gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

<リアル 演劇 ルポ>「櫻の國の傳説」ついに、中野ポケットで開幕!「我が軍」率いる安倍晋三、必見です 

2022-10-09 12:03:27 | きな臭くなった国防

 《 2015・4・2 掲載記事 》

 久しぶりの、通し稽古の見学取材。

 かつて、まだ無名の、つかこうへいや、”世界の”と、冠が付き始めた頃の、蜷川幸雄らの、長期密着取材以来か。

 見た芝居は、「櫻の國の傳説」。

 すでに、この演劇の戯曲(脚本)を書いた、石森史郎(ふみお)の紹介もかねての記事を、半月ほど前にアップしていた。読んで戴いた方が、予想以上に多かった

 公演場所は、東京。

 だが、この芝居に関心を抱いてくださった方が、地方からも多かったことに、意を強くした。

 先日、思わずクチから滑り出た「我が軍は・・・」と。国会答弁してしまった、戦争愛好家としか思えない、安倍晋三の本音。

 官僚が書いた、想定回答をいつもは棒読みしていることが多い晋三が、書かれてもいない「我が軍」と言ったことによる、波紋は大きかった。

 自らは戦わず、戦地にも行かず。数えきれないほどの国民を殺させる行為を、無理やり強行しようとする晋三の歩む道の先には、戦火の炎しか見えて来ない。

 70年ほど前、特攻機に乗って、敵艦に体当たりして、爆死する行為を、「散る櫻」と美化し、「軍神」と讃え、誉めそやした、我が国の為政者、政治屋、軍人たち。

 私事で恐縮だが、実父は、あと3か月、戦争が延びていれば、艦上の炎にその身を包まれていた。もしくは、海面にその身を沈ませ、海の藻屑と消えていた。

 この世に、私は、生を受けていなかった、ことになる。だから、戦争への想いが、いつだって、底辺に絡み続けている。

 そして、その櫻は、今が盛りと満開だ。

 櫻は戦時、平和ではなく、散る櫻、花と散る命を表わす偽りの象徴でもある。だからゆえの「櫻の國」。

 まさに、そんな今!だからこそ、この「櫻の國の傳説(でんせつ)」を、1人でも多くの、あらゆる世代に見て戴きたい!との、熱い想いを胸に秘めて、座席に身を沈めた。

 その想いに応える出来栄え、仕上がりであって欲しい、と。

  とはいえ、再演の公演を見るのは、初めてだった。

 想いは、想い。劇は、劇。

 近くには、作者である石森史郎が座っていた。

 場内、暗転。開幕だ。

 意識して、冷静に、見つめた。

 ===========================

 「東京大空襲 慰霊碑」と想われる碑の前に歩み寄ってきた、おしゃれな老婆と、少女。

 

 時代は、今、であろう。

 その老婆は、94歳。少女は、曾孫、つまり老婆の孫の子で、この4月に中学生になる子供という、年齢設定。

  だが・・・・・これ、かなり、見た目は、無理、違和感を感じる。

 老婆の立ち居振る舞い、色鮮やか過ぎるカツラ髪、しわの無い顔、サングラス。なにより、東京大空襲により、両目を失明したというのであれば・・・・。

 終戦時、24歳から逆算加算したのなら、もう少し・・・・・・。

 車いす、とか、老い、痴呆、足腰の弱さとか、何か・・・・・・。

 少女は、どう見ても12歳ではない。

 だが 、老婆が、忘れたくても、忘れることが出来ない戦時中の今は亡き患者・青年たちを語り出すや、その演技力で時代を一気に70年以上前に、観る者を引き戻してゆく。

 

 戦時中に、墨田区向島(むこうじま)にあったとされる設定の、知恵遅れの青年の治療集団生活施設「向島友愛病院」。

 ”あの日、あの夜”。そこにいて、まぎれもなく生きて居た青年たちが、次々と浮かび上がる。今は、すでにこの世にいない彼ら・・・・・・。

 舞台は、一転! 

 時代は、戦時下に。

 「昭和十九年 晩秋」 「昭和十九年 師走」 「昭和二十年 元旦」 「昭和二十年二月上旬」 「昭和二十年 二月下旬」 「昭和二十年三月九日 昼」。

 そう、時の流れを追って、丹念に、東京の向島という下町の、日々の庶民の生活を通して、当時の全国の国民の機微までも、分かりやすく伝えてゆく。

 そして、「昭和二十年三月九日 夜」から、「昭和二十年三月十日 空襲 午前零時八分」へと、一気になだれ込む

 国民にとって、戦争がどういうものなのか? 戦争になると、どういうことになるのか? どういう暮らしに、させられるのか? フツーの人の心模様は、どう狂ってゆくのか? 歪んでゆくのか?

 何も知らない。知識が無かった観客でも、オッケー、オーケー、大歓迎!

 じんわりと、心ゆくまで、身にしみて分かる秀作になっていた。

 

 

 知恵遅れの患者である青年たち6人でさえ、強制的に参加させられる「竹槍訓練」(写真上)。

 それで、本土上陸が叫ばれ始めた、「鬼畜米英兵士」だけでなく、昼夜問わず空襲してくる「B29爆撃機」を、叩き落とそう、突き刺そうというのだ。

 冷静に考えれば、笑うしかないことが、毎日、当たり前のこととして、真剣に行なわれていた。

 患者青年は、上空に竹槍を、思いっきり伸ばして、「在郷軍人」であり、元陸軍上等兵に聞く。

 「竹槍の先が、B29に届いて、落とせるんでありますか?」

 苦虫を殺したかのような顔をして答えない、元上等兵。

 一方で、「防火訓練」なるもの。

 空襲で燃え盛る家の火を消すために、町内の角々にある水槽から、バケツで水を汲み上げる。

 それも、人海戦術で、手渡しでバケツをつなぐ。

 それで、消火出来る。そう、思い込ませていた。

 「大日本 国防婦人会」が、組織され、歪んだ連帯感と、懲罰が出来上がる。

 「非国民」 「配給制度」 「警戒警報」

 最期の最後まで、舞台中央にぶら下がっていた「燈火管制」のための、包まれた電燈。

 「日本は、神の國」 「神國」 「神風が、吹く」 「我々、大日本帝国の軍人は!」 「御国の、ために」 「勤労奉仕」 「軍需工場」 「疎開」 「予科練の、特攻」 「祖国 日本 使命」 「國神社」 

 「この、ご時勢ですから」 「欲しがりません、勝つまでは!」

 そして、「大和(やまと)なでしこ」 「大和魂」

 次々と、”時代”が、言葉によって、クッキリと、浮かび上がってゆく。

 総勢29人の役者が、セリフと動きを、自分のものにして、とらえ、演じている。リアリティが、漂う。

 「国民総動員」 「非常時」 「緊急事態」 「帝都」 「軍神」 「花と散る」 「帝国軍人」 

 赤紙1枚で召集され、戦地で「敵」に対面した「帝国陸軍兵士」は、言う。

 「わたしは、銃の引き金を、引くことが、出来なかった・・・・・。憎んでもいない人を、撃てない・・・・・」

 患者青年の兄が、弟にお別れを告げに、医院に来訪する。

 兄は、予科練生。特攻日が、決まった。クチには出せないが、それは、同時に「死」を意味する。

 

 

  院長の妻が、与謝野晶子が書いた、一節を詠む。

 「君、死にたもう、事なかれ・・・

 さりげなく掲げられていた、「菊の、御紋」。

 その弟は、鹿児島県の基地から、死への旅路に飛び立ったと知らされる。

 鹿屋。あの陸軍基地跡の宿舎にも、2度ほど訪ねたことが有る。こんな半地下の、穴倉で寝起きしていたのか・・・・・。飛び立つ最期に、目に焼き付けた光景は、桜島と、埋め尽くす野性林と畑か・・・・・・・。 

 そう想ったら、涙が溢れた。

 今は陸自の基地になっている、霞ヶ浦の「予科練」の基地跡と、会館にも行った。いかに無為なことをして、若い命が連日亡くなって行ったか? 名簿をくくって、言葉も無かった。

 10分間の休憩をはさんで、2時間17分前後の、この「櫻の國の傳説」。

 きな臭くなり始めた「今」だからこそ、観なければならない、観て欲しい! 時を刻むごとに、その想いを強くした。

 とりわけ、「我が軍」を率いる、法令上も「自衛隊 最高司令長官」である安倍晋三は、是非、自腹で観劇し、国民に死を強いる自分の愚かさを痛感して戴きたい!

 歌わされる「軍歌」に比べて、自然と口ずさむ「童謡」や、「唱歌」が、いかにヒトの心深くにまで染み込んでくるものか。

 改めて、想い知らされる。

 前回書いた、「硫黄島 玉砕」の追加取材のハナシも、セリフの中に、織り込まれていた。本土に近い、ソコの守りが壊滅していたとしたら、ココが襲われるのは、さほど遠くないという危機感を含ませて。

 

 いわゆる、鬼のように人々から怖れられていた「憲兵」も、登場する。向かうところ、敵無しとばかりに勘違いの、傍若無人。

 刀を振り上げる。暗黙に許された「殺人」。 

 

 「なぜ、日本人にその刀を向けるのですか!? その刀を、向けなければならないのですか? アメリカ兵に、向けないのですか?」

 毅然と向かい立つ、冒頭の、女性医院医師。

 タイミング良く流れる「海ゆかば」は、切ない。

 やがて、昭和二十年三月九日が、迫りくる。

 

 この演劇も、客席階段通路までも、せり出した舞台として使われる(写真左上)。

 襲い来る、B29の、じゅうたん爆撃!

  (資料写真より)

 その夜の、深夜12時8分!

 それも、324機もが、「帝都」の闇空を埋め尽くした!

 日本人が寝入った時を狙ったとしか思えない、イスラム国も腰抜かす、人殺し大作戦。それも、くまなく2時間半にもわたってだ。

 「大和魂だ! バケツリレーで家に水をかけて町を守るんだ!」という言葉が、なんとむなしく響くことか・・・・・。

 

 逃げ惑う、下町の人々。炎は吹き上げても、「神風」は吹かない。

 ついに、「向島友愛病院」も、爆撃で炎上、爆発する。

 

  冒頭の、老婆が、苦しみながら、血まみれで、失明してゆく。

 その夜。東京の下町を焼き尽くした結果、家屋、26万8358戸。被災者、10万8005人。死傷者、12万4711人。

  (資料写真より)

 しかし、実際にはそんなものではないと、言われている。

 老婆は、観客一人一人の心に、静かに呼びかける。戦争が、時の為政者によって、いかに国民に、どのようなひどい目に合わせるか、を・・・・・・・・。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 総勢29人の熱演に、心からの拍手を送った。

 舞台前中央に立つのは、この演劇の演出家・時風静恵

 帰り道、若手女優陣に聞いた。

 ---体験どころか、聴いたこともないことを、どう演じようと心掛けました?

 「・・・・・・正直、難しかったです。でも、石森先生のおっしゃってくれた一言一言を、なんとか自分なりに理解しようと努力して・・・」

 他のひとりは、興奮が冷めやらぬのか、泣きじゃくっていた。

 これが、「劇団 アルファー」としての、「終戦七十年 特別企画第一弾」。

 先の時風によれば、「第二弾」は、今年8月12日(水)から、終戦日の15日をはさんで16日(日)まで、池袋シアターグリーンで行われるという。

 作品は、「南の島に雪が降る」。

 俳優の故・加東大介が原作化した、名作だ。すでに、数えきれないほど上演しており、さらにこのきな臭くなりつつある、国民が平静でいられない平成の今に向けて、練り上げていきそうだ。

 この「櫻の國の傳説」こそ、申請しないままであったのは残念でならないが、文化庁の助成金の申請をして、多額の我々の税金を手にして、公演の興業に反映させて欲しい。

 大したことの無い娯楽演劇でも、1000万円近い「助成金」を入手している劇団が目に付くのだから。

  観終えた石森史郎は、感激した面持ちで言った。

 「チカラを入れて、ホン(戯曲)を書きました。 1人1人の俳優が、私が叫びたかったことを、身体で表現して下さった。ただただ、ありがとうございましたとしか言えません。一人一人、セリフを噛みしめて、迷わずに演じて下さい」

 演出を担当した、時風静恵は言う。

 「稽古し始めは、どうなるか?と、思ってました。でも、どんどん良くなっていって・・・。もう、大丈夫です!」

 さあ、皆さん、観て下さい。観て欲しい。

 心から、そう想います。

 4月2日(木)から、4日(土)までは、午後2時と、7時の開演。最終5日(日)は、午後2時開演のみ。

 全席指定で、予約料金、4000円。当日料金、4500円。学割、2500円。

 会場の、「ザ・ポケット」は、JR&地下鉄中野駅南口から、徒歩6分。

 

 観劇して、感激してください

 

 

 


《 リアル 自衛隊 ルポ 》 「追記版」 北朝鮮から発射されてるミサイル。アメリカ帝国の、パシリである、我が「属国」。軍事偵察衛星、ひとつも無いため、いざとなったら撃ち込まれっ放しで国民死滅!

2022-10-06 13:44:12 | きな臭くなった国防

  ≪ 2018・6・23 掲載記事≫

 昨日、6月22日(金)の、昼のニュースで、相次いで報道されたのが、コレ。

  ( 6月22日、NHK総合テレビ 正午のニュースより)

 先日の、「大阪府・北部地域を襲った、震度6弱の大地震」。

 それを受けて、この菅義偉・官房長官が、定例記者会見の場で、大阪府の枚方(ひらかた)市を、「マイカタ市」と読み上げてしまった。

 そのミス・誤読にも気付かない、この常識知らずの大馬鹿者が、訂正や謝罪もしないまま、昨日の定例記者会見で、

 このように、北朝鮮によるミサイル弾、日本本土飛来、及び命中を危惧し、想定した、住民参加型の避難訓練を当分中止し、見合わせる・・・・ことを発表した。

 北・米の「怪談」を受けての、シロモノと想われる。

 その避難訓練なるものが、軽井沢町の模様が、いかにバカバカしくも、効果も何も無い、やる意味が無い、くだらぬことか、その背景も含め、昨年、記事化していたので、関心のある方々に、是非、読んで戴きたく、再掲載に踏み切りました。

 あわれにも、哀しくも、戦後73年経ても、いまだにアメリカのパシリ国でしかない実情の一端を知って欲しくて・・・・・

 避ければ・・・・と想います。、

 ≪ 2019・8・6 再掲載 ≫

 ------------------------------------

 <2017・11・29 掲載記事 >

 「北への、圧力」「北への、制裁」、などと、馬鹿の一つ覚えの如く、制裁さいさい、我が、腐って病んだ、政府「腫膿」らが、叫んで、言っている間に、またも青森県沖に着弾した北朝鮮から飛来したミサイル。

 打ち上げるたびに、1段階づつ高性能になっている。

 なのに、自前のミサイル探知レーダーひとつ持たない、造らない、造らせないアメリカに、従順に従い続ける、世界に冠たる、我が「後進国」。

 日本首脳がのん気に構えて、口先だけでの危機感匂わせ、アレコレ語る愚かな小国。

 その一方で、1機800億円もする「装備品」を、アメリカのババ抜きトランプの言い値で、1円も値切らず買いまくっている、パシリ安倍晋三坊や

 けさも、☎会談を20分したとのフレコミ。

 してみると、双方の通訳を2人挟んでの会話だけに、実質たったの5分。

 これじゃあ、「怪談」だろうがよ・・・・・。

 再度、この記事を浮上させねばと想い、掲載に踏み切りました。

 //////////////////////////////////////////////////////////////////////////

 

《 2017・9・15 掲載記事 》

 歴代の首相の中でも、無能の極みと言い切って良い、安倍晋三と、そのあきれた愚妻・馬鹿妻の昭恵が、お手手つないで、行く必要のないインドでお遊びしてきた有り様。

 そこに、目を覚まさせる、ミサイル、ズドーン!

 やはり、この記事を再再掲載しなければ、と。

------------------------------------------------------------------------

 《 2017年9月11日 再掲載 》

 9月に入ってからも、北朝鮮の「水爆実験」もあり、安倍晋三以下、日本首脳無能たちの、察知ぶりの遅さが、ますます、明らかになってきた。

 だが、日本にミサイル、水爆などを予知、察知、感知出来るレーダーが、ひとつも無いことを、日本国民が知らされていないことに、あきれ、驚いている。

 マスコミもまた、その事実をまったく報じていない。

 ならば、この記事を再掲載しようという気になった

 是非、お読み戴きたい。

 ////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

 《 2017・8・30 掲載記事 》

 まあ、右往左往しまくり、あわてふためき振りに、あきれ果てた。

 そう、北朝鮮からの「テポドン」から始まって、回数を重ねるごとに、仮の標的への正確度が徐々に増してきた感のある、連発「ミサイル」。

 撃ち込まれるたびに、あわてふためく、安倍晋三以下、我が「愚国」首脳。

 「北朝鮮からのミサイルは、すべて、カンペキに把握しております」と、昨日も、強弁してたが、とんでもない大ウソ。

 正しくは、「すべて」のあとに、「米軍様の軍事偵察衛星から得られた情報と、韓国軍様からの探査即時情報を、ともに、毎回戴いておりますので、撃ち込まれたあとのことについては」が、入る。

 私が現役の自衛官たちに聞き回って、女の防衛大臣の名前を誰一人として知らなかった記事を以前書いたが、今度の小野寺五典に代わっても、さほどの違いは無い。

  この男も、前のオンナ同様、防衛省から手渡しされた文面を、ただ、飼われた子犬のごとく、読むだけ。馬鹿でも、勤まる大臣職。

 その紙無しでは、自分の言葉で、一言も満足に話せないことには、変わりが無い。

 なにしろ、自前の独自情報は、何一つ、持ち合わせていないのだから・・・・

 昨年から、北朝鮮からのミサイルが撃ち上がるたびに、気になっていた。

 一体、おおもとの情報源は、どっから、きたもんなんだろう?、と。

 よく精査すると、米韓から寄せられたものを、いかにも我が国もすでに同時に知ってましたみたいなこと言ってるけど、実は、そのはしご情報をはずされたら、な~~んにも知らないんじゃないのか?

 うさん臭そうな軍事ヒョ~ロンカが、入れ代わり立ち代わり、知ったようなこと、知ったかぶりで、テレビで「怪説」してるが、実は「事実」を知らないんじゃないのか?

 現役の自衛官たちに、直接聞いた。

 「そうですよ、その通りです。彼ら、本当のことは知らないはずですよ。だって、我が国に、軍事偵察衛星や、高性能広域レーダー、ひとつも無いんですから」

 ええっ! と、やっぱり!が、同時に感情として、湧き上がった。

 我が国の軍事予算。

 年々膨れ上がり、いまや、5兆2551億円にもなった。

 1日当たり、144億円が、闇に消えている。

 軍事装備品の納入疑惑は、毎年、東京地検特捜部の捜査対象にのぼっている。 だが・・・・・恒例行事のように、捜査が途中で頓挫。

 うやむやのまま、これもまた闇に埋もれている。

 その巨額予算計上の中に、なぜか、素人考えでも必要と分かる、「軍事偵察衛星」開発・納入の予算は、含まれていない・・・・・。

 自衛官の中堅幹部が、話してくれた。

 「いやあ、現場からはハナシが出てるんです。防衛省にもハナシがいくんです。ところが・・・・何故か、途中で毎年、そのハナシが消えていくんです。反対する政治力、米軍様頼りのハナシと、悪しき構造なんですかねえ・・・・」

 疑惑は、膨らむばかりだ。

 なにしろ、日本国民の命が、掛かっている。

 「そうなんですよ。いつまで、米軍や、韓国軍からの御下がりの情報もらい続けるつもりなんでしょうか」

 「もし、ですよ! そのラインが、ある日、プツン!と切れたら、もう、おしまいというのが、現状なんですよ。わかってくださいますか?」

 我が国の軍需産業の開発研究の速度は、水面下ですざまじい。 

 「軍事偵察衛星。出来ると思いますよ。2000億円から3000億円は、最終的にかかるでしょうけど」

 5兆の中の、ン千億円。必須の物であるはずだ

 三菱重工とかに、またも儲けさすのは意に沿わないが、敗戦後72年。いつまでも、アメリカ帝国のパシリと、自由に、いくらでも、さまざまな「思いやり予算」で、われわれの税金が、「どこでも財布」扱いであっては、現場で働く自衛官の想いと同様、不満と矛盾がつのるばかりだ、。

  迎撃ミサイルらしきもの、習志野駐屯地にあるが・・・・。

 あきれたように、答えてくれた。

 「ああ、習志野のアレですかあ。アレはねえ、ナイキといって、もはや、飾り物、モニュメントみたいなもんです。今は、パトリオットが主流ですから」

 にしても、迎撃するには、「戴く情報」が自前で無いだけに、あいまい、大ざっぱ、不正確。

 「ま、正直、そう言えるでしょうねえ、昨日からの動きを見ていても、Jアラートが作動しない地区もあるくらいで・・・・」

今まで、誤作動。いくたびか。すでに、報道されている。

 ニュースを、よく聞いてごらん。正確なこと、一言も言えてない。

 「・・・・と、想われる」、「・・・・・と、みられる」、「通過した、模様」の、いつも繰り返し。

 正確さ、皆無。推理、推察,想像。

 新たな予算要求でも、迎撃ミサイルの研究・開発の金額が提示しただけ。

 衛星は、無い。永世、あり得ないのかも・・・・・。

 有るのは、人工衛星と、地上回線で、ミサイル飛来情報をキャッチ。 

「でもねえ・・・・。実情を言いましょうか。この人工衛星。地上600キロ上空にあるんですよ。そこから下を飛来していれば、分かるんですが、その上を、飛ばれたら、実はお手上げなんですよ・・・・」

 だから、キャッチするまで、北朝鮮から飛ばされて、最短で23秒もかかり、放送されるまで、最高10分もかかるのだと、実情をばらしてくれた。

 彼ら、現場の隊員たちは、陸海空ともに、もちろん、近年の大災害には、出動要請が有れば、即座に被災現場に出向き、働く。

 何とか、イベントなどを通して、自衛隊を理解して欲しくて、一生懸命、立ち働いている現場自衛官と、中堅幹部。

 月給は、驚くほど、安い。イベントでは、コンビニ弁当程度のモノが、1個だけ支給されるだけ。

 彼らは、天下りも、天上がりも無い。

 市ヶ谷にひしめく、現場と国防を知らぬ、軍事の現場知らぬ背広組どもが、天下りと不正に励んでいる。

 まさに「自衛」。

 またすぐさま飛んでくるはずの、ミサイル。

 青森から、山口県まで、日本海に面した全域には、わずか数分で届くまでになった性能。

 正確に、どのポイントに、水面下何メートルに落下したか? いまだに、ひとつとして解らぬ、ザマ。

 山口県下の、安倍晋三一家の持つ家屋や別荘や敷地全域を爆撃・炎上させるのなら理解出来なくも無いが、罪なき国民が1人でも、被害にあってはならない。

 また、飛んだ!という情報を戴いて、早朝から、愚かな者たちが、首相官邸に息せき切って急いで集まり、わ~きゃあ、ワ~キャ~叫んで、あわてふためくサマが、今から透けて見えてくる・・・・・・

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 《 2017・9・15 追記 》

 無能&無脳の安倍晋三が、ミサイル発射を受けて、

 「発射された後のことは、把握しております」との発言。

 以前の、うそつき発言から、さらに後退。

 「された後のことは」と。

 「すべて」も、抜かした。

 だが、菅義偉は、定例記者会見で、強気のままの詭弁。

  その矛盾を、ビシビシ、突いて、質問を浴びせたのが、東京新聞の、社会部記者、望月衣塑子(いそこ。写真左上)。

 いつも聞いてて想うのだが、記者とは到底呼べぬ、たるみきった連中の中で、彼女だけが、ホンモノの記者という気がしてならない。

 ただし、質問の仕方が、ヘタ。

 あからさまな、スタンドプレイの、クリ返し

 これこれ、このようなことが意見や、事実があるなかで・・・・・は、不要。

 質問だけすればいい。

 産経新聞が、政府からの忖度や、意を受けてなのか、どうか、彼女の名前こそ記事に出していないが、個人攻撃をし続けている。

 是非とも、ガードを怠らずに、この軍事偵察衛星皆無の謎と、米韓軍との背景を調べて、追及して欲しい。

 1年間に、どれ必要、不必要、一切関係なく、総額1兆円ほどの、ヘリ、航空機、爆撃機、各種装備品、ミサイル迎撃器類を、言い値で買うという、密約、慣例が存在している事実も!

 \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

 ≪ 2021・10・19 追記 ≫

 弾道ミサイル

 と、推定するしかない、我がニッポンの、独自の情報ゼロのボーエー大臣と、防衛省幹部

 なに聞かれても、「分析中」

 いろいろ、記者団に聞かれても、「ソレも、分析中です」(笑)

 バカバカしい、馬鹿どもの、無能、無恥、無知の御答え

 本当に、いつまで、アメリカ帝国のパシリし続けるつもりなんだろう

 独自に、開発してゆかないと、とんでもないことになる

 Ⅰ日に、114億円もの税金、

 どのように、どこで、盗み取られているんだろうか・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ≪ 2021・11・9 追記 ≫

 10・19

 日本に向けて飛んできた、北朝鮮のミサイル

 「米韓」サマに、「分析」、してもらった挙げ句、2発と、断定していた

ところが、20日間も過ぎた今日になって

 「実は・・・・・1発でした」と、訂正(笑)

 ンな低度のいまだ、戦後、76年過ぎても、依然として、アメリカの属国のあわれな我が国

 現場の自衛隊員は、自国で、軍事衛星、ミサイル、探知機と、迎撃』ミサイルを、つくらなきゃいけませんよ

 本当に、危ないですよ

 そう、私に、切々と、実態をおしえてくれた

 そう、言っていた

 なにしろ、一番先に死ぬ可能性があるのは、自分たちなのだから、

 身に迫る、想い

 なーーーーーーーーーーーーーーーーーーンにも知らない、出来ない間に、本当に撃ち込まれてしまうぞ

 なにしろ、防衛省

 撃ち込まれたこと

 韓国と、アメリカ帝国に、教えてもらわないと、いまだに、分からないのが実情なのだからさあ(笑)

 

 

 

 

 

 


《 リアル 報道 ルポ 》  [最新追記版]なぜか軽井沢町だけが、北朝鮮からの弾道ミサイルの標的に? 思わず吹き出す、奇妙キテレツ、不可解で、首を傾げるしかない避難訓練を追って

2022-10-04 09:34:32 | きな臭くなった国防

 《 2017・10・26 掲載 》

 な、な、なんじゃあ、こりゃあ?・・・・・・

 10月25日、午前11時40分。TBSテレビのニュース.

  系列局の取材クルーが赴いた先は、観光地であり、北陸新幹線の停車駅でもある、JR軽井沢駅構内の、自由通路。

 字幕・テロップには、「ある国から」とあるが、まあ、明らかに北朝鮮から弾道ミサイルが、信州の軽井沢。それも駅が標的地点となって飛来してくると、想定・仮定。

 で、そのための避難訓練が、実施された、というわけ。

 どのように、避難すれば良いのか?

 ソレが、上記写真のスタイル。

 壁際にカラダを丸めて、しゃがみ込み、弾道ミサイルを避けるというもの。

 えっ! はあ? マジっすかあ?

  こんなふうに、アタマ抱えて、両手で防備するっちゅう・・・・・。

  こんな店先の、カウンター席しかない、そば屋のソバに、カラダ丸めりゃ、ミサイルをやり過ごせるっちゅうわけね?

 この避難訓練をしたのが、午前9時半から、わずか10分間。

 ニュース動画から切り取った写真を見ると、よく分かるでしょうが、避難する人達をチラ見すらしない人達。

 おかしなことしてんなあ、この人達、アタマ大丈夫かなあ? だから両手でアタマ抱えてんのかなあ?と、非難する様子もなく、且つ、なかには避難している人達に気付く様子もなく、ごく普通に何人もが、歩き去っていった。

  他の人達も、自由通路の壁際に座り込んでいる。

 ガッコの授業を見守る父母の「参観者」でもあるまいに、同名のビブを付けた人。

 この、北朝鮮から飛んできた弾道ミサイルの避難訓練。

 今月の11日に呼び掛けて、軽井沢町の中高年や高齢者の住民、40人が参加し、2週間後の25日、雨天決行となった次第。

 この「参観者」なる意味不可解な人々は、長野県や、軽井沢町の職員、およそ50人が、お仕事として参加。。

 内閣官房や、消防庁、そして長野県などの、肝いり事業の、この避難訓練。

 避難訓練にしても、軽井沢町の人口。この10月1日現在で、2万322人、9748世帯。Ⅰ世帯、平均2人。

 そのなかの、わずか40人だけの参加。

 駅を利用した人達は、素通り。この訓練のコト、まったく知らない、知らされてもいない。

 一体全体、コレ、やる意味があるんだろうか?・・・・・

 なぜ、軽井沢? なぜ、駅? なぜ、この避難格好?

 軽井沢町に、避暑地はあるが、自衛隊基地も施設も皆無。 

 不思議、あら、ふしぎ・・・・・・・・。

 今年の4月、軽井沢町の町長である藤巻進が陣頭指揮。 県からの避難訓練など、北朝鮮による脅威の対策要請に応じたのが、この軽井沢町だけだった。

 当初、町の予算、160万円を計上したら、町議と町民たちから大きな疑問と、猛反対を喰らい、計画、消滅。

 そしたら、今度は、使い捨ての簡易防護服を購入。

 1着、3000円のものを、30着購入。しめて、9万円。

 なぜ30着かというと、町の職員が、30人だから。

 そうすると、なぜ職員だけ身を守らせるのか?と、またまた猛攻撃受ける始末。

 いやはや・・・・・・・。

 さらに、避難地点に決めたのが、ココ。

  すでに廃線になった後に残った、遺跡のような29のうち、2つのトンネル。

 この「碓氷(うすい)トンネル」も、そのうちの1つ。

 このトンネルは町のはずれにあり、線路跡は、荒れ果て放題で、草ぼうぼう。

 通行禁止になっていたココを整地し、いわば、シェルターにしたいという考え。

 長さ、400メートル。幅4メートル60センチ。

 机上の計算では、ここに2600人が、じっとアタマ抱えて座り込んだ、あのスタイルで、弾道ミサイルをやり過ごそうという、これまた机上の空論計画。

 トンネル2つあるんで、5000人は安全なんじゃなかろうかい、と言う、オハナシ。

 残された1万5000人は、はてさて・・・・・・。

 ちなみに、この碓氷トンネル。頻発している台風、大雨、風雨の自然巨大災害が起こった際の避難場所や避難地にも、まったくなっていない、指定されていない。

 取材すると、町の消防課防災係は言う。

 「碓氷トンネルは、万が一を考えまして・・・・」。

 万どころか、「兆が一を考えまして」でも通用する理屈でもある。

 コレが、北朝鮮に近い、日本海側に面した、原子力発電所や、その近辺なら、わかる。

 列記するだけでも、「柏崎刈羽原発」、「志賀原発」、「高浜原発」、「島根原発」、そして「玄海原発」が建っている地域ならば、万どころか「千が一」でも理解出来なくはない。

 んだけども、この軽井沢町では、避暑地ではあるが、避難地と言われても・・・・・・

 いや、このような計画に、アタマ抱えたり、避難計画を非難するつもりも、笑うつもりも有りませんけどねえ・・・・・。

 ただただ、もう・・・・・・・・・。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 < 2018・6・23 追記 >

  ( 6月22日、午前。テレビ朝日ニュースより )

  昨日の、この菅義偉・官房長官の定例記者会見の席上、「住民参加型の避難訓練を、当分、見合わせる」、「しばらくの間、中止にします」と発表。

 その、「住民参加型」と言われるのが、上記、軽井沢町でのもの。

 テレビ朝日に次いで流されたNHKでも、同様のニュースのなかで、その住民の模様も流された、

  小学校の教室では、先生の指示が出たら、机の下に、このように潜り込む。

  近所の体育館に集まった老齢の住民たちは、指示されると、ブルーシートを敷いた上で、いっせいに、このようにカラダを丸め、アタマを抱え、指示が解けるまで、こんな姿勢をし続けた。

  テロップにあるように、こんなことを、昨年の3月から、15か月で、29回。

 全国各地で、開催された。

 2か月に1回平均。この6月26日には、栃木県の矢板市で、住民80人を招集して行なう予定だったが、菅の発表を受けて、中止になった。

 にしても、1回あたり、わずかな人数。

 避難訓練とは、名ばかりの上、コレ、まったく行なう意味が無い、愚策、無駄行事。

 日本のレーダー、皆無の事実は、すでに別の記事で書いたので、改めて、ココでは書かない。

 いざ、もし、飛来し、ココに落下、爆発したとしても、アタマ抱える姿勢は、な~んの意味も無い。無駄の極み。

 少しでも、被害、被災を避けるには、堅牢な建物の中に入り込むこと。

 屋根が有れば、良い。

 また、上記掲載している、通路際や、壁際や、窓の近くは、むしろ危険。

 教室で、机が壊れて、屋根ごと押しつぶされたもんなら、先生は、刑事責任を問われかねない。

 破損、破壊、爆風に、いち早く襲われる危険性が高まるから。

 そのような事実さえ知らない、「参観者」「指示者」、「主催者」。

 さらに言うなら、「日本の腐った膿」安倍晋三に、菅義偉ら、無知無能ども、

 それでも、ど~しても、意地でもやり遂げたけりゃ、老齢の77歳以上の老人には、ある種の感慨を持つであろう、防災ずきんをかぶるか、ヘルメット、バイクのヘルメットも、なお可。

 それをかぶって、施設や自宅、会社のロビー中央付近に座って、30分ほど、待てばいい。

 外の被災状況を確認してから、外出する人は、すれば良い。

 にしても・・・・・・

 滑稽で、お馬鹿極まりないことを、政府主導でさせている、我が追随アメリカ帝国傘下の「属国」の惨状に・・・・・・

 どこも「事実」を報道していない惨状に・・・・

 \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

【 2022・5・21 追記 爆笑&ち苦笑 記載 】

 上記、軽井沢町の「碓氷トンネル」を、ニュース映像で、4年半ぶりに観た。

 あれから・・・ここを、一時避難場所にしたいという、軽井沢の、藤巻進・町長の肝いりで、すぐ近くの地元住民,約70人を招集して、このトンネルを案内、本日、歩かせていた。

 アタマに全員、町が事前に用意したヘルメット、かぶってもらって。

 一時避難の理由。

 今度は、北朝鮮のミサイルや、地震や、大震災、豪雨から、避難するというより、

 なんと、浅間山が、もし噴火した時の、一時避難所に、ここ、使おうという、名目の計画に変更。

 ならば、いつ、それが勃発するか? わからないにしろ、少なくとも、そのための、準備、整備しておくべきが、当たり前。

 この4年半で、町がやっていたこと。

 トンネルの入り口付近の、生い茂っていた草を刈ったことだけ、

 臭かったかな?

 さらに、取材のカメラが、参加者と同行して、そのトンネル、400メートルの内部を映し出してみると・・・

 なんと、廃線になった、信越本線の当時のまま、放置しており、線路も、そのまま、敷きっぱなし。

 昼間でも、奥へ行くと、真っ暗なのに、夜間、急いで避難したものなら、足、枕木と、線路のレールに引っかかって、転倒者続出、間違いなし,

避難して,非難ごうごうの嵐、巻き起こること,必至。

 まず、電灯線を400メートル、頭上に敷き、そして、線路をすべて、撤去。

 敷地に、ブルーシートなど、敷き詰めて、いざという時のための準備をするのが、当たり前であろう。

 国の、愚かな政策。

 多額の予算、出ているはず。なのに・・・

 30人の職員のためだけの、無駄使いした前歴ある、町。

 4年半前、あのおかしな、ミサイル対策避難姿勢をさせた町長は、今度かは、「これから、2回か3回、地元の方たちを案内して、知らしめてゆく」うんぬんかんぬん。

緊急避難して、けが人続出、

 今から、透けて見えてくる、くだらない、イベント

 報道は、節穴。

 問題点、気付きもしていない。

 この問題を抜けるトンネルは、遠く、はてしなく暗い・・・

  

 

 

 


《 リアル 防衛省 事件 ルポ 第4弾 》 秋田県下での、イージス・アショア、理由なき強行設置説明会で、居眠り漕いでいた、高橋一史は、今・・・

2021-06-28 13:08:26 | きな臭くなった国防

ふと、検索の列をみると、

  この、人物の記事が、注目を浴びていた。

 高橋一史、59歳だ。

 ああ、今を去ること、2年前の6月8日。

 北朝鮮から飛んできた弾道弾ミサイルを、日本で防空。防衛しようと、アメリカに、購入の必要性が無いだけでなく、ミサイルに届かないうえ、撃ち落とせないガラクタであるシロモノを高額で押し付けられた、

 そのイージス・アショアを、日本海に臨む、秋田県の地に、とっくに決めていたにも関わらず、黙って強行設置しようと図り、形式的に「住民説明会」を、開催。

 その「調達」現場責任者が、説明するどころか

  目の前に広がる、日本海に漕ぎ出す、小舟に乗りこむ前に、コックリ、コックリ、最初から漕いでいたことが、住民に発見され、怒りが爆発。

このコックリさんは、即刻、翌日の説明会の出席を取りやめられ、当時の勤務地、仙台に戻された。

 そして、その後・・・・・・

 \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

 

 第2弾、及び、第3弾での、さいたまにいた、当人への直撃インタビューを経て、気になる読者が、大勢いたということだ。

 ならば、2本の記事を今日、再掲載したうえで

 今、このコックリさんは、どうしているのか、?

 早速、取材開始。

 定年退職日が、60歳であることは、事前に知っていた。

 NHKと違い、その点だけは、厳格だ。

 勤務先に、聞いた

 「高橋一史さん? さあ・・・」

 若い女性職員は、知らないようだ。

 ならば、知る方へと

 個人情報の壁を突き破るのは、他の記者より、1歩、得意。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「ああ、高橋一史さんですか? すでに、退職しましたよ」

 ---でも、60歳になるのは、つい最近で

 「いえ、2019年に」

 ---えっ、早期退職で?

 「早期というより、こちらのとらえ方ですが、2019年度末を待ってということです、年度で、考えますんでね、ここは」

 ---とすれば、2020年3月以降、ということですね

 「正確な期日は、コチラは、人事部でもありませんので、申し上げられませんが。1年以上前と受け止めています」

 ---みんなに、惜しまれてとか?

 「・・・・・・・」

 ---満期の退職日を待たずですか。まあ、ご本人も、仕事が無いに等しいとは、おっしゃっていましたけれど・・・・

 「詳しいことは、ワカリマセンし、申し上げられませんが」

 ---高橋さんレベルでは、市ヶ谷の幹部と違い、天下り先とかは? 

 「さあ・・・・無いんじゃないでしょうか・・・・」

 ---------------------------------

 埼玉に、すでに、1戸建ての家も持ち、退職金も、コックリさん。ほぼ、満額であったようだ。

 有給休暇も、たっぷりと残っており。早期退職に見えて、満期に近い扱いであったかもしれない。

 ちなみに、秋田県下に、役に立たない、イージスアショア。設置そのものの計画、すでに、詳しいかたは、御存じでしょうが、白紙に戻り、今後、計画は無いととらえていいでしょう。

 なにしろ、あ~た。

 この高橋も含め、現地に1回も行くこともせず、パソコン上で、この高低差、この辺りが、いいんじゃないの?という、ズサン極まりない敷地の決め方だったことも、居眠りと一緒に、ばれたのだから

 高橋一史・元防衛省職員殿。

 ゆっくりと、いつまでも、好きなだけ、居眠りしてください

 だ~れも、怒りませんから(笑)

 


《 リアル 防衛省・事件後の今・第3弾》 6月8日、秋田県の地元住民に向けて、イージス・アショア強制配備説明会の席上、「私、深い居眠りしていたことは、ありません!」と言明する、高橋一史に、直撃した

2021-06-28 12:02:54 | きな臭くなった国防

 ≪ 2019・8・26 掲載記事 ≫

 過日から、急に、検索数が急増した、防衛省の、かの「いねむり男」、高橋一史(かずふみ)の記事。

 アレコレ、周囲から聴くよりも、この際、御当人にと、直撃した。 

 以下、掲載。

 どう想われますでしょうか、はてさて・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ≪ いやあ、ねえ・・・・わたくし、色々叩かれましたけれども、あの時にね、居眠りしていたという認識は、全く無いんですよ。

 目をつむって、深くですねえ、考えごとをしていたと言いますか、工事部門の担当者として、次にどのような質問がくるだろうかなどと、目をつむって、考えを巡らしていたものですから。

 わたくしの認識としては、あくまで、居眠りはしていないと。それは、今も、何ら、変わっておりません。

 あれでねえ・・・・全国にねえ、顔が知られてしまいましたけれどねえ・・・(苦笑い)。

 叩かれて、しまいましたねえ・・・・・(苦笑)。

 口頭注意と言う、厳重処分は、まあ、受けましたけれどねえ・・・・

 言われてね、ああ、そうか、と。

 次長と言う職位も、はずされましたしねえ・・・・。

 謝罪の方は、地元の方に向けてね、上の方がしていたようですし・・・・。

 秋田の地元の方々は、どう想われたのか、わたくしには、分かりませんけれど・・・・ ≫

 -----------------------

 言葉の端々にすら、責任とか、謝罪の気持ちや、意思は、まったく、にじまないし、のぞかない。

 時に、軽く、含み笑いも、しばしば出た。

 7月10日付けで、仙台から、埼玉へ、異動通達がなされた。

   ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

  ≪ 異動に関してね、処分と言うか、更迭とか、そう言う、受けとめ方は、まったく、わたくし、しておりません、

 命じられたとき、どうしてなんですか?とも、言われたときも、聞きませんでしたけれども。

 自分の中で、ああ・・・そうなのか・・・・と。

 そう言うカンジですねえ・・・・ まあ、元々、東北や、仙台の人間でもありませんでしたしねえ。

 離れることに、特別な感慨とかは、ありませんでしたしね ≫

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ≪ われわれ、公務員、まあ、言ってみれば、サラリーマンみたいなものですから。まあ、転勤はつきものですからねえ。

 幸いにと言いますか、今の職場に通える距離に自宅を、元々、持ってましたのでねえ。

 そこから、電車に乗って、通勤出来る距離に、家があるといいますか。

 どこの駅から?

 ハハハハ(笑い)。それは、言えませんよ(笑)。

 叩かれましたしねえ。

 そりゃあ、かなり、考え込みましたよ、落ち込みましたよ、正直言って。わたくしも、さすがにねえ(笑)

 まわりの観る目も、全然、以前と違ってきた、と言いますか、違ってましたし、ええ、そう、見えましたねえ。

 責任とってとか、辞めるとか。そう言うことは、まったく、考えませんでしたねえ。ええ、今も、ですかねえ。

 まあ、定年迎えてからは、自分で、何か、出来る仕事でも、とは、考えてはおりますけれどもねえ ≫

 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 次長としての、職位、肩書きは外されて、丸1か月半過ぎた。

 現在、58歳。満期定年まで、あと2年足らず。

 ------------------------

  ≪ 2年?

 定年まで、そんなに、無いです。 

 もう少しで、59歳になりますし。

  いつ? ハハハハ(笑い)。

 それは・・・・・言えませんよ。 まあ、あと、1年と少し、というところでしょうか。

 仕事?

 減りましたねえ・・・・・

 こちらの次長職の方の、おこぼれの仕事、「特命」とでも言いますか、それを少し、いただいて、やっているというところです、かねえ。。。。

 以前と比べれば、まあ、ヒマ、ですかねえ、正直に言いますと。

 そりゃあ、以前に較べればねえ。

 給与、手当て、ですか?

 次長職名は、解かれまして・・・・・

 まあ、全体としては、さほど変わらない感じですけれども、でも・・・・なんか、少しは減った様なカンジですねえ。

 この先も、どうなるんですかねえ。

 ほかに転職する気も、今はございませんし・・・・ ≫

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 次長程度の職位では、慣例上、天下り先は、見当たらない。

 ましてや、関係各位先に、今回の「居眠り」「大失態」の事は、伝わり、広まってしまっている。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ≪ まあ、そうですねえ(笑)。

 ない、ですね。

 御存知でしたか(笑)。

 夏休み?ですか?

 わたくし、まだ、とっておりません。

 お盆休みもです。

 まあ、これから、とろうかと。

 正直、仕事は、減りましたねえ・・・・・

 何にも、無いわけではありませんが、無いに等しいカンジですねえ・・・・・ ≫

 -------------------

 定時で、仕事は、ラクに切り上げられる印象が、にじむ。

 ココに来て、韓国との問題が、こじれにこじれ、国家間で、ねじ曲がり、改めて、バンバン、意気上がりまくって、打ち上げまくる北朝鮮のミサイル発射問題に焦点が当たり始め、イージスアショア強制配備計画問題が、クローズアップされてきた。 

 とはいえ、強制設置配備。最初から、住民の意思なんぞ、無視して、そこに、無理やり、強行配備計画ありき。ごちゃごちゃ言わせず、設置配備しちまえ! しちまえば、こっちのもんだ、という、あからさまな姿勢。

 それにもまして、その場所にすべき、というデータの根拠が、デタラメであったのだが・・・

 ------------------------

  ≪ ああ、その事に関しましては、元々、われわれがやっていた部署とは違いますんで、それに、今回、離れてしまいましたし、今後の推移の事も含めて、わたくし、まったく、ワカリマセン。ホントに・・・・・。

 地元の方々の意向も含めてですが。 ≫

 ---------------

 まさに、モロ、縦割り行政。隣りの部署が、今、何やっているのか、まったく、知りませんと言う、お答えの典型。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ≪ ハハハハ。まあ、そう言われてしまうと、身もふたも無いですが・・・・ねえ。

 今は、ソレに、その問題から、離れてしまいまして、まったく、ワカリマセンし。

 あくまで、工事の関係の担当でしたので・・・・。≫

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 あの日、文字通り、本人にとっても、「悪夢」とも言うべき、6月8日。

 自分の担当である、設置工事部署に対する、関連質問が、突然、くるかもしれないと、身構えて、準備につとめ、緊張もしていたと、あくまで、言う、高橋一史。

 で、ありながら、「どう見ても、不快、否、深い居眠りを長時間、し続けたとしか見えない」状態。

 あくまで、本人言うトコロの、精神的にも、身構えて、答弁の準備をしており、緊張は・・・・本当に、していたのであろうか?

 かの、チコちゃんならば、面と向かって、叫び、怒りまくるはずだ。 

 「ボ~ッと、生きてんじゃねえよおおおおお!」

 -----------------

 直撃の間、やはり、終始、付きまとい、感じられたのは、あの場での、釈明や、苦しまぎれの言い訳は聞かされたものの、反省の弁や言葉は、ひとことも、きかれなかったことが、

 残念でならない。

 地元住民に対しても、・・・・・

 あれから、2か月と20日、おおよそ、80日。

 人のうわさも、75日も過ぎ・・・・

 「叩かれましたねえ」という、苦笑いも、滲ませながらも、何回か、クチにした、後悔の念だけは、とらえられた。

 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 多忙・・・・とは、言えないなか、逃げずに、正直過ぎるほどに、答えてくれたことに、感謝・・・・とだけは、礼儀として、言って、締めくくりたい。 

 


<リアル 自衛隊 ルポ> 「精鋭テロ専門部隊」の謎と闇。そして、ある軍需企業が隠したかった、防衛省からの「天下り」の闇の実態

2020-07-14 11:15:17 | きな臭くなった国防

≪ 2017・1.20 掲載記事 ≫

 ≪ 2019・8・6 再掲載 ≫

  文部科学省の官僚が、早稲田大学の教授へと、強引な手口で、「天下り」が発覚し、次々とその手口が、バレ始めている。

 だが、教授を辞任した者は、いまだ1人もいない。

  渦中の、この「早稲田大学 大学院 政治研究科 教授」吉田大輔もまた、辞任していない。

 (**今日、一斉に実名が報道されるや、この男、辞職届けを早大に提出、辞職した。

 だが。。。。この春にも、また今度は文科省傘下の「なんたら機構」などという、天下りのための法人にでも、非常勤で隠れてもぐり込むはずだ。

 今後も、追及の手をゆるめないで行く**)

 教えているのが、なんと「メディア・ジャーナリズム」

 驚き、もはや、あざけ笑うほかない。教える資格そのものが、無い。 

 早稲田の学生の1人でもいい。その教授の講義の際、抗議して欲しい!

 「馬鹿野郎!天下りのクズのハナシなんぞ、聴けねえぞ!今すぐ、辞めちまえ!」「辞めろ!」「辞めろ!」「クビだ!」「クビだ!!」コールを是非!

 今日もまた、全省庁にわたり、悪しき「慣習」として、依然として「肩たたき 天下り 斡旋」が、当たり前のように励行され続けている!

 そして・・・・・

 2年ほど前、わたしが単独で取材したなかで、防衛省の天下りと、長年にわたる、事実上の「随意契約」が判明。

 こういう腐りきった問題に関心のある方には、是非、ご一読願いたい。

 そう想って、文科省の「天下り」が発覚する前の、1月2日に再掲載した。

 だが・・・・・予想に反し、検索数、無きにひとしい有り様。

 今、是非、改めて、多くの読者の目に触れて戴きたく、再々掲載致します。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 < 2015・2・14 掲載記事 >

 日々重ねるごとに、きな臭くなってゆく、我がニッポン。

 電話1本で、自衛隊を戦闘場に向かわせることが出来る、ことになってきた。

 あな、恐ろしや!

 真っ先に、先陣切って、戦争好きそうな安倍の晋ちゃんや、魚の腐ったような、どんより、よどんだ目をした石破ミリタリー・オタクのあんちゃんや、元自衛隊員の中谷おっちゃんやらが、自ら、敵めがけて一目散に突っ込んで、死んで下さるんだったら、喜んじゃわないでもないけれど。

 自衛隊員という多くの他人を、電話1本で死なせることは、晋ちゃん、いくらなんでも、あんばい(安倍)悪いんと、ちゃいまっか?

 で、今月2月の国会での、参議院予算委員会の質疑のなかでも、ひょいと出てきた「テロ専門部隊 特殊作戦群」。

 おおっ! 中東の戦場の真っ只中へ、行かせるもくろみでっか?

 中谷防衛大臣が、所轄官庁からもらった書面を、したり顔で読み上げていた。

 それによれば、人数およそ300人。所属は、陸上自衛隊習志野駐屯地。詳しい、具体的訓練項目は、語らず、知らず。

 「テロ対策名目」を掲げりゃ、まるで「水戸黄門」の印籠のように、何でもひれ伏させることが、出来そうな流れだ。

 そんななか、改めて気になったのが、先の「テロ専門部隊」。

 その正体を知りたくなった。

 なにしろ、自衛隊観閲式の大行進のなか、この部隊だけは、素顔と戦闘服すら知られたくないようで、自衛隊員によれば「全身黒装束で覆って行進している」と言う

 かつての、人気テレビドラマの、「忍者部隊 月光」でもあるまいし。アレでさえ、顔は出してたっちゅうに。

 「所属」とされている、「習志野駐屯地」。それも、広報担当に直接聞いた。

 所属している部隊、なのだから、詳しく知っているはず。

 ところが・・・・・・・

 「申し訳ないんですが、まったく我々も知らないんですよ。というより、知らされていないんです」

 えっ!?

 「秘密や機密だから、知ってても言えないんじゃなくて、我々もホントに知らされてなんです」と、何とも言えない苦笑いを浮かべる。

 「300人、と言われてますが、そうなのかあ、と」

 「誰が、ウチの駐屯地から、その部隊に入っているのか、知らされてないんで、疑心暗鬼みたいなもんです。あいつか? いや、あいつじゃないのか?って」

 「ただ、全国の隊員と、外部から、よりすぐった精鋭が選ばれているようです」

 「訓練内容? ですから、分からないんです。むしろ、我々が知りたいくらいですよ、いや、ホントに」

 「急に、前日に成って連絡がくるんですよ。明日、何機がそちらの上空を、何時から何時まで、旋回します。訓練場を、何時から何時まで使用します。以上、よろしく、って」 

 具体的な内容は「まったく、知らされてない」

 聞くのは、自衛隊内でも、はばかられる雰囲気。

 まさに、特別扱い、機密扱い。

 それが、なにやら怖い。恐い。

 すべてが、シークレット

 この部隊が、安倍晋三からの電話1本で戦地へ派遣される。「テロ対策」を、お題目に、いつだって、自由自在に。

 「ほら、今、ウチの上空を飛んでいるアレが、部隊ですよ」

 指さされて、見上げると、銃装備した戦闘ヘリコプターが2機。

 

 

 遠目からも、迷彩服に身を包んだ隊員とおぼしき精鋭が乗っているのが、分かる。

 さすがに、銃を乱射はしていないが・・・・・。

 ヘリコプターということは、戦闘状態の地上に降り立つには、低空飛行から、飛び降りる手もあるだろうが、落下傘も使うであろう。

 その落下傘

 先日打った「降下訓練」の際に見たが、調べて驚いた。

 なんと、日本には、たった1社しかないのだ! 作って、販売しているところが。

 ちなみに、現在の落下傘。重さ、約23キログラム。

 バッ!と全開した瞬間、かつては8Gもの圧力が身体を締めつけたが、今は3Gほどに軽減されているという。

 もし、作動しなかった場合の補助のパラシュートも付いている。

 着地したら、即、小さく背負えるくらいに畳み込む。それでも、40~45キログラム。それを背中に素早く背負い、走り去る。

 ちなみに、銃撃を受けたら弱いと、先日打った。

 元隊員に聞いてみると、3割に穴が開くと、落ちるという。その間に、体に銃撃が当たらない限り、補助を速攻で開かせるとのこと。

 さて、先の会社。

 東京都品川区荏原にある「藤倉航装 株式会社

  (ホームページ より)

 会社設立、戦火漂う昭和14年。そして、翌15年、落下傘の大量生産、開始。

 ひたすら、航空機装備品、航空機乗員用保安具の製作・販売一筋。

 これ、マニア以外、一般人は、買わないシロモノ。 戦争が終わった戦後70年、防衛省(旧・防衛庁)に、べったり寄り添う。

 (藤倉航装 株式会社 パラシュート広告)

 なにしろ、落下傘作ってるとこ、なぜか、日本にココしかないもんで、形式的には「一般競争入札」で、最も安い購入価格を決める・・・・はずが、他に入札参加会社、無し。まったく無し。 だから、すべて事実上、随意契約に。

 表向き、この会社の装備品を使用したためによる、自衛隊員の事故は公表されていない。

 絶大なる品質の信頼があるようだ。

 ちなみに、「公表」されている、落下傘ひとつの販売価格、消費税込み、73万7625円。

 もう、どうぞ、御随意に、てな具合。

 なもんで、年間軍事予算、4兆9800億円のうち、9億4~5000万円を毎年、この会社は売り上げている。

 当然の流れで、長年のよしみ、腐れ縁がこうじて、危惧された事件に発展してゆく。

 いまから15年半前の、1989年。実際の値段に上乗せした価格を、他社3社の装備費製造会社とともに、防衛庁に過大請求。

 実は、この犯罪疑惑。毎年のように、問題化

 それが庁内でも判明した。

 で、なんと、こう4社担当幹部に持ち掛けた。

 「ウチの幹部を、天下りさせろよ。それを認めるんだったら、この過大請求を減額して、改めて請求し直せ」

 この事実が発覚!

 一大背任事件に発展した。

 それ以降も、防衛省と、このような軍需産業との不正が、毎年、予算が計上されるたびに、露呈。囁かれている。

 今年も、先日の参議院予算委員会で、このまま放置してて、いいんかい(委員会)! とばかりに、質問が飛んだ。

 が、中谷防衛大臣は、いつものように渡された紙に書かれた文を棒読みして、追及と呼べぬ追及を逃れた。

 本来、本腰を入れて調べて、摘発、起訴すべき立場にある、東京地検特捜部。秘かに、その闇に分け入り、捜査に着手はしているときいているが、いつも中途で挫折。

 若手検事の非力さ、正義感の喪失も後押しし、毎年、うやむやになっている。圧力、横やりの、噂もたえない。

 で、背任事件から15年半。ほとぼりも醒めた今。

 先日、「藤倉航装 株式会社」総務部へと、お尋ねした。

 ーーーそちらの、重役の方々のなかに、防衛省からの定年退職された方、中途退職された幹部、または、元・自衛隊幹部の方がいらっしゃいませんか? とりわけ、顧問の肩書きの方は、いるんじゃありませんか?

 「・・・・・いらっしゃいます」

 やっぱり!

 ---その方たちは、計何人、いらっしゃいますか? 常勤ですか? 非常勤ですか?

 「お答えしかねます」

 ---この事実、どなたが担当でございましょうか? くわしく、お聞きしたいのですが

 「お答えしかねます」

 天下り? 長年の知識を生かすために? 再雇用??

 また、巨額の税金が、闇に消えていく・・・・・

 「テロ対策」の名のもとに・・・・・・

 


《 リアル 防衛省 信用失墜起因職員&巨額無駄遣い  ルポ 第4弾 》 「あの、居眠り・高橋一史の今」と、まだ、配備したがっている、イージス・アショアの、隠された機能実態

2020-05-07 14:11:32 | きな臭くなった国防

記憶している方は、意外や、多かったんだあ・・・・・・ 

  そう、この、大事な場で、居眠りこいてたオッサンのことを。

 高橋一史(かずふみ)、59歳。

 本音で、答えた、直撃インタビューは、すでに、掲載済み。

 あと、1年足らずで、満期定年退職を迎える。

 自宅は、すでに、建ててあり、天下りこそ、出来ない職員の地位ではあるものの、本人は、その後も、嘱託や、他で働きたい意欲はあるとのこと。

 しかし・・・・晴耕雨読の日々を送った方が、よろしいのではないでしょうか。

  さて、防衛省、秋田県の、新屋(あらや)演習場に、このような地対空迎撃ミサイル、イージス・アショア整備設置断念へ。

 という意味の、ニュースが、けさがた、いっせいに流れた。

 原因は、地元からの、根強い反対に加え、県知事や、地元の、自民党秋田県連も、難色を、しめしている・・・・などなど報じられた。

  断念への起因となったのは、ほぼ、間違いなく、上記、常軌を逸した、地元民を前にしての、堂々の「居眠り」であったことは、言うまでもないが、地元民が怒ったのは、それ以前の、配備したいという希望の場所の、カンジンのデータが、余りにも、デタラメであったから。

 一つ、間違うと、命を失いかねない危険な場所というのに・・・・・。

 渡された説明書を握り潰し、

 「こっちは、命、掛かってんだぞ!」と、怒鳴りつけた住民もいた。

その声も、聴こえていないほど、この男は、熟睡していた。

 現地調査をすることもなく、机上の安易なネット検索で、データ出したため、ウソがすぐバレタ。

 で、防衛省。

 秋田県に、イージス・アショア、強制&絶対、配備計画。

 戦後、75年。まだアメリカ帝国の属国であり、しょせん、御無理ごもっともの、パシリに過ぎない状況から、すでに、2基、購入は決めてしまったことも有り、是が非でも、配備したいという。

 新屋演習場のほかに、あと9か所、県内に、候補地があるという。

 ところが、当時の取材によれば、それら、すべて、新屋と同様、極めて安易な、机上のデータ候補。 

 当然、今後の現地説明会では、猛反対と、質問が、相次ぐことは、目に見えている。

 あと、1基は、安倍晋三の地元の県、山口県の萩(はぎ)市に予定されており、選挙となれば、保守王国でもあり、新屋演習場のようなことにはならないと、防衛省も、安易に、踏んでいる、

 さて、問題は、この、イージス・アショアだ。

 歴代の防衛大臣は、なぜか、ハッキリとクチにしないが、この配備をしようというのは、当然の如く、北朝鮮の弾道弾ミサイル対策のため。

 すでに、記事化したが、その、避難対策のおかしさ、くだらなさは、軽井沢の例をとって見せた。

  この、イージス・アショア。

 北のミサイルに対しては、無用の長物。なのに、バカバカしいほどの、アメリカ政府の、言い値。

 当初、購入せざるを得ない、属国の子分が、聴いたのは、1基、8億2000万ドル。

 日本円に直すと、約875億5600万円、

 2基、買わなきゃいけない取り決め! なので、予算組んでたら。

 いつの間にやら、1・4倍の、2基で、2474億円に、跳ね上がり 

 さらに、現在の購入価格、なんと、6000億円と、極秘裏に言われてる、 

 それに、裏金、キックバックなどが、複雑怪奇に、絡み合っており、東京地検特捜部が、3年に1回ほど、この、国民の税金の、巨額無駄遣いにメスを入れるのだが、これから!という時に、圧力がかかり・・・・・断念せざるを得ないということが、蹴り返されている。

 当初の価格の、3・4倍で、平気で、押し付け、売り付けてくる。

 プラス、維持費、設置費まで、言い値。やられ放題、国家の、堂々の、ぼったくり。

 自分の財布から払う訳じゃないからと、値切り交渉どころか、言い値を、いいねと、納得する、防衛省担当者。

 それが、機能、まっとうなら、まだいい。

  トコロが、これ。

 この迎撃ミサイル、地上、最高、300キロメートルから、370キロメートルまでしか、飛びあがれないシロモノ。 

 しかし・・・・

 すでに、2017年の段階で,北朝鮮のミサイル。

 日本の、秋田県の空。はるかに高い、550キロメートルから、時に、800キロメートルの空中を飛んで、落下。

 イージス・アショア。届きもしない。間違いなく、撃ち落とせない、6000億円ものガラクタ。無用の長物。

 この事実、現場の自衛官に、何人にもハナシも聴いて、確認もしたこと。

 すでに、記事にしたが、日本で、天空800キロを超える、迎撃ミサイル。

 属国政府が、トランプの押し売り、無視して、許諾してくれれば、国内で、研究開発費、3000億円から、4000億円相当掛かるが、完成出来ますよと、言う。

 その後の、維持費は、安く抑えられ、メンテナンスも、素早く出来るはずですと、確信を持って言い切っていた。 現場での実態を熟知している、隊員の言葉は、重い。

 彼ら、若く、中堅の自衛隊員が、驚くほど、北朝鮮のミサイルは、マジに、年々、高性能化しているという。

 なのに、使いもんにならないもの、言い値で買わされている。

 何とか、記事化して下さいよ! と、私に怒って、激白した隊員もいた。

 そのような、背景と現実があることを、読者は、覚えて置いていただきたい。

 居眠りしないでミ、読んで戴き、ありがとうございます 

 ///////////////////////////////////////////

≪2020・5・7 追記 ≫

 一夜あけて。

 秋田県知事、ご立腹。

 イージス・アショアの、新たな配備基地のハナシ。まったく聞いていないと。

 またも、頭越えの、ミサイル放った、防衛省。

 菅官房長官は、今日、午前の定例記者会見で、「新たな、配備計画のハナシは、聴いていない」と、否定。

 しかし、各社一斉に、昨日、報道したということは、確実な省内筋から、リークがあったということ。

 根回し、一つ、しないで、軍事対応基地を、強行配備計画しようということを、また、やらかした。

 俺様、自衛隊様、文句言うな! は、通用しない。

 偶然にも、北朝鮮が、上記、弾道ミサイルの,新基地計画というニュースが、アメリカから報じられた。

  パシリの子分、属国は、どうするの?


<リアル 自衛隊 ルポ> 危険一杯!みんな真剣なのに、こんな怠惰隊員いさせて、大丈夫かあ? 

2019-08-15 20:39:38 | きな臭くなった国防

 2019・8・15

 終戦確定日であり、正式敗戦日に寄せて・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <2015・1・12 掲載記事 >

 《 2017・1・2 再掲載記事 》

 ≪ 2018・2・22 再再掲載記事 ≫

 いやあ、ビックラこいただ!

 こんな隊員、いさせて大丈夫なのかあ? と、・・・・・・・。

 1月11日。いつの間にやら、隠れるように、事実上の「国民総背番号制」を秘かに敢行しようと掛かっている、やることなすこと、あんばい(安倍)悪いことしまくる晋三政府。

 表面上、曖昧模糊としておいて、きな臭い風を吹きまくらせている。

 いつでも戦闘態勢に臨めるようにさせている流れのなかで、「第1空挺団」の、「降下訓練始め」が例年通り、実施された。

 「陸上」自衛隊なのに、降下訓練?

 なんじゃそれ? なんていうと、戦争おたくに、笑われそうだが、やっぱり??

 でも、現状はどうなのか?

 現場で働く隊員は、どう感じているのか?

 そんな、実情を感じ取ろうと、行ってきた。

 見栄えも良い、落下傘部隊

  まるで、映画のワンシーンのよう。

 これは、災害時に、山中に降りて、活躍するために?

 そう、隊員に聞くと

 「いえ。有事の際に」と。

 えっ! だって、下から、射撃されたら、ひとたまりも無いじゃないですか? 落下傘に大きな穴開けられたら、終わりっすよね? 

 「・・・・・・そうなんですよねえ。そこが、問題でして」

 有事は嫌だが、隊員が、むざむざ死ぬのは、さらに嫌だ。

  災害時の救助は、やっぱり、左の吊り上げ。昨年から今年にかけての、中高年による、無謀な冬山登山や、スノーボード遭難では、フル稼働の活躍をみせた。

 高所恐怖症では、絶対に勤まらないなあ!と想えたのが、先の2つもそうだが、ヘリコプターの扉を全開にし、身を乗り出して、外に両足も乗せて捜索や、飛び降りる姿勢で、旋回させたまま乗ること(写真左下)。

  外に、銃を出して構え、完全に外に全身を乗り出したまま旋回させる訓練も見た。

 振り落ちることは、無かった。

 戦場に運ぶのであろう。

  車や、装甲車なども、吊り下げて飛び、運ぶ(写真←)。

 参加したのは、ココの隊員だけでは無い。立川、木更津、そして霞ヶ浦などの駐屯地から集ったと言う。

 このような、いわゆる「装備品」。毎年、闇の金銭・贈収賄疑惑が消え去らない。警察・検察が調べては、つぶされている。

 しばしば、落ちまくる「オスプレイ」。ソレを、この事始めに持ってこようとしていたが、結局、中止。

 落ちたら、とんでもない死傷者が出る。防衛省が叩かれるだけでは済まない。なもんで、中止。

 なにしろ、製作・設計した当の人間たちが言ってたのだから。

 「安定感が無い。必ず、落下する。その可能性が、極めて高い」と。そんな危険物をとんでもなくいゼニをアメリカ帝国に払ってまで、あえて買いまくっている。

 疑惑の税金の無駄遣いの典型だ。

 それよりは、小中学校を統廃合せず、そのまんま残し、その経費に使ったほうが、どれほど国民のためになるか。

 それに、実は全国ニュースにもなっていないが、この1月6日。青森県の三沢基地から飛び立ったF2戦闘機の、今年初飛行の訓練中、右主翼下に、ネジを巻いて付けていたパネルが落下。

 捜した?が、見つからず。あとは、知~らない。翌朝になってからは、いまだに捜しもしていない。

 それだけでは無い。丸1年前。同じ三沢基地から飛び立ったF2戦闘機から、20キロもの重さの制動傘を落下。

 このときも、翌日からは捜しもせず。この歪んだ自衛隊意識。大金を、太平洋に捨てた、落とした。

 誰も、厳しい処分されぬまま、今日に至っている。

  遠くに、銀色に光るモノ。

 ん? ミサイル? 速射砲?

 アレは、何ですか? ミサイル?

 「私のクチからは、何もお話し出来ません」

 どの隊員も、クチが堅い。

 実はこの日、この広い会場に中谷防衛大臣が来ていた。トップが近くにいるだけに、緊張感たっぷり。

 気のゆるみ、たるみは許されない!・・・・・はず。 飛ぶ、乗る隊員だけでは無い。全員が、緊張感を維持して、国民に一般公開しているさなか、あれ~っ??

  地上に降りさせたままのヘリコプターのそばに、迷彩服を着たままの、まぎれも無い自衛隊員が、訓練の模様を見ずに、スマホを見つめ、いじくりまくっているではないか!

 まさか? そう思いつつ見つめ、シャッターを、間を置いて、切って行った。メールの着信が、届いたのだろうか?

 だとしても、「勤務中」ではないか!

 なにか、動画を見て、楽しんでいるようにも見える。

 

 

 

 

 ゆうに、15分はたった・・・・・・・・・。

 近くにいた隊員に聞いた。

 あのヘリの近くにいる隊員。手に持って、見つめて、いじくっているのは、スマホですよね?

 言われた隊員。目をこらして、その”怠員”を見つめている。そして、とまどいの表情を浮かべて、こう言った。

 「そうですね、スマホですね」 

 いいんですか? 注意しなくて

 「私は、この位置を離れられないので、他の警備の隊員に言って戴けますか?」

 ?・・・・・・・・・ 

 まだ、見ている「怠員」。

 自分の上を飛んできた輸送機を、思わずスマホで撮影している。一体、誰に見せるつもりか?

 「警備」の隊員に、事情を告げた。

 あわてるようにして、自転車で向かい、「怠員」を呼んだ。

  気付いた「怠惰 隊員」

 ようやっと、スマホをポケットにしまい込み、「警備」に近寄って行く

  事情聴取、される。

  2度としないようにと、注意したのかどうか?

 「警備」は、離れる。軽微な罪では、無いのだが・・・・。

 

 そのあとの「怠惰隊員」。

 さらに、あきれる行動に出た。

 なんと、その背後に見えるヘリコプターのなかに入り込んでしまった!

 扉をキチッと閉め、外から見えないことを確認してから、再び、心置きなくスマホを出して・・・・・・。自衛隊員の、まさに「自衛策」。

 こんなクズに、我々国民は給与と言う名に代わる税金を払っているわけではない。

 緊迫感と、勤務中のさぼり。 

 こんな奴がヘリコプターに乗っているときに、外から襲撃されたら・・・・・・

 安倍晋三は、なんというであろうか?

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 スマホ隊員が、強制除隊処分を下されたか、どうか

 

 あいまいにしたまま、隊は、いまだ、公表していない


[鬼畜米英]の終焉から70年。今度は[米軍の都合の良いパシリ傭兵]へ。あまりに愚かな安倍晋三!

2019-07-04 12:08:23 | きな臭くなった国防

 ≪ 2015・9・16 掲載記事 ≫

 安倍晋三にすれば、予定通りの、”狂攻採決”となるのだろう。

  「国民皆兵への道 法案」

 つい70年前までは、「鬼畜米英」と叫んでいた、時の政権指導者が、腹にイチモツ抱えながらも、戦後は、鬼畜にすり寄り、ぺこぺこ。

 パシリだけだったのが、今度は、いつでも24時間365日、いつでも呼び出しかけてください、無料ボランティア傭兵(ようへい)に徹しますから!

 そんなことになってしまった・・・・・・

 これから先は、大多数の国民が危惧する通りの道を、ひた走ることになりそうだ

 議会審議。具体的なことを質問されるたびに、あいまいになる晋三の答弁。

 いらついて、悪態ついて、クチとがらしてのヤジ

 それでも、”狂攻採決”してしまおう、という狂った、攻めの神経

  米軍が、世界中のあらゆる政権に介入し、内戦を引き起こし、兵器を提供し、さらに「平和」の二文字を掲げて、軍隊として進出し続けてきているのは、どんなに馬鹿な晋三でも、耳にしたことがあるはず。

 死なせても構わない。無料でこき使える、「控えの2軍傭兵」。

 後方支援どころか、前方に命令によって行かされるのは、目に見えている

 自衛隊基地の近くに住んでいる友人からは、「朝から、爆音を響かせて、輸送機が上空を旋回訓練しまくっています」という連絡があった。

 隊員に、個別に基地の外で「出口調査」をし続けたところ、「そうなった場合でも、覚悟しています」「そのときのためもあって、自分たちは訓練をしてきたんですから」という答えが多かった。

 つい最近まで、行方不明者の捜索などで、茨城、宮城など「水害 被災地」へ行ってたばかりの隊員もいる。

 どうにでも使える、どこでも使える、無料傭兵。米軍にとって、こんな都合の良いモノは無い。

 真っ先に死んでもいいはずの心意気を持っている安倍晋三は、戦地にやっぱり自分は行く気無しの、卑怯者

 旗振って、あとは知らぬ存ぜぬ。米軍の勝手にして派兵して下さい、かよ・・・・

 馬鹿太郎ではないが、NHKはつい最近まで、午前や午後一杯、「国会の参院審議 ナマ中継」していたのに、本日、9月16日は、腰が引いてか、上から命じられてか、中継無し!

 だが、ニコニコ動画は、午後6時から、「参院審議中継 ”平和安全”委員会」からナマ中継するという。

 その心意気に、拍手!

 いままでも生中継で放送していたことも知っている。そして、今日もだ。

 国会前に行けない読者は、ご自分の目で、「狂攻採決」の模様を、見て下さい。背筋を凍らせて・・・・・

 


「戦場への、招待状」を、安倍晋三や、防衛大臣にお送りしましょう! 先陣切って、真っ先に戦え!と

2019-07-04 12:06:05 | きな臭くなった国防

 ≪ 2015・9・18 掲載記事 ≫

 ついにやってくれたな! 好戦野郎!

 国民の大多数が、反対してるというのに、「狂攻採決」しやがった!

 曲がりなりにも法律家というか、弁護士もやっている、大阪市長の橋下(はしもと)徹が、任期最後の9月16日の記者会見で、安倍晋三の、今回のなりふり構わぬ”狂攻”を、こう評した。 

 「法律家からみたら、あの法案は、まさしく法違反ですよ」

 「ただね、ソレを最終的に違憲だと正式決定出来るのは、最高裁での判決なんですよ」

 「あのヒトは、次も(総理大臣を)やりたいという、スケベ心が無い人」

 「次の任期もなんて、考えて無いんじゃないですか? あそこまで、やっちゃうんですから」

 「推測? そう、推測ですけどね。本人には、直接逢った時も、確かめてはいませんが」

 安倍晋三とは、違う意味で、国民の大多数が支持していない民主党以下、有象無象の政治屋たちが、反対!と、どれだけ叫んだところで、審議を遅らせるだけで、廃案に持ち込めるチカラなどまるっきり無いことは、透けて見えていた。

 こうなりゃ、中谷防衛大臣や、安倍晋三に、アメリカ軍のパシリ楯になって、真っ先駆けて死地に赴いて、いさぎよく、カッコ良く、花と散るように、「戦場への招待状」を、国民みんなでお送りしましょう!

 それが、天命! それが、てめえの運命でしょう!


《 リアル 事件 ルポ 》 [追記版]自衛隊の戦車攻撃用ヘリが、まっさかさまに佐賀県できりもみ墜落炎上死。その事件の裏で、安倍晋三や防衛省が、国民に絶対に知られたくない実態と事実

2019-06-22 21:02:04 | きな臭くなった国防

 < 2018・2・7 掲載 >

 ≪ 2018・6・23 再掲載記事 ≫

 2月5日、夕刻の午後4時43分。

 佐賀県の神埼(かんざき)市の上空から、突然、下降。プロペラは、次々とはずれて、空中で飛び散り、機体は火を噴きながら、機首を下にして、まっさかさまに、きりもみ状態で墜落。

 新築してまだ2年という民家の川口貴士(35歳)宅の2階に激突し、炎上。

 大火災を引き起こし、家にいた11歳の女の子が逃げる際に傷害を負い、実は両隣りの家にまで類焼させてしまった。

 家はものの見事に、全焼。丸こげに。

 国民を守るべき立場の自衛隊が、大きな被害を与え、加害者に転じた。

  操縦士であった、高山啓希・1等陸曹(26歳)は、機内で遺体が発見され。同乗していた上官、齋藤謙一・2等陸佐(43歳)は、捜索されたが見つからず。

 翌6日朝。火が消えかかった機体の下で、家との間ではさまれ、そのすき間で、遺体がつぶれた状態で発見された。

  当初、きりもみ状態のなか、沖縄の米軍普天間基地のアメリカ製のヘリの、窓枠が落ちたように、この上官も落下したのでは?と推測され、捜索された。

 乗務員2人が所属していた「陸上自衛隊 西部方面航空隊 目達原(めたばる)駐屯地」の隊員たちが、昨夜も、懐中電灯を手に、機体の破片を捜すとともに、43歳の上官・齋藤謙一の遺体も必死になって捜していた。

 この駐屯地。

 実は、教科書にも載っている有名な「吉野ヶ里(よしのがり)遺跡」に近く、最寄りの駅も同じ。

 地域住民との催しも定期的に行なっており、佐賀県内では、陸上自衛隊としては唯一の基地。

 起こった事件としては、丁度2年前にあった。

 演習中に、道を間違えて走行した隊員を、同乗指導していた上官が怒り出し、罵声を激しく浴びせながら、隊員がかぶっていた、通称鉄カブトの上から、素手で何度も叩きまくった。

 それがバレ、上官は停職わずか3日という、処分とはとても言えない「懲戒処分」を受けた。

 隊律、規則、上下関係、ことさらに厳しい軍隊であることは、容易に判明される。

  墜落事件に至った起因、原因は、この飛行訓練の前に実施された、「メイン ローターヘッド」という名称の整備点検作業と交換作業にあったと、断定していい。

 この上記掲載写真で分かるように、プロペラの羽、4枚。そこと、エンジンをつなぎ作動させる箇所の点検と、部品交換作業を行なったというのだが、その作業に不手際と不備があったという。

 それが起因・原因で、なんとプロペラがはずれ、飛んだ。

 ギギーッ、ギューン、というような激しく、けたたましい音が、はるか遠い地上にいた地元住民の耳に届いたというのだから、尋常な飛行状態ではなかった。

 そして、プロペラが、はずれ、四方八方に飛び散った。

 締めが甘かったか、噛み合わせのズレがあったか、エンジンとの接触部分がまたたく間に加熱炎上の、複合ミス作業が考察される。

 なにしろ、実は「正規の交換部品が、無い」のだ。そのことは、のちに書く。

 後日。調査や捜査が終了したのに、正直に、そのことを国民に向けて報告し、人為ミスによる事件・事故の責任を問えるか?

 日本国内だけでなく、販売した世界各地のいたるところで、事故が続発している異状変型ヘリコプター「オスプレイ」とは違い、事故・事件は、これまでは、少なくとも「発覚」はしていない。

 ちなみに、すでに記事化してあるが、そのオスプレイ。

  当時、アメリカで設計にあたった全員が、「実際に飛んだら、危険だ。使用しないことを薦める」と警告している危険物なのだ。落ちて当たり前の、不具合危険品。

 さて、今回の事件。操縦に原因があったと考えられるみたいな、隠ぺい報告をし、あいまいな隊内処分で済ませられたら、まさに死人にクチなしだ。

 2人の、防衛省に殺されたカタチの隊員の家族・兄弟や姉妹は、たまったもんではないであろう。

 事実、いままで、そのような隠ぺい体質のおかしな決着が、実に多かった。

 だが、この記事は、そのことを指摘することがメインではない。

 この墜落事件が速報された時、このヘリが「最新鋭のヘリコプター」と、いっせいに報じられたが、あれっ?それ、違う!と、感じたからだ。

 別に、わたし、その手合いのマニアでも、オタクでもない。

 ただ、この上記2枚もの写真で分からせたかったのは、この「AH64・D」対 戦車用攻撃ヘリコプター。 すでに、40年以上も前に出来ていたシロモノだからだ。

 さらに、戦争で このヘリが「活躍」したのは、その後、アメリカ帝国が世界各地に進駐し、世界制覇を目ざした典型の「イラク戦争」、続く「湾岸戦争」であった。

 通称「アパッチ」。アメリカの先住民、「アパッチ族」になぞらえて命名。

 改良こそ加えられたものの、とても「最新鋭」などといえるシロモノではない。

 ここまで読んでくださった読者は、うすうすお気付きでしょうが、コレ、アメリカ製。

 マグドネル・ダグラス社が、開発し、製作・製造。のちに、ボーイング社と改名した。

 日本を始め、この会社。世界各地で、販売交渉に当たって、悪徳政治屋にワイロを渡してまで売る商法疑惑が報じられている問題のトコロ。

 で、いまだアメリカ帝国の三下ヤクザ、パシリでしかない、我がジャジャジャジャ~ン、邪パン政府。

 コレを、2006年に成って、購入した。そう、今から12年も前。最新鋭は、もろに誤報。40年前の、中古旧型。

 「空飛ぶ戦車」などとも持ち上げられたが、もはや不備が際立つ、旧型。

 なので、本格修理したくても、部品がすでに、母国アメリカには、もうすでに無い!

 分かりやすく言えば、日本の安価電化製品と、同じ道筋。旧型には、もう部品の在庫が工場に無い。だから、安く売ってる。

 で、この1機の「正価」。

 アメリカドルで、1800万ドル。

 今のドル建てでも、円に直して、19億5678万円。

 購入した2006年は、1ドルのレートが、今より少し高く、110・02円から119・8円。

 最高値のレートでも、日本円で21億5640万円だ。

 ところが、現。防衛省。当時の防衛庁。

 国民の税金で購入しているにもかかわらず、購入価格、隠して非公開。

 しかし、調べてみるや、な、な、なんと!

 1機、85億円で購入していた。

 一機、一気に4倍の異常超高値。旧型、ですよ。故障しても、今は部品、無いんですよ!

 それが、今回の事件事故の遠因ともいえるのだが・・・・・。

 今だかって、防衛庁・省の購入担当幹部。購入に当たって、値切り交渉をした形跡は、ただの1度もない。すべて、アメリカ側の良いね、言い値。

 間に、ワイロ、、贈賄、政治屋の暗躍、が常にチラつく。

 馬鹿幹部。

 予算は、限度があるもんで、62機近く購入のつもりが、12機だけ購入。それでも総額、1105億円なり。

 それが、目達原基地など、全国の基地に分散して、配置してある。

 なお、当時、購入時、たったの13機では、交渉の際のハナシとは違う。損害が生じた。カネ、寄こせ!と、訴訟沙汰になっていた。

 追いはぎにあったと、いうべきか。日本政府の無能・無脳ぶりが露呈した一幕。

 コレが、実は、芝居が出来るほど、何幕もある。

 さらに、日本に搬入されたのは、本体では無い。

 組み立てだけすれば完成する、部品。そこに「ライセンス」などいう「ナンセンス」な冠付けて、またボロ儲けする、あくどい手口。

 ソレを、「ライセンス生産」という名称のもとに、請け負っていたのが、現・社名「SUBARU」。昨年の6月まで「富士重工業」と名乗っていた、軽乗用車を中心に製造・販売している会社。

 外国人が、群馬県の太田市内に、いくつもある工場に多く採用され、働いている企業だ。

 なんで? 車の会社が?

 実はココ。

 元々は、かの太平洋戦争中は、知る人ぞ知る「中島飛行機」という、中島・海軍大尉がおったてた、軍需産業のメッカ。

 それだけに、飛行機の製造・製作は得意。実際、車ほどの規模ではないが、少し製造している。

 実は、そんな昔取ったキネヅカ企業に、全面的にこのようなヘリなど、軍用モノは、開発・製造を任せれば、ぼったくられも、それほどされず、はるかに、我々の税金が闇に消え去る確率は激減するはず。

 アメリカ製は、性能さえ、今の実態に合わず、劣っているというのに・・・・。

  例えば、この、地対空ミサイル迎撃システム、通称「パトリオット」。

 防衛省では、その米語のスペルと、発音から聞こえる「ペトリオット」と言っているが、「パ」でも「ぺ」でも、どっちでもいい。

 北朝鮮から飛来するミサイル。

 何度も失敗もしてるし、見せかけハリボテも基地に掲示してあるが、性能は怖ろしいことにアップし続けている。 

  ソレを迎え撃つ最強兵器が、これ。

 これもまた、アメリカの「レイセオン社」製。

 本体価格は、異常な金額ではないのだが、それに付随するシステムが、異常にバカ高い。

 これも、言い値。

 1発撃つと、3億円が飛んで消える。

 おまけに、飛距離は上空、最大300キロメートルが限度。

 北朝鮮のミサイル。

 そのは~~~~るか上空を飛んで、日本近海に落ちている、

 今だ、迎撃どころか、カイライ見世物でしかない、パピプぺポトリ、オット~。

 全国にいる現役の自衛官や、海上保安部の現場で働いている人達を、わたし何人も知っていて、聞くと、本当のことや、実態を分かりやすく教えてくれる。

 日本に、北朝鮮から飛来するミサイルを察知するレーダーが、ひとつも無いこと。

 「Jアラート」なるものが、いかに緊急事態に対応できない、どうしょうもないシステムだということ

 どのようにして、北朝鮮の船が上陸しているか? 燃料と、航行能力とエンジンが無いのに、途中まで、どのようにして、運ばれてきてるか?

 航空、陸上、海上、海保、各々所属の彼らは全員、いらだって、不満を抱いている。

 なぜ、日本製の上記システム兵器を創らせないのか、なぜ開発すらさせないのか、何故、アメリカのパシリのままなのか、アメリカ様サマなのか、何故、北朝鮮の船と人を見逃しているのかと・・・・・・。

 日本には、開発・製造できる英知の秀でている職人、企業は、過去の経験も踏まえ、いくつもあるし、いる。

 言い値、ボッタクリ価格より、はるかに安く、性能の良い兵器システムが出来ますと、自衛官たちはキッパリと断言する。

 防衛省には、全国の現役自衛官の、そのような疑問と提案・提示を長年に渡って、書面で書き送ったり、合同会議の際に、希望として制服組が、投げかけたりしている。

 だが、ずっと無視され、書面は防衛省の無能上級背広組と、実態を知らない制服組の幹部によって握り潰され、ゴミ箱に捨てられている。

 「もうねえ・・・・。いつまでアメリカさんに、おんぶにだっこなんでしょうねえ」

 「そうなんですよ。おんぶから降ろされたら、この国、即刻、オシマイになる危険性があるんですよ」

 「勘ぐればキリが無いけど・・・・アメリカさんと、裏で密約があるとしか思えない。その辺り、調べて戴けませんか?」

 偶然にも、この1機85億円もする「AH64・D」が墜落する7時間ほど前、密約を引き受け続けている安倍晋三が、国会でこのようにクチにした。

 「自衛隊員の皆さんは、命をかけている公務員なんですよ」

 現役自衛官らは、以前から私に言っていた。

 「自分らは、きれいごとじゃなく、いざとなったら、命捨てでも、戦いますよ。その覚悟は出来てるつもりです」

 「だからこそ、なんですよ・・・・・・」

 「いまのまんまじゃ、死んでも死にきれない同僚が大半ですよ」

 85億円は、燃えて灰になった。

 小学校から帰ってきて、ひとり留守番をしていた5年生の女の子。2階に上がろうとして、爆音と、異常を感じて逃げた際に転んだものの、一命を取り留めた。

 上がってたら・・・・間違いなく、死んでた。

 彼女の通う小学校。

 敷地や土地代のぞいて、愛知県の調査では、小学校の建設費、1校平均、11億円で完成していたとのこと。

 となれば、ぼったくり言い値1機で、8校も新築出来る。

 統廃合なんかして、廃校に追い込む必要も無くなる、

 軽佻浮薄の象徴たる馬鹿妻・昭恵を抱える、バカは、本日

 「自衛隊の最高指揮官たる、わたしがですねえ」と、国会で言った。

 「あんなのに、指揮されたくないっすよ、本音言うと」と、若い体躯屈強な自衛官は、私に苦笑いを浮かべた。

 2月6日、福井県では、大雪による雪害で、1500台もの車が立ち往生しており、自衛隊に「災害派遣要請」が来て、車を連ねて、救助に向かった。

 先日は、佐渡ヶ島などに給水車を派遣した。

 「行きますよ。どこにだって!」

 「俺たち、いまんところ、ソコでしか、国民の皆さんに評価されていませんのでね」

 どっと笑い声が、あがった・・・・・・。

 -----------------------------------------------------------------------

 《 2018・2・9 追記 》

 上記、墜落の事件&事故。

 やはり、原因は、接続部品の交換による、不具合であったようだ。

 それも、駐屯地にこの爆撃機が配置されて以来、初めての「接続部品の交換」。

 記事化したように、すでにアメリカの「ボーイング社」の製造工場の倉庫には、その部品が無い。

 無いために、群馬県太田市にある「SUBARU」の組み立て工場でか、見よう見まねで、ここの「目達原駐屯地」の整備担当者が、創って,あてがってみた、出来合い部品。

 見た目は、しっかりはまって、噛み合ったようにみえたが、いざ、試運転とばかりに飛行してみたら、上空飛行5分間ほどで、はずれた・・・・・・。

 だから、古い、旧型のこんなシロモノを、、4倍もの価格を吹っかけられて、ありがたく押し戴いた防衛省装備購入担当者&幹部の罪は、「未必の故意による殺人」に該当するのではなかろうか。

 部品の無いボロ爆撃機。

 我々の税金を、惜しげも無くばら撒きやがった末に、2人もの優秀な自衛官を、死に追いやった!

 85億円を、一瞬にして灰にしやがった!

 小野寺五典。てめえ、自腹切って払えよ!

 安倍晋三、てめえも払えよ!

 我が国で独自に創っていれば、部品に見合うものの在庫は、あり得たはず。

 今だ、パシリの属国ゆえ、こんな事件が起き、秘密裏に、真の原因はうやむやにされてゆく。

 せめて、その歯止めの記事1本に成って欲しいとの熱い想いが、再び追記というカタチで打たせた。

 現場の自衛官たちの疑問と想いを、せめて汲み取り、通じてやって欲しい。切に、そう想う。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 《 2018・2・10 追記 》

 2月8日。墜落現場周辺で、証拠隠しとも想えるような素早さで、飛び散った部品や、破片を自衛隊員が回収しまくっている。

  そんなさなか、JNN系列で制作している、CSニュース専門チャンネル番組「ニュースバード」が、墜落激突事件の、重要な原因と想われる物的証拠部分を、発見し、回収していた場面を撮影。

 それが、この映像。

 4枚のプロペラと、機体エンジン部をつなぎ合わせる部位が、このようにぶっちぎれていた。

  接合部の、購入以来、12年たって初めての部品交換の結果が、この有り様。

 記事として、証拠の一因として、永遠に掲載しておきたく、追記致しました。

 とある記事を目にしたところ、軍事に詳しそうな人間が、この同型爆撃ヘリコプターが、母国生産製造国で、2015年と、次いで翌2016年。

 日本とまったく同じ状況で、激落し、搭乗員2人づつが即死。死亡していたとのこと。

 やはり、か。

 機体の構造そのものにも、何らかの問題を抱えているようだ。

 国民、佐賀県民に知られたくないのだろう。

 地元の吉野ヶ里地区に流れる、街頭放送で、しきりに、こんなアナウンスが繰り返されているという。

 「こちらは、佐賀県警です。御自宅の付近に、墜落した機体の一部と想われる物を発見されましたら、触らずに、すぐ地元の警察にご一報ください」

 証拠隠しに、急ぐ、急ぐ、この怖ろしい国の有り様に、この身が震え、怒りが湧く。

 --------------------------

 < 2018・6・23 追記 >

 ヘリコプターの胴体と、プロペラをつなく部品。

 アメリカに、すでに無いため、見よう見まねで試作を繰り返し、やっと完成。

 接続させて、現在のところ・・・・・だが、不具合は生じていないと言うが・・・・・。

 また、明らかな、故障の為であったにもかかわらず、亡くなった自衛官3名の遺族には、涙金のみ支給されただけ。

 被害にあった家族にも、まともな補償は、いまだされていない!

  人でなし国家の実態は、いまだ続く。


《 リアル 芸能 ルポ 》 名優・菅原文太。死して、11月28日で丸3年にもなる。晩年、病の身を秘して訴えた、熱い想いは今。むなしく天空に消え去って・・・

2017-11-28 00:05:09 | きな臭くなった国防

 菅原文太が、この世を去って、この11月28日で、丸3年にもなる。

 つくづく、時の流れは早いなあ・・・・と、痛感する。

 くしくも同月に、「病死とされている」小田剛一(たけいち。本名)が、18日ほど早く、他界。骨も墓すらも無い、ないない尽くしの、哀れ過ぎる今。

 それでも、大根役者・髙倉健の名声は、いまだゼニになるとみえて、テレビで何回も、主演映画が、再再再再・・・・・上映されている。

  なのに、菅原文太に関しては、この大ヒット映画シリーズですら、CSの東映チャンネル以外のテレビで上映されることはない。

 ヤクザ映画だからか?

 いや、それを言ったら、高倉健とて同様だ。あるとすれば、刀と銃の違いくらい。

 2人の死の直後。「厳実」を、突き付けられた。

 この「仁義なき戦い」のスチール写真集に添えて、当時の撮影エピソード集と、菅原文太への追悼文が加わったムック本数冊が出版されたのだが、驚くほど売れなかった。

 その差は、2人がマイクの前で語っていたニッポン放送の「追悼特番」でも、さらに如実に突き付けられた。

 かたや髙倉健は、夜の聴かれやすい時間帯に、1時間枠で数回流れた。

 だが、菅原文太のは、生前から、早朝の午前5時半からという、誰も聴きそうも無い時間帯の放送であり、

 「追悼特別番組」ですらも、その早朝に流された。それも、わずか実質12分。

 それで、「特番」かよ・・・・・・・・。

 吐く息白くなる冬の早朝に、深いため息が出た。

 死ぬ直前まで訴えていた、戦争準備へとひた走る安倍晋三・独裁化政権への危惧。

 沖縄知事選で、結果、何もしない翁長雄志にだまされた応援演説。

 舌先三寸、二枚舌の持ち主たる自民党代議士達の何人にも、ていよく「利用」された晩年。

 それを自身ひそかに感じつつも、せめて一助になればと、ひたむきに愚直なまでに訴えていた菅原文太。

 死後3年。

 今また、妻の文子が、その逆の無能勢力や、有象無象の団体にも、看板代わりに、ていよく利用され続けている。

 愚かだなあ・・・・・と想う反面、文太が「同志」と妻を評した、その純粋無垢と言い換えてもいい、ひたむきさには、ある種、敬服している。

 菅原文太が今、生きていれば、この世の流れの有り様を、どう想うであろうか・・・・・・。

 「我々、国民の税金をだね。何の承諾も無しにだね・・・・・」

 「戦争は、止めなければならない。なぜならば・・・・・・」

 その声の数々を、記事化し、文字化してもきた。

 なのに、なんだかなあ・・・・・・。

 「弾は、まだ1発残っちょるがのお・・・・」

 そう、この今、あの名セリフをつぶやいて、この世の敵に銃口を向け、激しく、大きな風穴を1発、開けて欲しい。

 今さらながら、その死は、早過ぎたと想えてならない。

 


これぞ、茶番劇!沖縄県知事選挙時の公約詐欺!裏切り・翁長雄志の2枚舌に、反対派はダマされるな!

2017-01-02 22:15:03 | きな臭くなった国防

 < 2015・4・7 掲載記事 >

 やっぱりだ!

 やりそうな顔して、やらない。やるようなクチぶりだけで、な~んにもしない、翁長雄志(おなが・たけし)。

 日に日に、このカツラかぶり知事の、公約詐欺、県民への裏切りが、目に付いてくるようになってきた。

 昨年の11月。翁長(おなが)を信じて一票を彼に投じた36万820人もの方々の切なる想いは届かないのではないか? と、当選直後から、危惧を感じていた。

 大丈夫かなあ・・・・・翁長の言う「公約」は、その場限りの口先三寸。すぐペロッと剥がせる「膏薬(こうやく)」なのに・・・・・と。

 俳優でもあった1農民・菅原文太が、病の身をおしてまで、選挙応援演説のために、沖縄まで駆けつけた件に関して、結果、だまされてることを、すでに昨年の段階で、菅原の記事のなかに折り込んで、さりげなく示しておいた。

 読んで下さった方のなかには、何だ?? どういう意味?と感じた方も、いたかも知れない。

 実は、この翁長雄志。基地移転拡張に反対どころか、知る人ぞ知る、前知事・仲井眞弘多(なかいま・ひろかず)の「選挙対策本部長」の職にあった人物

 本当は、ベタベタの、仲良し。基地問題に対しては、ほぼ同じ考えの、オヒトだった。

 計算高い、凄腕の、選挙参謀。

 おまけに、翁長の兄弟は、仲井眞”売県奴”弘多の「副知事」をやっていた人。

 昨年の選挙で、初めて袂(たもと)を分かった。10万票もの大差を付けられて大敗した仲井眞”売県奴”弘多が応援した陣営にすれば、裏切られた、信じられない感情が残ったことであろう。

 なにしろ、かつて、仲井眞当選のあかつきには、下の写真のように、向かって右に仲井眞、中央に翁長が陣取り、歓喜の声の渦のなか、ダルマに目を入れている親友同士。

 実は、売県奴の元中国人国籍の人物、仲井眞の政策戦術に深く絡んでいたのが、ナニを隠そう、翁長であったのだから。

 

 米軍基地問題に対して、決め手に迷っている仲井眞に対して、表向きは駐留反対を断言せず、あいまいにしておいて、実際には米軍基地推進策を推し進めるように進言したのが、翁長!

  断って置くが、積極的に米軍基地の誘致、拡大、移転などの策を進めたわけではない。

 欲しいのは、沖縄県へのカネ。国にカネ欲しさを匂わせて、「振興策」に名を借りた巨額を手に入れ、基地政策を甘受する。黙認する。

 カネ欲しさに、県民の命を差し出し、売りまくってきた。

 オモテ向きは、基地拡大反対を、一応、クチにしながら、腹の中は違った

 選挙でも、そう吹き込んだ。翁長の言うコト聞いて、ロボットの如く動いた”売県奴”。

 そうせざるを得ない、沖縄県なりの「経済的背景」は、ある。そのことは、のちに書く。

 一方、ガセネタだ! そんなことは、決して無い。翁長は、金玉の毛の毛の先っぽまで、ずっと基地反対のお考えだった、などと言うヒトがいるなら、自分で翁長の政治足跡を丹念に調べて、追ってみて下さい。

 祖父、父、兄弟、親類と、政治屋一族に産まれ育った翁長雄志が、選挙に勝って、権力を我が手にするために、奔走し、労したこと。

 さらに、さらに、上位の政治屋に駆け上がっていくなかで、当選すりゃこっちのもん! とばかりに、その場限りの詭弁を、いかに弄(ろう)してきたか、お分かりになるはずです。

 そんな人物を、昨年11月の知事選の時、なぜ、あの共産党まで推したのか?

 いまだ、理解不能。

 他人の意見。とりわけ、思想の違う人の意見には、まったく耳を貸さない選挙時の日本共産党運動員や、党員。それらが、揃いも揃って、時に信じられないお馬鹿な行動をする。

 例えば、2011・3・11以降、党が率先して、全国各地区で、被災民へ義援金を送ろうと、募金活動をしていた。

 それは、いい。

 かなりの額が集まっていたことは、のちに知った。

 ところが、それを三陸地方の被災地へ送る手だてを聞いて、あきれた。なんと! 日本赤十字社に渡すと言うのだ。

 募金活動している時点で、巨額が集まっているにも関わらず、ホンの手付金ほどしか送れていない赤十字に託すという、愚かしさ!

 だったら、車飛ばして、難路を走り継いで、民コロの被災民にだけでも、直接渡せば、生きたおカネになるのに、と告げてあげた。

 3年後の1万円より、今の1000円が、どれほどありがたいか!

 事実上。無駄ガネになりかねないよ、と。少なくとも、今集めた紙幣に目立つ印付けておきなさい。被災地に、その紙幣が届くのは、いまから2年後以降だよ、と。それで、良いの?と、言っておいた。

 先月も、沖縄県選出じゃない香川県出身の参院議員・山下芳生(よしき)が、国会で、この辺野古沖のボーリング掘削工事のことを、安倍晋三や、林農水大臣に質問。

 その議員。確かに2泊3日で、沖縄の辺野古沖の工事を観に行っていた。そのことは、ブログで、チェックした。

 んだけども、会合が多く、内実は簡易な「視察」程度にしか、推し測れない。

 なもんで、安倍晋三に、サンゴ礁の移設も、考慮してみる考えも無いとは言えないみたいな、現実にはありえない、バカバカしい事この上ない答弁をされても、反論も出来ない有り様。

 足れ果てるほか、無かった。付け焼刃の視察だったことが、ばれた。

 サンゴ礁は、根こそぎ、海底から移すことが出来ることなんて、可能な植物では無い。

 それこそ、そんなことを万が一にでもしたもんなら、サンゴは、すべて死に絶えてしまう。

 平気で答えた晋三も馬鹿だが、異議を挟まなかった共産センセも愚か

 ことほど左様に、やること、訳わからん日共。この4月の2度にわたる選挙でも、真っ先に公職選挙法違反スレスレの、チラシ広報紙を、各戸のポストに投げ込みしまくるし。 

  さて、この辺野古沖で連日強行されている新基地移転拡張海洋工事

 なぜ、名護市長の稲嶺進自ら、知事選に立候補せずに、このペテン師たる翁長を前面に推し立てたのか?

  

 あの時点での、県民の盛り上がりから推して、稲嶺が立てば、おそらく当選したであろう。が、しかし、稲嶺自身は立候補せず、翁長を看板に推し立てて、一枚岩に見せた。

 その背景の裏に、何があったのか?

  当初考えられたのは、大阪維新の会の、橋下と松井のように、車の両輪で政策を連動させて地域制覇を目指しているのか? ということ。

 ところが、どうも違う。

 翁長と、当選直後の当初こそニュースに写り込んでいたものの、次第に、共に、連動しての新基地拡大工事反対行動に乗り出していない。まったく、具体的に、しなくなった。

 反対!と、強く口先だけで言うことも、日ごとに…・・・無くなっていった。同じ「反対行動派」が、その意思表示を具体的に示すたびに、命の危険にさらされていっている、というのに!

 「証拠」を、いくつか示そう。例えば、・・・・・・・。

  反対派のリーダー格2人を、このようにして必要以上にケガをさせて、「米軍」側が逮捕! それを、「日本」側にやがて引き渡す。

 そして、反対派の抗議の声が高まるや、その夜、こっそりと釈放。むろん、無罪放免だ。もともと、罪を犯していないのだから。

 見せしめのための、日米警察権力連帯の一端。

 これに対して、稲嶺も、翁長も、一切抗議せず、声明出さず。アレレの、レ?

 お二人は、「基地反対派」のお墨付きを旗頭に「当選」果たしたんじゃなかったっけ? とくに、翁長は!

  これも、同様。引きずり倒す! 抵抗すると、いかなることでも「公務執行妨害罪」に該当させるので、身じろぎもせずにいると、この惨状!

 翁長、一切声明も出さず! 選挙で、当選したいがために口先で叫んでいたことは、どこに消えたの?? アレレの、レ??

  警察や、沖縄防衛局だけではない。

 海上保安庁の「保安官」が、毎日のごとく、やっているコトを示そう。

 「海底ボーリング調査」の行なわれている近くに進み、そのありのままの光景を、ビデオ撮影していた女性の乗っていた船に乗りこみ、彼女の首を、写真のように締め上げ続けた。

 この蛮行に、翁長、何も言わず。この写真、地元紙の「琉球新報」をはじめ、地元マスコミに広く知られたカット。

 しかし、翁長。な~んにも、声明出さず。女性が、生命の危機にさらされかねない、息も出来ない状態が続いたというのに・・・・・・。アレレの、レ???

 海上保安官の、犯罪行為は、さらに日常茶飯事化し、激しさを増してきている

  辺野古沖で、反対派の乗っているゴムボートに乗りこみ、締め上げ、海上に突き落とそうとする。それを避けようと、必死に抵抗せざるを得ない。何人も乗りこむため、ぶくぶく沈む寸前に陥る。

 こんな犯罪行為にも、翁長は「・・・・・」無言。アレレの、レ????

  ゴムボート、だけでは無い。

 船にも、ドカドカと乗りこむ。もう、その時点で、定員オーバーの危険一杯!

 そして、操舵室に行き、引きづり出そうと手を掛け、首を締め上げる!

 これについても、翁長 「・・・・・・・・」。アレレの、レ?????

 さらに、ゴムボートが、海上保安官たちが大挙して乗りこむため、いままさにひっくり返り、沈没寸前に!

 海上保安官たちは、しっかり救命胴衣を着込んでおり、沈没したら、反対派のヒトがおぼれ沈もうと見捨てて、スイスイ泳いで、海上保安艇に泳ぎ、無事帰還する心づもりだ。

 さらに、とどめの事実を! 

  

 海上保安庁の鋼鉄製の船が、辺野古沖新基地拡張工事反対派が乗っていたゴムボートに激突!

 もろに、乗っている人に帆先がぶち当たっている! 死なせても良いという、カンジだ。もろに、未必の故意の意思濃い、海上殺人行為。

 この写真は、沖縄県で、時の権力に寄り添わず、冷静に事実を伝えてきた「琉球新報」が、掲載したもの。

 琉球新報は、ついに、たまりかねて、怒りを胸に書いた。

 「日本の海上保安官は、いつの間に、暴力団や、それ以下に成り下がってしまったのか!!」

 他の違法逮捕時のカットなどは、「沖縄タイムス」や、活動している方の動画で公開したもの。

 沖縄県から見た、「内地」である「本土の新聞」は、何故か伝えない。一切、報道しない。

 談合とまでは、思わないが、何らかの不気味な「意図」を痛感する

 最期にとどめで書く、4月5日の「カツラ 対 菅官房長官」との”公式・公開”対談。どこも報じていない、その真相について書く。

 さて、さすがに、ここまでコメントすらしなかった翁長雄志だが、この殺人行為に対しても、「・・・・・・・・」。

 もともと、知事選へ立候補するまでは、基地受け入れ甘受派だったガチガチの保守本流を、歩き続けてきた翁長。

 かといって、反対派のこんな生命を失いかねない人達に向かって、「バカな行動は、やめなさい」とも、言わない、言えない。本音は言えない、言わない。

 「会談」ならぬ、「怪談」が行われた4月5日(日)こそ、海底ボーリング調査や、サンゴ礁破壊は行われなかった。

 だが、連日、怒涛の勢いで海底を本格的に掘り続けている。既成事実作りの猛進が続いている。あと戻りは、不可能なほど、ばく進中!

 だが、翁長は・・・・・・・。

 なにも、何一つしていない。

 たった一つ、農水省に正式に意思表示したものの、即刻却下されて、あとはな~んにも、せず。

 「ありとあらゆる手段」って、コレ、だけ? 翁長!

 当選した時には、「あらゆる手段を講じて、辺野古への新基地移転拡張工事は、阻止する」と、「バンザイ」「バンザイ」の歓喜の声、渦巻く中、胸張って言っていたはず。

 だが、沖縄県庁の「県知事席」に座ってから、丸4か月。

 な~~~~~~~~~~~~~~~んにも、阻止工作や手段を講じていない!

 菅原文太への、私なりの追悼記事のなかで、危惧したことが、当たってしまった!

 だから、冒頭かいたように、やっぱりか!

 県が本気になって、対 国への法的文書、規制、罰則、などなど、ありとあらゆる対抗策を矢継ぎ早に打てたはず。

 知事が率先指揮してやれば、県議会も、応じたはず。

 仮処分申請、工事車両の通行止め。県の土地。私的所有土地への立ち入り禁止、サンゴ礁破壊の危険性あるため、環境破壊を楯に、工事阻止申請、中止命令、バリケード、監視カメラ。

 本当に、自分が当選したいがために吐いた、ウソ、偽りの方便であった、としてもだ!

 いくらでも、県知事の権限をフル回転させれば、少なくとも、工事を大幅に遅らせ、政府の方向転換を強行に迫ることは、可能だった。

 法的に却下されたら、県民に報告し、さらに無駄に終わっても、次々と闘い続ける。県民、国民は、その姿勢を評価するものだ。

 政治屋に問われるのは「結果」だ。能書き、ウソ、口先三寸の、心にもない言葉では無い。

 僚友であり、ベタベタの仲の良かった「売県奴」の判を押した文書の山を、法律に強いプロジェクト精鋭チームを組織して、初登庁前に、組み立てられたはず!

 だが・・・・・・・しようともしなかった!

 何を隠そう、自分が関わっていたことだから。

 いまだ、にだ!

 記者に囲まれての発言も、どんどん、消極的に、腰が引けっぱなしに、拍車が掛かる。

 当初こそ、「あらゆる手法で、辺野古に新基地を創らせない」

 と言ってた翁長が、

 「(掘削工事)許可を、取り消すこともありうる」

 即刻取り消すのでは、無い。ありうる、だ・・・・・・。

 「(掘削工事許可)文書を、精査したい」

 精査? 今さら、何を言ってるんだろうか・・・・・・・。

 「岩礁を壊してゆく許可の取り消しを、検討したい」

 検討? このカツラ頭、何、今に成って、言ってるのか!?

 「基地問題について、県の権限で、あらゆることを使おうと想っている」

 おいおい、もう4か月経ってんだぜ!

 で、切り札虚言を、また持ち出す。

 「ありとあらゆる手段を駆使して・・・・」

 ちょいな、ちょいなあ、ちょろいなあ。

 バカの一つ覚え。いつまで、この心にもない虚言を駆使して、自分に投票してくれた県民をダマし通せると思っているのだろうか?

 よしんば、駆使していた、としよう。

 ボーリング調査と、岩礁やサンゴ礁の破壊のスピードたるや、とんでもなく早い。

 例えるなら、先日、陸上100メートル走で、日本人初の9秒87をはじき出した19歳の桐生祥秀(きりゅう・よしひで)と、陸上競技経験が無いまま、すでに64歳になった翁長雄志が、同じコースで、用意ドン!で、走り出しているようなものだ。

 だが翁長のおっさん、スタートラインに、立とうともしていない。

  誰か、沖縄県庁の知事室に行き、ダチョウ倶楽部の上島(うえしま)竜兵の得意アクションのように、翁長のカツラをサッとむしり取り、床に叩きつけて、叫んでくれないものだろうか?

 「投票してくれた県民を、ダマすんじゃねえよ!」

 翁長。まるで、基地工事阻止の意思を見せるアリバイ作りのように、就任以来、わずか4か月で8回も上京。

 航空機代と宿泊費の、無駄遣い。秘書も引き連れての、大名行列。

 なのに、安倍晋三と話し合っていない。正式打診、実は少ない。無いに等しい。

 会うのを拒否されたという意味合いを世間に滲ませる、パー・アホー・マンス。

 実は会えては、いる。すぐ間近。話しかける時間もあった。

 今年の3・11。

 三陸沖超津波大地震震災の、政府主催の合同慰霊式。沖縄県知事として、参列。ニュース映像を見ても、2人の距離は近い。

 式典が終わるや、本気で話し合いたいのなら、「首相、ちょっとよろしいですか?」という程度の声掛けは出来たはず。

 例え、会話は成り立たなくとも、県知事としての、計算したパフォーマンスにはなる。本気度は、自分に投票してくれた県民や、関心を持つ国民に知られる。

 だが、何もしない。歩み寄り、さえしない。この場でも。それで、地位と高給を、漫然と得ている。

 首相や官房長官や、北方・沖縄担当大臣との会談や陳情に、東京で関わるのは、「沖縄県 東京事務所」の幹部。

 聞いてみた。

 「政府要人とは、約束を取り付けていても、状況次第でキャンセルされたり、無くなることは、よく有りますのでねえ・・・」

 でも、申し込み、ドタキャンもされていない。申し込んでも、最初からすげなく多忙を理由に断られ、政府からの沖縄県への振興策・助成金など、あらゆる総額が、大幅減額された。

 だが、しがみついてでも、の気持ちは、翁長にはサラサラ無い。

 減額されても抗議もしない。それは、馬鹿でも分かる、織り込み済み。

 北方・沖縄担当大臣に会えても、抗議しない。基地反対を、あららあ。クチにもしないまま。

 その間に、着着と基地工事阻止の「ありとあらゆる手段を駆使」しない。電話もしない。

 夜、安倍晋三は、秘書や妻を伴ってしばしば高級高額料理店に慰労も兼ねて出かける。数億円が部屋の金庫にある、「官房機密費」から出しても残る。もう、使い放題。

 そこで、偶然を装って、直撃面談も充分可能だ。

 記者的発想か。

 先の東京事務所の幹部に聞いた。政府に赴いたあと、ココに立ち寄り、囲み取材や、ぶら下がり取材をよく受けていた。

 ---そういう夜、ひそかに料亭で、官房長官と一献酌み交わすなあんてことは、ありませんかね? 翁長知事は。前の仲井眞弘多のように。昼の対立と、夜の料亭で仲良しを使い分けたように。手土産までもらって。

 「そうなんですかあ?」と、まずは、おとぼけ。

 「もう夜は、公務ではありませんのでね。私たちは、付いて回らないので。知事の県から付いてきた秘書でも、どうでしょうかねえ」

 先の大幅減額についても、幹部に怒りや、いらだちはのぞかない。典型的な、公務員体質が金玉にまで、染み付いている。

 翁長は、一刻も早く会談する気が無いのだ。本気で。

 その間に、ボーリング工事は完了してしまう。翁長の意図通りに。

 もう、間に合わない。ナニを講じても遅い。

 その時を、待っている腹ン中。

 自分に期待し、投票してくれた38万人を平気で裏切る翁長雄志と言う名の、知事という権力欲しさの詐欺師、はたまたペテン師。

 先に米軍基地ありきの、沖縄県。

 そのため、常に、国から下りてくるおカネに頼ってきた。頼らざるを得ない一面は、残念ながらある。

 なぜなら、県に確固たる地場産業が、無いのだ。高校の新卒者が、働きたくても、それに見合う職場が無い。

 逆に、米軍基地は、日本政府が無尽蔵、天井知らずに差し上げる上納金、その名も「思いやり予算」が膨らみ続けており、基地の中で働くと残業が無いうえ、日本企業に勤めるより、1・3倍の給料がもらえる。

 私の知っている有名なシンガー&ソング・ライターは、反戦歌や、沖縄の基地問題を激しく鋭く問う歌を、もう40年以上歌いながら、コンサートやライブ・ハウスに出演している。

 だが、喰うために、生活資金のベースは、基地のなかで働いて稼ぐおカネに頼っている。それで、妻子や父母を養ってきた。

 笑うに笑えない矛盾は、他にも一杯ある。

 「内地」に就職して数年の、沖縄の青年に先日会った。

 やはり、親と一緒に暮らしたくても、県内に条件に見合う職場が無かった、という。

 「内地の会社の沖縄支社は、あるんですが、現地採用は殆んど無いんですよお」

 沖縄なまりが、抜けない。

 「なので、こっちで働かざるを得ない。友達なんかも、みんな、そうです。昔っから、そうだと皆言ってます。仕方ありませんよねえ」

 偶然か、彼の今住むところの近くに、航空自衛隊の基地がある。時折り、飛行訓練で、上空から住宅街に向けて、爆音を響かせている。

 「あんなもんじゃないですよ、沖縄では。米軍のヘリや爆撃機が飛んでくると、すごい低空で。家の屋根にぶつかるんじゃないか!? と、ヒヤヒヤするくらいです」

 「なんといったって、ガラスがビシビシ、音をたてて揺れるんです! 割れるんじゃないか?ってくらい。もちろん、かけていたテレビの音も、☎の話し声も、聴き取れない。親との会話や、授業中の、先生のしゃべっている声も聞こえない」

 「それに較べりゃ、あんな航空自衛隊の爆音なんて・・・・」と、小さく笑う。

 そして、時々、落ちる。普天間基地に隣接して、日本の大学がある。校内に落ちた。謝罪もしない。カネも含め、後始末は、日本政府が行なう。

 それが、まぎれも無い、基地オキナワの実情だ。

 だからといって、いつまでも、命と引き換えに、おカネ下さいな、お代官様!的、仲井眞から引き継いだ、翁長県政では、負の連鎖のままだろう。

 それを、今こそ!断ち切って欲しくて、38万人もの県民が、翁長にだまされているとも気付かず、投票してしまった・・・・・・・・・・・・。

 そのお代官様からお下げ渡しになった、労せずして得た巨額のカネは、実は県民に行き渡らない。

 内地の建設企業だけが利益をもたらす公共施設や、道路新設工事に、瞬く間に消える。間で囁かれる、ワイロ。

 県民、とりわけ何も恩恵を受けない、県内でも、とりわけ貧しいまんまの辺野古地区の住民の不満もまた大きい。ガラス窓が割れそうな爆音が、そのまんま引っ越してくるんだから。

 おまけに、天然のサンゴ礁を、こなごなにぶっ壊して、魚介類まで、死滅させてゆく!

 基地賛成派の実働部隊の1人は言う。

 「あそこのバリケード前にいる反対の声をとなえている人の中には、沖縄県民じゃないヒトもいる」

 だから、民意を反映していないと、言いたいようだ。

 確かに、内地から来ている反対派もいる。だから、何だと言うのだろうか・・・・。

 県内の地方議員の選挙でも、確実に「反対派」が数でまさった。

 先に書いた、矛盾を乗り越え、「いつかやらねばならなかった、負の連鎖を、今こそ断ち切ろう」としている県民の堅い意思。

 それを、この翁長”カツラ2枚舌”雄志は、また、もとの木阿弥にしよう、振り出しに戻そうとしている。

 こんな人間のクズに、1票を託したのが、間違いだった!

 カネでいうなら、県民一人一人に、職を与え、各戸300万円ほどの迷惑金を、半永久的に分配するのなら、一考の余地も住民にはあるだろうが・・・・・毛ほどの提案すらない。

 相も変らぬ県政の無駄遣いに、浪費される。本当に、米軍の被害に遭っている県民に、厚遇の手当てはいまだ無い!

 なぜ、戦後70年たっても、沖縄県がこのような目に合い続けなければいけないのだろうか?

 移転する新基地は、何も沖縄県内にこだわる必要はない。

 国会議事堂の広い前庭であっても良いのではないか。窓ガラスがびりびりと揺れ動くさまも、爆音で質疑が聞き取れない実情も、日々、実感できる。

 なにより、オスプレイが、いつ落ちて、炎上爆発するかわからないという緊張感も絶えず、たっぷりと味わうことが出来る。

 沖縄県民の基地があることによる生活への怯えが、身をもって分かる。一石二鳥では、ありませんか!

 まだお求めなら、安倍晋三の避暑地に建つ別荘を提供し、基地の分離も可能だ。山口県に所有する土地も、米軍基地に適してまっせ! 

 福島県浜通り一帯を、「核の永久的ゴミ捨て場所」にしようとしているが、その捨て場所に、先の前庭や、霞が関に拠点のゴミ捨て場所にしてもいい。

 な~に、官僚という名の、人間のゴミのそばにまき散らすのが、最もふさわしい。いかに、ソレをされることが嫌なことか、危険なことか、これまた身を震わせて実感出来るでしょうから。

   そして迎えた、4月5日の菅(すが)官房長官との会談と言う名目の「怪談」。

 なにも、数日前に東京で深夜可能だったのに、わざわざ、マスコミ陣を引き入れての公開「セレモニー」。

 場所は、那覇市内のホテル。時刻は早く午前9時半、開始。

 そのはるか前から、ホテルへと続く車道を走行規制と、封鎖。

 まあ、それは、分からないでもない。

 ところが、規制や封鎖したのは、車道だけではない。歩道までも、封鎖、規制したのだ

 そのことを、受け入れる翁長雄志。県民のことを、考えていない一端だ。それでも、おばさま方10人ほどが、何故か、いた。

 仕込みか、ホテル前にいて、翁長の乗る車に向かって手を振り、手にした横断幕には「頑張って下さい」。

 いやはや、たまげた。その実情を知らない「無垢」さに。

 で、この両者。居並ぶVTRカメラと、パチカメと、記者と、テープレコーダーの前で、話し合ったのは30分のみ。

 ニュースで流れたのは、ソコ。

 で、そこからは、全員退席させた。

 「しまい忘れた」テープレコーダーは・・・・・・役に立たなかった。

 どうやら、2人は別室に移動。そこで、ヒザ突き合わせて改めて、仕切り直しの30分。「密室」での、”蜜談“へ移行。

 表向きの「平行線」から、「落としどころ」を念頭に置いての、腹の探り合い。

 「いやいや、先ほどまでは、まあ、そう言っとかないと、カッコつかないもんで。すいません」

 「わかってますよ、知事さん。そっちの立場も。でも、こっちも後、引けないもんでねえ」

 そこからの実態は、見せしめに減らした、減らされた「沖縄振興予算」を元に戻し、さらなる上積み要請。

 そんなに、おカネ出せませんよ。いやいや、この先も、クチでは公式の席では、反対を言いますが、心配なさらないで下さい。な~んにも、しないで置きますから。その裏切り演技代として、ひとつ。

 そうですか・・・・・・。じゃまあ、帰って検討してみます。

 ひとつ、よろしくお願いいたします。

 盗聴したわけではないが、コレしかない。

 隠すことがないなら、そのまんま、文字通り、マスコミ注視のなか、30分、続ければ良い。しかし、それでは、2人は困っちゃう。

 セレモニーでは、対立、平行線。

 で、所場、変えてと・・・・・・。

 終えての囲みでは、表向きの発言。

 コレを、とんだ茶番劇と言わずして、なんと表現すべきか・・・・・。

 ウソ書くなよ!とお思いの方、まあ、夏までに「平行線」をクサい村芝居で演じた2人が、どうコロリと変わってゆくか。

 そのとき、痛感して下さい。当たってたあ! と。

 こんな公約詐欺師。だまされて、許して、知事勤めさせて良いんですか? 1票を投じた38万人もの皆様。

 先の沖縄県民だった若者サラリーマンは、私の徹底取材ルポを聞いた後、苦笑しながら、県民気質を、こう言い表した。

 「なんくるないさあ~。みんな、よく使うんですけど、この方言に尽きますね」

 だから、米軍基地が存続し続けられた・・・・・・・・ああ・・・・・・・・・・

 


バカバカしい茶番劇!わが軍総帥の前で、心にも無いこと読み上げ続けた翁長雄志の芝居に、”閉口”栓 

2017-01-02 22:08:51 | きな臭くなった国防

 < 2015・4・18 掲載記事 >

 公約詐欺犯の、沖縄県知事・翁長(おなが)”カツラ”雄志(たけし)。

 本日もまた、2枚舌ペテン師としての、本領発揮!

 琉球新報ですら書けない、本当の裏側を、今夜も書きます。

 この記事を読んで下さる方々は、本日4月17日(金)、午後1時半から、こんなクサい村芝居がカメラの放列の前で行われたことをご存じであろうと思います。

  翁長と、「わが軍」の総帥・安倍晋三と、初めての会談ならぬ、「怪」談が行なわれた。

 この上記掲載の写真撮影の間、鳴り止まぬシャッター音。

 いわば、公式的には「平行線」の関係の、敵対してるはずの2人が、このにこやかな笑顔。

 このザマが、何より、ホントの姿。

 このセレモニー。なんと、お次は、そのまま座って、「わが軍」総帥の決まり文句の後を受け、1枚の紙を取り出して、目線を下に落として、読み始めたのだった!

 「私は、絶対に新基地を作らせない」

 心に(も)無い言葉!

 だから、自分のクチから、思うがままに言えない。心配で仕様が無いから、マスコミの前で、一字一句、失敗しないように紙に書いた文言を読んでいたのだった。

 あり得ないことを、平気でやってのけた。

 会談ならぬ、「怪」談は、記念セレモニーといって良い、冒頭たったの6分。カツラ、元バリバリの、自民党政治屋。

 ソレが終わったあとから、事実上始まった。

 マスコミを部屋から追い出す。

 ここから、ホンネのオハナシ開始。

 29分間。み・つ・だ・ん。

 その間の御話合いは、基地軽減策が出来ない代わりに、税金をふんだんにばら撒きほどこす「沖縄振興策 補助金」増減のこと。

 終わって、部屋を出て来てから、記者団に囲まれる。

 カツラアタマが、見え隠れするなか、再び、おもむろに先ほどの紙を取り出し、また、心に無い文言をクチにしだした・・・・・。

 もう、観てて、平行線ならぬ、バカバカしい茶番劇見せつけられて、クチも開けられない「閉口栓」。

 心にも無いことを、心浮いたまま読んでいるせいか、装着していたカツラも、上気して、心なしか浮いていたように見えたのは、気のせいか。

 ねえ、私が書いていた通りに、コトが運んでいる・・・・・と、これでも思いませんか?

 カツラが、沖縄県を旅立つ前に、何が県として行われていたかといえば、国の出先機関である「沖縄防衛局」に対して、写真の提出を求めたことだけ。

 撮影して、提出して下さいと依頼した写真とは、海中のサンゴ礁が削り取られていないかどうか?の、確認のため。

 これを読んだあなたが、「沖縄防衛局」の人間なら、どうします?

 そうです! 削られたサンゴ礁は、決して撮影しませんよね。何でもないところを数枚撮影。そんなたわいもない写真を提出して、大丈夫です。削ってなんか、いませんよ。ほらね、ほら、これも、これも。

 そう、カツラをしのぐ二枚舌で、ごまかすはずです。

 その提出期限たるや、来月、5月の8日。

 たっぷり県庁職員もお休みを、大型連休でとったあと。

 1か月弱の、猶予たっぷり。

 よく、ゆうよ。そう、思う。

 本気で、県や、カツラ知事が、サンゴ礁破壊の有無、削り取られていないか、どうか?心配しているのなら、撮影出来るダイバーを使って、動画と共に撮ってきて、沖縄防衛局に「証拠」として、突きつければ済むこと。

 明日、1日で済むこと。

 おカネも、さほどかからない。なんとなれば、体張って、日々、辺野古沖で頑張って反対運動し続けている人のなかに、撮影出来るダイバーがいるので、依頼すればタダでやってくれるはず。

 それすらしない。つまり、暗黙の了解のまま、ボーリング工事をやらせ続ける、何よりの「証拠」。

 こんな公約詐欺師。まだ、信用しますか?

 セレモニー怪談が行なわれたこの日も、ボーリング調査は、強行されてました。

 おれおれ詐欺師より、悪質と想うのですが・・・・・。

 一方、また、「暴力団化」した海上保安庁が、ひどいことやってます

  これは、琉球新報が激写掲載した、現場写真。

 名護市の大浦湾沖で、海保の船「あるたいる」に乗船していた写真右から2人目の海上保安官が、反対派の人に向かって、大声でこう言い放った!

 「出て行け! 犯罪者!!」

 言われて怒った人が、謝罪と訂正を求めて、詰め寄っている、まさにその瞬間の写真です。

 犯罪者もどきのひどい殺人にも似た行為をやり続けているのは、果たしてどちらなのか?

 私の、先日の記事中に掲載した数枚の写真を見ただけで、小学生でも、お分かりになると思います。

 かくして、「粛々(しゅくしゅく)と」新基地は、詐欺師カツラ知事と、「わが軍 総帥」の思惑通りに、日々、滞りなく、着々と進んでいるのであります。

 バカヤロ~!!!

 


[訃報] そうかあ・・・・むのたけじが、亡くなったのか・・・。あの人が伝えた、とてもゾッとする実話を、書き残しておきます

2016-08-22 01:49:30 | きな臭くなった国防

 101歳。老衰で死去、と。そうかあ・・・・・・・

 

 尊敬していた方だった。日本に、真のジャーナリストが1人もいないなか、ソレに近い方だった、私のなかでは。

 あの方が、戦時中、中国や、東南アジア地域の従軍記者として、赴き、現地でありのまま、見たままの記事を書いていたことは、知られている。

 死去に関して、ネトウヨ、ウヨウヨのなかに、馬鹿なしたり顔のコメントがひとり。

 「戦争をあおる記事を書いていた」と。

 どこを見て言っているのか、この馬鹿!間違っている。

 当時、ありのまま、見たままを、さりげなく書くことが、どんなに怖いことであったか、記者経験を長くした者なら、少しは分かる・・・・かもしれない。

 この戦争反対、負けそう、とはさすがに書けない。

 しかし、見たままを誇張せずに、あおることも無く、書くことによって、ああ、負け戦(いくさ)になっていっているのかも?と、そこはかとなく読者に感じさせる手法は、可能だった。

 

  むのさんが言っていた、「とても、ゾッとする実話」を書こう。

 「わたし、戦時中ね、軍から、この記事、書き直せ! と、呼び出されて検閲を受けたことは、ただの一度もね、ありませんでしたよ」

 つまり、彼が当時勤めていた朝日新聞社を始め、見えぬ影におびえて、「自主規制」したばかりでなく、すり寄って行った。迎合していった、見える圧力も無いのに。その流れに、彼は戦後、一気に怒った。

 

 規制もないのに、自主規制してゆくマスコミ。規制もされていないのに、ますます自主規制していく、今のマスコミ。

 顔色をうかがい、亀頭を、ひょいひょい隠し、引っ込めるマスコミ。

 その実話に、ゾッとし、震えた。

 例えば、かつての名作映画。

 これが差別用語? これが、問題ある表現? セリフ?

 そんな程度の娯楽のたぐいまで、自主規制しているでしょう?

 

 今回のリオ五輪の、メダル狂走局。

 まるで横並びの、「国威発揚」ではありませんか?

 そんなさなかの、むのさんの死。

 やりきれません・・・・・・