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《 あの人は、今 続編 》名作テレビドラマ・シリーズ「北の国から」、俳優を引退している正吉役の中澤佳仁について、脚本家・倉本聰が、思いのたけを吐き出していた。その後の構想と「厳実」

2023-03-05 14:49:09 | 真偽を求めて・・・こころ旅

 【 2022・12・26 掲載 】

 この1か月半余り、タイトルにある、「北の国から」で、純と、蛍の、その後の人生に大きな影響を与えていった、笠松正吉役を長く好演していた、中澤佳仁について驚くほど多くの検索が、今も寄せられ続けている。

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 中澤社長自ら現場に出て、誠実に働く姿勢が、評判と、信頼を呼び、自宅にほころびが出始めていることによる、近年の「リフォーム工事」続出のなかにあって、群を抜いて,多忙。

 業績も、順調に、発展している。

 中澤の人柄、ひたむきな誠実さに負うところが大きい。

 そう、言われている

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そんな中澤の、芸能界引退について、このドラマの脚本家の倉本聰が、実は最終作が放送された後、かつて、自ら勤めていたラジオ局「ニッポン放送」の番組の中で話していたものがみつかった

 いきなり、「北の国から」が、その後も製作・放送出来なくなったのは「正吉事件」があったからだと,、その理由を言い出していた

 ちなみに、意外だったのは、当初,ドラマのタイトル、倉本の発案では、「灯。ともしび」であった・

 それを、フジテレビが「北の国から」に、強行に変更を依頼し、変わったという

 「灯」では、消えていった気がする

 何かにつけて、トラブルが起きると、「事件」と名付けるのは、芸能界の、いわば習性

 倉本は、当時から単なる脚本家ではなく、その数段高いところに位置する「先生」という意識、むきだし

 とっても、えらいひとに、なりあがっていた

 仕事欲しがる、たとえば、いしだあゆみなどは、おもねるように「せんせい」と言って、すり寄ってくる

 なもんで、中澤の態度に驚いた

 「正吉が、役者を辞めるというんだよねえ・・・・」

 信じられないという、口調

 感動も呼んでいる自分の話題作、視聴率も良かったし、個人の自由は許せない感情、にじませる

 「どうしても、もう出ないというんだよ」

 結局、すでに記事化したように、正吉を演じた、中澤佳仁は、声のみの出演で終えた。

 倉本大せんせー、許しがたかった口ぶり

 「北の国から」が、その後、出来なくなった責任は、正吉のせいなんだよとまでは、言いきらなかったが・・・・ 

 だが、原因は別のところにもあった

 メインスタッフの、定年退職が相次いだのだ

 ちゃん、付けで呼びかけていた熟練の撮影技師、録音技師、照明技師たち

 「定年という言葉は知っては、いたけれどねえ・・・・」

 「現場に、もう、出てこれないというんだよ」

 あの大自然の映像をはじめ、メインに優秀な技師がいたからこそ、出来たもの

 それが、もう、その高レベルでは出来ない、製作できない

 少なくとも、倉本大せんせーのおめがねには、かなわない

 加えて、すでに記事化したが、杉田監督ともケンカ、衝突、あつれき産んでいた

 「もう、杉ちゃん。お前には、やらせない。撮らせない」

 大せんせーと、ぶつかり、ケンカしたことは、杉田は当時、認めた

 しかし、つくる、つくらない、つくれないは、フジテレビが判断すること

 倉本ではない

 巨額のカネと、四季を巡る長期の撮影も伴う

 結局、永遠に創ることはないまま時は過ぎてゆく

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 なお、中澤が、食べていけなくなっていたというのは、ある面、事実

 というのも、児童大勢の事務所に所属していたと聞く

 その他児童を扱うプロダクションの、ギャラの取り分、1-9,1割以下

 下手すると、5パーセントの手取り

 コマーシャルでもないと、生活苦に陥る

 おまけに、マネージャーも現地についてこない、

 カネだけ、しぼりとる

 とても、将来、食べていけない

 例えば「3年B組金八先生」に出てた、多くの男女生徒

 みんな、食えずに、引退した

 吉本興業より、ひどい

 構造が、腐っているのだ

 もし・・・ 中澤が、良いプロダクションに在籍していたら・・・

 いまさら言っても、仕方ないが・・・・

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 ちなみに、純役の、吉岡秀隆も、子役の時代

 「劇団若草」に、所属。

 契約更改の折に、条件面の交渉を経て、変わったと聞く

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 蛍役の中嶋朋子は、母親がベッタリつき、「劇団ひまわり」に籍はおいていたものの、金銭交渉は、母がマネージャーをしていたのを、みている

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フジテレビとは、その後、どういう経緯か、連続ドラマ、1本がつくられた

 「風のガーデン」なるもの

だが・・・・・・

 ディレクター・監督は、なんと、かつてのライバル、山田太一の、次女

ちなみに、山田太一自身は,病気も加わり、神奈川県内にある老人高級介護施設にいる。

 もう、すでに、新作を書ける可能性は、残念ながら、無い

さて、「風のガーデン」

 富良野塾出身の、若い男優が抜擢され出てたのだが、驚くほど、ドヘタ、学芸会レベルだった

 疑われる、倉本大せんせーの目

 抜擢には、何か、別のチカラも作用していたかもしれないが

見る目がないというほかなかったし、完成度も低く、低視聴率のまま、終えた

 さらに、驚くべきことがあった

 女性監督が、第1話から、倉本大せんせーの脚本を、大胆に変更

 前、中、後

 組み換え、削り、あらたに付け加え、もう、驚いた

 それに気づいたのは、見逃した回があったから

 どんな内容であったのであろうか

 「風のガーデン」の、シナリオ集を購入

 読み始めて、ええっ!

 その事実に、気付いた

 全体の流れは変えずに、大胆脚色

 こんなこと、許さないのが、倉本大せんせーであったのに・・・・

 1字1句、役者にでさえ、変更を許さないことに、名をはせていたというのに・・・

 せんせーが、新人の頃、ザ・スパイダーズの、はちゃめちゃ歌謡映画のシナリオ、書き飛ばして、撮影現場で変えられて,書き変えられていた

 だが、このときになって・・・・

 この大胆変更の「事件」

 横浜で、大せんせーに、直接、聞いた

 ーーー倉本さんの、脚本,手が加えられてましたよね

 「・・・・・・まあ・・・・・ね」

 ーーーー山田太一さんの娘さん、倉本さんから見て、優秀でしたか?

 「・・・・・・まあね・・・・・・・・・」

 むすっ

 怒り顔

 あとは、語らず

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 その後、テレビ朝日で、昼連続ドラマを描いた

 コマーシャルはさまれ、1回分、わずか9分

 かつての、老俳優たちが、施設に集うおはなし

 「やすらぎの郷」

 そして「やすらぎの刻、道」

 テレビ朝日は、大々的に、キャンペーン、宣伝展開

 週刊誌まで、グラビア組んで、その流れに乗った

 だが、数字は、さんたんたるもの

 目も当てられずに終幕

 以降、大せんせーのテレビドラマは、ない

 せんせーの、ウイキペディアをみるといい

 撮影されない「北の国から」の、その後が、どんどん、つづられ、ほとばしる、情熱が、のぞく

 もう、製作は、永久にされないのに・・・・・・

 はてしない、あくなき、執念すら、のぞく

 せんせー。すでに、間もなく、88歳を迎えられる

 薬を飲み、車いすでしか、歩行できない身になられて・・・・・

 やすらぎのときは・・・・、ひとときもない

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 2023・3・5 追記

 ラジオを、何気なく、深夜、耳にしながら、ぶわっと、中澤佳仁が、演じていた、あるシーンが、目の前に、あざやかに、よみがえった

 番組は「ラジオ深夜便」

 この夜の担当は、後藤繁榮(しげよし)、71歳

 トークのゲストは、竹下景子、69歳

 この夜が、2か月に1回、2年間続いていた、竹下との、つれづれなるままに、話を聞くコーナーの最終回

 実は、後藤と、竹下は、愛知県名古屋市昭和区に建つ「南山高校」の、同窓生

 とはいっても、竹下は「女子部」、後藤は「男子部」

 

 校門も違えば、校舎も違う

 後藤が、1学年上。

 当時,高2で、竹下が名古屋発の連続ドラマに出ており、すでに、ガッコでは有名

 学園祭の時、美少女の竹下を見かけ、男子部校舎、3階の窓から身を乗り出して声をかけた記憶があるという

さて、最終回の竹下の、ラストのリクエスト曲

 

 加藤登紀子が歌う、♬「百万本のバラ」

 そう、竹下が出ていた「北の国から」で、正吉が、蛍への思いを寄せて、バラの代わりに、自分の身長よりも高く、大地にそびえ、群れている、雑草、金鶏菊を、ひたすら刈り続け、蛍の元に、送り続けるシーンに流れる曲だ。

 竹下がからむシーンや、逸話ではないが、そのシーンが、69歳の今も、胸の奥深くに記憶していた

 そういうことだ 

 聴いてて、よみがえったあのシーン

同じ思いの読者が多かったようで、中澤の今を取材した記事に、一気に深夜。検索が集中していた

 中澤佳仁

 永遠に、人々の記憶に、いまもって、残り続けている・・・・・・

 



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