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《 リアル ボクシング ルポ 》 WBC世界フライ級、(前)王者・比嘉大吾の、前日計量、規定体重900gオーバーについて。日本と世界のあきれて驚く現状報告など、取材現場から一言

2018-04-14 23:40:46 | ボクシングのニュース

 う~ん・・・・比嘉大吾が、叩かれているなあ。斬って、捨てられているなあ・・・。

 その返り血が、所属ボクシングジムの会長、具志堅用高にも浴びせられてさあ・・・・。

 「減量」にまつわる、本当にキツイ実情と、現実を知らないネット族が、もう・・・。

 確かに、前日計量で、規定体重から、900gオーバーと言うのは、もう、言い訳出来ない現実。

 ソレを知った瞬間。ああ、もう減量は無理だなと想った。

 一度で短時間に落とせる体重じゃないうえ、ネット族が、首根っ子掴まえたかのように、だからフライ級のままでは、比嘉自身がキツイ、このままでは・・・・と、漏らしていたじゃないか! ソレを、会長は無視して・・・・・と。

 ソレについては、確かに一理はある。

 200gくらいの規定オーバーであれば、以前、直接見たのだが、海外からきた挑戦者などが、2時間の与えられた猶予の時間の中で、後楽園ホールの別室を飛び出し、裏口に駐車した車の中から衣類の山を重ね着して、びっしりとチャックで首元まで締め切り、腰をゴムで締めて、東京ドーム周囲を、トレーナーや通訳と共に、何周も時間一杯ランニング、ロードワーク代わりをし終えて・・・・・無事、再計量に成功したケースを見たこともある。

 具志堅会長としては、自身の現役時代に成しえなかった、ベルト防衛新記録を、比嘉に築いて欲しかったという意思がある。連続、16ノックアウト勝利記録以上に、こだわっていた。

 しかし、1時間半後、会長の「体を動かしてみても、比嘉は、汗も出ない」という言葉を聞いて、ああ・・・・・・と。

 比嘉が、もう、フライ級でボクシングを続けることは、この先も無理ということの、証明でもある「汗も出ない」という言葉。

 例え、明日のタイトルマッチに向けて、前日減量が成功していたとしても、次は無理。次はこの級では、試合が出来無いことの、動かしがたい事実。

 明日の特別当日計量で、日本ボクシングコミッションは、55・3kg以上であれば、試合そのものを中止すると発表。

 現在の体重の3kg以上のオーバーであり、将来、比嘉がベストで闘えるスーパーバンタム級の体重なだけに、いくらなんでも、コレはクリアできるはずだ。 

 [減量]の2文字。ネット族は、規定だとばかり、斬って捨てるが、はたから取材を通じて見ている者としては、そうムゲに、冷たくは言い切れない。

 ランキング入りしたベテランのボクサーになればなるほど、彼らのブログには、「お前は、グルメか!」と、ツッコミ入れたくなるほど、毎回、料理の写真が並ぶ。  

 もう、いかに減量に耐えて、試合を終えたらこれを喰いたいっ!という熱い想いが、全員にあふれかえっている。

 本当に、減量苦は、全ボクサーの切実な問題であり、大きな、乗り越えなければいけない壁なのだ。

 その昔、ファイテイング原田という名選手がいた。

 世界王者になる前から、日本はボクシング熱が高く、今と違い、1万人以上が国技館や武道館に詰めかけた時代。

 原田を調べた際に、なんと、1週間に1度、試合をこなしていた時期があった。観客が必ず来ると、見込めたための興業優先の産物だった。

 海老原博幸も、同様の時期が続いていて、記録カードをめくっていて驚いた。

 もう、毎日が減量との闘い。

 ジムどころか、寮の水道の栓までも、すべて止められていて、一滴も流れない。

 その時に、原田は、想った。

 飲めるもんなら、自分の出した小便でも、飲み干したい、と・・・・・。実話だ。

 実際、すでに引退したが、日本の重量級の王者がいた。試合間近になっても、どう頑張ってみても体重が減らず。

 窮余の一策。前日計量の前日。

 一食もクチにせず、水も一滴も飲まず、車に乗り込み、サウナに直行。

 何時間もこもり・・・・・ついに、その場で前のめりに倒れ込み、救急車で病院に運ばれ、点滴を打たれ・・・・。

 「体調不良」を理由にして、計量前に、試合を中止せざるを得なくなった。

 それを聞き付け、私はすぐ、明日の試合は中止になりました、という速報記事を打ち、彼のトレーナーに後日、感謝された。

 中止に至った実情は、記事に書き添えていない。

 他にも、サウナで倒れた王者は、実は何人もいる。フラフラになりながら体重計に乗り、紙一重でクリアしたあと、他の部屋に行き、座り込む者、横たわる者。これまで、時折り、見てきた。

 正式中止に至った際には、むろん、相手のジムと、対戦相手に、交渉次第での違約金額を支払う。

 さらに、王者が手売りで友人・知人・ファンにチケットを売っていて、彼が出ないのならと試合の観戦を止めた人には、これまた交渉で返金や、次の試合のチケットを無料進呈などの緊急措置を、病院のベッドから、やっと起き上れるようになってから、メールで、現状報告と、謝罪と、要相談・・・・のメールを、次々と打ち込んでいた。

 もちろん、所属ジムの会長には、平身低頭。

 大きな「借り」を創った。

 罵倒しまくる会長。厳しく注意する、会長。怒りはするものの、仕方ないよなあ・・・・と、うなずく会長。

 今回の場合ではないが、具志堅会長は、敗者にはやさしい。

 後楽園ホールの、選手控え室。

 ジム所属の選手が負けて、トレーナーやセコンド陣に導かれるようにして、引き揚げてくる。

 クビうなだれ、中には、悔しさを我慢したり、おのれのふがいなさに、自分に怒りをぶつける者もいるが、大半は、両手に巻かれたバンテージを解かれながら、腫れた顔面を冷やされ、自分の手でも押さえ、チカラなく冷やしている。

 そこに現われた具志堅。

 選手の足元に駆け寄り、意識的に明るい声を、いつも掛ける。

 「今日は、良く頑張った! 負けは、仕方ないけど、次があるさ。今日はさ、ゆっくり休んで、また一からさ、やり直しだ。ケガ、ないか? 大丈夫か? そうか。よかった。じゃあな」

 有る時、後を追って、小さな声で聞いた。

 ---ずいぶん、やさしいんですね?

 「うん?・・・・・・だってさあ。負けた原因や、試合中、後から、こうすればよかったなんてことはさ、俺があそこで言わなくても、戦った選手自身が、一番、身に染みて知っていることなんですよ」

 「それは、あそこで俺が、会長としても、言うべきことじゃないと想う訳よ。黙って言わないで置くことが、良いことなんじゃないか、と」

 今回も、周囲が想像するほど、比嘉にきつく言ったりしていないことだろう。

 具志堅が、現役の世界王者で防衛記録を10度以上重ねていた当時、インタビューをしたことがある。

 今でも、記憶に鮮やかに残っている、彼の答えがある。

 こう聞いた。

 ---リング上で、鮮やかにノックアウトで挑戦者をリングの床に這わす瞬間がありますよね? その時、具志堅さんは、ナニを考えているもんですか? 例えばですね。この野郎、立ち上がってきたら、もう1回、倒してやるぞと、身構える気持ちになるとか

 「・・・・いやあ、そんな気持ちには全然なれませんね」

 「心のなかでさあ。おい、頼むから立ち上がらないでくださいよ。お願いしますよ、そのまんまテン・カウント聞いてて欲しいなあって。毎試合、そういう時は、そう想ってますよ」

  また、こんなこともあった。

 白井・具志堅スポーツジムの、白井さんがもはや再起は望めず、具志堅が実質的に単独で、渋谷区の明治神宮の裏手の道路脇で、ジムを運営していた頃。

 当時、名護明彦という強打者が、所属選手として在籍していた。

 そう、泰葉と、金髪豚野郎の記事の中にも顔を出す名護明彦の、現役バリバリの頃のオハナシ。

 だが、名護。

 角川春樹の記事の中に顔を出した、元世界王者・戸高秀樹のベルトに挑戦し、判定負けして以来、緊張とやる気が一気に切れてしまったのか、ジムに顔も出さず、練習を何カ月もさぼったままでいた。

 いったいどうしたいんだろう?か、名護は。

 そう想いつつ、ジムを訪ねた。

 いらした具志堅会長。

 「困っているんだよねえ・・・・・・。やり続けたいのか? もしかして、選手を辞めたい気持ちになっているのか? トレーナーが電話しても、出てこないというし・・・・」

 「ただねえ、こういうのは、こちらが、どうする、こうする、こうしたい、とか言うよりも、要は、大事なのは、本人、当人の気持ち次第なんですよ」

 「それが、一番大事なんですよ。休み続ければ、そりゃあチカラは日々、落ちてきますよ。でも、待ってあげるしかない。そう、今は想っています」

 約1年後の、いわば再起戦。

 またも、判定負け。

 やがて、他のジムでやり直してみたいとの意向で、移籍を認めたものの、名護に再び栄光が輝くことは、なかった。

 今の、住宅街を抜けたところにある具志堅の地下にあるジムにも、行ったこともある。

 アマチュアの、女子五輪候補選手たちも、練習やスパ-リングに利用させてもらっているほど、門戸は広く開けている。

 細かく所属選手にアレコレ言わず、専属指導している各トレーナーに、一任する姿勢。

 ジムの選手が試合を行なう際にも、セコンドのコーナーの下に立ち、必要な時だけ、短くアドバイスする姿勢に徹している。

 今回、ネット族のコメントの中には、具志堅会長がテレビなんかに出ているからダメなんだ。会長職に専念しろ、などという声も見掛けられた。

 だが、実は、ボクシングジムの経営って、取材を通じて知ったことなんですが、素人や、ボクシング・ファンが想像するような儲けは、まったくと言ってはなんなんですが、さほど儲からない事業なんですよ。

 もちろん、ジム会長のなかには、試合のたびに、当該選手にチケットを渡してファイトマネーに換えるだけでなく、ジムの選手や練習生に売るな!と縛りをかけるだけにおさまらず、雑費名目で、1試合ごとに4万円を徴収する、あくどい会長もいるが・・・・。

 具志堅がテレビに出て稼ぐギャラの幾分かは、ジムの運営資金に投入。さらに、試合を中止にするわけにはいかない。

 ある大手ジムの専任公認会計士にも、じっくりハナシを聞いたことがあるんですが、いやあ・・・・大変なもんです。

 各ジムにテレビ局から渡される、世界戦で3ケタ、日本戦で2ケタの放送権料に類する金額も、ジムの運営には必要不可欠。

 わたし、別に、ジムにまったく、取り込まれてはいません。

 だって、当初からしばらくは、チケットで売らせて、ソレがファイトマネー代わりってことに、憤慨してたんすから・・・・・。

 さて、肝心な、タイトルマッチの前日計量の裏側。

 実は、我がニッポン、ジャパンほど、厳格なボクシング国は無いんじゃないか?そう想ってます。

 ジャッジの厳正さにおいても。

 その一端を、3年前、実例を挙げて、記事化してます。

 <これも、ねつ造。藤岡菜穂子の・・・・・・>

 という記事。

 メキシコという、世界に冠たる、古くからのボクシング王国での、女子とはいえ、世界戦の前日計量で、いったいナニが、フツ~に堂々と行なわれていたか!

 ねつ造と言う表題に惹かれたのか、以前からかなりの数の検索が有る記事ではありますが、長文のなかで、前日計量の模様の部分を、大文字で青く、すぐ判別出来るようにし、読みやすくしてます。

 メキシコでなら、比嘉大吾。

 なんの問題も無く、クリアしているはずです。

 えっ!と、驚く方。まあ、ついでにお読みいただけれれば幸いです

 

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 < 2018・4・15 午後追記 >

 本日、試合当日の朝。

 比嘉大吾の「当日計量」が実施された。

 55・3kgを上限で区切っていた体重。

 比嘉は、予想していたように、54・7kgでクリアした。

 ん・・・・・

 この試合で勝っても負けても、今年一杯は、試合が、縛りと、日本ボクシングコミッションからの罰則の言い渡しにより、出来ないであろう。

 来年は、スーパー・バンタム級で心機一転、やり直すほか無い。

 あの詰めの上手さと、タフネスさで、かなりのランクまでいくのではないだろうか。

 まずは、今日の試合を冷静に見つめようと想う。

 

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 《 2018・4・15 深夜 》

 戦い済んで、比嘉(陽が)暮れて・・・・・・・・・

 う~ん

 負け試合ではあったけれども・・・・・

 心身のうち、心の部分が、拳を前に繰り出しながらも迷いがあったようにみえたうえ、

 終盤の9回、明らかな連打を喰らい続けたわけでもなく、タオルが投げ入れられたわけでもないのに、レフェリーが試合を突然止めた。

 例え、比嘉が勝っても、ベルトが自らの腰に巻かれることは無いとはいえ・・・・

 自らの意思に反して、8回の終了時のスコア、

 76-76

 72-77

 73-79

 を知った、具志堅会長が、試合放棄を決断したという・・・・・・・

 それが、9回に入って、レフェリーに伝えられたということだ。

 比嘉の身になれば、んん・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 試合後の記者会見は行われることなく、コレも放棄して、比嘉は病院へ向かった・・・ことになっている。

 これで・・・・・処分を待つ期間、試合出場停止期間も含め、今後2~3年は、ほぼ間違いなく試合は組めない、やれないことになりそう。

 それ以上に、比嘉自身に、ボクシングを続ける意思が、今は大きく揺らいでいるはず。

 日本チャンピオンで、やはり規定体重超過で、ベルトは奪われたものの、試合出場はかない、そして判定勝ちしたボクサーを知っている。記事にも、した。

 世界となると、マッチメイクは、さまざまな要因が絡み合う。

 今は、しばらく休むといい。移籍を、なんとなれば考えても良い。

 名護のときと同様、そんな高額な移籍承諾金を、比嘉に吹っかけないであろうし・・・・。

 ただし、世界戦へのマッチメイク能力は、移るジムによって大きく変わる、が。

 今は、県民栄誉賞など気にもせず、独り、沖縄の海を見詰めて、心をいやすといい・・・・・


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《 リアル ボクシング ルポ 》 また、か! 「ボクシングニュース」、子どもでも分かる、誤記、誤報を連発! 記事の信用性も無くすぞ

2017-09-02 20:42:04 | ボクシングのニュース

 今夜の、ノンタイトル戦ながら、伊藤雅雪がメインで出る試合が有るので、昨日の計量風景のニュースが、載っているかなあ?と、

 「ボクシングニュース」を見ると、伊藤の「伊」も載っておらず。

 しかし・・・・・またも、すぐ、子どもでも分かる、誤記・誤報が見えた。

  9月1日付けの、久保隼の記事。

 「Ⅴ1戦まであと2日、」とタイトルにあるのに、本文では、いきなり「9月8日」に試合が行われるとの記述。

 この前の、大きな誤記でも指摘したけれど、この「ボクシングニュース」。

 ホントに、活字、打ち込んだあと、ただの1回も読み直ししないんだろうなあ・・・・・。

 記者として、基本的な姿勢が出来ていないというほか無い。

 これじゃあ、月刊誌「ボクシングビート」。

 記事の信用性、無くすよなあ・・・・・・・。

 にしても、伊藤弘一の「56敗」という記述。ひどいなあ。

 北九州にある、黒崎KANAOジムは、「ボクシングビート」、地方の多くのジムと同様、定期購入していないから、「ボクシングニュース」のことも知らなったけれど・・・・

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 《 2017・9.3 午後2時40分 追記 》

 さすがに、タイトルに「ボクシングニュース」と入れ込んだせいか?

 直していた。

 基本的な編集作業。読み直し、必須。見落とししないように!

 久保の試合。BSフジ、録画予約入れておいた。

 こうゆう情報のみ、この記事まがいの所は、助かる。

 んでも、これも、時々、間違っているけどねぇ・・・・・・


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