先週初めNHSからコロナワクチン3回目の手紙が届いた。そこには2回目のワクチンを打って6か月経った人たちに連絡しているという。
すぐに載っていたインターネットのNHSのサイトを開けると、住んでいる郵便番号を入れなさいと書いてあり、次には住んでいるところから近い薬局が数軒リストに載っていた。
バスで便利な薬局を選んで日にちと時間の調整。10月5日午前10時半にそこでワクチンを受けることになり、私の携帯にテキストメッセージで確認書が届いた。
すると今日、携帯のテキストメッセージには過去2回ワクチンを受けたガイズホスピタルからワクチンのオファーが来た。残念、あと1週間早ければと思ったが先週のをキャンセルするつもりはない。
今朝親しい隣人の英国人に聞いてみると、もっと遠くの教会で打ってもらうそうだ。GP によってそれぞれ場所も日にちも違ってくる。
そのワクチンオファーの末尾に、インフルエンザの予防注射も申し込めと書いてあった。過去十数年、毎年この時期にはGP で予防注射を打ってもらっていた。NHS のサイトでもインフルエンザはまた違うセクションで、やっぱりあたり一面の薬局の電話番号やインターネットのアドレスがのっている。コロナのおかげでGP は極力患者を見たくないらしい。
一番近いスーパー内の薬局のサイトを開けたが、有料のところしかクリックできない。年金者や身障者子供以外の一般市民は14.99ポンドと有料なのだ。薬局でも私たちのようなNHS の無料の人達よりも、お金が入ってくるほうが良いのだろう。それでいつも処方箋を送ってもらうベッケンナムの薬局に電話して、10月21日午前10時20分に予約が取れた。
娘に電話して コロナワクチンもインフルエンザの予約もとれたことを伝えたら、彼女のインフルエンザ予約は10月初旬だという。やっぱり薬局は有料の人たちを優先しているのが判った。
もう一通NHS から届いた手紙が素晴らしい。
グレイルと言う癌研の治験のボランティアーの募集で、NHSやキングスカレッジ癌研ユニットと共同している。はじめキングスカレッジまで行かなければならないかと、1週間ほどほっておいてインターネットで調べたところ、近所のスーパーの駐車場で採血問診するとのことだったが、この1週間で満杯だった。
仕方なく近くのバス停からバスの終点車庫でやっている採血、問診の移動車に予約が取れた。10月12日午後5時、もう寒く暗いだろうな。
でも採血したサンプルはアメリカへ送られ、癌細胞が見つかればすぐ連絡が来るという。それからはNHSでどこの癌かをしらべるという。
このボランティアは今後3年にわたって毎年採血されるとのこと。
友達からはうらやましがられている。この年になるといったい何が起きるか判らない。