≪ 2017・6・13 記事 ≫
タイトルに入れた、上野動物園のパンダ、シンシンの妊娠、出産騒動で、わあわあ、きゃあきゃあ!
写真では、クチに咥えているとのこと。
テレビ・マスコミの、必要以上のバカ騒ぎ。
客足が途絶えがちで、不景気風が吹きまくっていた、上野公園界隈の商店街は、今が稼ぎ時とばかりに、パンダの商標権が無いことも追い風にして、奥の倉庫から出して、あざとく売りまくり。
このシンシン。5年前には、産んで5日目に死なせてしまっていた過去があるんだけどなあ・・・・・。
騒いでいる人達には、冷や水を浴びせる記事に成るかも知れませんが、今から4年前の記事を、再掲載致します。
そうそう、産んだ子が、オスと判明した場合。名前は、コレに、決まりでしょう!
「チンチン」で!
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<2013・6・27 掲載記事 >
「そんな高い借り賃なら、いらねえよ!」
「俺は、そう言ったんだよ!」
毎週、金曜日の、午後3時。都知事定例会見が、東京都庁で開かれる。
その会場で、おとなしく、毒づかれても、反論せず、押し黙る、子羊記者たちを目の前にして、そう言い放ったのが、石原慎太郎。
めったに登庁しないが、この時は来る。そして、発表と、報告しなければならないことを言い終えると、あとは、質疑応答に移る。
気分次第で、すぐ終えたり、言いたい放題になったり、もう独壇場!
怒らせない様に、びくつきながら、子羊たちは恐る恐る聞く。
時には、「くだらねえ質問、するんじゃねえよ。はい、次!」と言われて、答えを拒否して、次に移ることも、しばしば。
子羊は、口ごたえしない、じっと我慢の子。
実は、かつて、日本国が中国に頭を下げて、その上、つがいで「約2億円もの「レンタル料」まで支払ったという、隠された歴史のあるパンダ。
それに腹立てて、そう言い放ったのだ。なにしろ、あ~た、いまだに中国を「シナ」というオヒト。都民のカネを、あのシナに払うこと、そのものが、許せねえ!というわけだ。
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と、ここまで打っていて、止めていたのが、丁度丸1年前。
まっ、いっかあ。「ニュース」として、打ち出すまでの、ネタではないか。
そう思って止めたのだろう。他に、もっと大きい持ちネタが、あったのかもしれない。
この1年前にも、メスのパンダのシンシンの、妊娠騒動が連日報道されたので、打ち出したはず。
で、結局、出産こそしたものの、生後1週間で死亡。ぬか喜びと、騒動は終焉を告げ、シンシンは、喧騒をよそに、何食わぬ顔して、姿を現わしたというわけだ。
むろん、そのとき、上野動物園にも、東京都庁にも、そして、南紀和歌山にある、その名も 「アドベンチャーワールド」や、その事業本体の周辺にも、取材していた。
ちなみに、産後死んだことに対する、中国からのペナルティーとも言うべき、カネの請求は、無かったという。
で、ほぼ丸1年後。また、シンシンの、いまだシン偽わからぬ妊娠騒動が、巻き起こっている。
にしても、そうか、あの時は、老害が東京都知事をやっていたんだと、記憶が甦った。
めったに、都庁に登庁しないのに、ごっそり高給を手にしていたオヒトだった。
今は、代わって、国際的な舌禍事件を巻き起こして、東京オリンピック2020年開催の、それでなくとも少ない可能性をゼロにしてしまった、ゴーマン不遜の蓄膿症・猪瀬知事。
彼は、愛人との関係をもみ消そうと、ストーカー行為さながらのことをやっていたことを、その元愛人にばらされたオヒト。
登庁日数についても、「先代よりは、多くなるかなあ?」と、あいまいに、へらへらと笑いながら、当選後に言ってただけに、似たり寄ったりの日数だろう。
さて、パンダのことが、このテーマ。
国が借用契約をしてしまって、払うのと、管理は、東京都におまかせ。それも、よりによって、シナ!
そういう、石原の感覚。
実は、上野動物園。その正式名称は、「東京都恩賜上野動物園」。何しろ、「恩賜」。これ、「おんし」と読む。
意味は、天皇から、物をたまわること。
で、管理も、その後の借用交渉も、東京都におまかせ、しわよせ。形式上の管理運営は、公益財団法人 東京動物園協会という、いわば天下り団体。
最初から、このおバカな御国は、中国の言い値で借りた。その金額たるや、1頭、約1億円!それも、たった1年間でだ。
1日、30万円! ねっ、知ったら、働く意欲、無くすでしょ!?
むろんと言うべきか、オスとメス、つがいで借りる。なので、しめて2億円。
で、運よく産まれた子パンダは、必ず中国に早く返さねばならない。養育費、運送費など、一切請求できない契約になっている。
もう、中国、丸儲け。子供でもわかる、丸儲け。で、また日本で産まれた子パンダは、どこかの国に貸し出される。
日本で、子育てはさせない。母子は、無情にも、引き裂かれる。だから、シンシンが産んだところで・・・・・
名目は、「繁殖研究」。あははっ!
で、契約更新が近づくと、交渉するのだが、都庁にある担当部署に詳しく問いただすと、値切ることしない。過去、1度も、そんな記憶がないという。
向こうの、言い値。中国がいいね! と言ったら、妥結。
それが、交渉ですかあ? と、思わずあきれて聞き返したほど。
そんな、高い借り賃なら、いらねえよ! と、交渉の席なのか、石原が中国側に怒って言ったと、会見で言ってましたが?
「さあ、ホントですか? 初耳です。そんなこと、聞いたこともありません。だって、交渉の席に知事は、まったく同席したこと、ありませんから」
あはっ、石原、らしいなと、また思う。
で、この高い借り賃。中国なのに、ドル建てで支払う決まりになってる。世界中と、商売しているからか。
なので、昨年聞いた段階では、1ドル83円くらいだったので、1頭あたり、8800万円~9200万円だったが、1年後の今は、まさに1億円超え。
うはうは、中国。ちょいなちょいな、チャイナチャイナ。
なんだかなあ、オカミ、公務員の交渉って、相手の言い値を、いいねとうなずくことが、交渉だと勘違い。
米軍との基地、無交渉しかり。オスプレイ、しかり。TPP、無交渉しかり。
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が、民間ともなると、違う。したたかに、しぶとく、ねばり、駆け引きし、相手の顔色伺って、値切り倒す。
全国区とまでは、広く知られていないが、和歌山県の南紀白浜に、その名も「アドベンチャー ワールド」なる、パンダも見られる大型広域娯楽施設がある。
実は、ここでのパンダ。主食であるエサの竹は、大阪府岸和田市にある竹林で育成し、切れることはない。
なので、食欲旺盛のせいか、性欲旺盛なのか、上野のはるか後発で、パンダをお借りしたのに、どんどん産んで、どんどん返送している。
気候風土、温度が、中国で生育している環境に似ているという説もあるのだが、そんな”繁殖研究実績”があるせいか、実は、都庁より、はるかに安い金額で借りている。
なにしろ、経営母体は、不動産や建築業を長年営んできた、いわば海千山千の面々。交渉は、お手の物。
詳しくは明らかにしてくれなかったものの、1億円どころか、その半額か、それ以下で借りられているとのこと。
それも、このあたりは、いかにも中国らしいのだが、交渉したところが、都庁とはまったく違うチャイナ オカミのところ。そのあたりの、リサーチも、お上手。
それを、都庁の担当部署にぶつけたところ、「そういうことは、気にもしませんし、まったく知りませんでした」と、鷹揚なもの。
これから、もっと安く値切り倒そうとか、思いません?
「いやあ、あちらは、あちら。こちらは、こちらですから」
あはっ。
ちなみに、「アドベンチャー ワールド」の入場料は、おとな1人、4000円。
白浜の空港にも近く、周辺のホテルに宿泊して、ゆっくり心ゆくまでの旅行ツアーパックがメイン客。なので、2日間だと7000円と、割安にしている。月に2日、休園。
上野動物園というと、ご存じの方も多いだろうが、大人は600円。さすが、民間とオカミの違い。
それでも、高いという声がネットに載っていた。
たかが、パンダ。されど、パンダ。
上野の商店街じゃ、去年売れずに終わったグッズを奥の棚から、引っ張り出して、ほこり払って、今年のシール、上からペタッと貼って、売ろうとしている。
商魂、たくましいというか、なんちゅうか・・・・
おそらく、今回も、疑妊娠&偽妊娠の確率が、高そうだが・・・・・・
何? 明日の朝食、パンだ? いや、ご飯にしてくれえ。
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と、打って公開したのが、日付けを見ると、6月12日。
それから、この”騒動”の顛末を追うと、・・・・・・ご存じの方はご存じのように、
「偽妊娠」と、確定。記者会見までして発表された。
文字通り、人騒がせ。
私が、危惧した通りになってしまった。
もっとも、例えメデタク?? 出産したところで、さほど日を置かずして、母子は引き離されるのだから、さほど違いは無いのだが。
せめてと、私が望みたいのは、都庁の木端役人の、中国との契約交渉更新担当者たちが、「交渉」というものを、せめて1回くらいは、本気でして欲しいということ。
民間企業ならば、1日で済ませる仕事を、10日間かけてする都庁職員。
自ら「稼ぐ」ということを知らない、且つ、しない人間たち。
頭にあるのは、予算を、いかに使い切るか?
そのことだけ。
しょせん、他人(都民)のお金。1円でも値切って、交渉してやろうという気概がハナっから無い。
中国へ赴けば、鳩山”迎合 売国奴”由紀夫の如く、お説・ご主張ごもっともだけでは納まらず、すり寄ってさえしまう。
1度くらいは、「アドベンチャー ワールド」の、海千山千の交渉人のように、極力、値切り倒して欲しいものだ。
もっとも、ゴーマン石原に続いて、蓄膿症・猪瀬が、まき散らしてきた、オリンピック招致・勧誘の為に使った豪遊費用など、超!巨額無駄ガネに較べれば、微々たるものではあるが・・・・
さて、聴けば、「アドベンチャー ワールド」の経営状況が、あまり芳しくないと、漏れ聞いている。
上野動物園のパンダ飼育担当者に、能力が欠けてるとはいわないが、どうして”アドベンチャー”のほうが、性交能力が高いのか、どうして成功してるのか?
まさに、「繁殖研究」の学習に本気で取り組んだら、いかがだろうか?
もっとも、70年前の如く、「産めよ、増やせよ」を実行したところで、タダで中国に再利用できる珍獣をくれてやるのだから、同じことだが・・・・・
<その取り決めを、まず「反故」にしなければ、この先のパンダの「保護」なんて出来ねえぞ、コラ!!>
<「研究」にかかった費用を、まずくれ! そうしないと「子パンダ」、渡さないぞと、日本は、「拒んだ」!>
そう、中国で報道されるくらいにならないと、交渉は出来ない。
そう腹くくって、交渉出来る能力と、気概のある役人は、・・・・いないかあ・・・・
あ~あ・・・・・・・
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< 2017・6・14 追記 >
今月に入って、間もなくと記憶しているが、4年前の記事の中にあった、和歌山県の「アドベンチャーワールド」で産まれたパンダ2匹が、中国に引き取られた。
2匹とも、日本国の和歌山県産まれ。
慣れ親しんだところから、有無を言わさず、狭い檻(おり)に一匹づつ押し込まれ、中国行きの飛行機の中に連れ込まれ、運び込まれていった。
檻からのぞく顔は、すんごく、不安そうな表情。
産まれて、生育して、元気で、病気に対する抵抗力も付いた頃になったら、タダで返す約束。
なもんで、2匹は縁もゆかりも無い?所へ連れ戻され、また、どこかの国へ、超高値で貸し出される運命。
元手は、行って見ればタダの、中国商法。
もちろん、檻の諸費用、飛行機代など、もろもろ、すべて、「アドベンチャーワールド」持ち。
それでも、”アドべ・・・”には、上野より多い頭数がいる。
なんだかなあ・・・・・せめて、運送費用くらい、せっパンダ(折半)だ、とは、ならないもんかねえ・・・・
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≪ 2023・2・25 最新追記 ≫
なんで、こんな古い記事を、今また、掲示してきたのか? というと、
上野と、和歌山
パンダが帰るということに、異常な馬鹿騒ぎ
アホか・・・・・
50歳にもなったおばはん
渡辺ひとみ
今日のラジオ放送では、一言も、取り上げられず
しょせん
メインキャスターではなく、単なる、フリー
でも、にわか、ひとしきりさわぐ連中、130人も、彼女のブログに返信
そんなバカたち、
レンタル料、笹、竹のこと知らないまま、馬鹿騒ぎしたんだろうなと思い、記事、ひっぱりだしました