Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

越冬キャンプ旅行ータヴィラのこの頃

2014-01-28 14:29:19 | キャンピングヨーロッパ 2013-2014

 

 

 

  

ショッピングセンターと焼き魚専門レストランのすぐ近くに広場がある。ここを斜めに横切って、魚・野菜のマーケットへ行くのが近道。ところが毎月第3週目に大きな青空市がこの広場で開かれる。クリスマスに近い12月第3週目に図らずもここを通って大きな市が開かれているのを見つけた。

 

大喜びで見て回ったがこの時は珍しく写真を撮っただけで買わなかった。大まかに6か所に分かれた屋台の店は、ローカルの人々が群がる焼肉店、小鳥や生きた七面鳥や、鶏を売る店、日用雑貨店、洋服店、八百屋とソーセージ店、そして果物の木や野菜、花の苗を売る店がそれぞれ固まっている。

 

1月第3週目の土曜日、魚市場へ行くときに、また青空市が開かれていた。この市はお昼すぎには閉まってしまうから、朝10時頃が大賑わい。トマトの苗が15㎝ほどにもなっていたり、ポルトガル独特のキャベツの苗(これは種を買って昨年5月に植えたもの)など英国では45月にやっと出回る花や野菜の苗がわんさと出ている。

果物の木も、リンゴ、梨、プラムのような英国でも普通に見られるものから、オレンジ、レモン,柿、イチジク、キーウイフルーツ、マンゴー、カスタード・フルーツなど決して英国では見られないものまで数軒の店が出ていて欲しくてたまらない。

 

一個500㌘ほどもあるオレンジ6㎏で3ユーロ、爪切りや庭用の手袋などを買い、とうとう畑用に鍬まで買ってしまった。見れば見るほど欲しいものが多いからと魚市場へ急ぎ帰りにまた通ったから、もう買わないと思いながら、ショルダーバックまで買ってしまった。2月の青空市が待ち遠しい。

 

 

 

1月第1週目の日曜日、タヴィラの町の真ん中にあるシアターで、ポルトガルの地方の民謡大会?のようなものがあった。いつもジムで会うアニーから教えられたもので、フランス語ではいったい何なのか分からず、行ってみた。

入場無料で一人で座っていたら隣に座ったポルトガル人夫婦が飴を呉れた。グループの男女が彼らの地方の旗などもってきて、ギター、アコーデオン、カスタネット、タンバリン、トランペットなどの演奏で合唱する。なんとなくスペインのメロディーに似ているが、隣の国だもの似ていて当たり前なのかもしれない。

いったい何を歌っているのかわからないが、この足の不自由なおじさんの歌声も素晴らしかったけど、若い男性でギターをひいて独唱した人など、日本で演歌を歌わせたら売れるかもなどと思ってしまった。

2グループの歌が終わった1時間後に会場を後にしたが、広い会場がローカルの人々でほとんど埋まっていた。この田舎町の人たちの楽しみだったに違いない。

  

ショッピングセンターの屋上から見えるこの街は海までの平野が塩田になっていて、山側が新興住宅地らしくきれいな純白の建物が並んでいる。1年のうち300日は晴天のこの国では、私にとって越冬するには最高の国だ。

 

毎朝キャンプサイトのコーナーのジムでトレーニングしているうちに集まってきたフランス人やオランダ人と友達になり、日本のラジオ体操を教えることになった。小型のCDプレーヤーを持って行って、ラジオ体操第一を流し、いち・にー・さん・などとやって喜ばれている。

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