Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

クリスマス・イブ

2021-12-24 21:13:30 | 日記21

3日前の水曜日から英国のコロナ感染者は10万人を超えた。昨年春からの感染者数では今が最高数を記録している。しかし死者数は毎日200人以下で、ドイツの感染者数が1-2万人に減った割には、死者は英国の2-3倍になっている。

何とも不思議な現象。

もうヨーロッパでは英国旅行者を締め出し、入国禁止になっていて、Brexit プラス コロナでますます英国は孤立してしまった。

国民の欲求不満はボリス・ジョンソン首相が昨年末のクリスマス・パーティを首相官邸でやっていたことに集中している。当時オフィスパーティや家庭でのクリスマスパーティも禁止。罰金が大きかった。

今年はこんなに感染者が増えてもロックダウンに踏み切れないのは、ボリスの弱みだろう。巷ではクリスマスが明けたらロックダウンになるのではないかと,噂されている。そのせいか先日スーパーへ行ったらトイレットペーパの棚だけがすっかり空になっていた。

 

22日の水曜日、朝8時カーテンを開けたら、朝焼けで雲が真っ赤に染まっている中に月が輝いていた。急いで階下にカメラを取って返し、見たら雲に隠れてもう2度と顔を出してくれなかった。

前庭に面した窓から見る空はきれいな雲が流れて、向かいの家の煙突からうっすらと煙が上っている。

この朝は一面に霜が降りて雨水をためた容器には薄氷が貼っていた。いつも庭でキャベツ類を食い荒らすハトたちは寒さで羽を膨らませている。

 

 

 

 

 

我が家から歩いても10分とかからないところに、2週間ほど前からファンフェアーがオープンした。孫のジュードとパトリックの3人で見に行ったが、その寒いこと、ジュード一人が大喜びしていた。

この日は1日中霧が立ち込めていて、車の運転が危ないという。日本では昔から 霧のロンドン と言われているが、あれは昔のスモッグで、今では一冬に1-2回霧が発生するだけ。

 

この写真は2007年7月にフィンランドの北極圏にあるサンタクロース村へ行った時に写したもの。

ポールは この年になって初めてサンタクロースがいるってわかったよ。だって。

今日はこれからボクシングデイ(Boxing Day -12月26日)まで娘の家でクリスマスを楽しむ。 Merry Christmas Everyone.

 

(注) ボクシングデイ(Boxing Day )と言うのはスポーツのボクシングではなくて、貴族制度華やかな頃、クリスマスは王族貴族が楽しみその翌日そこで働く人たちが箱詰めにした(Box)プレゼントをもらって一日休暇が与えられたいわれから、26日も必ず連休になっている。

コメント (7)
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