Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

再びポルトガルへーアンボワーズ王城 (Chateau Royal Amboise)

2018-01-25 16:40:44 | 再びポルトガルへ2017-2018

 

シュノンソー城からアンボワーズ王城まで20km、シュノンソー城の駐車場で昼食を作って食べ、腹ごしらえをしてアンボワーズへ向かった。昨年アンボワーズへ来たときはちょうどイースターだったこともあり、ものすごい人出と車で、駐車場が見つからず、結局二つの橋を通り越して対岸の道路わきからお城の写真を撮っただけだった。

この日は通りも静かで車の渋滞もなく、道端にキャンパーを駐車して、お城へ向かった。

 

通りから見上げるこの城は見ごたえのある素晴らしい景観を持つ。

 

 

まず入城して初めに行きつくのがサン・テュベール礼拝堂。

 

 

小さくて誰もいないこの礼拝堂、カラフルなステンドグラスをよく見れば、敵を殺しているナイトや、十字軍の騎士などが描かれている。

後から読んだこのお城の説明書では、ここにレオナルド・ダ・ヴィンチの墓があるとか、全然気づかずに写真だけ写して出た。

 

 

激しい雨の中、急いでお城の中へ逃げ込む。

 

 

15-16世紀にかけてフランス王がこの城に住み、ルネッサンス時期にはイタリアやオランダからの文化の流入や王国の様々な出来事の舞台となった。

 

  

 

城内に入ってすぐ英語でのガイドが英国人団体を連れて、説明しているのに紛れ込んで、いろいろな説明を聞いた。たとえ王族といえどもこの時代の幼児の生存率は低く、一人の王妃は年子で10人も生み、成長したのは2人だけという。

この城は王子や王女の誕生、洗礼、結婚のみならず陰謀や平和勅令、政治の中心地でもあった。

 

 

 

ルイ11世の息子シャルル8世はこの地で生まれ、王位についてからは自分の生まれ故郷のアンボワーズへ帰って執政した。

 

 

 

 

ロワール川とアマス川が合流するこの地点は戦略的に有利であった。

 

 

この城の庭園がことのほか素晴らしい。

 

 

まるで十和田湖のまりものような植木はきれいに剪定されていて、このような形になっている。

 

立ち木もすべてが丸く、これがフランス庭園なのか?こんな大きな木を計ったように丸く切るのはどうするのだろう。

 

 

 

 

 

 騎兵の塔と呼ばれる階段から塔の傾斜をぐるっと回って降りると出口になる。この塔の壁の両側には面白いガーゴイルのような顔が並んでいて写真を撮りながら降りてきた。

 

 

 

 午後4時ころ、雨も上がり青空が少しづつ見えてきた。昨夜のキャンプサイトで一泊するよりもう一日観光しているだけの余裕があるからブロワ城へ行くことにした。

上の写真のお城はブロワへ行く途中のロワール川ぶちの高台に見られたもので多分Chateau de Chaumont-sur-loire(読み方がわからない。)だと思う。

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