の部分からして、見ている間に読み取れなかったのだから、
これは自分の理解力の問題なのかもしれない。
(なんで恋人に尾行のこと隠すんだろって思ってた。
いまあらすじ見て初めてわかった)
モノローグも、ストーリーとのつながりが理解できず……。
釈然としないところはたくさんあるのだけれど、
つまらないかといったらそういうわけでもない。
尾行のシーンにはハラハラしたし
(主人公の立場になって、ではなく、
「そんなに近づいたらすぐにバレるだろ!!」という意味で)、
題材の面白さは確かにあったと思う。
役者さんの演技もよかった。
しかし、やっぱり長いよね……。
長谷川博巳にバレて問い詰められるあたりで終わってもよかった。