公表されている段階では、相手力士の「琴手計」(ことてばかり)の体重。145キロだったはず。
ところが昨日。「Abema TV」の画面で、身長は188センチと同じだが、体重が155キロと出た。
みるからに、確かに、短期間に、10キロは、太ったカラダ付き。
コレを、宇良が、どう料理するかな?と、思った瞬間。
この取り組みが、午後1時放送開始直後の、NHK-BS「大相撲中継」で、同時に流れた。
2つの画面を、見比べると、明らかに差があり、BSの方が、数秒早いナマ中継画像。
宇良、勝ったのに、まだ、Abemaでは、戦ってらあ。
おまけに、ここんところ、「Abema TV」は、視聴者が、まったく望んでもいないのに、コマーシャルが、どんどこ、どんどん、無神経に、取り組み直後に入ってくる。流されまくる。
もう、ガマンの限界というところ。おまけに、しこ名は出るが、番付けは出ないため、あと何番で、宇良を始め、目当ての力士が出てくるのか、分からず、困ることが多い。
そりゃあ、CM無しでは、経営がたちいかない、テレビ朝日のとこで創り、流していることは、知ってはいるけれどさあ・・・・。
今日は、相手の、琴手計が、三段目十枚目という、宇良より、23枚目も上位の番付けにいるため、取り組みが、午後1時になった。
このままいくと、宇良が、例え優勝しなくとも、来年の初場所では、三段目のヒトケタ台の番付けに、宇良が上がり、BSを、タイマー録画しておけば、場所中は、仕事から帰った後、自宅で、ゆっくり、観られるはずです。
ご安心ください。
で、こっから先は、BSの画像から、抜き取りのものを、左から右へと、並べていきます。
画面、右側が、宇良。
カラダ、2まわり大きいのに、立ち合いの段階で、すでに、腰高の19歳新鋭、琴手計。相撲の、あるべき基本通り、両手、両こぶしを土俵に着けている。
宇良、相手の出方。探る目つき。
右の宇良。もぐった!
カラダ、起こし、宇良と離れたものの、琴手計、両足揃い、体勢、崩れたまんま。
前へ、前へ、突き放していく、押してゆく宇良。
まわしを掴まれないように、一定距離を取りながら、一気に勢い保ったまま、琴手計に何もさせないようにさせ、「突き出し」て、宇良、6勝目無敗を飾る。
という、ことです。
デカいカラダの下に、もぐって行く・・・・までは、計算通り。
そこで、相手、カンタンに動かず。カラダを、起こした琴手計。
ならば、不安定な体勢にさせて、押し、突きやすくするために、素早く、突いて、押して、足元、不安定な体勢にさせ続け、体重、重く、2回り大きな相手のカラダを左に回しながら、土俵際まで押し込み、最期は、渾身のチカラで、左腕伸ばし、突き放した!
意識して、まわし掴んで、相手と組みあわず。まともに組んでしまうと、負ける確率が、高くなる、宇良の特質と、力士としての「小柄」さ。

それゆえ、土俵際まで運ばれた場合、クルリと反転出来なければ、俵ギリギリで、反りかえり、超イナバウワ―体勢で、鮮やかに、紙一重でうっちゃる。
それで、勝ちを拾い、「土俵際の業師(わざし)」「魔術師」と、持ち上げられたが、そのために、両ひざ、両足首、腰、背中に、反り続けたために、「強烈な負荷」が、日々、かかり続け・・・・・結果、手術は避けられず、車イス生活、から、松葉づえへと・・・・・・・・歩けるようになり・・・・・四股が、踏めて・・・・・・1年間もの、窮状&休場を余儀なくさせられた。
こんなワザも見せた。自ら、仕掛けながら、この苦痛にゆがんだ顔。
再び、同じこと、やったら、ひざから太もも、下肢の筋肉繊維が、ブチッ!切れの可能性が否定出来ないですよと、医師、および、リハビリ担当。
そのため宇良は、三段目下位から、再浮上を目指し始めた段階で、取り口すべて、ひざ、足首、腰、背中、に負担、負荷を掛けない、安全策を取る取り口に、全面変更。
だから、慎重に、より慎重に、相手力士の取り口傾向と、対策を練り上げ、作戦を固めて臨んでいる。
小良く、大を制す。
言葉通り、上手くは、なかなか、すべて、そうはいかないが、宇良の取り口を、つぶさにすべて見続けていると、「相撲力学」という、4文字が、浮かぶ。
とりわけ、今場所は。
とはいえ、同じ3段目にいる、「海舟」(かいしゅう)や、
悪童・ダヴァの付き人をやって、報道陣を、「ジャマだ、ジャマだ。前どけよ」「前、あぶない、あぶないよ、おらあ、おら!」と、露払いを、土俵上だけじゃなく、通路や出口でやり続けたため、それ以降、勝とうが、負けようが、報道陣の怒りを買い、誰も取材に行かない羽目に陥っている、石浦もまた、その壁にぶつかり、負けが込み、壁にぶち当たり続けている。
しかし、宇良は、違う。
活字に大きくなりそうな大口を叩かないのが、性格。相撲番記者にとっては、少々、不満。
今後は、反りワザなど、ひざに負荷がかかる取り組みは、一切しないで、幕下、十両、幕内にと、上がってゆくつもりなので、記者も、次第しだいに離れてゆくかも知れないが、それは、仕方無い。
とりわけ、今場所は、取り組み後の囲み取材の場では、より、言葉を選んでクチにしている。
カラダの大きな相手とは、両まわし取って、取られて、意識して、組まず。
135キロまで、増量した。ただ単に、太らせただけでなく、休場中、痛めていない上半身を、背中の筋に負荷を掛けない範囲内で、ウエイト・トレーニングで、一段、二段、三段目と筋力を付けた。
その一方で、体幹鍛えるトレーニングも、ひそかに続けていた。
そうやって、精神的にも立ち直せる前には、実は、悩み、暗闘し、引退も考えていた・・・・・。
所属する、木瀬親方の許可をとって、しばらく、実家のある、大阪府寝屋川市に帰っていた。
今後、どうしてゆこうか・・・・・。
辞めようか、引退、しようか・・・・・
でも・・・・続けたい。が、しかし、このカラダで、再び、上位で、やり続けられるのだろうか・・・・・・・。
一般人としての、通常の歩行、運動には、何も問題ない、支障も無いほど、治った。その分は、完治と言い切って良い。
けれど、相撲、それも、プロとしての「大相撲」を続けるとなると、ハナシは別だ。
4歳から、偶然の機会で始めた、相撲。
母、信子の応援もあった。
途中、レスリングも経験重ねて、相撲でのフォール勝ちの体勢に、自然につながっていった。
母の、信子は、迷っている息子の、宇良和輝に対して、黙って、特に何も言わず。息子の、判断にまかせた。
夫は、沖縄県の出身。それで、珍しい、「宇良」という姓。
実は、離婚し、女手一つで、育てていたというハナシもあるが、あえて、深く、さぐらない。
帰郷していた、この時期。深刻に、悩んでいたという。カラダとココロを、休め、いやし・・・・結果、結論。
再起を決意し、産まれ故郷を後にした、宇良。
今、三段目で、6勝、無敗。
この段階で、実は、・・・・・それは、締めに、書く。
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取り組み後の、恒例となった、カコミ取材。
「勝って、ホッとしました」
「自分のチカラを出さないと、負けるなと、思ってました」
「気持ち、集中して、ソレが出せました」
「今日の相撲は、こっちがチカラを出していかないと、気が一瞬でもゆるんだら、負ける相手でした」
「今日は、負けると思いました」
「なので、とりあえず、1発で、土俵の外に持っていかれないように、気をつけました」
「たまたま、相手と上手く噛み合っただけです。勝ったからって、思い上がるなんてことは、無いです」
「ああゆう相撲を、取る時もあれば、逆に、ああゆう相撲を、相手に、取られる時もあります」
「相手との、駆け引きが、あってのことですから。相撲に勝つってことは」
「ここでは、勝ったけれど、次また、同じ相手に、同じ手で勝てるということも、無いですから」
ーーー三段目の優勝も、考えてきている? 手が、届くとこまで来てるけれど
「無いです、無いです。・・・・ただ、正直、ココまで来たら、勝ちたいです。全勝したいです」
「でも、残り一番。ソレを意識しないようにしたいです」
カコミ取材のために、横に来ていた、たった今、負かした琴手計を、みやり
「納谷みたいに、オーラが漂ってますね。カラダもデカいし」と、余裕の一言を残して、去った。
一方、「埼玉栄高校 三羽ガラス」と言われ、その2人を、プロの世界で一蹴し、それなりに、自信もあったかもしれない、琴手計はというと
取り組み前。
「高校時代、テレビの生中継で観ていた人が、相手ですからねえ・・・・。もう、今は、自分のことだけで、精一杯です」
取り組み後。
「(宇良の)体勢が、低かったです!」
「それでも、1発かましていこうと、想ったんですけど、アタマも当たらなかった」
「(宇良が、かつて)、幕内でやっていたというのは、一味違うということが、よく分かりました」
「自分の型を、持っているんだだなあ、と。もっと、自力を付けないと、いけないなあと」
「それにしても、いきなり、その低さにびっくりしちゃいました。ソレを、気にしないで、、前へ出ていかないと、いけないのに・・・・」
勉強になった、ように見えた、琴手計。
でも、負けても、5勝1敗。もう、一番、勝てば、確実に、話題先行の、納谷より先に、来年の初場所には、幕下入りするであろうし、再び、宇良と対戦する可能性が、高い。
だからこそ、宇良が、「ここでは、勝ったけれど、次、また同じ手で勝てるということも、無いですから」と、警戒も込めて、クチにしたわけだ。
納谷も、幕下に先場所上がったものの、わずか1場所で、三段目に逆戻り。
昨日は、勝ちを拾った印象。デカい自分のカラダを、まったく使い切っていない。これで、辛くも4勝2敗。話題先行のままで、終わりそうに思えてならない。
さて、締めの、三段目優勝の可能性。
もっかのトコロ。6勝全勝は、宇良の他に、福ノ富士と、輝(ひかり)富士の、2人だけ。
こちらが、福ノ富士。まだ、20歳。184センチ、145キロ。ほぼ、先の、琴手計と、同じ体型。
張って良し。組んで、相手を振り回して、逆の体勢に変えて、浴びせ倒す腕力も持ち合わせている。
前場所は、ケガを抱えてか、全休。三段目に9場所、とどまり、もう、抜け出さなければならないし、その実力は持っている。
かたや、輝富士。19歳。173センチ、122キロ。宇良と、近い体型。
序二段から、三段目に上がったが、負け越し。しかし、次の場所で、三段目に、すぐ復帰した。
そんな、2人。
あれっ?と、お気づきでしょうか?
そうです、富士富士、同じ伊勢ケ濱部屋の力士なんです。
なもんで、優勝決定戦以外は、同部屋対決は、「本割り」では、ありません。
このどちらかと、おそらく、明日の23日か、あさっての24日に、宇良は、対戦となるはず。
3すくみが、事実上、2すくみ。
宇良が、有利か、不利か。どちらかが、心情的に、一歩引いて、全勝をゆずるカタチになるか?
なにしろ、同じ、大部屋にいて、寝起きしてるんですもん!
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さて、も一つ、締めのハナシを。
もっか、ていたらくの、引退引き延ばし工作して、横綱の栄誉を、怪我している理由にして、汚しまくっている3人を、尻目に、話題を独占しているのが、元のしこ名。本名の佐藤。改め、貴景勝。22歳。体型に似た「小結」。
おそらく、優勝するでしょう。
宇良との距離。日々、遠~くなってしまいましたが・・・・・
この力士と、幕下、十両、幕内と、競い合ったのが、この宇良。
これまでも、互いに無名時代から記事化してきましたが・・・・・。
実は、この2人。宇良が、高校生の時、当時、小学生だった佐藤と、対戦し・・・・負けてしまいました。
そして、宇良が、大学生の時、佐藤が高校生で、またも対戦。
この時は!・・・・・・負けました、またも、です。
「正直、歯が立たなかったです」と、宇良、告白してます。
そして、互いに、大相撲界入りし、昨年まで、6回、対戦。
奇跡は!
まったく、起こりませんでした。6戦、あえなく、全敗。
とりわけ、共に、伸び盛りの、十両時代の1戦。
左が、宇良。右が、佐藤。
もぐってみた、宇良。が、しかし
叩き、張って、カラダ、起こされて、宇良。棒立ちになるまいと、右足裏を、俵に乗せて、踏ん張ったが、ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん!
早いの、なんのって、速射砲の如き、佐藤の両手!
抵抗、あらがい、むなしく・・・・・。昨日の、琴手計戦と反対という、失敗戦。
はたき込み、寄り切り。いろんな。決まり手で、6戦、すべて、やられまくりの宇良。
その時、ふと、思ったか? この佐藤。甘く、ないなあ・・・・・