5月5日英国のコロナウイルスによる死者はイタリアを超え、ヨーロッパ1になった。一番はアメリカだけれど、かの国とは人口密度が違う。やっぱり公衆の場でマスク使用を義務付けないからだと思う。
イタリアもスペインも死者のピークを過ぎて、ロックダウンを緩めてきていたが、死者の数は減ってきても、スペインの感染者数は1日に3万人以上も増えてきている。
今日5月10日の午後7時、ボリス・ジョンソン首相の国民への報道があった。
今週水曜日から運動は無制限、小学校は6月からオープンするという。どうしても家で仕事のできない人たちは2メータの間隔でもって出勤可などと、退職した私たちにはあまり関係ないことばかり。
ということは相変わらずどこへも行けない。今から7週間はステイホームということで、もう考えないことにした。
駅へ行くメインロードは歩道と自動車道の間に2メータ幅ほどの草地で街路樹が植わっている。いつもは定期的にカウンシルの草刈り車が来て短く刈ってあるが、このコロナ禍で何もしていない。
それで今まで見たことのない花が咲いていて驚いた。野生の花にもどこかの庭の花にしても今まで見たことがない。それにこの草地の歩道側はスポーツグラウンドだから庭から落ちた種でもなさそう。
近所の英国人夫妻に写真を送って調べてもらったけれど、判らないとのことだった。
金曜日の朝また近くの駅まで新聞を取りに行ったが無くて、次の駅まで歩いた。川渕の散歩道で、自転車で走っている人たちが多く、道幅が2メートほどしかないところもあって、ひやひやしながら通り過ぎた。
次の駅にも新聞はなくてあきらめて帰ってきたが、持っていたカメラで素敵な花々を写すことができた。
上のブルーの花は名前を知らないが、薄緑色の葉とブルーがとってもきれいな配色。
巨大なフラットの前庭の花壇は色とりどりのつつじの真っ盛り、
ポルトガルでは2-3月に満開のディジーの花が、ここでは今どき満開。
英国へきて一番素晴らしいと思ったのはシャクナゲの花、色とりどりに木のサイズが日本とは考えられないほど大きくなる。このシャクナゲは通りの前庭のだからそれほど大きくはないが、公園やお屋敷の庭などは小山のようになったり高さ10メートル近くになる。
ホースチェスナッツの花は日本ではとちの木と同種だけれど、英国のとちの実は食べられない。日本ではとちの実のクッキーなどを作ってお土産にしているが、英国のとちの実(コンカーズと呼ぶ)では集めて砕いたものを水につけておくと泡立ちして、その水で洗濯するという。娘が去年からそうしているが白のものは漂白が効かないそうだ。ただ化学洗剤でないから自然に優しいという。この通りの街路樹には巨大なホースチェスナッツの木がずらーっと植わっていて見事。
道端に生き生きと生えていたヨモギで、こんなに新鮮ならヨモギ餅などと思ったけれど、犬の散歩道、やっぱりちょっと考えてしまった。
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