本の感想177:あさのあつこ『透明な旅路と』(講談社)
★★★☆☆
意外におもしろかった。
って、すっごく失礼なんだけど。
あさのさんの本は、個人的に『バッテリーⅡ』以降、
どうにも合わないなあと思っていたので
あまり期待していなかったのでした。
民俗学の要素もちょっと織り込まれてて、
柳田國男の「山の人生」を思い出してうれしかったなあ。
あさのさんの描く「少年」を好きな人は多いと思うけれど、
わたしはやっぱりダメ……。
白兎が主人公の追及をかわしのらりくらりと
しゃべってるところになると、いつも、
「おめー、結局言わないんなら黙ってろ」
とはしたなくも思ってしまうのでした。
★★★☆☆
意外におもしろかった。
って、すっごく失礼なんだけど。
あさのさんの本は、個人的に『バッテリーⅡ』以降、
どうにも合わないなあと思っていたので
あまり期待していなかったのでした。
民俗学の要素もちょっと織り込まれてて、
柳田國男の「山の人生」を思い出してうれしかったなあ。
あさのさんの描く「少年」を好きな人は多いと思うけれど、
わたしはやっぱりダメ……。
白兎が主人公の追及をかわしのらりくらりと
しゃべってるところになると、いつも、
「おめー、結局言わないんなら黙ってろ」
とはしたなくも思ってしまうのでした。