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つれづれなるままに 340 老々介護の日々  Ⅱ

2007-09-15 16:03:57 | 雑記
ご主人が入院少し安心、まだ入居する施設は決まりませんが、連休明けには何とかなるようです。彼女も一人の生活、気が抜けたのか、昼時をめがけ訪問、「ごぼうのご飯」炊いたからと「ごぼうのご飯」?珍しいねと、早速頂きました。「ショッパイどうしたのこれ」、彼女曰く、「塩の中ぶたがなかったので、塩がドバット入りすぎた」と、いやいや・・・「血圧に悪いのでやめなさい」と2合と思ったら3合炊いちゃった、「持っていかないか」と。あああ。

帰り冷蔵庫の中のビニールの袋に入ったトウキビ3本、取れたてを茹でたが食べきれないからと、「あら、ありがとう」、帰って食べようとビニールの袋を開け、トウギビを取り出した手が、ぬるぬるとすでに、悪くなりかかって、すぐ電話、「残りのトウキビ、悪くなっているので食べてはだめよ。」彼女曰く「なーに熱湯で洗えば食べられるから」私も「体が弱っているから、処分しなさいと」大声で、冷蔵庫点検に行くから、「古いものは捨てなさいー」
食べ残しは、テーブルの上に置いたまま、牛乳だとて半分飲んでそのまま、食欲が落ち、また入院させたご主人の事も頭に、精神状態も不安定で仕方がない事ですが、けしてそのような彼女ではなかったのです。お年よりは食べ物を捨てるなど考えられない事は分かります。が当分監督に行かねばと、目が離せません。

電話、「着物はすぐ出せるけど、喪服が探しても見つからないんだから」えー。もう葬式の準備、「着物があればいいでしょう、喪主なんだから」でも「やっぱり服も着るよね」「その内、探してやるから、でもね、人間そんなに簡単には死なないものよ、当分だめね、ましてや施設に入ったら長生きするよ、至れり尽くせりだもの、あんたの方が早いかも」
いつもの漫才みたいな二人の会話になりました。