【 2018・1・17 掲載 】
昨年12月末。
芸能マスコミと世間に、わ~っと騒がれ、潮が引くように、さ~っと消え去って行った、藤吉久美子と、深沢義啓(ふかざわ よしひろ)という、共に50歳台後半の、家族ある身での、熟ジュク男女の、3年に渡って溺れた、ケツ末愛。
ライブのタイトルではないが、「あなたに逢いたくて」も、両家の家族と、世間の目が許さない状況に追い詰められちゃった。
その後、藤吉の境遇と、2人で大きくしてゆくはずだった夢の巣、「個人事務所」のビックリするほかなかった実態も報じたが、深沢の方は?
週刊誌で報じられた次の日には、逢瀬しやすかった「東京支社」から、急きょ、大阪朝日放送の本社・局舎に呼び出され、すぐさま事情聴取のうえで、本社勤務に戻された。
役職の、ドラマ制作班の、エグゼグティブ・プロデューサーの任も解かれ、まったく手足、キャリアもがれたまま、別の閑職へと、追いやられたとも聞いていた。
お辞めになるなら、いつでも、どうぞ、ご自由に!という立場に追い込まれた。
すでに記事化したが、携帯電話にも出ない状態になった。
そんな「厳状」の続くなかの、年が明けて1月16日。
勤務している大阪のテレビ局である朝日放送(ABC)で、新春会見という名称の元、脇坂聰史(わきさか さとし)社長の発言が注目を浴びた。
質問は、新春から、めでたくないことばかり。
で、矢面に立った社長、70歳で、こんなヒト。
ん?あれっ? 頭髪が!
ま、そ~ゆ~ヒト。
で、会見では、「彼自身の、誤解を生んだ行動自体に問題があるように想う。あっては、ならないことであり、彼の上司から本人にそう伝えております」
「関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことについては、社長としても、あってはならないことだと想うほかありません」
深沢の社内処分については、「今の時点では、考えておりません」
深沢が、その職権で助演女優として、毎度、2時間ドラマに愛人と化していた藤吉久美子を抜擢していた。もろに、公私混同。
さらに、先のライブ活動にも、没入挿入。
肝心のドラマの視聴率は、不振とまでは言い切れないが、テレビ朝日系列で、全国でも放送されたものの、すべて、決して良い数字は出ていない。
コレが、良かったのなら、テレビ局というところ。
例え、「テレビ局の常識は、世間の非常識」と、厳しく指摘されようとも、深沢は、その後も、覇権をふるえたのだが・・・・・・。
ソレを踏まえてか、脇坂聰史(さとし)は、こう深沢を、さとし、た。
「誰もが誤解する言動で話題を呼ぶのではなく、自分の担当した番組そのものが、話題を呼ぶようになって欲しかったねえ・・・・」
60歳の定年まで、残された日々は少ない深沢義啓。
閑職に身を置くことになってからは、会計担当に請求してきたこれまでの経費が、果たして真にドラマ制作に必要なものであったのか?
それとも、例えば、宮崎県都城(みやこのじょう)市でのイベントに関わる、ホテルでの宿泊費や交通費、あらゆる経費をすべて厳し~~く見直し、深沢に細部に至るまで、問い質しているという。
恋愛、密会のために個人的に費やしたと認定された金額は、返金を求めている。
経費削減が叫ばれているのは、決して好景気とは呼べない、地方テレビ局とて同様。
返金不可能な巨額に関しては、退職金から引いて、相殺する方向であるという。
今また、かつて名声を誇った小室哲哉もまた、股、不倫発覚。
金髪アタマで若作りをみせていても、すでに小室も59歳。
売れていない曲作りのなかで、弱り目にたたり目。自業自得。
ところが、・・・・・先の数字が、ほどほど良く、安定していると・・・・・。
カツラ、ならぬ桂文枝、すでに74歳の爺さんというのに、長く愛人にしていた紫艶に、写真を撮らせるわ
ともかく、おのれの裸、とくに金玉の勃起を強調。自撮りしては、並行して保持していた、他の愛人にも、スマホで送っていた。
それがばれて、しぶしぶ証拠写真の存在だけは認めたものの、経緯などは、ベッドの上のように避妊、否認。
自宅豪邸には寄り付かず。節税対策のための、ペーパー・カンパニーである個人事務所の重役に戸籍上の妻の名前が有るため、離婚もかなわず。
いずれ、そう遠くない時期に、老いさらばえた、死期が迫っても、家族には看取られないまま、地獄に落ちそうな雲行きだ。
そんな文枝が、すでに47年間もの連続放送を維持している番組がある。
コレを制作しているのが、またも、かの朝日放送。
これ、関東のテレビ朝日では、さほどの視聴率は出ていないのだが、自局、関西地域では、まだまだ根強い人気と、安定した視聴率を保っているのだ。
2度目の、異常変態性欲が天下にばれた桂とカツラ。
なんと、個人的親交もある仲。
なもんで、「・・・・個人的にも、感想は言いにくい。控えさせてもらいます」と、苦笑交じりの言葉。
いまや老舗の名物番組と化してもおり、「打ち切りは、考えていません」と明言。
この番組。異常変態の話術で、さまざまな新婚カップルから、面白いエピソードを引き出しているのでは、実はない。
コンビを長年組んでいる、山瀬まみの自然な話術が、この番組を支えていると言い切って良い。
昨年、両足骨折の大惨事に襲われた山瀬。
それでも、昨年11月には復帰。まだまだ歩けず、座ったままで、出ている。
新幹線で、大阪と東京をとんぼ返りし、売れない俳優の夫を支え、主婦業も難なくこなしていた。
性格は明るく、とても気さく。飾らない。わがままさは、無い。
渋谷で偶然に会って、話し、素顔を知ったこともある。
そんな背景もあり、番組継続を、例え、変態であろうと続けていきたいという想いが、桂カツラの仲の良さを越えてあるようだ。
一方で、テレビ朝日には、「徹子の部屋」という、間もなく丸42年を迎える長寿番組があり、これも5%から7%という低いが安定した視聴率を保っている。
これもまた、徹子が「自分が辞めたいと言ったら、この番組が終わるの」と公言。
スキャンダルや、単に数字だけでは打ち切りに出来ない、背景もある。
なお、メインスポンサーが大挙して、降りれば別・・・・だが。
さらに、数字が同時間帯で、一歩抜けていれば、したい放題出来てしまう。
「とくダネ!」で、2008年。
「北京オリンピック」開催中。カツラが、取材記者証を、フル利用。
入ってはいけない取材許可ゾーンを踏み越えるわ、勝手にカメラマンでもないのに、記者が撮ってはいけない所でも、バシャバシャ撮りまくって、番組内で、さも得意げに公開。
取材ルールを破り、フジテレビは他社や記者クラブから袋叩きにあったが、局は平身低頭したものの、カツラには謝罪求めず。
その後、写真の番組同僚である、笠井信輔に、聞いたことがある。
---何で、したい放題しまくった、常識とルール知らずのカツラを守ったんですか?
苦笑しつつ、笠井が明快に答えてくれた。
「それが、テレビ局ってものなんですよ、良くも悪くも」
「視聴率、数字が、良ければ、やりたい放題が許されてしまう。でも、悪ければ、バンバン、局内からも叩かれる、ヘタすると、降ろされる」
「分かりやすいでしょ? そうゆう世界なんですよ」
あまりにも明快な答えに・・・・・・。
ま、ソレを尺度にして、テレビ業界は動いてるんです。
深沢の手掛けてきた2時間ドラマ。 数字が良かったら・・・・・。
その後の動き、変わってた・・・・・・・
いまさら言っても、遅いですがね・・・・
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《 2022・1・17 追記 》
藤吉久美子。
昨年、その行方を追っていたら、離婚は,太川陽介のやさしさの配慮で、そうなっていない。
元々、歌唱力には、プロの看板背負うには、とても達していないと太川がクチにしていたレベル。
自宅近くに、個人事務所として借りていた、チン待アパートの一室。
深沢と、「濃厚肉体接触」するための部屋と言うより、ライブと、創ってしまったものの、売れずに,、買われずに、大量に売れ残ってしまったCDの、倉庫と化していた。
ソコを、処分。
ゴミと化した、CDの行方は知らない。
藤吉は、自宅で、妻業に専念していたが。
拾う神あり。 ウイキを見る限りだが、年に数本、ドラマに単発で、出ているようだ。
藤吉見たさに、ドラマ、観る視聴者は、いないと思われるが、太川の方の仕事も、順調とはいえないので、仕方ない。
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一方の、深沢も、妻子に、詫びを入れ、離婚はせず。
朝日放送の傘下の制作会社で、プロデューサーの職位を外され、製作スタッフの一人として、働いていたが、60歳の定年退職で、業界を去った。
もともと、彼ならではの力量が無い人間だっただけに、どこも、その後起用してくれたハナシは聞かない。
ボッと燃え上がった火遊びは、互いの人生を狂わせた結果になった。
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2013・