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《 リアル 老ピン芸人 ルポ 12》 堺すすむ。頭髪・・・・進む、すでに70と5歳の老齢。客に受けない、客が笑ってくれないと、怒りまくり、怒鳴り、叱るようになっていた。その末路を再現描写した

2018-05-19 13:51:11 | 演芸イロモノ

 演芸ファンにとっては、知る人ぞ知る、堺すすむ。

 「♪ な~んでか、フラメ~ンコ~おお」の、フレーズで、その昔は知られ、笑いが比較的取れたピン芸人だった。

   いわゆる、「使用前」

  そして、頭髪「使用後」の、おヒト。

  気に入ってるお写真らしく、新ネタ求むが目的の、自身のブログにも使用していらっしゃる。

 若造りしても、すでに75歳にもなっている。

 で、この不定期連載。

 すでに、12回を数えるまでになった。

 芸人は受けなくなったら、自分の責任。笑ってくれない、笑う客が少ないのは、自分のネタが悪いから・・・・なのだが、この老ピン芸人は、露骨に、いまだ、客のせいにする。

 それだけに収まらず、

  怒りだす! 叫ぶ! 叱る!・・・までに墜ち、芸人としての醜態を見せ始めた。

 今年の4月7日(土)の、夕方。

  堺すすむは、この会場で、舞台に立っていた。

  福島県の浪江町にある「地域スポーツセンター」のなかの、「サブ・アリーナ」。

 可動式の客席だ。

 そう。浪江町といえば、7年前の3・11で、鬼畜国営企業ともいえる東京電力がまき起こした、予想されていた甚大な人的被害の「未必の故意」による福島第一原発、水素爆発漏えい「事件」により、町がいまだに破壊されたまま。荒れ野と化したままだ。

 そんな背景もあり、集った客も、堺と年齢が近い、男女の老人が中心。

 だが、かぶっているせいか、堺は、はるかに自分が若い意識が、いつもある。

 収録された音声を、要所、要所で、再現してみよう。

 ちなみに、堺。原発の「げ」も、被災の「ひ」もクチにしないまま。

 アタマから、また今日も、受けない。笑いが、少ない。

 「真ん中から前しか、反応が無い気がするんですが」

 「後ろの方。大丈夫ですかあ!」

 浪江の、復興の起爆剤にしている、有名な焼きそばを、「うどんみたいに、麺が太い」と、コケにしてゆく。

  同じ福島県内とはいえ、浪江町から、100キロメートルも離れた、「塩屋埼」を歌った、美空ひばりの、「塩屋崎」を歌い出す、堺すすむ。

 自分では、ものまね、似ていると想い込んで、悦に入っている歌い振り・・・・なのだが、音痴気味。

 美空ひばりが生前、「お嬢」と、熱烈ファンに呼ばれていたことに、引っ掛けてか

 「お嬢!って、掛け声、かかるの!」

 「かかるの!!」

 怒り、叫び、叱る。

 客。仕方なく、声だす、掛ける。

 やらせる、堺。強いる、堺。

 「なんで、そんなにパラパラになるの!」

 「もう少し」「タイミングを」

 強制、また、強いる。

 「(い)やんなるな」

 それでも、歌う、堺。

 「手抜きするな!って、言ってんの!!」

  目むいて、怒鳴りまくる、堺。

 「なに、ボ~ッとしてんの!」

 「気持ち、入ってんの!?」

 得意の、客いじり。得意の、客を馬鹿にして、見下げてゆく流れ。

 「もう・・・ひとつ、覚えたら、ひとつ、忘れるの!?」

 「何で、声、パラパラなの!?」

 勝手に歌いだし、受けないままと気付き、

 「やめよ、これ」

 自分を、観客の前で「堺すすむさん」と、厚顔無恥にも、言ってのける。 

 「説明しないと、分かんないの!?」

 千昌夫のネタ振るが、受けない。

 「栓(千)抜きなの!」

 「分かった!?」を、しつこく、繰り返す。

 「後ろ、手抜いてるね?」

 「ダメよ、手抜いちゃ!」

 勝手に指導し、反発し、批判し、受けないと、観客を馬鹿にするパターン。

「もう、(観客の男性に、「お迎え」が)間もなくだなと想う」

 捨て台詞の、極みというほかない。

 締めは、いつもの、ウソで。

 「浪江って、日本で一番良い町だと想います。そう言えって、町長に言われたんです」

 観客、冷ややかに視線、あきれながら投げかける。

 むろん、笑いは・・・・・カケラも無い。

 

 


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《 リアル 老ピン芸人 ルポ 11 》 [追記版]「な~んでか?」と、なぞなぞに掛けた、客いじり漫談の、堺すすむ。かぶりもの装着して、すでに75歳に。老いが目立ち、病気か? 頬が、ハゲしくこけて・・・

2018-01-07 21:21:31 | 演芸イロモノ

 《 2018・1・3 初掲載記事 》

 この記事を読んでみようか? と言う人は、堺すすむの、芸まがいの有り様を、見聞きしたことが、ある人達であろうと想う。

 この、堺すすむ。

 今は、芯から笑える話術を持っているとは思えないが、他の芸人に較べて、ラジオ演芸番組への出演は多いほうだろう。

 かつては、その高座ぶりを、演芸場やホールなどの定席(じょうせき)で観たことがあるが、近年はラジオ、テレビなど、それで、彼の芸の推移をカバー出来ている。

  最近も、相変わらず、笑いが無く、あってもクスクス程度の反応しかないと分かると

 「もうちょっと、早く分かってもらわないと」

 「そんなふうに、じゎ~っと分かってもらっても」

 「そこの、おじいさん。分かったかなあ?」

 自分が、すでに75歳の、おじいさんなのになあ、と想う。

  ギター漫談というより、「あがきながらの、客いじり芸」と呼ぶにふさわしい近年。

 地方のホールでの、公開録音番組での締めは、ソコの市、町、村を、あからさまに、ミエミエのヨイショしたあと、

 「市長、町長、村長に、そう言えって言われたの」

 笑いが、背中越しに聴こえないまま、舞台を去る、堺すすむ。

 もちろん、それぞれの「長」に言われた事実は、いまだかつて、無い。

 聴いてて、観てて、想う。

 数十年前に受けて、笑いを取れていたネタを、つなぎあわせて高座に上がれば良いのに、と。

 常に、無理やり、アタマひねりまわして、新ネタを作り上げ、組み立てているから、果てしも無い、アリ地獄に落ち込んでいると。

 そんな堺すすむが、この1月7日の、夜8時からTBSラジオで放送される「らんまんラジオ寄席」に、出る。

 すでに、昨年の11月か、12月に収録済みのもの。

 そのため、番組の紹介ページに、彼の出番前の姿が、掲載されていたのだが・・・・・。

   この、余りの激やせぶり!

 ゲッソリと、頬が削げ落ち、今まで来ていた舞台衣装がダブダブになっている。

 こ、こ、これは!

 先の2枚の写真を見て欲しい。

 舞台を収録した、テレビ画面を切り取ったものだが、10月のもの。

 この急激なハゲし過ぎる、やせ振りは、一体、どういうことか?

 なんらかの病気が原因というほか無い。

 声の出具合は、どうなのか? 再度繰り返すが、すでに70と5歳。若ぶって、かぶりものしてても、75は75.

 動かしようのない、事実。

 関心のある方、お笑いが好きな方。聴いてみてください

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 《 2018・1・7 21時21分 記載 》

 聴いた。

 会場は、東京の赤坂、TBS局舎の施設。

 まあ、受けない。客は、笑ってくれない。

 当然であろう。クズネタだもん。

 ハゲしく、落ち込む、墜ちた芸人は、またも、受けないコトを、客のせいにする。

 「ナニ、この静けさは?・・・・・」

 「この次のハナシには、ボ~っとしないで!」

 新ネタ、披露するが・・・・・

 「オトーサン、まだボ~ッとしてるの?」

 番組を聴いていない人でも、この、堺すすむの言葉並べただけで、会場の雰囲気、観る影も無い惨状が伝わってくるであろう。

 すでに、かぶって、若ぶっていても、75歳。

 入院が早いか、現役芸人にこだわったまま、そう遅くない時期に、ひっそりと他界するのか・・・・・。

 悪いこと言わない。

 引退を、お薦めする。

 聴いてて、哀れで、あわれで、仕方が無い


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《 リアル 芸能 ルポ 》 春風亭昇太、12月9日で58歳に。いまだ戸籍上は未婚。だが、ホモや、ゲイではない「芸人」。タレントとしての知名度はあるが、本業の落語が「落伍」「落誤」の出来では・・・

2017-12-11 12:03:38 | 演芸イロモノ

  偶然か、昨日。春風亭昇太(しゅんぷうてい しょうた)の落語を、目にしていた。

 出し物は、古典落語として有名な、「権助魚」(ごんすけざかな)。

 会場は、東京のニッショーホール。堅く言うと、日本消防会館。

 約2か月前の10月13日に行なわれた「東京落語会」での高座だ。

 月に1回。演芸ホールや、落語の定席の演芸場ではなく、定例のホール落語の場として、NHKが主催運営し、すでに丸10年。

 この回で、700回を重ね、古くからの落語ファンのなかでは、知られている催しだ。

 この「権助魚」。簡略に言えば、店を取り仕切る女将さんが、旦那の浮気、妾の存在を疑い、ある日のコト。

 使用人の権助を呼びつけ、旦那の尾行を依頼。且つ、権助がすでに「関係」を知っているであろうと踏んだ、妾との有り様を、手練手管を駆使して、全部ゲロさせようとする・・・・・という、一席だ。

 この春風亭昇太こと、田ノ下雄二。このネタを得意としているようで、この記事を打ち込むに当たって、検索してみると、声のみを中心に、何本もパソコンで聴くことが出来る。

 お話しに入る前の、「枕」の振りで、早口で、自分の身辺で起こったことや、時事ネタをやり、早くもクスクスと、客席からの笑いを取っている。

 「つかみ」は、上手だ。「くすぐり」も。が、そこまで。

 入門して、すでに35年目。

 本業であるべきはずの、落語家、ないし、噺家(はなしか)として以前に、こ器用な、使い勝手の良いタレントとして、何でもかんでも、ギャラが戴けると有れば、手を染めてきたキャリアが、成せるワザだ。

 この日も、だ。

   自分の人気度、知名度を、自慢げに披露したのち、主催におもねる気もあったのであろう。

 大河ドラマ出演のオハナシを戴いて・・・・とひとくさり、ふたくさりの自画自賛バナシ。

 座布団から立ち上がりかける、大げさな身振り手振り。動作そのものに象徴される、「浮かれ振り」「思い上がり」ぶり。「勘違い」すら、のぞく。

 コレ、このように白塗りして「今川義元」を演じたとのくだりで、すでに11分もの「枕」に時間を費やし、やっと本題に入った・・・・・のだが、その先から、それまでの笑いが、ピタリと停まる。

 落語が、これほどまでにヘタだとは・・・・・・・。

 クスクス笑いは、耳に届くのだが、ドカン、ドカンの笑いが皆無、続かない

 ただ、叫んでいる調子。

 自分では名人上手と思い込んでいる・・・・ふしがのぞく。

 しかし、人気、知名度はともかく、肝心要の「落語」のしゃべりが、このザマでは・・・・・。

 知名度を、一気に押し上げたのは、演芸的番組の「笑点」で、司会進行役に任じてから。

 しかし、この番組。取材したこともあり、そこいら辺の記者、 よりは、内実も知っている。

 視聴率も、関東地区に限ってではあるが、すでに以前から安定。根強いフアンがおり、別に彼に司会進行役が、変わろうが、誰になろうが、変動は揺るが無い強さ。

 ソレを、自分のチカラと、勘違いしているようだ。

 座布団の枚数の数え間違いのミス。それに気付きもしなかった、舞い上がり振り、落ち着きの無さも、そんな彼の現状を、如実に現した一幕。

  このテンマツを記事化した、デイリースポーツ。

 「謝らない」と、誤った記事。

 ノーチェックで記事を出していることが、天下にばれてしまった。

  あわてて、修正。「謝らなければならない」のは、ディリ―でもあるのだが・・・・・。

 そんな、折れそうな鼻をさらして、鼻高々な昇太の、落語ならぬ、「落伍」ないし「落誤」の、上記、一席。

 実は、テレビ放送されたもの、

 昨日、NHKのEテレで放送され、本日、午後3時から再放送されます。

 さらに、16日の土曜日の未明。午前4時半から、再再放送される予定。

 ホントに、彼が想いあがって、浮かれている「落伍家」かどうか? 耳の肥えた噺家ファンは、留守録してでも、是非とも、この眼と耳で、お確かめくだされば、ありがたし。

 くしくも、この12月9日で、58歳にもなった彼。

 演芸場高座スズメの間では、あいつ、戸籍は入れてないけど、女いるよ、との一席が、根強い。

 ただし、たまに、他のオンナにも手を付けていて、下半身が落ち着かないゲイ人とのこと。

 してみると、女将さんが、事実上の妻で、取り巻きの弟子が権助で・・・・・・と、笑えないオハナシになるかも。

 フォーク芸人の、坂崎幸之助に似ている状況か・・・・・

 ポキンと、鼻、折られる日も、そう遠くない気がしております

 


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《 リアル 老ピン芸人 ルポ 10 》 ギター漫談の、堺すすむ。相変わらず、観客を見下し、脳を馬鹿にし、上から目線変わらぬまま。芸人として、越えてはならない一線を踏み外す日々

2017-10-23 21:38:06 | 演芸イロモノ

 使用前。

 使用後。かぶせ後。乗せ後。

 「♪ な~んでか? それはネ、それはネ・・・・・・」

 なぞなぞに引っ掛けた答えを言って、笑いを誘い

 「♪ な~んでか、フラメ~ンコ~!」

 ギター抱えて、かき鳴らし、このフレーズで、ん十年。来月で、オントシ、75歳を迎える。

 トシ相応に、すっかり、髪の毛が無くなり、愛用・着用してからも、ん十年。なもんで、気だけは、あきれるほど若い。

 観客の笑いが、年々、髪の毛に比例するかのように、少なくなってきている。

 そのため、公開録音番組や、演芸場の舞台で、いらだち抑えきれず、怒りが沸くのか、客いじりまくりが、ひどさを増している。

 これまでも、この不定期連載で、具体的に指摘しており、読者数も、演芸ネタにしては、予想以上に多い。

 先日も、また、演芸場で・・・・・。

 《 (客席に向かって、正解を)考えてる? (答え、1人から、返ってくる)

 お~、結構、レベル、高いじゃん! コレで、答えるってえのは、レベル高い証拠。この間の客なんか・・・・・

 やりにくかったんだよ。今度は、もっと、むずかしいよ。

 (ネタ、披露)

 分かってた? 分かった!すごい!

 コレが今、分かる人は、ものすごい、いい脳みその人。

 この間、一番カンタンな、な~んでか、やってあげたの。

 大阪の、おばちゃん・・・・

 (受けなかったのに、大阪のおばちゃんを、こき下ろす)

 この間、山形に行ったときは・・・・・

 え~なんや~?

 ( 受けず、笑われもしなかったもんで)、となりの、ばあちゃん、じいちゃん、ばあさん、・・・・と、相次いで、馬鹿にして、また、こき下ろす。

 ( 表向き、年齢不詳にしており、自分が実は75歳間近なのに、若い意識モロだしで、同年代の老人を見下し、馬鹿にして、笑いを取る、話術パターンに・・・・・・)

 (観客の心、次第に引いてゆく・・・・・・。愛想笑い、すら消えてゆく)

 もうちょっと、早めに分かってもらわないと。

 ( ネタ披露。笑い無く、微妙な空気感・・・・・)

 そうやって、じれ~っと分かってもらうの、嫌なんです。

 参加することが、ヘタなひとは、こっち見ないで、ボ~ッとしてて!

 ちょっとは、考えたら!?》

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 受けない、笑ってもらえない「厳実」を、ここ数年、痛感しつつも、それを観客のせいにする。

 お笑い芸人としては、ドツボの底にはまりこんでいる、堺カツラすすむ、75歳間近の、我が身も、じいさん。

 それでいながら、どこかアタマの片隅で、「自覚」はしているようだ。

 自分が住むマンションにいる、小生意気な男の子とのやりとりをネタとして創ったなかで、このような子どもが言うセリフを、クチにする。

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 《 だって、面白いか、どうかは、あんたが決めるんじゃない。お客さんが、決めるんだからさ!》

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 また、別の日の、スタジオでの公開録音。

 新作ネタか、さまざまな友人、知人のあやなす、なぞなぞ話しを続ける。

 受けない。ソレは毎度のこと。

 だが、その友人や知人を、すべて「こいつは、さあ」「コイツは、ねえ」と表現。

 その上から目線の、見下した表現。

 この記事を読んで下さっている、あなた。

 例え、友人や、取引先のヒト、同僚、先輩、後輩、近所の女性らと雑談、談笑の際、「こいつはさあ」とか「こいつね」とか、連続して、言われたり、友人の面白いエピソードだとしても・・・・得意そうに、愉快そうに、最後まで「こいつ」話、しまくる人物を、どう想いますか?どう感じますか? どう、受け取りますか?

 ましてや、自分が当の「こいつ」だったとしたら・・・・・・。

  

 堺すすむのネタを聴いてて、この男の性格がにじみ出たように痛感した。

 せめて、「こいつ」は、ひとつ。あとは、「彼は」、「彼女は」、「その人は」・・・・と、振り分ける神経には、及ばなかったものであろうか・・・・・・。

 

  この不定期連載の《4》で取り上げた、牧伸二。

 多摩川に身を投げて死んだが、その数年前からは、ひどい芸であった。

 確かに、かつては一世を風靡はした。なのに・・・晩節を汚しまくっていた。

 後年。笑いが取れないと、モロにいらだち、ウクレレかき鳴らして、叫ぶのは、ヒワイなチンマン猥歌(わいか)。

 なりふり構わぬ、捨てばち状態が続いて、・・・・死んだ。

 が、その起因は、受けない芸まがいと言うより、芸人仲間に吊るし上げられた650万円あまりの、使途不明金。

 その説明をしなければならない日が、迫っていた。

  間に立った、原一平。私のインタビューに答えて、その事情を話してくれて、数年後、病死してこの世を去った。

 原一平。受けなくても、絶対に客のせいにはしなかった。

 実は、堺すすむだけではない。客を見下し、受けない、笑ってくれないのは、客のせい、客が悪い!と、マジに思い込んでいる自称・芸人は、実に多い。

 落語ブーム? 人気があって、すぐ売り切れになって、チケットが取れないという、嘘八百の落語家が、出演番組の「まくら」に、しばしば使われている。

 真っ赤な、ウソ。ブーム? 真っ黒な、ブラックユーモア。

 そんなのに限って、落語家じゃなくて「落伍家」。

 高座で、口火切るカタチで、小噺(こばなし)振ってみて・・・・笑いが無いと、こう言い出す「落伍家」が、近年目立つ。

 「最近ね、企業の宴席や懇親会などに呼ばれることが、有りましてねえ・・・・。一席、やりますでしょう。クスッとも、笑ってくれないんですよ」 

 「なんなんですかねえ・・・・会社員の男性ってえのは。こう、腕を組んで、笑いを、じっとこらえている、上司や部下の手前もあって、おかしくても、笑っちゃいけないという、社内教育を事前に受けてるんじゃないか?と、思えてならないんですがねえ・・・・・」

 で、そんなマクラを振ったのちに、噺を繰り出す。

 その高座でも、まったく、笑いが無い。

 話し終えて、何気ない表情をつくろって、高座を降りる真打ちもいれば、こうぶちまける、お馬鹿な「落伍家」も、いた。

 客席を見渡せば、中高年以上が大半。

 「少しは、笑っていただけませんかねえ。例え、お義理にでもさあ・・・・。こっちもね、来ている客の年齢に気配り、配慮をして、それにネタを合わせて、やってるんですから」

 もはや、カネまで払って観る芸、笑える芸、堪能出来る芸人は、いなくなったと言って良い。

 テレビに、本業以外で、出まくって日銭を稼いでいる、お笑い芸人、落伍家に、ホンモノの芸人、将来、名人になりそうな輩は、1人としているであろうか?

  テレビのコメンテーターとして出て、イッチョ前に、平日、毎日、井戸端会議に参加している、立川志らく。

 批判は、多い。自ら、マクラに振る。

 「もう、悪く言われまくって・・・・」

 「テレビに出なきゃならないほど、ヒマなんだ、とかね」

 「(立川)談志の、劣化した姿みたいだとか」

 そのマクラを振ると、大きな失笑が起こる。

 やった噺は、古典落語の名作、「死神」。

 師匠の、故・立川談志の「死神」は芸になっていた。おかしみも、あった。

 ところが、志らくのは、まったく笑えなかったし、芸にもなっていなかった。2度、観た。笑えなかった。時間の、無駄だった。

 このように書くと、ブログやツィツターから漂う、短気や、他人からの批判は一切認めない性格からして、不愉快だ!と怒るであろうが・・・・。

 笑えない芸は、芸ではない。

 先代の林家正蔵の噺っぷりは、笑い無くとも、至芸であった。

 

 志らくで、笑えたのは、立川談志の形態物真似。それだけ。

 芸歴は30数年。すでに、54歳。

  同じ立川談志の、元・一門の、立川志の輔の「独演会」で披露する、新作落語。

 芸、に昇華し、そう成し遂げつつあるように想える。

 かつての、圓生、志ん生、文楽、小さん、志ん朝、談志・・・・・。

 今、名人と呼べる人はいないが、出れば、必ず笑える噺家、落語家は数人だがいる。

  瀧川鯉昇(たきがわ りしょう)、64歳。芸歴、42年。

 彼を知ったのは、同じ静岡県立浜松西高校を卒業した、天野浩が、ノーベル物理学賞を、受賞したことから。記事にも、した。

 そこから、鯉昇の噺を聞き始め、観続けた。

 この、見るからに怖い顔で、じっくり客席を見回すだけで、ドッと笑いを誘い、それがマクラとなって、引きづり込んでゆく。

 どのような古典落語を演じても、まず、当たりはずれが無い。

  この柳家権太楼(やなぎや ごんたろう)も、笑える、当たりはずれが皆無。

 すでに、70歳になるが、その芸は、常にひょうひょうとし、このような顔の表情の変化で、喜怒哀楽を独りで、見事に演じ分けてゆく。

 むろん、両人ともに、客の悪口も言わず、見下ししたことは、一度も無い。

 鯉昇などは、天野浩と自分が高校で授業を当時受けたさまを笑いに変え、自分のサマを笑わせる。

 同じピン芸人で、毎度、同じネタをやっても笑わせるのが

  ぴろき。出てきた、この姿で笑いをまず取り、自虐ネタ、家族ネタ。娘ネタなどで、切れ目なく、笑わせる。その笑い、群を抜く。

 最期の最後の、♪ポロン、まで。

 受けないネタでも、客を絶対に見下さない。そんなの一度も、見せたことは無い。

 ソレが、芸人。芸人たる、あるべき姿。

  やすし・きよし。

 今もって、この漫才師を抜き去るものは、いないように想う、

 ハチャメチャな人生を送り、他界した、やすし。

 インタビューもしたが、いやあ、その身そのものが、最高の芸人だった。

 そんなやすしでさえ、老人を馬鹿にしなかったし、見下さないし、他人をネタにしない。

 自分の不祥事を、見事に笑いに転化させていた。

 見てんか、わろ転化。

 もう、笑いを取る、死ぬまで、天下、の芸人であった。

 に較べて、この堺すすむの話術は、日ごとに、ひどい、さかい、堺。

 今日も、観客の感情無視して、すすむ、進む・・・・・・・・・・・・・・

 

 

  

 

 

 


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《 リアル 芸能 ルポ 》 かつての、お笑いの女王、山田邦子が、1回戦の出場を土壇場で拒否した、「2017 女性お笑い芸人ナンバーワン 決定戦」。その、あきれ返るしかない、知られたくない内幕

2017-10-17 21:14:00 | 演芸イロモノ

 いやあ・・・・取材してみて、驚き、あきれ果てた。

  山田邦子が、土壇場になって出場をしないことを決意し、会場にも出向かなかった、題名の催し。

  お笑いのジャンルでくくり、女性芸人の中で、今年のナンバーワンを決定しようというもの。

 スタジオなどで、それなりに名を成した、もしくは新進気鋭の女性お笑い芸人たちが競い合い、曲がりなりにも「日本一」を決める、バラエティーショーまがいのシロモノ。

 そう想っていた。例えば、物真似ナンバーワンみたいなもの、と。

 であっても、山田邦子が、「日曜バラエティー」で披露する程度のお笑いネタでは、日本一や、優勝には程遠いし、厳しいなと判断。

 そう、すでに、記事化した。

 ところが!

 本日に成って、山田邦子。

 その土壇場で出場拒否した理由を自身のブログで、打ち明けたが、ちょっと驚くような事情が記されていた。

 えっ? あれ~っ?

 それが本当だとしたら、こりゃあ、疑惑に満ちた、おかしな仕組みのイベント番組になりそうだ。

 改めて調べた。

 番組の日本一決定戦までの、やり方は、こうだ。

 出場者の応募を、9月6日から、10月12日まで募った。

 無名、有名、問わず。1人でも、コンビでも、カルテットでも、可。

 だから、山田邦子が解釈したように、アマチュアや、お笑いを勉強中の研修生という、世間では、まったく無名の女性たちが、わんさか出場している。

 そして、10月13日から同22日まで、東京や大阪で、ネタ見せの1回戦が始まった。

 ちなみに、2回戦は、11月4日から9日まで。

 次の段階の準決勝が、11月22日。

 そして、日本一決定が、12月に、という運び。

 その期日は、日本テレビの番組編成上の都合も有り、本日現在、未定。

  その会場がココ。東京都目黒区鷹番1丁目に建つ、「中目黒 キンケロ・シアター」。

 ん? 芸能界に詳しい人は、キンケロで、気付いたひとが、いるかも。

 そう、キンキンこと、故・愛川欣也と、戸籍上の妻であった、ケロンパこと、うつみ宮土里が建てた劇場だ。

  客席数、133席。

 そこで、なんと公開録画収録みたいなものなのに、出場者から、当日、現金で、1組2000円を取った、徴収した。

 コンテストなのだから、ノーギャラならまだしも、カネを取る。

 お笑いのキャリア、40年以上の、一時期は女王であった山田邦子にすれば、あ然、ボー然も、分からないでもない。プライドはそんなに高いヒトでは無いが、ビックリしたはず。信じられなかったはずだ。

 聞くと、「エントリー代金」、つまり応募するための料金だという。

 「2回戦からは、いただきません。応募代金として、受領したものですから」

 さらに、だ。

 観客からも、当日料金と言う名目で、1人、500円を取った。

 たかが、500円。されど、500円だ。

 すでに、4日間の1回戦が終了。明日からは、大阪に審査会場を、ライブハウスに移して再開される。

 「中には満席になって、入られなかった人もいた日もあったと聞いております」と、事務局の女性。

 ちなみに、500×133=6万6500円。

 会場の1日の借り料金、照明料金も含めて、約20万円。

 しかし、山田邦子ではないが、すでに番組のスポンサーもいるはずだし、2000円を取るのは、いかがなものだろうか・・・・・。

 500円も、取るのは・・・・・・・。

 主催者として、名前が挙がっているのが、日本テレビ放送網(株)と、よしもとクリエイティブ・エージェンシー。

 やっぱり、ゼニゼニゼニありきの、吉本興業商法ならでは、か。

 10年ほど前のこと。

 新宿駅ビルのなかにある「ルミネtheよしもと」に入場を呼び掛けるチラシを、一生懸命に配っていた青年2人がいた。

 聞くと、アルバイトではなく、よしもとのガッコの生徒。

 で、1日配って、もらえる報酬、コンビ合わせて500円.

 合間に、舞台に上がって、観客に、次も観たいか、どうか?の採点もされて、ギャラ2人合わせて500円だという。

 ガッコの学費も払わねばならない。

 また、今から16年前。所属の芸人コンビ、品川庄司が、「ゴールデンアロー賞」の、新人賞をもらった。

 テレビのレギュラーを、いくつも持ち始めていた頃。

 その取材で、相方の庄司智春が、私に嬉しそうに打ち明けた。 

 「聞いて下さいよ! 最近僕ら、大阪の花月の劇場で、一回のギャラ、ようやっと2人して、1000円もらえることになったんですよ! もう、嬉しくって!」

 その後、この庄司智春は、藤本美貴と結婚。

 その後だったか、藤本美貴が打ち明けた。

 「主人の月のギャラが、驚くほど安いのに、もう、ビックリして・・・・。これから、子育てもあるでしょうし・・・・・。暮していけるかなあ、正直なところ、少し不安なんです」

 最近も、テレビのコメンテーターをやって、日銭をコツコツ稼いでいる藤本美貴を見かけたばかり。 

 吉本というところ、芸人が自分から「ギャラ上げてください」と、言い出さない限り、永久に上げないままの事務所。

 で、ハナシを戻す。

 まったく無名の芸人志望だけで、日本一を競わせるわけにもいかなくなったのであろう。

 実は、何人か、有名芸人が、1回戦に出ている。出させている。結果、出来レースの色合いも有りそうだ。

  くわばたりえ。1回戦、通過し、2回戦に出場する予定。

 彼女、所属は吉本ではないが、もっか3児の母。子育て代、ミルク代を将来の為に、無名の者達と競う。

  エド・はるみ。そう、大学院に通い、希望の塾にカネ4万円払い、政治のベンキョしていたヒト。

 だが、あのゼニゲバの権化、小池百合子を経由して、この衆院選に出馬したいのなら、諸雑費含めて、1300万円、すぐ用意出来ますか?と問われ、拒否、断ったばかり。

 で、彼女こそ、上記吉本所属。

 拝み倒されて、参戦の可能性も大きい。

 選挙に将来出るためにも、供託金の予備も含め、優勝すれば1000万円が手に入る・・・・・・あくまで、フレコミでしかないが。

 もちのろん、1回戦は通過した。

  福田綾乃。物真似で、人気を得て、今は、司会業など、幅広くマスコミ登場の身。

 応募はしていた。

 だが、昨日、会場に現われず。キャンセルした。

 事務局は、こう言う。

 「何か、仕事の時間が伸びて・・・会場には来れない、出番には間に合わないとかで、キャンセルしますとのことでした」

 ん?ん?

 山田邦子と、実は同じ理由・・・・かも。

 この先は、むろん、出ないまま。 出て、2000円取られてもねえ・・・・・。

 審査会場を、今後、大阪に転じると

  島田珠代が、出場予定。

 彼女、吉本新喜劇で名を馳せる、お笑い芸人。

 そう、もちろん、吉本所属だ。

 にしてもなあ・・・・・。

   出場拒否し、会場にも行かなかったにもかかわらず、今も、このように出場者のなかに、「山田邦子」の名前がある。

 ズサンを越えて、もう、あきれ果てる、ひどさ。

 吉本せい創立の、吉本興業。

 こんな、おかしな、やりくち。「わろてんか」?

 いえいえ、ほんまに、笑えまへん!

 ねえ、エド・はるみ。

 このザマでも、エ~ド、エ~ド。「グ~!」って、言えますか?

 「希望」無いよねえ・・・・・・・・・

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 《 2017・10・18 追記 》

 福田綾乃なりの、ドタキャンの理由を聞いておきたく、所属プロダクションである「アミューズ」へと、電話取材。

 一般向けの窓口だったとはいえ、何一つ聞いても、繰り返し言葉の連続。

 オウム返しに「確認」をさせて戴きます、ばかり。

 おまけに、平気で待たせる。

 日本語こそ、ていねいではあるが、つながりの無い意味不明の言葉の連続。

 近年こ~ゆ~、電話応対専任の契約アルバイトの女性が増大。

 結局、福田綾乃が、ドタキャンしたホンネは、分からないままに終わる。

 「確認」「確認」の、この女性の苗字を聞くと、ある人気力士の名前。 力士の「髙安」は、はしごだかの「髙」。

 でも、一応、タカの文字を「確認」すると、「高」の方。

 さらに、一応、確認。

 力士の「髙安」の親戚ですか?

 「個人情報に当たりますので、お答え出来ません」

 この手の☎応対アルバイト、増えてきたなあ・・・・・。

 余談。

 文字、4段以上になってしまった。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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《 リアル 芸能 ルポ 》 山田邦子、女性芸人ナンバーワン決定戦への出場辞退? 今の、彼女の芸の完成度ぶりと、私生活は・・・・

2017-10-17 00:52:04 | 演芸イロモノ

 法的に「離婚」が成立したのかな?と、思ったら、違った。

 彼女が、出演に意欲的であった?とされる、「女芸人、ナンバーワン決定戦」への出場辞退との、一部報道があった。

 そのからみでか、以前記事化した、山田邦子と、略奪婚までして「結婚」した、後藤史郎との、完全に冷え切った夫婦生活の1本が、また検索されていた。

  辞退の、詳しい真偽は、分からない。

 すでに、50と7歳。

 最新のブログのスッピン写真を見るに、年齢相応の顔立ちとシワ。

 今日のブログにしても、まったく、その番組のことに、何一つ触れていない。

 にしても、いくつかの、ネット上での記事を読むと、毎週披露している、時間にして7分間の、自作のお笑いネタの中で、一番観客に受けていたネタで、出場しようと考えていた、と。

 それが本当だとしたら・・・・・

 1回戦で敗退は、ほぼ間違いはない。

 今、ここで、そう言い切れるくらい、近年の彼女の編み出す新ネタは、正直、笑えない。且つ、面白く無い。

 毎週披露ということは、NHKのラジオ公開生放送が原則の「日曜バラエティー」が、それに当たる。

 人気絶頂だった昔の、ひらめきや、輝きが見られず、聴けず。

 彼女のレギュラー番組は、これ1本だけ。

 あとは、テレビ通販の、あさましいヨイショぶりのみ。

 むしろ、痛感するのは、ネタの流れで歌うくだりは、音痴だなあ・・・・ということ。

 そのネタなり、新たな新ネタであっても、勝ち進む、勝ち上がりなどは到底無理。

 番組で上手いと感じるのは、山下信(まこと)アナウンサーとの、絶妙の掛け合いや、歌手、芸人をマイク前に立たせた時のしゃべりと、軽妙な掛け合い。

 ソレは、長年のキャリアと積み重ねがなせるワザと、話術。

 しかし、それはあくまで司会進行役としての山田邦子であって、お笑い芸人の山田邦子ではない。

 その番組、何回か記事化している「堺カツラすすむ」の、スタジオに招いた観客への、あまりに見下した有り様をメモしとくためや、気になる流行歌手の歌を聴くために、チャンネルを、よく合わせている。

 なもんで、山田邦子のネタも、よく耳にしている、というわけ。

 さて、彼女自身が思わず語る私生活、ブログの文面と写真。

 それらからは、まったく夫とのこと、夫との生活のことは、出てこない。100%出てこない。

  新宿区四谷にある家で、家庭内別居状態なのか、彼女が外にマンションを借りて、飼っている動物と、1人1匹と暮しているのか、どちらかだ。

 相変わらず、「惠ちゃん」「惠ちゃん」と浮かれまくって、大好きな歌手・山内恵介の追っかけは続いているし、ゴルフもやれば、若手芸人を引き連れてのおごり飲み会もやっている。

 ヨイショされ、持ち上げられれば、樹に登る性格。

 最近は、久しぶりに、民放のテレビ番組のために、1週間ほど、海外ロケにも出かけている。

 帰国してからの洗濯も、自分の分だけ。

 掃除は、飼っているペットのため。

 料理も、自分が食べるものだけ。 

 戸籍上でしかなくなった夫を一突きに殺しはしないものの、夫婦関係はカンペキなまでに冷え切って、氷漬け状態。

 溶ける兆しすら、無い・・・・・・・・。

 

 


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《 リアル 老ピン芸人 ルポ 9 》 堺すすむ。「(自分の芸が)面白くなくても、愛と思いやりを持って、笑って下さい。いいですか?」 74歳にして、芸風変える、泣き落としの日々

2017-08-28 06:38:05 | 演芸イロモノ

 久々に聴いた、堺すすむ芸。

 誰? その芸人? と言う人は、この写真を見ると、分かるかも。

   左が、若い頃の、いわば、「使用前」。で、右が、「使用後」。

 これで、74歳。自分より若い70歳の男性にも、「だめだよ、おじいさん。答え、分かって、笑ってくんなくっちゃ。アタマ使わなきゃ、ダメよ!」と、平気で、かぶっているもんで言う

 ま、そーゆーヒト。

 知る人ぞ知る、「なーんでか、フラメンコ」が、代名詞の老ピン芸人。

 この不定期連載では、自分が練り上げたつもりでいた芸に対し、客が笑ってくれない不満と、つのるいらだちからか、観客に対する、常に見下す、上から目線芸に対して、記事化してきた。

 で、昨日、日曜日の公開生放送ラジオ番組での、舞台。

 やはり、客はなかなか、笑ってくれない。

 しかし・・・・あらら、露骨に見下さない

 なーんでか? と、なぞなぞの回答を、観客に投げかける。

 無理やり、答えを聞き出していこうという姿勢は、薄まって、昔のように、間を置いて、「怪答」をクチにする。

 わかりやすいシャレの答えの方が、はるかに受けることに、気付く

 「こんな簡単なのが、良いんだ」

 思わず、自ら言ってしまう。

 上野動物園で産まれた、子パンダのネタでは、ごはん、「ごパンダ」、パンタグラフをもじった「パンダグラフ」。

 会津磐梯山をもじって、「会津パンダい山」。

 さすがに、徐々に受けなくなる、笑いが少なくなるや、こう転じた。

 「言っている自分だって苦しいんだから」

 「少々面白く無くっても、笑うのよ」

 「先に言うね、思いやり」

 「愛と、思いやり。面白く無くても、笑うの! いいですか!」

 んん・・・・・・・

 なるほど。こーゆー手口の芸に、転じたか。

 泣き落としの芸。すがる芸。言い聞かす芸。

 その目線は、上から少し落ち始めてきた。プライド、捨て・・・・そうで、なかなか、捨て切れない。

 受けない芸は、変わりそうも無いが、引退はする気は、無い。

 晩年を迎えた、終活芸。

 どう、観客は受け取ってくれるであろうか・・・・・・・

 かぶっている物をはずして、驚かして、笑わせるような、ハゲしい奥の手だけは、出さないだろうが・・・・・・


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<リアル 芸能 ルポ> 同じネタでも、いつも笑えた「あした順子・ひろし」の「話芸」が素晴らしかった

2015-12-05 19:59:20 | 演芸イロモノ

 ああ・・・・・やっぱり、亡くなってしまったのか・・・・・・

 今朝、ネットで、漫才コンビ、「あした 順子・ひろし」の、ひろしが、先月 11月の3日、よりにもよって「文化の日」に、この世を去っていたことが報じられていた。

 93歳、老衰でとのこと。

  そうだろうなあ・・・・・納得は、出来た。

 5年前から、高座に上がらなく、否、上がれないカラダになっていた。

 近年、「あした順子」は、高座に上がって、笑いをとってはいるものの、同じく老齢の「内海桂子」や、「昭和こいる」と、随時コンビを組んで、やっている。

 内海桂子の相方だった、内海好江は、すでに18年前に他界。昭和こいるの相方、昭和のいる、78歳になり、闘病中だ。

 偶然だろうが、本日、ラジオから、彼女が「昭和こいる」とコンビを組んで、香川県観音寺市にある「大野原会館」で、観客を集めての公開録音放送の舞台の模様が流れていた。

 順子は、この12月12日で、83歳を迎える。昭和こいるは、まだ71歳の若さ

 93歳にもなる内海桂子と組んで上がる時もそうだが、しゃべりの台本は無い、ようにしか聞こえない。

 おおまかな筋立てと、流れだけは決めておいて、あとは出たとこ勝負。

 だが、今日の漫才といい、内海桂子との掛け合いといい、丁々発止、立て板に水の、パンパンパン! とてもおもしろく、絶妙。いつも、笑える。

 芸歴は、伊達じゃないなと、改めて想う。

 相方が亡くなったのが、約1か月前。

 亡くなったあとの収録だったのか、それ以前だったのか? 知りたくて、「大野原会館」に電話を入れた。

 の~んびりした口調で応対する年輩の職員。ああ、やっぱりな、そうなんだなと。

 芦原すなおが書いて、直木賞を獲り、のちに映画化もされた「青春デンデケデケデケ」が、彼の産まれ故郷である、この観音寺市を中心にロケーションをされたのだが、何にも無い、娯楽の無いのんびりした町というナレーションの印象が投影されたしゃべり方。

 「ええと、10月3日ですわな」

 そうか・・・・相方が亡くなる丸1か月前か。

 今は、どんな心境なんだろうかと、想う。

 訃報での、コンビの紹介記事には、「どつき漫才」という記載が、各紙に載っていたが、私はまったく知らない。

 この「あした順子・ひろし」を見たのは偶然。15年ほど前、か。

 元々寄席は好きで、かつてはよく足を運んでいた。しかし、そこでは見ていない。

 これから、伸びていきそうな漫才師を集めての、水道橋駅近くの小さなホールでの催しに行った際、見たのだ。ベテランの大先輩という紹介のされ方で、出てきたように記憶している。

 ジルバのステップ切って、トシを感じさせない踊りを見せた2人。歌も、披露。話芸も、素晴らしく、若手の漫才師をしのぐ笑いを、毎度、勝ち取っていた。

 何より、間の取り方、ボケと突っ込みのテンポといい、絶妙だった。

 新人で、コレは将来伸びてゆくと確信したのは、「U字工事」。栃木弁を前面に出してのしゃべりは、どんなネタでも笑え、群を抜いていた。

 その通り、売れっ子になった。

 「あした順子・ひろし」の話芸に、はまり、ラジオ・テレビをこまめにチエック。演芸場にも行った。

 まったく、全てまっさらの新ネタこそ無かったが、さまざまな新旧のネタの組み合わせなのに、笑えた。期待を、裏切ることは、一度たりとも無かった。

 楽屋から帰るお二人を見て、声を掛けた。

 順子の方は、舞台姿そのままに、元気な足取りで、スタスタと歩いていたのだが、あしたひろしの方は、ガラリと違った。

 杖を手に、ゆっくり、ゆ~っくりと歩みを進める。その時、初めて彼の年齢を感じた。

 舞台では、そんな有り様なんて、みじんも感じさせない、鮮やかな足取りとステップ。

 ああ・・・・コレが、「芸人」というものなんだなあ、と痛感。

 ひろしさん、ご家庭は?と、聞いたら、

 前を歩いていた、順子が派手な衣服のまま振り向いて、「夫婦じゃないわよお!」と、舞台とおんなじしゃべりで、返してきた。

 「このひと、孫までいるのよお! わたしは、独りだってのにい~」と、順子、また笑わせる。

 そうなんですか?と、ひろしに聞く。苦笑して、うなずく。

 写真も撮らしてもらった。この記事を書くに当たって探したのだが、見つからなかった。

 それが、最初にして最後の会話となった

 そうかあ・・・・・・93だもんなあとは、想うが、さびしい。

 残った順子には、やれる限り、元気に、元気に、高座に上がって、笑いをとり続けて欲しいと、今は、願うほかない。

 

 


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<リアル 老ピン芸人 ルポ 8> 堺すすむ。相変わらず、観客を見下す言動。受けないネタ連続に・・・、

2015-08-22 13:12:22 | 演芸イロモノ

 もはや、演芸場や定席のホールには行かなくなったが、ラジオのスィッチを入れると、久しぶりに聞こえてきた、ひどい客いじり、と、見下した言葉を浴びせる老ピン芸人がやっていた。

 堺すすむ、だった。4か月半前に、その時点での、このカツラをすっぽりアタマからかぶった老ピン芸人のことを書いた。

 そんなに、実はアクセス数、検索数は、無かった。インターネット上の記事を読む人々は、堺すすむ、そのものを知らないようだった。

 演芸ホールや寄席に、観客があまり入っていない影響もあるだろう。俗に「ニッパチ」と興業の業界で言われるほど、2月と8月は観客が来ないのが、通例。

 ラジオ、ましてや、AM。ましてや、演芸番組。

 知られていないのも、仕方が無い、のかも。

 「な~んでか?」 「あ~! そ~なんや!」がパターンの、振りが売り。

 ん? 何、ソレ? と、言う人もいるだろう。

 言ってみりゃあ、なぞなぞ言って、答えを、間を置いて言う。

 そこで、笑いを誘う・・・・・はずなのだが、・・・・・・ところが、受けない。笑われない。相変わらず、だ。

 ひねり過ぎ。だから、分からない。ど~して、そ~ゆ~答えに導いたか、改めて客に説明しななければ、客に理解してもらえない。いわば、クズネタ。

 でも、それが「プロ」だと、自認している。愚かなことに。

 答えを言う客に対して、「アマチュアは、それでも・・・」と、偉そうに檀上から言ってのける。

 相変わらずだ、と言うより、4か月前より悪化。頭(ず)に、のって来ている、ますます、トシを重ねるごとに、思い上がっている。

 人気も実力も落ちた、老ピン芸人の成れの果てへの一本道を、死に向かってひた走っている。

 本人は、そのことに気付いていないようだ。ヘタにキャリアだけはあるから、周りの後輩の若い芸人も、言い出しにくい、言えない。

 もはや、本人だけが悦に入っている「裸の王様」状態が、続行中。

 思い上がりの、実例1

 「お父さん、言える?」

 「少しは(言える)!?」

 「言ってごらん?」

 「ピンポーン! 良く分かったね」

 また、説明されて、初めて分かる答えを言い終えて、客は「あ~っ」と、思わず声を出す。笑いは、まったく無い。

 いらだつ老ピン芸人。

 「いちいち、言わないと分からない!?」

 そうだよ、カツラじいさん!と、誰か、ズバリ言ってあげれば良いのだが、そこは日本人。ましてや、客も老年層。心に思っていても、クチに出さない。

 それが、芸人をダメにする・・・・のだが。

 つけあがりの、実例2.

 「ひとつ言えば、一つ忘れる!」

 「手拍子も、一緒にやるの!!」

 いらだって、悪意のこもった「客いじり」。

 受けて理解されたのは、たったひとつ。

 米の「新米」と、新人の「新米」を掛けたネタのみ。

 老いて、落ちて、堕ちて・・・・反比例して、思い上がってゆく、つけ上がってゆく、「裸の王様」堺すすむ。

 帰宅して、カブリモノすっぽり脱いで、今日も受けなかった事実に、一息ついて何思う?

 な~んでか?

 ネタが、面白くねえからだよ、だから、笑えないんだよ!

 そ~なんだ!

 そう素直に想えないからダメ芸人、なんだよねえ・・・・・・

 そんな先輩、例えば牧伸二とか、見てきたはずなのに・・・・

 


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<リアル 老ピン芸人 ルポ 6> 堺すすむ。相変わらず、72歳になっても、ハゲしく堕ちたまま・・・

2015-04-10 22:20:23 | 演芸イロモノ

 昨年の10月。半年前に打ち込んだ、堺すすむという名の、観客を見下した態度と、ハゲしく堕ちてゆくサマ。

 その記事は、参考のために、再掲載しておきます。興味、関心のある方にはお読み戴きたい。

 この4月5日。日曜日。

 な~~んでか、まったく反省の無い、客いじりを、思わずさらけだした。

 「気」と、「木」を引っ掛けた、駄じゃれネタ。

 珍しく、少し受けて、笑いが起きた。

 そのとたん、こう言い放った!

 「レベル、高いじゃん! 相当、レベル高い」

 独り、悦に入ってニヤリ。

 だが、そのあとは、受けない・・・・・

 レベル?

 はあ?

  受けると、コレ。客を、持ち上げる。受けないと、落とす、見下す。

 ハゲしく、どん底へ堕ちてゆく、あわれな芸人の、独り”よがり”。マスターベーションの、典型的なケース。

 人を笑わせる。

 人に笑われる。

 似て、非なるもの。

 今の堺すすむは、まさに後者。

 晩節を、汚しっ放し。

 お笑いを目指す者がいたなら、決してこうはならないで欲しい。人気無くす。尊敬されない芸人のクズ、のパターンだから・・・・・・。

 


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<リアル 親子芸人 ルポ> 動物声帯模写の江戸屋猫八と子猫親子。それなのに「あいつら」とは・・・・

2015-02-14 22:51:16 | 演芸イロモノ

 んんん・・・・・・「あいつら」「やつら」ですか~。

 そりゃ、犬畜生とは、言うけれどねえ・・・・・

 江戸屋猫八と、子猫。4代目の猫八は、すでに65歳。子供の子猫は初舞台から4年を経た、37歳。

 祖父の3代目は、誰でも知っている売れっ子芸人だった。

 数年前より、その親子コンビで、高座や、ラジオ公開録音に臨んでいる。

 ソレを時折り、耳にしていた。

 いわゆる、「ものまね」のジャンルにくくられる、イロモノ。実態は、「動物声帯模写」。

 その動物アレコレの鳴き声で、食べている。いわば、愛すべき動物に喰わしてもらって、生活をしている・・・・・はず。

 なのに、小鳥を「やつら」、ペンギンを「あいつら」と、何気なく、当たり前のように平然と言う。それも、高座で。65歳の男が

 別に、動物愛護、動物差別なんて、さらさら言うつもりは、無い。その気も、無い。

 ただ、犬や猫を「ペット」と称して、まさに猫可愛がりしてるくせに、牛や豚や鶏の肉を、煮て、焼いて、揚げて、切り刻んで、平気で、「おいしいわ」「うまいな」、「このステーキ、素敵!」などとクチにして、平気でほおばっている人に対して、違和感を感じては、いる。

 ましてや、その犬を、南北朝鮮の時代から料理して食べる風習に対して、金切り声を挙げて、反対している人に対しては、矛盾を感じてならない。

 犬猫と、牛豚鶏。おんなじ「動物」のはずでしょ??

 「動物愛護団体」のおばさまのなかに、高額なミンクのコートをお羽織になって、しゃなりしゃなりと歩く姿を見ると、むかつく。

 幼い頃、ミンクの首を斬って並べて、血を体内から抜けきるまで吊るしていたのを見かけていた記憶もあるんでね。

 だから、イロモノ芸人と言えども、「あいつら」「やつら」は、無いんじゃないの?

 噛まれたの? いじめられたの?

 もろ、差別の、人間・猫八様。

 そう、想う。

 さらに、想う。

 「芸」を披露した後、よく言う。

 「最高だね!」 「たいしたもんでしょう?」 「やっぱり、親が上手いんですよ」と、客に言い、独り、悦に入る。

 「 」の中の感想は、聴いた、耳にした観客や、聴衆が、それぞれに受け止めること。

 演った芸人が、高座で自画自賛したら、オシマイだ

 釈迦に説法と、言われそうだが・・・・・。

 例えば、ベテラン歌手が、「 」を、歌い終わるたびに客席に向かって言ったとしたら、ファンですら、どう受け止めるでしょうか・・・・・・

 例えば、ベテラン人気俳優が、舞台で演じたあと、「 」を、クチにしたら、観客は、どう感じるであろうか・・・・・

 「俺」と言う父から、「お前」と高座で言われ、観客・聴衆に向けては、「こいつ」と、37歳の息子を指す。

 普段の、家庭や楽屋でのクチのきき方を、そのまんま舞台でさらけ出している。

 親子コンビが舞台を下がる時の、いつもの父の、締めの決まり文句。

 「すごいねって、拍手したんじゃないね。親子でバカやってるよ、という拍手だね」

 いいえ、そうは思ってはいないはずですよ、おそらく。

 父が、バカ言ってるなあ・・・・・

 芸人の、あわれな末路を見たなあ・・・・

 そうは、想ってるはずですけれど・・・・


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