先日。「2020 東京五輪」で、ボクシング競技種目は、実施されない可能性がある。そう書いて置いて、以降、詳細を記事化していないことに、申し訳なさを感じています。
オリンピック実施にあたる全権を一手に握っている、「IOC」が、10年ほど前から問題視していることの根幹は、大きくいうと、2つ。
一つは、「国際ボクシング協会」、略称「AIBA」の組織運営を行なっている会長以下、幹部の多くが、犯罪組織と深く浅く絡んでいること。
近年は、会長代行をしている、実質会長の男性が、かねてから、ヘロインの国際的売買&密売に関わっていて、莫大な収入を得ている事実。
彼に収まらず、多くの幹部が、国際的犯罪組織と親しい交際を水面下でしていること。
自ら、「俺はね、国際的に、カリスマ山根と言われているんだよ」と大ぼら吹いた山根明。
その会長代行にもらったという、舶来物の時計を自慢げに掲げたが、かつての森田組とは、犯罪と収益額のスケールそのものが違う。
そして、2つめ。
これまでも「ヒント」として読んで戴くことを薦めたが、判定のデタラメさや、レフェリーがどう見ても、ドシロートがやっており、そのジャッジに、先の犯罪行為で稼いだ裏金が、何度か投入されていたこと。
ソレも、長年にわたってだ。
その判定の、巨額の裏ガネがからまない試合でも、アジア大会は、とりわけ不正が、堂々とまかり通っている。
山根なんぞ、小物が追い付かないほど、韓国が実権を握っている背景もある。
公明正大であるべき「判定」に不正が、まかり通っていては、五輪競技種目にふさわしくない。
そういう「判定」が、この10月末までには出されるであろう。
まあ、まず、4年前のこの記事をお読みください。
ああ、と記憶が甦る、ボクシングファンも、居る・・・・かも知れない。
≪ 2014・10・7 掲載記事 ≫
いやあ、インドのライト級 ボクシング選手、サリタ・デビ(写真左下)が10月1日、リング上で行われた金銀銅の表彰式で、与えられた銅メダルの授与を拒否したのは、そりゃあ、当然だわ!
そう、痛感した。
いろいろ、報道はされているが、そのメイン内容は、もっぱら、この日の表彰台で起こった,異変の言動、出来事。
だが、肝心の試合を見た記者は、どのくらいいたのだろうか?
なにしろ、TBSが、ほぼ日本での独占放送をしていたものの、日本人選手も出場し、男子がメダルも獲った種目にも関わらず、ボクシングはナマどころか、録画放送も,ろくにせず。
おそらく、視聴率が取れないと思い込んでいるんだろう。バ亀田兄弟の試合は放送していたのに。節操なんてものは、カケラもTBSには、無い。
だから、この試合そのものを映像で見た読者や、ボクシング・ファンは、少ないのではなかろうか?
加えて、大会開催国が韓国ということだけで、その尻馬に乗りまくって、糾弾している、ひたすら反韓・反感だけの単純愚か者が多い。
ましてや、アマチュア・ボクシングの判定試合。微妙、かもしれない。
A選手サイド・応援に立てば、Aの勝利。B選手に立てば、B。
そ~ゆ~ことは、プロ・ボクシングにだって、しばしば見られる。
先日書いた、伊藤雅雪 対 仲村正男の試合。いまだ、私の記事を読んだ人の中にも、仲村が僅差で判定勝ちだったと、かたくなに思い込んでいる者もいるのだから・・・・。
まあ、あれだけ仲村がブンブン、パンチを振りまわして半円形を描き続けたなら、まさか伊藤が、空手の寸止めの如く、皮膚1枚手前で、殆んどよけ切ってるとは、なかなか見切れにくい、かも知れない。
逆だってある。とりわけ、心情が加われば、私にだってある。とりわけ、試合会場にいれば、気運に呑まれることだってある。テレビの生中継なら、冷静に、且つ、公平に見られるのに・・・・。
これから韓国の女と男のボクサーが出場した2試合の詳細を書く。
だが、いいえ! 韓国の選手が勝っていた。問題は無い。これで問題解決スミダ! と言い切る在日韓国人読者がいたとしたら、それはもう、どうしょ~もないなと、あきれ果てて言うしかない。
報道で知って、そうか、などと、安易に判断しないのは、私が長くこの仕事に身を置いているせいだろう。
捜して、探して、見た!
渦中の問題試合を。
9月30日。女子ライト級 準決勝 インドのサリタ・デビ 対 韓国のパク・チンア。
サリタは、見るからにガッシリした身体。双方、ヘッド・ギアをかぶっているため、顔は見えない。
<1ラウンド>
なんと、サリタがパンチを振ってくると、パクはすぐ、クリンチ。いや、クリンチというより、ホールドに近い。
(写真下。赤色のヘッド・ギアと、赤色のグローブをはめているのが、韓国のパク・チンア。青色が、インドのサリタ・デビ。以下、同じ色です)
両腕をサリタの両脇の下に素早く差し入れ、ガッチリと胴体を締め付ける。抱きつく。
パクは、両腕こそ身体の前に出して、交互に前後出し引きしているのだが、腰が引けっ放し。
本気で、闘う気が有るのだろうか? 本気で、勝ちたいのだろうか?
肝心の、その点が、最後まで、疑問が残った。
強打!の、サリタ(写真上。左側)。このパンチで、これまで勝ち上がってきたのだと、納得できる。すでに、31歳。しかし、まだこれからの、31歳という気もする。充分に、伸びシロ、有り。
パク、ベタ足で、リングを回る。
サリタ。思いっきり踏み込んで、左フック、放つ。パンチ、振る、振る。チカラ一杯、フル振るパワーのパンチ。
ヒット!ヒット!! ホールドを振りほどき、打ちまくる。
精度は悪いが、かなり当たる。右ストレート、きれいに伸びきって、ヒット!(写真上)
1ラウンド、終了。
誰が、どう見たって、テン(10)ポイント・マスト・システム採点法ならば、10-9でサリタが、1ポイント、リード。
<2ラウンド>
サリタ。前へ、前へ出てゆく。下がる、パク。
しかし、距離詰めて、乱打乱打乱打!!!の、サリタ(写真左下)。
パクのかぶっていた、ヘッドギアがパンチの強さと、その乱打数で、ずれてしまい、レフェリーの指示で、コーナーに戻され、セコンドにいた韓国のトレーナーによって、直される。
サリタが打ちにくると、またホールド。
それを注意しない、レフェリー。ここまで、しつこく繰り返すと、普通のレフェリーなら、するのだが・・・・・。
むかついたのだろう。サリタ、ホールドされるや、パンチをパクの頭めがけて、ゴツン! ゴツン!とぶっ叩く。それでも、しつこく抱きつく、パク。
パク、左腕の付け根に、何やら文字の入れ墨が入れてある。
サリタ。今度は、距離を取って、パクのパンチを当てさせない。パク、左フック振るが、サリタに較べ、見るからにチカラが無い。スピードも、パワーも。
コレじゃあ、ワンツーの連打程度では、サリタにダメージは与えられない。
よくこの程度のチカラで、準決勝まで勝ち上がって来たもんだ!と、驚くほど。疑問は、広がる。
<3ラウンド>
開始早々、サリタの「猛攻」が始まる。そう、こりゃ、猛攻と言って良い。前へ、前へ出まくって、パンチを思いっきり、それも休みなく振りまくるサリタ。
後ろへ、後ろへと下がり、回り、パク、逃げるが、ロープ際へと追い詰められ、メチャクチャ打たれまくる!(写真左下)
乱打、乱打! めちゃ打ち!狙い打ち!
パク、いったん逃げることが出来たが、再び、ロープを背にして、サンドバッグ状態。
必死にホールドする、パク。
だが、この2度目のパクの危機の時、またもかぶっていたヘッド・ギアが大きくずれて、レフェリーの指示で、直すはめに陥る。
連打される中で、下からカチ上げるアッパー気味の左右のフックで、完全にパクのあごが、上がり切ってしまっていた。
なのに・・・・・・勝ってしまった、パク・・・・・・・。
パンチのパワー、ハンパじゃないサリタ。とりわけ、右フックは鋭い踏み込みで、ヒット。
このラウンドも、誰がどう見たって、10-9でサリタのはず!なのに・・・・。
コーナーに戻ってきたパク。大きく肩を上下させて、荒い息を吐いている。かたや、サリタ。平然と、座り、落ち着いている。自分のペースで、試合が展開していることを、確信しているからだろう。
<4ラウンド>
最終ラウンド。
サリタ。得意の右フックをテコに、また猛攻スタート!
バン、バン、スパーン、バスン、ドン!
もはや、ワンサイド!
たまらず、パク、ホールドするが、振りほどいて打ちまくるサリタ(写真下)。あご、上がる、パク。
レフェリー・ストップ・・・・・・しない! ええっ!? マジかよ?
日本でなら、プロじゃなくとも、ましてや、健康面を重視するアマチュアの試合なら、まず間違いなく、試合を止めてる。
夢中でパンチを振るったサリタだが、この流れで、がら空きのボディへも、上下打ち分けて当てていたなら、ダウンを奪っていたかも知れない。
その点が、今となっては悔やまれる。
ダウンしたのに、判定勝ちしちまった試合も、かつてあったけれど。
最期までホールドしてくるパク。振りほどいて、パクの胸を両腕で押すサリタ。
やっと、パクの右フックが、この試合で初めてクリーン・ヒットするが、サリタ、まったく動じない。これが、1ラウンドから当たっていたとしても、有効打、相手へのダメージの差で、僅差、サリタの勝ちであっただろう。
試合終了。
画面には、この最終ラウンドのリプレイが流れる。
サリタが、ガンガン、パクの顔面めがけて打ちまくっているのが再現された。
両者、レフェリーを間にして、横一線に並ぶ。
勝者コール・・・・・・パク!に(写真下)。
信じられない顔をしているサリタ。
パクも、信じられない顔!
リングサイドのみならず、会場全体から、ブーイングの嵐。
この最終ラウンドのスコア。10-9で、パクの勝ち。トータル、ジャッジ3人とも、39-37で、パクの完勝なり。
おいおいおいおいおいっ!
ジャッジの名前(写真下)。英語表記を正しく読んでないかも知れないが、チュニジアの、モハメド・ブラハム。
イタリアの、アイビノ・フォティ。
そして、ポーランドの、マリウズ・ゴーニー。
そう、当たり前のことながら、韓国人は加わってはいない。この第二弾で書く、タイ 対 韓国の男子の試合にも、韓国人のジャッジは加わっていない。これは、規定によるもの。
今回、韓国のメダルや、勝利に対して、疑惑の目が向けられている。負けた国や、当の選手・スタッフだけではなく、もはや世界中から! と、言い切っても良い。
タイで創られた、サッカーの試合にかぶせたユーチューブ動画は、なんと110万もの検索が世界中からあったと、報じられている。
そして、以下の写真の、この表彰式の、涙流しているサリタと、手にした銅メダルを、サリタが「銀メダル」を首から掛けていたパクの首に掛けたシーンを、ユーチューブの扉?にして、タイから発信されたモノ(写真下)が、217万3000件もの検索を受けていると、報じられている。
サリタは、銅メダルの授与を2度拒否。手にしたメダルを手に、パクに握手を求めたあと、サリタは、パクにこう声を掛けている。
「コレは、あなたと韓国民全員の物よ。この銅メダルが、あなたに一番ふさわしいわ」
サリタが、泣き崩れ、右後ろの、韓国版「喜び組」美女が、笑顔。思わず、ぞっとした、1カット。
このシーン(写真上)で、サリタは、銅メダルを「チーム・コリア」と染め抜いたジャンパーを着たパクの首にかけた。
メダルをかけられたパクは、かけられた言葉の意味が分からぬまま、係り員に指示されて、銅メダルを床下に置いた。
リングから、インド応援団に手を振って降りたサリタは、記者団に囲まれ、こう言った。
「この試合のために、トレーニングをしてきたんです。あんな判定になって、わずか数秒間で、私の努力が無駄になるなんて・・・」
「あれは、世界中のスポーツ選手、男女全員のために、スポーツ界の不正に対して、抗議したものです」
声援を送り続け、前日の9月30日の試合後には猛烈にジャッジに抗議し、この日は妻のそばに立っていたサリタの夫は、こうハッキリと言った。
「このような明らかに間違っている判定は、認められない。誰が見ても分かるが、これは一方的な試合(展開)だった! 妻は勝っていたのに、勝利は、韓国人に与えられた」
インドのボクシングチームの監督も、こう言明。
「勝敗は明らかな試合だった。不誠実な人間が、このような判定を下せる。誤審を下せるようなジャッジを、アジア大会から、追放して欲しい」
このように放たれたコメントに対し、なんとこの大会の広報担当者は、反省するとか、調査するとか、考慮するとかの発言は、まったく無し!
この試合のほかにも、第二弾で書く、男子のタイ 対 韓国戦。
また、あの元・朝青龍が、激怒し、一晩中ツィッターで、韓国を過激にののしった挙句、「キムチやろう!」と書き込んだ(写真左下)、モンゴル 対 韓国戦においても、韓国ボクサーが判定勝ちするなど、度重なる疑惑があった。
野郎という漢字を書けない、ドルジにも、困ったものだが・・・。
にもかかわらず、サリタだけがハッキリとした疑惑表明をしたからか、激怒!
「大会を冒とくしている!」
さらに、「国際ボクシング協会」(AIBA インターナショナル・ボクシング・アソシエーション)に至っては、次のような韓国擁護とも思える勧告・脅かしを、即刻かけてきた。
まず、サリタの行為を一方的に非難したあと、「懲罰の対象にする」と言い放った。
これで、怒っていたインドのボクシング・スタッフも、態度を一夜にしていっぺんに一変!
あくまで、韓国報道によれば!と、前置きする。
「後悔していますし、謝罪します。二度とあのような行為は、致しません」
そう、サリタが言ったという。
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ホンマかいな!?
メダルの剥奪。記録抹消は、覚悟しての行動だったはず。怒りにまかせての行為ではなく、腹をくくっての言動だったはず。
いろいろ調べ、取材してゆくと、「懲罰」で、今後、もしサリタがインド代表として、リオデジャネイロ・オリンピックに出場申請があっても、「国際ボクシング協会」としては、一切、永久に認めないということを匂わせたらしい、と聞いた。
プロに転向するのならまだしも、まだまだアマチュアとして、今後も国際大会に出て、勝ち上がって栄誉を得たいと考えていた、サリタ夫妻もアタマを抱えたと聞く。
他のインド選手にも、その懲罰の余波・波及を匂わせたとも聞いた。
汚い手口だなあ!と思っていたら、なんと、私が見て、メモし、見直しもした、この試合のユーチューブ動画映像が、消えた! 抹消された! 「著作権」を名目にして!
実は上記掲載の試合抜きカットを載せるに当たって、「TEN SPORTS」という名前が出てきたので、許諾的なものを取ろうと連絡先を探したが、見つからず。
そんなことをしていた昨夜には、この試合動画は見ることが出来た。
ところが、本日、10月7日の午後。全抹消!
疑惑試合の証拠を消し去った。
私の書いた試合内容に興味のある方は、ココを検索して戴ければ・・・と、書いていたのだが、それも出来なくなってしまった。
そのくせ、表彰式の動画は、残してある。
著作権というが、娯楽映画のように、金銭が絡むものでは無いはず。アジア大会という、いわば公式公開競技大会のはず。
クサいものにフタ、ということ以外、考えられない。もし、著作権を振りかざすのなら、表彰式も、他の全競技も抹消されるはずなのに、ソレは無い。
それほどまでして・・・・・・・。
深いため息が出る。
とはいうものの、ボクシング、男女全階級で、疑惑判定が相次いで、金メダル全階級、韓国選手という「怪挙」には、至っていない。
事実、表彰式の写真を再度見て戴ければ分かるが、金メダルを手にしたのは、中国選手。パクは、負けている。
女子の他の階級では、インドの選手が金メダルを獲得。
この記事を書く前、知り合いのボクサーなどに、この疑惑をどう思うか?聞いてみたところ、全員が「買収されたんでしょ?」という答え。
それは・・・・・無かったようだ。一方、接待で、コリア、こうりゃあと、酒が入った宴席があったのかどうか、判然としない。
少なくとも、明白なのは、この試合を裁いた3人は、ことボクシングに関しては、ドシロート、もしくは、ソレに近い存在であったこと!
もう一度、さかのぼって、ジャッジの母国を見て欲しい。
チユニジア。ポーランド。そして、イタリア。
ボクシングに詳しい者なら、一発で理解出来るはず。その3国で、いかにボクシング熱が皆無!かが。
ナマで試合を数多く見ていない者が、ジャッジを勤める。その怖さ。その大胆抜擢さ!
そりゃ、WOWOWなどを通じて、世界戦を見続けていりゃ、したり顔で、何がしかは話せる。
しかし、ナマで試合を数限りなく見ているファンの方が、はるかに冷静に、見る目は正しい。
例えば、タレントの香川照之がジャッジを勤めたようなものだ、といえば分かりやすいか。
実は、香川を私はただの一度たりとも、後楽園ホールで見たことも、見かけたことも無い。見かけたよ、という長年のボクシングファンはいない。
うんちく語る、ドシロートのうえに、我が国でもそうなのだが、レフェリーやジャッジを勤めている中に、アマチュアも含めて、元ボクサーは1割にも満たない。
日本のレフェリー兼ジャッジの中で、元プロのランキング・ボクサーは、驚くなかれ、たった御ひとり。
むろん、専業では、とてもとても、食べてはいけない背景があることも知っている。
だが、効いた! 見かけと違って効いていない!は、ボクサー経験者でなければ、体感として分からない。
日本で行われる世界タイトルマッチの、おかしい裁定には、体感経験無しの裁定最低のジャッジが、大概絡んでいる。
ドシロートついでに、書いておく。
一応専門誌と見られている「ボクシング マガジン」。まだ、平気でミスやり続けているんだと、痛感させられた。
この10月26日、福岡県久留米市の会場で、宮本達矢というプロボクサーが試合を行なう。
名を知られぬ新人では無い。プロデビュー、実に7年半も前。すでに21戦も経験している、スーパー・フライ級のベテランだ。
所属は、沖縄の「平仲ボクシングスクールジム」。会長は、例えドシロートでも知っているはずの、元世界チャンピオン。
それが・・・・試合日程には、「宮本達也」。所属は「J中津ジム」と堂々の記載。
何も、今回が初めてのことでは無い。厚顔無恥。恥じを知らない。ミスだらけ。
ソレを知った宮本のブログ。その日のタイトルは、「クソ」
良い青年だけに、気持ちは痛いほど分かる。
ドシロート雑誌から、いつ脱することが出来るのであろうか・・・。
今アジア大会。韓国の大会本部のミス、誤りは目に付いたが、このジャッジが、いくつかの競技で、上記の「ドシロート」を採用・大抜擢してしまったがためのツケが回った結果だ。
私がかつてナマで見続けたラグビーでも、アジア圏から派遣されてきたレフェリーのひどさと低さは、協会幹部もしばしばあきれていた。
韓国有利の計らい以前の問題だ。
それにしても、韓国。
この10年余りの業界ド低迷さは、目に余る。
かつて、”炎の男”輪島功一と激闘を繰り広げた柳済斗。韓国ボクシング界、最高潮の時代であった。
それが今や、世界戦でさえ、観客はパラパラ。
試合の多くは、商店街のアーケードの下で行われている。むろん、見物代、無料。
ファイトマネーなんて、1ウオンも出やしない。テレビ録画中継も、付かない。
この10月24日。東京・後楽園ホールで試合を行なう木村隼人(はやと)という、まだ25歳のプロボクサーがいる。タイでプロ・デビューし、韓国のジムで練習を続け、その地で生活費をアルバイトで稼いできた。
韓国スーパー・フライ級チャンピオンにもなった過去がある。今は、日本の別のジムに移籍。戦績たるや、28戦して、21勝(うち15KO&TKO)7敗。
なんで、プロととても言えない試合会場でもガマンして、韓国のジムにいたんですか?と、かつて聞いたことがある。
「・・・・・・ジムのスタッフがとても、良くしてくれたから・・・」
そんな厳状は、今も何ひとつ変わっていない。
それを打破したくて、相次いでこんなコトをしでかしたのであろうか?
今大会をカンフル剤にして、韓国ボクサー、とっても強い!ということを、世界にアピールしたかったのだとしたら、愚か過ぎた。大博打過ぎた。
世界を敵に回してしまった。
少なくとも、本当に強いボクサーが出現しても、今後10年は、勝利を疑われる。例え、ノックアウト完勝しても、だ。
バカなことを、しでかしたものだ。大会収支、巨額赤字より、痛いパンチを喰らった!
韓国に向けての、勧告記事となった。
反省して欲しい。国際ボクシング協会も、だ。
そう言うしか、今は無い