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《 リアル 高校野球 ルポ 》 大敗しても、ヒーロー。秋田県立金足農業高校、吉田輝星。今日、「レジェンド始球式」を行なった、49年前の三沢高校、太田幸司。朝、腕が、動かなかったという・・・

2018-08-21 15:26:33 | 高校 硬式野球部の真実

  まだ、決勝戦は、甲子園球場の炎天下の下、行なわれてはいるけれど・・・。

 やっぱり、「奇跡」は起こらなかったか・・・・・・・・。

 予想していた通り、連日。メインのニュースとして、扱われている、秋田県立金足(かなあし)農業高校の、躍進ぶり。

 そして・・・・この吉田輝星(こうせい)投手の、奇跡的ギア・チェンジ投法。

 されどすでに、甲子園で6試合目。秋田県大会を入れると、11試合もの連投。

 ついに・・・・この6回裏。12点も、打ち込まれて、打川に投手をゆずった。

  右肩、右ひじの、痛みは・・・・

 クチにこそ出さないできたが・・・・。

  きしくも、今日。「100回大会」の「レジェンド始球式」の締めを飾る1投を披露した、同じ東北の、49年前の、青森県立三沢高校のエース、太田幸司。

 今日投げた、松山商業の井上明投手と、延長18回を投げ合うも、同じ夏の決勝戦。

 0-0で、引き分けて、翌日に再試合が決まった。投げた、262球。それまでも、1人で投げ続けてきた。

 その再試合の朝のこと。

 宿舎のフトンから起き上がった際、右腕右肩に違和感が。

 なんと、腕が回らない。腕が、上がらない。アイシングして、冷やしてきたのに・・・・。

 太田。仕方なく、洗面器に水を張り。顔をそこに沈め、顔を左右に振って、洗ったという。

 再試合。2-4で、散った・・・

 だが、「鉄腕」もいる。

 あの、延長、延長で50回を投げた、軟式の決勝の投手、中京高校(当時の名称)、松井大河。

  彼は、優に1000球を、たった1人で投げ切り・・・・・優勝した。

 硬球と、軟球の差はあれど・・・・・

大阪桐蔭の、打棒爆発は、認めざるを得ない。

 春夏連覇の力量も、認めよう。

 だが・・・・・日本人の気質は、吉田輝星を、金足農業の躍進を讃える

 涙にじませて・・・・・

 長く、記憶にとどめて・・・・


《 リアル 高校野球 ルポ 》 2018、夏。三重県立白山高校。「野球少女」の、大きな「夢」は、かなわなかったけれど・・・・・

2018-08-11 20:15:15 | 高校 硬式野球部の真実

  この夏の甲子園。

 例年と違い、100回記念大会っちゅうことで、出場校が56校にも膨れ上がり、短い時間で済むはずなのに、実戦練習は中止。

 その名も、「甲子園球場 見学」に、振りかえられた。

 なのに・・・・ただ1校、「野球部長」が、堂々とやってのけた。

  金属バットを手に、ブン!と、見事なフルスィング。気持ち、サイコ~!! 

  バッターボックスに立ち、ユニフォームにスパイク姿ではないけれど、「野球少女」は、夢を敢行しちまった。

  あくまで、部長ながら、野球部の事務を担当し、選手でもないのに、外野フェンスのラバーの柔らかさを、自分の全身を思いっきりぶち当てて、試したりもした。

    そう、女性。それも40歳台にも関わらず、こんなに可愛い笑顔を見せる、川本牧子「部長」。

 父親が、少年野球チームの監督をしていた影響で、小学生のときから少年野球チームに入って楽しみ、中学校では女子野球部が無いため、ソフトボール部で汗と涙に暮れた。

 先の見事な「フルスイング」をした行為は、のちの高野連にこっぴどくしかられたそうだが、写真左の東拓司・監督に薦められた背景もあり・・・・・・・

 んん、どうやら「確信犯」的な(笑い)。

 一気にマスコミに注目を浴びるカタチになった、川本牧子・部長と、三重県立白山高校・硬式野球部。

 すでに、いくつか報道されているので、断片的にせよ、知っておいでの方も多いだろうが、この野球部。

 出る負けを、絵に描いたような弱いチームだった。

 当初、部員たった5人。

 おまけに、練習グラウンドは、草ぼうぼうの、石ころだらけ。練習で、ロクに使わないからだ。 

 で、地区大会に出たいため、わたしのみが、実情をここ数年書いてきた、他校の人数いない部との「連合」チームで、やっと出場して、ボロ負け、大敗。

 もう、典型的な、全国に増えてきている。人口過疎の高校。

 最寄りの「家城駅」には、2時間に1本しか、停車せず。それも、たったの2両編成だけの山あいの「秘境駅」。

 一応、県立ではあるものの、偏差値低く、合格し、入学してきた生徒は、第一志望校に落ちて、やむなく、滑り止めで、仕方なく入ってきた「落ちこぼれ子」ばかり。

 それが・・・・・・

 2007年から、なんと10年連続の出る負け。初戦、地区大会敗退の屈辱を跳ね返すべく、東監督が、てこ入れ。

 自分がかつて在籍していた強豪校の、教員免許を持っているコーチを、異動させてもらい、それも甲子園出場組を軸に、5人のコーチ陣編成。

 ボロボロのマイクロバスを走らせ、県内はもとより、休み返上で、隣接県の高校と、練習試合を年間100試合以上こなし、実戦を重ねて、弱点を知り、強みを伸ばし、試しまくってきた。

 そして、今年。

 大勝こそ、しないものの、あれよ、あれよと言う間に、トーナメントを接戦で勝ち上がってきた。

 その背景には、とてもまともに勝てそうも無い強豪校が、別のブロックで意外や途中敗退するという「幸運」にも恵まれた。

 ついに、三重県大会で優勝し、夢の甲子園へ。部員、いまや56人。

 ひと口5000円で、寄付を募り、本日、応援のためのバス50台を走らせて、山あいの高校から甲子園に向かった

 観客4万5000人のほぼすべてが、心情的白山高校応援隊と化し、ヒットが出るたびに、甲子園を揺るがす大歓声と拍手が、渦巻いたのは、ご覧になった通り。

 なお、かつてのドラマに引っ掛けてか。白山高校が、ヤンキーの巣であるかのように、面白おかしく報じられているが、それはウソ。むしろ、滑り止めで入ってきたせいで、屈折して、おとなしい、下向く日々。

 むしろ、本日対戦した「愛工大名電」が・・・・名古屋近辺でかつて取材した際、アソコは手が付けられないヤンキーが多いと、至る所で聴かされた。

  本日、9回。スコア、ご覧のように、0-10.

 その時の、「野球少女」の顔!

 なんと、3人の子どもを育てている母の一面も持つ。

 大きな夢こそ、花開かなかったものの、全国、野球部員不足の、どこの「連合校」の部員でも、奇跡は起こりうる。甲子園に出られる、可能性は、決してゼロでは無いんだ!

 この「少女」の目が、キラキラ輝きながらも、奇跡の逆転勝利を祈る姿に、そう想わせられて、胸が熱くなった!

 素晴らしいドラマを魅せられました

 

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 ≪ 追記≫

 試合を終えて、「野球少女」は、こう言葉を、つむいだ。

 「甲子園は、ず~っと憧れの場所でした・・・・・・」

 やっぱりなあ・・・・・・・

 野球部長としては

 「来年の夏を目指して、イチから、また・・・」


《 リアル 高校野球 ルポ 》 「追記版」 あの、早実・清宮幸太郎、高校通算本塁打108本達成!というからさあ・・・・。広陵の中村は、明日から

2017-10-26 11:53:31 | 高校 硬式野球部の真実

 本日、10月26日、「プロ野球ドラフト会議」とか。

 クジで、人生が決まるのだが、開始時刻は、9時ではない。

 清宮で、騒ぎまくるであろうマスコミ。

 が、ちょっと待って欲しい。こういう事実を押さえて、騒ぐのならまだいいのだが・・・・・

 《 2017・8・25 掲載記事 》

 取材に出かけようと準備していたら、上記タイトルが、テロップとなって出た。

 ん?

 どんな状況下での、本塁打なんだ?

 すでに記事にしたが、彼、公式戦では、通算たったの27本しか、本塁打、打てていない。

 その上、甲子園では、たったの2本だけ。

 で、本日のは、球場と言うより、練習グラウンド。

  飛んだボールの軌道と、その距離を見てたが、狭い、早い、すぐ届いた。

 んん・・・・・・・。

 高校日本代表としての、大学生相手の、練習試合の中で5回に飛び出した1本。

 公式戦でもなく、練習グラウンドの、単なる1本でしかない。

 27本は、動かない。

 ただ、木のバットで打ったと言うことが、少し評価できるだけ

 その、高校日本代表の短期合宿に、明日、26日から、広陵高校の捕手中村奨成が、合流する。

  

 彼は、すごい!

 単に、大会で6本塁打を、このように打ち込んだというだけでなく、スカウトや、過去の名選手がクチを揃えて絶賛するように、何にもまして肩が良い。

 走者を素早く、刺せる。その判断力。

 投手への、配球力。

 走れる。守れる。そして、打てる。

 他の内野ポジション、どこでもこなせる可能性がある

 なにより、幼い3歳の頃、両親が離婚。養う相手が母と妹だけしかいない家庭と言うのが、都合が良い。

 カネで落としやすいから。

 そして、行くのなら、元広島の名と言う以上に、謎捕手の達川がいうように、広島カープが最適だ。

 達川が現在コーチをしているソフトバンクホークス。

 育成期間を、急がせる。

 それに、急成長し、いまや正捕手になった甲斐がいる。

 甲斐クラスになるまでに、何年かかるか?

 それよりは、広島でじっくり、1軍で使えるようになるまでは、カンペキに育て上げたほうが良い。

 それも、地元、広島でだ。母とも再会出来やすいし。

 さあ、この合宿で、清宮と中村の、走・攻・守の差が、誰も目にも、明らかになるであろう。

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 《 2017・8・26 追記 》

 改めて、昨日の清宮幸太郎の、本塁打について。

  高校日本代表チームの練習試合が、昨日行われたんが、ここ。相手校の、千葉工大の野球場

  このように四方を高いネットで囲んでいる造り。

 観客は、こんなカンジで少なかったと聞いた。

 練習グラウンドも兼用している球場。昨日の、清宮が本塁打を打った写真を良く見ると、バックネットの板に、大学名が大きく書かれている。

 改めて調べると、球場のサイズとしては、阪神甲子園球場にひけはとらない。

 この大学との練習試合の結果は、17―4で、圧勝

 この千葉工大。ロケット開発、発射訓練で有名。国、企業、自治体、などなどから巨額の支援を受けて、大学経営はものすごく順調。

 昨年だったろうか、入学試験に、合格定数の8倍もの受験者が押しかけたことが、ニュースになったほど。

 こと硬式野球部は、千葉県の大学2部リーグが定位置で、6チームが戦い、今年の春季リーグでは、4位の戦績。

 選手に、特待生はいない。とはいえ、その殆んどは、県内の野球強豪校から来ている。

 過去に、8年前、ドラフト7位がひとり。近年は、野球のBCリ-グに2人誘われたのみの戦力。

 清宮に本塁打を打たれたのは、まだ大学1年生。入学以来、抑えに回っていた。

 清宮は、1本。

 ところが、他に数人投手が相次いで投げたのだが、本塁打2本打った選手がいる。

  大阪の履正社(りせいしゃ)高校の、安田尚憲・3塁手

 しかし、スポーツマスコミの悪いトコロで、実力よりも、おかしな知名度優先で記事化される悪癖。

 もともと、打者としては清宮以上のモノを持っていると秘かに言われ続けていたが、今大会では大阪府代表決勝戦で、大阪桐蔭(とういん)と争い、敗れた。

 その試合では、4打数1安打でもあり、大きく報じられることはなかったが、潜在力は清宮以上と言われている。

 清宮は、打者としては、超高校級であることは間違いないが、いかんせん打のみ。

 走・守が・・・・・・・・・・。

 安田は、プロ志望。

 広陵の中村とともに、ドラフト会議のリストに載っている

 これからが、見ものだ。


[ リアル 高校野球 ルポ ]現役硬式野球部員3人が、売春あっ旋で逮捕された「拓大紅陵」。なのに、いまだ処分無し。自粛もせず。秋季県大会で優勝。実は負けると、生徒や父母が喜ぶんですが

2017-10-01 20:21:12 | 高校 硬式野球部の真実

 「拓大紅陵」。

 正式校名は、「拓殖大学 紅陵高等学校」(校舎写真左下)。

  知る人ぞ知る、甲子園には、すでに春のセンバツ、夏の大会、合わせて9回も出場している、硬式野球部の強さで全国に知られた高校だ。

 グラウンドも校舎も、千葉県の木更津市にある。

 そんな高校で、刑事事件が発生。硬式野球部在籍中の現役部員が、今年の1月から2月にかけて、ツイッターを駆使して、若い女性とセックスしませんか、と不特定多数の男性に呼び掛けた。

 そして、知り合いの女性に売春をさせ、収益を得た。

 売春のあっ旋行為をしたのは、ここの野球部員3人。

  この硬式野球部には、現在94人もの男子部員、女子マネージャー3人がおり、この「売春防止法」の「売春をそそのかし、あっ旋した行為」で逮捕された3人のうち1人は、レギュラークラスの部員だった。

 儲かったうち、今回刑事事件として立件されたのは、30歳台の男性にあっ旋した行為。

 ちなみに、料金は5万円だったという。

 3人と、その女性の計4人で、5万円をどのように分配したのか、までは判明していない。

 女性には、タダで働かしてはいないのだが、未成年でもあったようで、彼女は「被害者」として扱われ、事情聴取はされたものの、逮捕・送検はされていない。

 この辺りは、取材していて、いつも疑問が残るのだが、今回は論じない。

 で、学校に、2月にタレコミがあった。

 発信元は、ツイッターだけに、ばれるのは早い。

 硬式野球部の〇〇選手と、ⅩⅩ選手と、▽△選手が、売春させて、知り合いのA子を使い回しさせて、金儲けているみたいですよ、と。

 高校側は、秘密裏に3人を呼び出して、事情と真偽を問い詰めた。 

 いずれも在学中ではあった、17歳から18歳の、同じNのイニシャルの生徒。

  校長の、森章。

  3年前の春から、野球部の部長を経て、監督に就任していた、写真の沢村史郎。

 彼の、暴力による選手指導は、知る人ぞ知る、学内外では有名なこと。

 それを「しごき」「いじめ」「暴力」と、とらえる選手や、その友人もいれば、そのような行為があったことを認めながらも、でもその行為には、選手たちに、少しでも上手くなって欲しいという愛情や、熱い想いが有ったと想うという選手もおり、一概に是非は言えない。

 ただ、そのような行為を、監督に就く前から行なっていたことは、多くの選手たちが認めている。

 そんな彼らが、鳩首会議を繰り返した挙句、3人が野球部へ退部届けを提出したのち、「自主退学」をして、「拓大紅陵」を去っていったというカタチにしようと図った。

 3人の選手の両親にも、詰め腹を切らせるように迫り、・・・・自主的退学の道筋を、納得・・・させた。

 学校側としては、表面化させず、「部外秘」ということで、意見を統一させ、ソレで済ませた。

  この時点で、千葉県高野連の、写真左側に座る、円城寺一雄・会長にも、右の副会長の鈴木賢二にも、正式に報告せず。

 ただし、そこの事務局には、売春の事件にからんで、拓大紅陵側は、「当校に警察からの内偵捜査が入ってはいるものの、詳しいことは分からない」とだけ、あいまいにして、カンタンに伝えている。

 知っているはずのことさえ、言わず、話さず。クチをつぐんで、まさに「部外秘」。

 県高野連の幹部である上記2人も、聞いただけの、あいまいなことを日本高野連に報告することも出来ず、その際は報告もしないままで終わっていたと、逮捕が報道されたのちに、苦しげな表情を浮かべて、あわてて開いた記者会見で、釈明した。

 このような、彼らが言う言い訳を聴いていると、なかば、闇から闇に、コトをほうむったと、言い換えてもいいだろう。

 ちなみに、円城寺一雄、ただしくは圓城寺が姓なのだが、かつては順天堂大学の硬式野球部の監督経験もあり、現在は千葉市にある、検見川高校の校長の職にある。

 だから、強豪高校の野球部といえども、あくまで部活動は「人間教育の一環であると、承知している」。

 そう、記者会見で、クチにはした。

 だが、自ら真偽、詳細を、職権を使って、調べようとは一切しなかった。

 事件当時、現役の硬式野球部部員であった!にもかかわらずだ。

 しかし、警視庁の方は、いずれも未成年ということもあり、慎重に捜査、取り調べを進めた結果、コトは成人の犯した同様の犯罪行為に等しい、悪質さがあるうえ、いまだに3人の中で、否認を続けている者もおり、キチッと逮捕。

 7月10日、千住警察署の留置場など、分散して取り調べを続行し、留め置くという措置に出た。

 その後、3人を東京地検に身柄送検したうえ、7月31日、東京家庭裁判所にいずれも送致した。

 非公開のうえでの、少年裁判の行方について、詳細は把握出来ていない。

 さてその先の、拓大紅陵。

 夏の甲子園行きを目指す、千葉県大会の開会式には、堂々と参加。

  ただし、チーム全員と、沢村史郎・監督以下、全員取材陣には何も答えず、高校の部専用バスに乗り込み、すべての車窓をカーテンで覆い、身を隠し、見せないようにしてあわただしく去った。

 高校側は、「県大会への出場辞退はしない」と、声明。

 夏の甲子園大会出場に向けて、何のおとがめも、出場停止の処分検討すら無いまま、快進撃で勝ち進み・・・・・・。

 4回戦で延長11回までいき、やっと敗退。 

 負けて、甲子園出場の可能性が無くなり、一番、胸をなでおろしたのが、先の県高校野球連盟と、日本高校野球連盟だった。

 この件に関しての、日本高野連。

 「県高野連から、詳しく、具体的な報告が届いていないので、判断が出来ない。従って、事件の詳細が把握出来ていないので、出場差し止めは出来ない」と、多くの報道がされているにも関わらず、ひたすら逃げ腰。

 あれから、2か月半。

  表題通り、あいまいにしたまま、何の処分が無いまま、時だけが過ぎ去った。

 元の部員ならいざ知らず、現役の部員が混じり、且つ、レギュラー選手もいたというのに、「残念なことです」ということだけで、森章校長は、責任を突っぱねた。

  そして、来春のセンバツの選出校の参考となる、「秋季千葉県大会」が開幕し、本日、10月1日、「拓大紅陵」は逆転優勝してしまった。

 CSの野球中継では、揃いの赤いTシャツを着た吹奏楽員などの姿が、スタンドに見えた。

 優勝校の拓大紅陵と、負けて準優勝となった「中央学院」は、共に、10月21日から神奈川県内の球場で戦う「関東大会」に出場する。

 この2校は、自動的に来春のセンバツの出場校の選考対象となる。

 本当に、このままで、良いんだろうか・・・・・・。

 さて、甲子園大会に出場する高校は、球場に向けて、応援バスを仕立てて向かうことは、良く知られている。

 関東からでも、1泊2日の夜行バスに揺られ、試合が終わると、高校へ帰ってくる。むろん、車中泊という強行日程だ。

 今夏出場の「作新学院」を例にとると、1人当たり、2万5000円。

 勝ち進むたびに、毎試合、ツアーが組まれる。4試合で、10万円になる計算だ。

 それに、揃いの応援Tシャツや、揃いのアレコレも購入するはめになる。

 その代金。

 もちろん、乗って向かった生徒は払わねばならない。

 夏休みや春休みが、例え、削られようともだ。

 だが、この「拓大紅陵」は、行かない、生きたくないと拒否した生徒からも、全額徴収する。むろん、勝ち進めば、そのたびに毎回だ。

 全校生徒応援が決まりだからとの、表向きの理由。

 コレ、生徒たちに取材し、聴き取った事実だ。

 事実上、支払うのは生徒の親だ。ひと夏に10万円が飛んでいくとなると、そりゃもう、歓喜の渦の中で、気が重くなっていくという。

 県大会までは、自由参加応援。

 なので、本日もスタンドはすいていたし、赤のTシャツはさほど目立たなかったが、来春、センバツ甲子園出場が決まったもんなら・・・・・・。

 これは、硬式野球部の甲子園への応援に限ってのもの。他のスポーツのクラブが全国大会に出ても、それは無い。

 一致団結しての、全校生徒応援の姿を全国にテレビ画面を通して、校名をアピールしたい気持ちは分からないでもない。

 だが・・・・・行かない生徒からも、カネ集めて、その余剰金はどこに消えてしまうのであろうか・・・・・。

 ちなみに、全校生徒数。現在約1200人だ。

 その昔、28年前には受験志願者数を水増し報告し、競争率が高いことを偽装発表したこともある。

 その6年後には、生徒が体罰を受けたと訴え出て、民事訴訟を起こされた事実も有る。

 硬式野球部が勝って喜ぶ一方で、行く、行かないに限らず、毎回春夏、親は財布の臨時出費を心配する。

 もう、今日からも・・・・・・・・。


《 リアル 高校野球 ルポ 》 花咲徳栄が、優勝はしたけれど・・・。実は、出場登録選手18人のうち、ホントの地元の子、たった2人なんすけど・・・。

2017-08-24 00:23:47 | 高校 硬式野球部の真実

 あのう・・・・上記の高校のある、埼玉県加須(かぞ)市の地元の皆さん。

 優勝を知らせる新聞の「号外」が配られたりして、わーきゃあ、ワーキャアと、なーんだか付和雷同的に、湧きかえっているようですけどね。

 甲子園大会に出るには、花咲徳栄(とくはる)高校硬式野球部員のうち、事前に「出場選手登録」を、高野連に提出しなきゃいけないんですよ。

 まあ、分かりやすく、プロ野球的に言うと、「1軍選手」と、それに準ずる「控え」の選手を、18人書いて、出すというものなんですが。

 でね、その18人いるうち、ガッコがある、加須市の地元の子、たったの2人だけなんすよねえ・・・・・。

 例えば、加須市立東中学校を卒業している、須永光。

 もう一人は、加須市北川辺中学校から、このガッコに入った太刀岡蓮。

 彼らは、真っ当市民。んだけど、他は・・・・・・。

 あとの16人。

 日本のどこからかスカウトされて、「ガッコで特別扱いするからさと、呼ばれて来た」かっちゅうと、大阪府、兵庫県、神奈川県、新潟県、栃木県、東京都、千葉県、群馬県、んで同じ埼玉県ではあるんだけど、とっても毎日、通学してくるには、ちょいと遠い中学校から、入学したわけね。

 ま、平たく言えば「特待生」てわけ。

 んでも、うれしいすか?

 外人部隊の野球部でも、加須市民として、加須えちゃいますか?

 わたし、・・・・・・・・んなんですよ。

 ガッコは嬉しい。これで、入学希望者が、来年の春、どっと増える・・・・かも知れない。今まで賭けてきた経費、取り戻せるかもしれない、うひひ。

 獲らぬ狸の、皮算用をはじいているでしょうが。

 明日、凱旋ちゅんですかね。戻ってきて、ソレ、素直に嬉しいっすか?

 これ、知らされて、ホントに、嬉しいですか?

 主軸の大阪や兵庫の選手は、甲子園からそのまんま実家に久々に帰って、くつろぎたいのが本音なんすけどねえ・・・・・。

 んんんん・・・・・・・・


《 リアル 高校野球 ルポ 》 鍛治舎巧「第2回」。秀岳館高校野球部を去らざるを得なくなった、水面下の暗闘とその実態

2017-08-17 00:39:57 | 高校 硬式野球部の真実

 その姿が、甲子園球場のベンチ前に立っていた姿を観た時には、驚いた!

 鍛治舎巧(かじしゃ たくみ)、66歳。

 この大会の試合で負けた、その時点で彼は熊本県八代市にある、「私立 秀岳館高校 硬式野球部監督」を退任せざるを得なくなる

 ソレを惜しむ者は、実は極めて少ない。

 この7月21日には、その八代市で倒れ、救急車で病院に搬送され、緊急入院。公表された病名は「突発性不整脈」。

 突然死も有りうる重病であったものの、幸い難を逃れた

 だが、もしもを考え、そのまま入院加療をしていると思い込んでいた。

 なので、正直なところ、「第1回」でも、入院中で、甲子園では、代理として、野球部長が監督指揮を執るものだと、思い込んでいた。

 記者として、やってはいけないこと。

 なもんで、8月11日。鍛治舎の姿をテレビで見かけた時、亡霊を見た!ゾンビか!と、想ったほど。

 すぐさま、記述を直した。

 甲子園のベンチに、病状を隠して立つ。

 その「あくなき執念」に、おののいた。

 高校の監督というより、「俺の物」「俺のチームだ」「俺の最期は、俺の好きにさせろ」という意識が、その場から、匂い立って見えた。

  さらに、試合に勝って「勝利監督インタビュー」の檀上。

 ネットの一部で、「脳梗塞」までわずらっているとの誤報が出ていたせいなのか、ソレを打ち消そうとするかのように、鍛治舎は、いつも以上に饒舌だった。

 代表質問を、ひとつすると、待ってましたとばかりに、3つほど、まとめて返してきた。

 自身が指揮した作戦の詳細まで、得意げに語り始めたのは、この大会が最期だ、という意識がさせたものか。

 今までの「ベスト4」止まりではなく、「優勝」を手にして俺は監督を辞めてやる!今に見てろよ!という、怒りと共に、反骨心と、堅い意思が、その顔ににじんでいた。

 鍛治舎が秀岳館高校に、監督として就任し、プロとして高額の金銭を得ることになったのは、2014年のこと。

 実はパナソニックでは、すでに専務待遇を解かれており、失脚していた。

 自ら、リストラの刀を振るって次々と社員と重役を斬り捨てた後、今度は逆に、自分がその目にあい、冷や飯を喰っていたころに、そのハナシを持ち掛けられた。

 (学園 ホームページより)

 持ち掛けたのは、秀岳館高校や、中九州短期大学など、複数の学校を多角経営しており、自ら学長・校長、そのうえ理事長まで兼務している中川静也(写真左上)であった。

 秀岳館高校は、かつては「八代第一高校」と言う校名であった。それを、16年前、21世紀の始まりを期に、現在の校名に変更した。

 その頃から実は、野球部は、特待生を全国各地から集め、戦績強化を図っていた。

 数あるそのルートの中学生硬式野球チームのひとつで有ったのが、鍛治舎巧が指揮監督をしていた関西に拠点を置く、「オール枚方ボーイズ」だった。

 毎年、コレと言う実力のある中学生を3人ほど、関西から熊本に行かせ、入学させていた。

 だが、想うような戦績が挙げられぬままの状態が続いていた。

 生徒ひとり当たり、月額少なくとも12万円から20万円掛かる。その人数、毎年20人前後。 

 だが、「投資」が、実らないまま、むなしく年月だけが過ぎ去って行っていた。

 県内では上位にまではいくのだが、全国大会には、今一歩、出られないままの野球チーム。

 一体、何が足りないのだろうか・・・・・・・・。

 そこで、理事長は、不遇の身にいたコトを気付かぬまま、鍛治舎に持ちかけた。

 「ここに来ていただいて、是非、監督をやっていただけませんか?」

  さらに、高給を保証するために、鍛治舎に経営している学校のひとつ、「中九州短期大学」(写真左上)の、副学長のポストまで用意し、三顧の礼で迎えようとまで図った。

 ところが、鍛治舎は、三浦の予想を超える、ある特例条件を提示してきたのだった。

 ( 第2回 おわり )

 

 

 


≪ リアル 高校野球 ルポ ≫ 鍛治舎巧。熊本県・秀岳館高校、硬式野球部監督。ついに「退任」を決意。報じられない、プロ監督就任3年間の、隠され続けた真相[第1回]

2017-08-11 04:55:51 | 高校 硬式野球部の真実

 ついに、か・・・・・・・・。

 いっせいに報じられたのは、8月6日であったろうか。

  「鍛治舎巧(かじしゃ たくみ)、監督を退任の意向」

 そんなタイトルを目にした瞬間、そういう想いが胸の中をよぎった。

 何も、驚くことはなかった。なるべくしてなった退任の決意だったはずだから。

 そう、ついに、決意をせざるを得なくなったか、・・・・・・・・と。

 その決意の引きがねになったのは、左上の写真でお分かりになるように、太り過ぎの身体と、異常にぽんぽこりんと、まるでアニメのタヌキのような、せり出た腹が及ぼす影響による、数々の内臓疾患。

 そして・・・・危惧されていたことが、7月21日起こった。

 甲子園出場をめざし、陣頭指揮して戦っていた熊本県大会準々決勝戦勝利のの翌日に倒れ、救急車で八代(やつしろ)市内の病院に緊急搬送された。

 3週間過ぎた今、なんと甲子園のベンチ前に立っていた!

 その「執念」には、ただただ驚くほか無い。

 診断された病名は、「突発性不整脈」。

 突然、意識が無くなる。脈拍が速くなったり、遅くなったりし、目の前が、真っ暗になって倒れる。

 狭心症や、心不全を併発し、突然死に至ることも多い重病だ。

 不幸中の幸い、と言うべきか。鍛治舎巧は、その難だけは逃れることが出来た。

 とはいえ、診察した救急医にきつく言われ、この状態では、試合にも、練習グラウンドにも立つことすら、危険であることも厳命された。

 なのに、薬をポケットに仕舞い込み、7月27日には退院し、練習を見守り、大阪へとやって来た。

 県大会の、準決勝と決勝は、山口・野球部長に監督指揮を代行してもらうほか無かった。

 とはいえ、カラダの問題では無く、周囲の観る目が厳しく、これ以上監督を続けられる身ではないことを、鍛治舎巧自身が、この半月以上、悩みに悩んだ挙句、自覚し、決断したのであろう。

 命をとるか、野球をとるのか?

 年齢も、すでに66歳。引き際には、ふさわしい年代だ。

 だが、「退任を決意するようになったのは、この病気が原因では無い」と、鍛治舎はマスコミに言明。

 そうなのだ、本当に、このことが原因ではないのだ。起因ではあるが・・・・・。

 真の原因は、「激しい、この3年間にも渡る対立」だった 

  大阪の有力企業、パナソニックで役員専務待遇を受け、この上ない肩書きを持ちながら、全国的に知られるように鍛治舎がなったのは、高校野球ファンならば、誰もが知る「解説者」としての知名度だった。

 クチだけの弁舌では無く、自身、その昔、阪神タイガースから、ドラフト2位での指名が掛かったにもかかわらず、辞退した隠れた歴史を持ち、大学、社会人と、選手、監督としても在籍。

 それも、近年は大阪府下では知られた、中学生硬式野球チーム「オール枚方(ひらかた)ボーイズでは、あらゆる大会で優勝。5冠に輝かせた確かな指導力も併せ持っていた。

 これが、彼の後年の人生を、良くも悪くも狂わせていくものと、なっていった・・・・・・・・・・

 《 第1回 終了 》


[ リアル 高校野球 ルポ ]全員が女子の「応援部」が、また群馬県に誕生。そして、あの岩手県立不来方高校も、11日、初戦に臨む。惨敗相次ぐ連合チームの選手達には、心情的応援を込めて、ある感動実話を・・

2017-07-11 01:32:31 | 高校 硬式野球部の真実

 夏の甲子園大会への出場目指して、この数日前から全国各地で、県・都・道・府の地方大会が行われている。

 ネット上にも、「大会屈指の」とか、「ドラフト最有力候補の」とかの、見出しが躍り、いくつか、その類の記事を読んだ。

 ンな特待生球児には、こちゃらは、今、いたって興味無し。

 そんなんじゃない、「特別金銭待遇・優遇」とは、まるで無関係な高校生のリアルな姿をお伝えしたいと想う。

 まず、全員女子の「応援部」のオハナシを。

 今年のセンバツ。

 群馬県から出場した、通称「健大高崎」。出場選手登録18人のうち、13人が他県からカネ太鼓で呼び集めた、「特待生ズラリの、硬式野球部軍団」。

 この夏の県大会でも、優勝最有力と早くも報じられ、1回戦を勝ち上がっている。

 そこの「応援団」が、団長以下全員が女子だったことを、その3月当時記事化した。

 もともと、この高校。古くは女子高だったので、そうなる可能性が、他校よりは大きかった。

 とはいえ、男女別々の高校が多い群馬県ではあるが、共学になったら、続々出て来るかもなあ・・・・・。

 そう想っていた数日前。地元、上毛新聞のネット上の記事にぶつかり、読み進めたところ、「群馬県立 伊勢崎高校」で、「応援部」全員が、今年の春から女子になり、全国的にも強いと評判のバレーボール部の応援に続き、この7月12日には、硬式野球部の応援にも回るとのこと。

  なるほど、可愛い可愛くないは別として、全員女子。

 この高校。応援団ではなく、男女共学でスタートした創立当初から、文化部のワクに収められた「応援部」と言う名称。「団」では、無い。

 これは、初めて遭遇した。

 硬式野球部は、現在36人。少子化と、県立のなかにあっては多い部類に入る。

 だが、「応援部」は、元々部員は少なく、ここ数年では5人の登録の時もあった。

 4年前は、2年生の男子1人、3年生の男子1人。女子は、3年生3人。

 それでも、リーダーは男子。

 校則は、比較的厳しく、月に一度は、服装と頭髪検査があり、ピアス禁止。

 女子には、いざと言う時のために「防犯ブザー」が貸し与えられており、その所持の有無についても、ウムを言わさず検査が行われている。

 応援部8人の内訳は、3年生3人に、2年生5人

 去年までも、女子もいたが、リーダーはいずれも男子。

 youtubeで、4年前の、高校野球の応援ぶりを見ることが出来たが、まあ、男子の応援ぶりのキレとスピードの無いことに、あきれた。

 ただ、緩慢に腕を回し、伸ばしているだけ。

 校歌、応援歌、エール交換の際の、音痴は仕方ないとはいえ・・・。

 炎天下の球場のうえ、詰襟をきちっと着て動いているとはいえ、こんなんじゃなあ・・・・・・。

 そんな先輩たちの評判を耳にし、動画を見たからか、リーダーの3年生、大塚真白は言う。

 「両腕は、出来る限り大きく回し、止めるところは、ピシッと止めることを、心がけて練習を重ねています」

 そう、そうあって欲しい。

 写真の様に、振り上げた右腕の高さ、斜めの角度も、全員がピシッと揃わせなきゃね。ピッ、ピッ、と止める。全員で、0・2秒揃わなかったら、とてもミットも無い、草野球になってしまう。

 だらりこ、しゃんしゃんの、踊り回しでは、遠くから見てても、全体として、先輩たちのように、とてもだらしのない動きに見えてしまうものだから。

 さて、この硬式野球部の戦いぶりを追っていくと、一昨年の夏の県大会では、1回戦に、延長13回まで戦って4-5と惜敗。

 昨年の秋。2-13と大敗。この時の優勝校は、先の「健大高崎」。

 その後も、その健大高崎と戦い、2-10と惨敗。優勝は、その健大高崎だった。

 この夏の甲子園を目指す1回戦は、この7月12日。玉村高校と

 同じ女子同士の応援合戦を、健大高崎と繰り広げるには、準決勝ぐらいまで勝ち進まないと不可能。

 一度は、見て見たいものですが・・・・・・。

 そんな群馬県でも、むろん、部員不足校が寄せ集まって、大会前に合同練習をしてきた「連合チーム」が存在する。

 私の記事ではおなじみになりつつある、「尾瀬」「下仁田」「万場」「長野原」の「4校連合」。

 彼らの1回戦は、7月11日。相手は、いきなり「農大二高」だ。

 今年の県のセンバツ目指す春の大会では、県の8強入りしたチームのうえ、エースは140キロ台を投げる強力右腕。

 うわああああ・・・・・・。

 うわん、と泣かぬように、全力でぶつかって欲しい。

 連合チームは、どこもかしこも、北から南に至るも、1回戦突破すら厳しい。

 先日の鹿児島県大会でも、「串良」「垂水」の「2校連合チーム」が、鹿児島水産と当たり、0-10。5回コールド負けした。

 北に目を転じる。

 「不来方高校」と書いても、いまや、なんと読むのと言う声が聞こえてきそうなくらい、校名の記憶が無くなってしまった読者も多いのではなかろうか。

 あの今年のセンバツで、「21世紀枠」で登場し、部員たった10人で話題を呼んだ「こずかた」高校。

 その高校も、岩手県大会に、タダの普通の高校となって、7月11日、1回戦に臨む。

 相手は、「一関工業」。

 試合開始予定は、午後0時30分。場所は、森山総合公園野球場。

 今や、あれほど報じた地元の、いくつかの新聞社でさえ、1行も書かず、打ち込まず。 

 時の流れは、すごく早い・・・・・・。

 その岩手県も、連合チームは、むろん今夏も組まざるを得ない高校は存在する。

 おなじみの「水沢農業」「前沢」「雫石」の「三校連合チーム」は、7月9日、1回戦に挑んだ。

 だが・・・・・3-9で、涙をまたも呑んだ。

 次いで、7月11日。「岩泉」「宮古水産」の「2校連合チーム」が試合する。

 岩手県下、71校、68チームが、甲子園目指して、1球1打に「青春を賭けている」。

 くさい表現かも知れないが、明日は、1年生の時から、野球部員が1人。をして、昨年末には、誰もいなくなった硬式野球部で、もくもくとグラウンド整備し、ボールやバットを磨き、今春入った新1年生に「野球部に入りませんか」と呼びかけ・・・・

  ついに、たった1人で、部員9人を集め、1回戦に出場。

 部員と共に、全力で闘い抜いた、この美少女マネージャーの、2年3か月に及ぶ、感動的実話をお届けしようと想う。

 彼女や、前監督、現監督のブログを読んで、何度か、本当に涙があふれそうになった。

 特に「虹が、見えた」のくだりには、泣けた。

 部員ゼロでも、野球に賭ける情熱は、決して消えないことを、彼女に、改めて教わった気がしてならない。

 連合チーム、頑張れ、頑張れええええええ。

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 [ 2017・7・11 記 

 連合チームや、不来方高校の試合について、記事速報しておきます。

 岩手県での、2校連合。「岩泉」「宮古水産」は、「大東高校」相手に、8回表まで、6-6の同点できたが、その裏の、大東の猛攻で、一挙に5失点。

 6-11となるも、9回表に反撃し、1点追加したが・・・・・そこまで。

 惜しくも、7-11で涙を呑んだ。

 また、不来方高校は、7回表の段階で、2-7とリードされています。

 8回裏でも、2-7のまま。ん・・・・・・・・・・

 群馬県大会での、4校連合チーム。

 1-8で、7回コールド負けに終わった

 合同練習時間の足りなさに加え、守備の連係プレイの確認と時間の足りなさが、どうしてもエラーにつながりやすい。

 1人、とんでもないエースと主砲がいれば、と誰しもが想いがち。

 だが、そういう選手はボーイズリーグの段階で、ピックアップされ、特待生として、勧誘されて、地元から去ってゆくという図式が、あまりにも多い。

 なにしろ、ソレを一番、目を光らせて、止めさせる立場の高野連が、自分たちで、やっと決めた、「1学年3人までなら可」という規定に目をつぶり、「特待生校」は、もはやカネと太鼓の音が続く限り、いまだに制限無しに集めまくっているのだから。。。。。。。 

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 不来方高校、散りました・・・・・・

 2-7のまま、試合終了

 部員数は、また厳しくなり、そして本当の意味での、マウンドをまかせられる投手が必要。

 今後も、頑張って欲しいものです

 

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 [ 2017・7・12 追記 ]

 冒頭に書いた、「応援部員」が、全員女子の「群馬県立 伊勢崎高校」。

 本日、第2試合に登場。

 相手校は、玉村。

 1回裏に、4点。

 2回裏に、さらに5点。

 そして3回裏に、2点。

 5回裏に、ダメ押しともいえる1点を重ね、都合12点を叩きだし、12-2で、5回コールド勝ちし、2回戦に進出しました。

 また、応援部の、ビシッとした、キレのいい、手、腕、足、指先まで神経の張った動き・・・・・を、汗だくになりながらも、魅せてくれることでしょう。

 


< リアル 高校野球 ルポ >総部員10人で、今春の「センバツ」に出た「岩手県立 不来方高校」。本日、敗者復活1回戦に出て「盛岡南」と戦い・・・・・・

2017-04-30 20:31:51 | 高校 硬式野球部の真実

 もう、不来方(こずかた)高校、硬式野球部と書いても、読者の反応は日々、目減りしつつありますが、追跡は、記者のある種のつとめと心得ているので、記事化しました。

 あの今春の「センバツ」で、総部員たった10人ながら、「21世紀枠」に選抜されて甲子園大会に出た高校、と書けば、記憶の片隅に残っているはずだ。

 その、たった10人が、県立高校入試に合格してきた、新入生6人が加入。さらに、いつの間にか、1人が部員として入り、総勢17人になった、この野球部。

 岩手県大会・盛岡地区予選の1回戦に出たものの、4-5で惜敗。

 相手は、2015年、2016年と2年連続勝ってきたチームだったというのに・・・・・・。

 主将でエースだった小比類巻圭汰(こひるいまき けいた)は、右ひじをのケガが完全に治っておらず、代わりに投手としてマウンドに立ったのが、普段は内野手の舟山純平

 これまでも、何度かマウンドで投げているとはいえ、本日4月30日の「敗者復活 1回戦」にも登板。

 相手は、同じ1回戦で3-14とコールド負けした「盛岡南」。

 だが・・・・・。

 滑り出しから、0-1とリードされたものの、4回には集中打を浴びせ、4-1と逆転!

 だが、その裏、今度は「盛岡南」が連打、連打!

 4点を入れ、4-5と逆転される始末。さらに、同校は3点を追加し、4-8に。

 最終9回、不来方は2点を入れて、6-8と追いすがったものの、そこまで!

 もはや、タダの弱小チームになってしまった・・・・・・。

 夏の甲子園大会出場を目指す、「岩手県大会」は、七夕の7月7日に、県内3球場で開幕する。

 実質、あと2か月で、不来方のメンバーは、どこまで建て直せるか!?

 なお、以前「君の母校の硬式野球部員、ゼロに成る日は近い」というタイトルの連載・連弾記事を掲載したことがあるので、覚えていらっしゃる方もいるはず。

 岩手県内でも、ついに部員ゼロ!の県立高校が新たに3校出て、岩手県高野連への加盟を今年は辞退した。

 その高校は、岩手郡岩手町にある「沼宮内(ぬまくない)」、岩手郡雫石町にある「雫石(しずくいし)」、そして花巻(はなまき)市にある「大迫(おおはさま)」。

 部員ゼロでは、連合チームも組めやしない。

 その一方で、早くも、夏の県大会目指して、3校連合チームが県高野連に登録された。

 それは、「前沢」、「水沢農業」、そして「宮古水産」。

 これまでも、何度かパソコンに打ち込んだ、私としては馴染みのある校名だ。

 3校連合ながら、目標は「甲子園出場!」とのこと。

 良いな、良いなあ!!!!!!

 そのくらいの気概を抱いて、週末だけ出来る連合練習に臨んで戴きたい!!

 なお、岩手県では、登録校が2校減り、70校で夏の県大会に臨む

 そんな淋しい「厳状」のなか、初登録した野球部が出た!

 と言っても、あくどい特待生校ではない。

 盛岡市内にある「盛岡誠桜(せいおう)」。

 昭和2年に創立はされたものの、硬式野球部がなんと今まで90年間もの間、無かった!

 それが、今年の春、初めて出来た!

 すぐさま、新1年生が7人入ったものの、まだ試合には2人足りず、春季大会には出られず。

 まだ7人だが、7月7日からの県の夏の大会には、なんとかアタマ数揃えて、出場の夢を抱いている。

 私の記憶では、バスケットクラブや陸上部から、アタマ下げて臨時部員に仕立てて、試合に出た高校があります。

 結果? あ、ま、ま、負けましたけどね・・・・・。

 硬式は70あるが、軟式の野球部は、わずか6校しかない。数試合勝てば、会場は甲子園球場では無いけれど、テレビ生中継も無いけれど、日本一になれる可能性高いぞ!

 意欲ある高校生、いないかなあ・・・・・・。


< リアル 高校野球 ルポ > 今年のセンバツで話題を呼んだ「岩手県立 不来方高校」。2年連続、夏の県大会で勝利していた平舘高校と、本日試合をした。さて、結果は!?

2017-04-28 23:06:16 | 高校 硬式野球部の真実

 高校野球は、ナニが起こるか、分からない。

 試合は、やってみなければ分からない。

 ソレを思い知らされた、試合結果であった・・・・・。

 同じ、岩手県立の「平舘(たいらだて)高校」との、県春季大会・盛岡地区予選の1回戦

 相手校の平舘高校とは、2015年の夏には、4-2で勝ち、翌2016年の夏には、13-3で一蹴(いっしゅう)した実績があった。

 だから、この春も・・・・と、たいていは想う。

 が・・・・・本日、その平舘に、不来方(こずかた)は、10人から、一気に全選手数16人も揃っての華々しい初陣だったはずなのに・・・・・、なんと、4-5で負けた。

 それも、9回、平舘が2アウトながら、走者1塁、3塁に置いて、不来方の投手が、本来内野手ではあるが、時に投手もこなす舟山純平。

 なんと! 暴投!

 三塁ランナーが本塁ベースに向かって走り込み、サヨナラ負け!

 1回戦で、桜のように、あっけなく散った!

 接戦。そう、結果だけ見ると接戦。

 が、負けは負け。

 試合は、滑り出しから敗色濃厚な印象。

 2年連続勝ち越していた平舘に、0-2とリードされたうえにエースで主将の小比類巻が、私の記事で指摘していたように、センバツ前からの不調が続いていたうえ、右ひじを怪我しており、無理すればマウンドに立てられなくもなかったが、この試合では、ライトの守備に回った。

 投手は、先に書いたように、時々臨時投手を担う、舟山純平

 5回になって、ようやく4安打と、平舘のエラーで、一気に4点を取り、逆転こそしたものの、たちまち追いつかれて、4-4で、9回を迎えたというワケだ

 打順こそ、小比類巻を3番に変えて、つながりが出来たものの、やはり主軸のエースが定まらない「厳状」では、今後も不安定な片肺飛行がふらふらと続くことだろう。

 小比類巻や、臨時&随時投手に頼らず、新たなエースを育て挙げなければ、今後も茨の道が続きそうだ。

 不来方は、4月30日に行なわれる敗者復活戦に回って、ゼロから這い上がることになる。

 相手は、同じ4月28日に登場し、盛岡商業相手に、8回コールド、3-14と惨敗した、「盛岡南」。

 だが・・・・・冒頭にも書いたように、試合はやってみなければわからない。

 今は、あえて言う。

 平舘ナイン。リベンジ、おめでとう!


< リアル 高校野球 ルポ > 現在、部員16人に! センバツに出た「不来方高校」、いざ新体制で4月28日、岩手県春季大会、盛岡地区予選に臨む。相手校は・・・

2017-04-24 20:56:01 | 高校 硬式野球部の真実

 読んで下さる方、先細りかけてはおりますが(笑)

 「岩手県立 不来方(こずかた)高校 硬式野球部」の最新情報をお送りします。

  

 新入部員6人加わり、16人になり、最新試合が決定

 岩手県高校野球春季大会、盛岡地区予選が4月28日から始まり、15校で争われる、

 特待生軍団の、「盛岡大附属高校」は、シードされて、別の組み合わせのグループに入った。

 「不来方」が勝ち上がっていけば、決勝で当たりそうだ。

 まず初戦は、雨天にならなければ、4月28日、午後0時半試合開始。

 球場は、「八幡平 総合運動公園野球場」。

 相手校は、同じく県立の「平舘(たいらだて)高校」。

 どんな野球部か?と調べてみると、勝ったり負けたり、負けたり、負けたり・・・・・・。

 なんと、2015年8月29日、対戦しており4-2で勝っている。

 また、翌年の2016年9月3日、13-3で、これまた勝っていた。

 当時は全部員10人。

 こりゃあ、自信持って、立ち向かうだろうなあ・・・・。

 勝ち上がれば、5月2日、午前10時、試合開始。

 さらに、5月4日、午後0時半。次いで5月5日に盛岡地区代表決定戦。

 連戦連投。

 新体制の、あの不来方の戦法、1年生がどの程度の戦力になれるか

 是非、観に行ってやってください。

 試合会場は、すべて八幡平の同じ球場です。

 雨天順延有りの可能性もあります。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 にしても・・・・・・

 地元東北の新聞の雄、河北新報(かほくしんぽう)によれば、宮城県の「涌谷高校」では、この4月から新任の女性教師が、硬式野球部の監督に就いたとか。

 ここも、部員11人。

 出る、負け、が続いているし、まだ監督としての采配はせず、主将以下、選手にまかせている段階。

 女性監督は、全国的に「珍しい」という記述。

 「初」では、無いニュアンス。

 「部員不足による連合校」や、「部員ゼロ」に続き、「野球未経験の、女性監督」が、いずれ甲子園に大会に出てくる時代になりそうだ。

 確実に、時代は変わりゆく・・・・・・

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 岩手県の「沿岸北地区」。

 あの6年前の3・11「三陸沖 超津波 大地震 震災」の被災を受けた、小山健人・監督の前任校の「山田高校」も、9人以上の部員を揃えて5月3日、試合に臨みます。

 また、同日。

 岩泉高校と、宮古水産高校2校連合チームが出場。

 5月1日には、「県 北奥地区予選」で、水沢農業高校前沢高校2校連合チームが出場します。

 さらに、宮城県の「東部地区予選」では、宮城水産高校本吉響高校気仙沼西高校石巻北高校という、4校連合がすでに出場。0-10で5回コールド負け。

 しかし、4月29日、敗者復活戦で、再挑戦出場致します。

 さらに、同じ宮城県の「北部地区予選」からは、

 岩出高校柴農業高校伊具高校の、3校連合チームが出場。

 惜しくも、3-6で古川高校に負けた。

 しかし、4月30日、敗者復活戦で「鹿島台中央野球場」で試合します。

 また、中新田高校加美農業高校との2校連合チームも、大崎中央高校と試合。

 0-10で敗退はしましたが、先の3校連合チームと同様、同じ4月30日、同じ球場で、敗者復活戦に出場します。

 また、一迫商業高校

 なんと、試合当日までに部員不足が決定し、戦わずして、古川工業高校に負けてしまいました。

 そんな一迫商業高校硬式野球部ではありますが、4月29日に敗者復活戦が予定されております!! 

 当日、試合開始時刻は朝の9時。

 それまでに臨時選手をかき集めて、選手出場登録申請が、果たして出来るのか、出来ないのか!?

 選手の頑張りに、掛かっております!

 見ものです! ドラマチックです!

 「敗者復活戦」という制度。

 良いなあ・・・・

 どのチームにとっても。


< リアル 高校野球 ルポ > 茨城県で、ある投手が1試合で26奪三振の県新記録誕生とか。へえ~っと思いつつ、背景を調べてみると、あれれ~っ・・・・・

2017-04-20 16:06:15 | 高校 硬式野球部の真実

 昨日。あの「不来方(こずかた)高校 硬式野球部」の今!を、同部部長や、小山健人(おやま けんと)監督にも取材し、記事化したばかり。

 その過程で、全国各地で、春季の地区大会予選が、至る所で行われているんだなあ・・・と痛感。

 文字通り、「球春 到来」。

 そんななか、今日、ネットで左下の高校野球のニュースを見かけた。

  へえ~っ! 1試合で、26奪三振か。そりゃ、すごいな。特待生軍団の高校でもないのに、笠間高校は。

 ただ・・・・・・ん!? ちょっと、待てよ!

 そこいら辺の高校野球ファンより、ホンの少しばかり、背景にある真実と実態を徹底取材して、知っているもんで。

 ちょっと、調べてみた。

 上記、記事の間違いは無い。事実を、さらに掘り起こしているし。

 相手校。26奪三振も喰らった「水戸 桜ノ牧 常北校」のこれまでの戦績を検索。

 ん・・・・・やっぱり、かあ・・・・・・。

 4年前に「分校」として独立した、いわば新設校。

 水戸と、校名には刷り込まれてはいるものの、校舎の所在地は、東茨城郡城里町。

 例えて言えば、「千葉県浦安市」にあるのに、「東京ディズニーランド」

 「成田空港」なのに、「新東京国際空港」、みたいなもの。

 で、この硬式野球部。

 毎年、毎年、部員不足に悩みながら、なんとかかんとか、部員9人揃えて試合出場していた。

 なので・・・・

 新設し直した、2013年の春。

 「水戸葵陵」と対戦して、0-19と惨敗でスタート。

 翌、2014年4月13日、「常盤大高」にも、1-13。

 同年7月7日、「水戸農業」には、初めて5-4で、接戦をものにした。

 が、勝利は、今に至るも、この試合だけ。ここから約2年9ヶ月。惨敗街道を、ひた走ることになる。

  同年、7月12日。「麻生」に、3-13。

 翌2015年7月9日、「境」に、0-17。

 8月18日、「鹿島学園」に、0-10。

 8月21日、「水戸啓明」には、0-14。

 9月14日、「清真学園」に、0-21。

 昨年の7月8日、「海洋」に、1-7。

 8月18日、「水戸二高」には、0-22。

 8月24日、「鉾田二高」にも、0-17。

 9月12日、「鹿島」に、0-29。

 そして、今年の初戦が、4月14日にあり、「笠間」に、3-6で負けた。

 そう、3点は入れているのだ。

 というのも、「笠間」は決して、強豪校ではない

 それどころか、ここも、部員不足に悩まされており、昨年の秋には、他の4校との「5校連合チーム」で出場し、あっさり負けている。

 そして、先の「水戸桜ノ牧 常北校」にこそ勝ったものの、3日後、「水戸工業」には2-16で、5回、コールド負けを喫している。

 奪三振26も獲れたのは、その日、球が走り、調子が良かったからだという。さらに、以前練習試合をしていて、5回で13奪三振も獲れ、マウンドに上がる前から、自信にあふれ、「三振が獲れる気がしていた」とのこと。

 たまたま、球球(たまたま)の、絶好調時の、それも打者を呑んで掛かっての新記録。

 プロ野球の投手でさえ、その日によって、常に好不調の波が襲うのだから。

 なお、この奪三振記録の、茨城県記録を打ちたてた投手、高校を卒業したら野球を辞めるとか。

 それも人生、か。

 あの軟式野球、延長に次ぐ延長新記録を重ねた末に、高校日本一になった松井大河のその後を追えば、ソレもまた良し、という気になります。 

 


< リアル 高校野球 ルポ > あの、部員10人の「21世紀枠」でセンバツに出た「不来方高校」は、今、どうなってる!? 新体制、そして極秘私生活についても小山監督に、直撃して聞いた

2017-04-19 19:32:50 | 高校 硬式野球部の真実

 これから桜満開のシーズンを迎えようという、岩手県の矢巾町(やはばちょう)。

 「徳丹城跡」や、「清水野の桜並木」の桜も、間もなく咲き誇りそうだ。

 その町に建つ「岩手県立 不来方高校」は、あのセンバツ初出場で、全国的に話題となった。

 不来方? 何て読むんだ? そう言われ続けた校名も、一躍誰もが「こずかた」と、読めるようにもなった。

  開会式では、「校名」が記されたプラカードを持つ女子高生も、野球部の女子マネージャーが担い、甲子園球場で行われた公式練習のトスを手伝う女子高生も、部のマネージャーがいつものように担当。人手不足は、女子がフルカバー。

 

 部員が10人しかいないため、すでに記事化したが、センバツ開幕前に、愛知県の東邦高校のグラウンドで練習をさせてもらった時も、バッティングマシンを見よう見まねで器用に動かしたのも、女子マネージャーだった。

 1回戦は、静岡高校と抽選の結果、当たった。

 不来方高校、硬式野球部の監督は、小山健人(おやま けんと)、30歳(写真下の左)。

  「ダメだよ~、高校生に背広着せて、出さしちゃあ」と、冷やかされそうなくらいの、童顔

 ちなみに、右側は、静岡高校の監督、栗林俊輔。

 そんな不来方。

 私も、静岡の戦力を調べた末、こりゃあ、勝てないなと推測。

 結果は、すでに関心のある方はご存じなように、3-12で負けはした。

 だが、10人しかいないのに、残塁がわずか3。静岡15。守備の連係プレー悪くなく、締めるところは、予想以上に出来た。

 そのうえ、打撃練習の成果が実って、9安打も放った

  数字だけ見れば、惨敗。

 だが、地元から徹夜走行のバスで詰め掛けた応援団からは、惜しみ無い声援が、最期まで送られ続けたのは、写真の通り。

 さて、季節は巡りきて、4月の新学期。

 合格倍率、1・2~1・5倍をクリアして入ってきた新入生のうち、どの位の人数が入部してくれたのであろうか・・・・・。

 入学式終えてすぐの頃、高校へ電話取材。

 対応してくれたのは、新たに野球部部長に就いた先生

 「まだ学校が始まったばかりでして。部への勧誘もこれからってところです」

 「1人、入りたいって1年生が来たんですが・・・・野球の経験がまったく無いと言うんですよ・・・・・。こちらも、どうしようかなあ、と」

 「良い、素質のある子は、他のいわゆる野球校が全部持ってってしまいますんでねえ・・・・」

 センバツの開会式の写真、もう一度見直して下さい。後ろに続く、県内の私立校。もう、関西中心にゴッソリさらっていきますモン。チカラのある選手は県内からも四方八方、手を伸ばして集めまくる。毎年、毎年。

 まさか、正式入部ゼロ!なんてことは?

 「いやあ、まだ何とも言えませんよ。4月17日に、大体、各部の入部希望者がまとまりますので、その後にでも問い合わせてもらってから記事にして戴いた方が、こちらとしては良いのですが。よろしく、お願いします」

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 本日、4月19日。改めて、電話。

 対応してくれたのは、小山(おやま)監督。おやまあ!ありがたい

 授業を終えて、ひと段落して、部の練習に向かう合間のようだった。

 「新入部員ですか? 1年生、6人が入りました!」

 声が、どことなく、はずんでいる。

 しめて、計16人。ギリギリ、紅白試合も出来なくはない。投手も、以前書いたように、いざとなれば、数人兼務している。

 ---6人のうち、中学校で野球経験者は?

 「全員が、野球をやってきた選手ばかりです」

 そうかあ・・・・。やはり、未経験は最初から補欠に回る可能性、大きいもんなあ・・・・・。

 ---監督からご覧になって、コレは良い!主力になれるぞ!という有望な選手はおりましたか?

 「いやあ、まだ練習始まったばかりですから、分かりません」

 ---主将は、投手もやっている小比類巻クンのままで決まりですか?

 「そうですね。そうなると思います」

 ---静岡高校との試合の時、小比類巻クンは、いつもより、出来や調子が良くなかったんですか?

 「まあ、いつも、あんなものですよ。彼としては、アレで一杯一杯だったと思います」

 ---今後の方針も、打撃中心で進めるんですか?

 「いえ、まだ、そうとは決めておりません。まあ、一応、打撃の練習に中心は置いて行くとは思いますが・・・・・」

 ---さて、小山先生は、あの6年前の3・11の際には、山田町の高校にいらして、ボランティア活動もなさった。今年の3・11の時は、東邦高校のグランドにいらした?

「ええと・・・・・そうですね。東邦高校さんのグラウンドをお借りして、そこにいましたね」

 ---午後2時46分には、練習の手を休めて、黙とうなさった?

 「そう、ですね・・・・・」

 ---ところで、小山監督は童顔ですが、もう30歳になられている

 「そうですね、童顔と言われて長いですが(笑)」

 ---失礼ですが、確か、まだ独身と

 「はい、そうです」

 ---ご結婚の予定とか、今、お付き合いしてらっしゃる方は?

 「まあ、ええ、はい・・・・・」

 ---結婚なさる予定ですか?

 「そのつもりです」

 ---お相手は同僚とか、教育関係者?

 「まあ、教師ではありませんが、広く言えば教育に関係していると言いますか」

 ---それは、おめでとうございますと言って良いんですよね。野球部の活躍、今後も期待しております

 「あ、ありがとうございます」

 近く、「第64回 春季東北地区高校野球 岩手県大会」、盛岡の地区予選が始まる。

 「21世紀枠」のタナボタは、2度は無い。

 特待生軍団の「盛岡大附属高校」の壁が、またも厚く立ちはだかるであろうが、小山監督の手腕と、16人の力量に期待したい。

 こういう高校が甲子園に出て来てこそ、真の意味での正常な高校野球、なのだから!

 

  


< リアル 高校野球 硬式野球部 ルポ > センバツ、開幕!「全部員たった10人」で話題の「岩手県立 不来方高校」。晴れ舞台で「君が代」熱唱した竹内菜緒。なのに実はエースが、あらら今・・・・・・

2017-03-19 14:56:16 | 高校 硬式野球部の真実

 いよいよ開幕した、2017、センバツ

 何故か、付和雷同のスポーツマスコミは、父そっくりの、早実主将・清宮”ブサイク”幸太郎に注目。

 昨年夏の甲子園大会では、その走攻守を間近で見たプロ野球球団のスカウトからは、「確かに、超高校級ではある。しかし、そこまで。あの程度では、とてもプロ野球では使いものにならないよ」と、ほぼ全員が言っていた。

 ところが! 秋の大会になったとたん、評価コロリ一転!

 タダのデブが、かなり絞った体になった違いだけなのに・・・・・。

 「ドラフト1位候補か?」なんてブチ上げ始めた、スポーツメディア。もっとも、直接スカウトが言明したのではなく、あくまで記者連中の担いだ神輿に乗っかったシロモノ。

 まあ、ホントのところは、このセンバツでの打撃などを見定めないと分からない。

 さて、話題いまだ先行の「不来方(こずかた)高校 硬式野球部」。

 本日、3月19日に開幕したセンバツの開会式に登場してきた。

  (NHK総合テレビ 中継より。以下、同様)

  当たり前のことながら、ホントに10人だけ。校名が記載されたプラカードを掲げて、先頭を歩くのは、部のマネージャー

  

  「大会出場選手登録」10人だけだと、整列すると、こうなっちゃう!

 そして、開会式で「君が代」独唱を、甲子園球場、4万7000人の観客の目が注がれるなか、見事にやってのけたのが、すでに記事化したように、同じ高校のクラスメイトだった、竹内菜緒(なお。写真下)。

    

 いやあ、さすがに1位だけのことはあった。

 音程はずさず、声、ぶれず。かん高くも、低くも無い。

 きれいに、素直に、美しく、国歌を歌い上げた。

 聞いてた部員も、思わず、笑みが

 

  

 気持ちいいだろうなあ・・・・。この眼の前に広がる光景。音楽大学へ進学した、今後の彼女の歌手人生でも、2度と無い瞬間!

  やり切った、静かな笑顔。

  堂々の、御引き揚げ姿。パチパチパチ。

 さあ、明暗の「」は、このくらいにして、と。

 暗の「厳実」を書く。

 3月10日の、対戦校をひく、抽選会。

  大会5日目の、第3試合。対戦校は、静岡高校と決まり、お決まりの記念撮影。

 小比類巻圭汰・主将の体の小さいことに驚いた。

 身長170センチ、体重68キロとのことだが、彼は曲がりなりにもエースで、且つ、4番打者。

 しかし・・・・・

 3月8日の、埼玉県上尾市にあるグラウンドで、私立栄北高校との練習試合では、たったの1イニング投げただけ。

 1安打2奪三振に打ち取ったものの、絶好調には程遠い投球内容。

 さらに、3月12日、以前にも借りて練習していた愛知県の名門、東邦高校との練習試合には、なんと登板せず。

 名目は「センバツの本番に向けて調整のため」というフレコミではあったものの、実はケガをしているうえ、もともと、球威、球速がとりたててある投手ではない。

 球速130キロ台で、ていねいにコーナーをつき、ベース手前できれいに落ち、時には曲がる変化球を多用して、打たせて取ってきたタイプ。

 それが、全然決まらない、絶不調だというのだ。

 そのため、なんと東邦ナイン相手に、昨秋、東邦のエースになった松崎圭吾ら2人が投げるという、なんともおかしいカタチに

 それでも、7-11と負けはしたものの、菊地康太が2回に塁上に1人ランナーを置いて、2ランホーマーを放った。

 また、8回にも、桜井琉太郎が2ランホームランと、冬場の打撃練習が実ったカタチとはなった。

 しかし、ダブルヘッダーとして組まれた第2試合。

 岐阜県から来た「大垣南高校」ナインにたいしては、1-7のワンサイド負けで、見るべきもの無し。

 ついに、エースのはずの、小比類巻圭汰は、マウンドで1球も投げずに終わった。

 今日の開会式後のインタビューにこそ、主将として、殊勝にも、笑顔を浮かべてしゃべってはいたものの、内心は落ち込んで、不安で一杯のはずだ。

 エースが、SOS状態。

 この3月16日。県立高校の合格発表が行なわれ、いまや、全国一有名になった「不来方高校 硬式野球部」に入部希望者が出てきたという情報も届いた。

 とはいえ、今は、1人もケガも出来ない、落ちてはいけない、断崖絶壁状態。

 どうするの?

 実は、この野球部。1人を除いて、地元の中学校では、軟式野球しか経験が無い選手ばかり。

 ところが、名門の東邦高校相手に2ランを放った、先の桜井琉太郎を始め、舟山純平、吉田圭太、鷹觜(たかのはし)零志、岩間龍輝、そして控えの斉藤圭汰の6人が、投手経験者。

 実際、苦境に陥ると、舟山を筆頭に、ひょいひょいと、マウンドに入れ替わり立ち代わり立って投げて、なんとか、勝ちつないできた過去がある。

 10人しかいないということは、いる者で工夫し、背に腹は「換えられる」ってことでもある。

 といえ、綱渡りリレーで、静岡高校に、1回戦、果たして勝てるであろうか?

 実は、静岡高校も、結構な打撃が売りのチーム。

 打ち、打たれ、打ち打たれ、打たれて、守備の連係プレーに、ほころびが出て・・・・・・・。

 いやいや、いやいや、結果予想は書かないでおく。

 何が起こるか分からないのが、高校野球の、何よりの魅力でもあるのだから・・・・・・・。

 

 

 


< リアル 高校野球 ルポ > いよいよ3月19日開幕、2017センバツ「21世紀枠」に選抜された岩手県立不来方高校の今と、思わずニヤリとしてしまう逸話連弾!

2017-03-09 21:35:17 | 高校 硬式野球部の真実

 いまや、「こずかた」と入力して、漢字変換しただけで、すんなり「不来方」と、ひょいと出てくるほど、有名になった「岩手県立 不来方高校 硬式野球部」。

 なにしろ、全部員が、たった10名だけ、ということが、「21世紀枠」に選抜されたこと以上に、マスコミに注目されているんだから。

 さらに、不来方。不来方城の名をもつ、盛岡城は、今は城跡しか残っていないが、かつて成人した歌人の、石川啄木(たくぼく)が、15歳の頃を想い出して、書いた一首。

 「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心」

 それを刻んだ歌碑が、不来方城の跡地に建っていることも知った。 

 1月に、記事化した折りには、センバツなんて、まだ先のコトと想っていたら、間近の3月19日に甲子園球場で開幕すると知り、月日の流れる早さを感じた。

 先の記事でも触れたように、小山健人・監督(写真左下の右側)にとって、一生忘れられない、3・11が、また巡ってくる。

 

 超津波が、襲いかかった、岩手県の沿岸部の山田町。その県立高校に、6年前、小山健人は赴任しており、今と同様、硬式野球部の監督をしていたのだ。

 今の勤務地、不来方高校は、盛岡市に隣接しており、山間地ということもあり、揺れはしたが、被災は無いに等しかった。

 詳しい事情を知らない人達にとっては、馬鹿な役人が命名した「東日本大震災」という、実態とはまったく違う印象を与えた名称により、東北6県どころか、東京まで大きな被災をしたかのように、世界中に想われてしまい、国内で開催されるはずだった国際大会が相次いで、事実上取りやめになってしまった事実がある。

 ワイロで買った、2020年五輪開催権

 ばく大な無駄ガネがばらまかれているばかりか、多くの工事が新規五輪施設建設や幹線道路に集中。

 そのため、三陸の被災地の復旧工事が、大幅に遅れてしまっている。

 そんな、いわば迷惑で済まない「犯罪」を犯していることを、小池”タヌキ目化粧”百合子や、森喜朗らは、素知らぬ顔でコトを推し進めている。

 6年たっても、何も、と言い切って良いくらい、工事が進んでいない、被災地、三陸海岸。

 またも、たった1日だけのバカ騒ぎイベントで終幕してしまうなか、今年、小山健人は、どんな想いを胸に、3・11を迎えるのであろうか。

 高校野球ファンばかりか、マスコミも10人野球に関心が集まっているなか、先月20日から24日まで、愛知県の強豪野球校、東邦高校のグラウンドを借りて、センバツに向けての強化練習を行なった

 東邦高校といえば、古くからの高校野球ファンなら、バンビくんこと、坂本佳一(よしかず)投手が大活躍したことを覚えているはず。

 私も彼が、日本鋼管の野球部員時代に、インタビューしたことを覚えている。

 ただマンやりまくり、且つ、おねだりクンで名を馳せた、斎藤”ハンカチ王子”佑樹と違い、とても誠実で、マジメな性格の人物だった印象がある。

 その母校で、てっきり、練習試合をしたと思っていたら、高野連の規定により、3月7日まで、してはいけない決まりがあった。

 そのため、ココでも打撃練習が中心となった。

 とはいえ、「今年に入って初めての、土の上での練習が出来ました」と、選手や監督は、大喜び。

 練習を観に来た、不来方高校の校長は、御礼方々、感激の面持ち。

 「昨日まで、我が校のグラウンドは、凍っておりましたし、今朝は雪が降ってました」と言った。 

  毎日、毎日。スパイクどころか、長靴!はいて、素振りの練習や投球練習をしていた選手達(左上写真)。

 雪国、北国のハンディは、このように大きいのです。

 生徒の大半が去った放課後には、階段の上り下りランニングや、廊下でうさぎ跳びを繰り返して足腰を鍛え、廊下をダッシュして、塁間のスライディングの練習を重ねる。

 そんな日々の積み重ねで、ハンディを減らしていく

  (愛知東邦大学 ホームページより)

 さらに、東邦高校では、ピッチングマシンを使わさせてもらって、打撃練習もやれた。

 マシンを、初めて操作しているのは、女子マネージャー

  部員こそセンバツ出場が決まってからも増えることは無かったが、女子マネージャーが、写真の時より2人増えて、5人にもなり、この遠征でも、見よう見まねでマシン操作のお手伝い

   グラウンド入り口の「掲示板」には、東邦高校野球部からの御礼の文字が。

   「不来方高校の皆さん。甲子園出場、おめでとうございます。いわて国体では、お世話になりました。怪我なく、精一杯練習していってください」

 実は、昨秋。「岩手国体」に、東邦高校が出場。その際、ホスト校として、不来方高校の選手たちが、何くれとなくお世話をした縁で、御礼返しの意味で、グラウンドを貸したのだという。

 宿泊は、愛知県小牧市にある、安価なビジネスホテル。

 まだまだ無名の県立高校ゆえ、ぜいたくは1円たりとも出来ない

 明日、3月10日には、センバツの「組み合わせ抽選会」があり、その流れで再び、東邦高校のグラウンドを貸して、「最終調整」をさせたのち、12日に、この強豪校と練習試合をして、甲子園の公開練習に臨むのだという。

 おそらく・・・・・厳しい洗礼を受けることだろう

 さらに不来方、絶対にセンバツの野球中継で、テレビに映るう!と想ったのか、それまで5人しかいなかった、チアガールが、一気に5人入部。10人に膨れ上がった。

  いやいやあ、したたかだがや、今の女子高生は!

 不来方ナインならぬ、テンは、練習試合解禁の3月8日

 すでに、3月2日に、校内で「壮行式」を終えた不来方高校野球部。

 埼玉県の上尾市で、私立栄北高校なる野球部と練習試合をしたという。

 打撃戦の末、8-8の引き分けで終えた。

 不来方は、11安打、2ランホーマーを放った。

 10人しかいないのに、主将でエースの小比類巻圭汰(こひるいまき けいた。最上掲写真の、小山監督の右側)は、1イニングだけ登板。

 1安打、2奪三振の成績。

 実は、仕上がり状態が良く無く、ケガ、不調も囁かれている。

 この私立栄北(えいほく)高校。部員は58人。選手のなかには、県内の、浦和、大宮、熊谷、上尾などの、リトルリーグ、シニアリーグ、など少年野球チームで鍛えられた者が多い。

 では、どんな戦績、程度の野球部か?と検索してみると、なるほど、と。

 例えば、昨年の春。埼玉東部地区予選では、松伏、幸手桜、三郷の3高校合同チームと対戦し、14-2と大勝。

 このように埼玉県でも、部員が9人に満たない高校は、実は多いのだ

 そのほか、弱小高校には、36-0、11-1、12-1と、容赦なく打ちまくって、圧勝。

 長打、単打だけではなく、バントも折り混ぜ、なかなかの中堅巧者校だ。

  だが、県や地区の代表決定戦までいくとぶつかる強豪校には、7-6、2-1、4-3、6-5・・・・と、接戦負け。

 私立ながら、特待校との悪評も聞こえてこず。

 ひょっとすると・・・・・いつか、「21世紀枠」に!?ということになるかも。

 さて、最期に、えっ!と驚くオハナシをひとつ。限られた地元と、センバツ主催新聞の毎日だけが報じていたのだが、このマジメそ~な女子高生(写真左下)。

   名前を、竹内菜緒という。そう、大きくクチを正しく開けて、歌を歌う、声楽をマジメにオベンキョしている子。

  このように、昨年の12月に開催された、「全日本学生音楽コンクール全国大会」の声楽部門で、1位に輝いた、正統派。

 で、この子が、なんと!偶然にも、「不来方高校」の3年生だった。

 んでもって、その翌月、野球部が「21世紀枠」で選抜され、その縁と、勢いと、流れで、彼女が3月19日の開会式というハレの舞台で、「君が代」を独唱することになっちゃった。

 卒業後は、音楽大学に進むという。

 んだば、もう、野球部は、メンツに賭けても、負けられないべさ!最低、1勝!必勝!

 折りしも、悪評高い、特待生プロ軍団の「秀岳館高校」の監督をしていた、鍛治舎巧(かじしゃ たくみ)が、監督を辞めるとか、辞めないとか、もっか、もめており、先行きに暗雲たちこめている

 なにしろ、「被災した熊本県民の皆さんを励ましたい」、などと吹聴しているものの、レギュラー選手のなかに、熊本県民が1人もいない有り様。

 関西から、鍛治舎が指導していた少年野球チームの有望な子を熊本に引きづり込んで、部に押し入れて、元々いた県内出身の子をはじき飛ばして、勝ち進みはしたものの・・・・・。

 高校野球の本来の目的は、あくまで「教育の一環」。「狂異句」じゃない。

 プロ野球の青田刈りの場でもない!

 ましてや、単に、勝ちゃあ良いってもんじゃない!

 昨夏。甲子園。その秀岳館が、勝ち上がっていったとき、甲子園で取材をしていた記者の多くから、このままで良いのだろうか?という疑念の声が、ひそひそ。

 ソレを目にした、熊本も取材エリアの「西日本新聞」の愚かな記者が、猛反発

 来ていた取材記者たちに怒りの刃を向けた挙句、特待生軍団のどこが悪い!と、開き直った記事を掲載。

 減りつつある定期購読者からだけではなく、社内からも記事に対する反発と疑問が続出。

 結果、一夜にして記事がネット上から消えた。

 その経緯は、昨年記事化した。

 明日の「組み合わせ抽選」、並びに、勝ち上がって、もし、「不来方」が、「秀岳館」と当たることにでもなったら面白い!

 判官びいきではない。

 あるべき、まっとうな、真の意味での、ひたむきな高校野球が観たい!

 頑張れ!不来方!

 頑張れ、小山健人! 山田町が、ホンの少しでも真に励まされると想うから・・・