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<リアル ラグビー ルポ>6月15日(金)午後4時 日本の若きラグビー戦士たちが、トンガ代表に挑む

2012-06-15 12:50:00 | スポーツ

 このうえ無い力試し、といえば良いか。つい先日、スコア的には、20-24と、”兄貴分”ともいうべき日本代表は、トンガ代表にあと一歩と迫る惜敗。

 しかし、トンガ代表の猛攻を何度もしのいだものの、わずかな防御の隙を突かれて、いとも簡単にトライを奪われた。加えて、現在は、クボタに所属するキッカー、カート・モラスのキックがこの日も不調。ペナルティー・ゴール3本、ドロップ・ゴール1本が入らず。それが成功していれば、もっと点差は開いたはず。

 

 ちなみに、日本の誇るべきキッカー、五郎丸歩(あゆむ)なら楽に3本は成功していた角度と距離だった。

 さて、「練習試合」と銘打ってはいるものの、この日、トンガ代表に立ち向かう「ジュニア・ジャパン」。

 ジュニアというと、イメージ的になにやら誤解されそうだが、キャプテンを務める篠塚公史(こ~じ・28歳)、バイス・キャプテンの内田啓介(20歳)の2人は、日本代表スコッドにも入っている、期待の星だ。

 その他にも、指令塔と俗にいわれるスタンド・オフには田村優(ゆう、23歳)、フルバックには同じく近い将来が期待される豊島翔平(とよしま・しょうへい、23歳)。

 加えて、7人制日本代表入りして、国際経験も積む中でメキメキと頭角を現し、読みにくい苗字も、ラブビー・ファンの間で広く読まれるようになった桑水流裕策(くわずる・ゆうさく、26歳)もメンバー入りしてるなど、いわば”準・日本代表”チームと捉えてもらった方が良い。

 ここに打った選手全員が、先発で出場する。彼らの力量を見る、絶好のチャンスだ。

 日本ラグビー協会は、2015年、並びに2019年のワールド・カップ日本大会の必勝に向けて、「若手選手育成のための新・プロジェクト」の一環として、急きょこの混成チームを編成。わずか4日間ではあったが、試合会場である秩父宮ラグビー場を使って直前強化合宿も行なった。

 兄貴分の日本代表とも、うち2日間の、計2時間ほど合同練習も経験した。

対するトンガ代表は、ヘッド・コーチのトウタイ・ケフが約6年間所属して大活躍したクボタのグラウンドで、連日みっちりと練習を積み重ねてきている

 現在所属して、すっかりチームに馴染んでいるカート・モラスといい、いわば勝手知ったる自分の庭で、たっぷりとトンガの汗も、染み込ませてきた。

 クボタとは、この試合までに2回、”強化試合”を敢行。不意の大ケガを避けるため、幾分”流して”たとはいえ、そのパワーとスピードは健在のままだった。

 細かな修正も行ない、本気モードで準・日本代表を叩きにかかる。

 正直、ジュニア・ジャパンに勝利は望めない。

 しかし、走る巨体軍団を前にして、決して一瞬たりともひるむことなく、立ち向かって欲しい。痛さ、をしのぐ動きを見せて欲しい。

 日本には、速いパス回しという武器がある。トンガの意表を突く裏パス、変幻自在のダミーを起用して振り回し、グラウンドを大きく使って、左右のライン際を突っ切ってゴールラインに飛びこむ姿を期待したい。

 極力、巨体をギリギリまで引きつけておいてだが。

 そんなプレイが運よく見られたら、拍手してあげて欲しい。歓声を送って欲しい。もしかしたら、ペナルティー・ゴールの先制でリードするかもしれない。

 ノーサイドの笛が鳴るまで、トライの2本も取れたら、上出来だと思って欲しい。

 欲しい、欲しいの連続で恐縮だが、ついでに、まずもって見に来て欲しい。足を運んで欲しい。

 天候は、雨降る心配無し。平日の午後4時という、会社員にとっては、外回りの営業マン以外、行きづらい時間帯。しかし、入場料無料

 元ラガーマン、高校生、大学生、自営業、ヒマなフリーターに、就活にいささか疲れ始めた学生さん。大挙して、来て下さい。

見たら、元気が出ます!

 テレビ中継無し。おそらく、スポーツ・ニュースでも報じられず。もう、自分の目で、見るしかない!

 見れば、ラグビーというスポーツ競技の面白さ、楽しさなどが、たっぷりと分かります!!


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