いやあ。。。。驚いてしまった!
いや、なにね。1月7日から姿を現さず、「成人の日」という、まさに「はれのひ」に着てゆく、着物、晴れ着の現物を、あらかじめ予約とゼニだけ盗りまくったあと、20日間にわたって、被害者及び家族や、取材陣の前から「隠れるつもりはなかったけれど・・・・」逃げまくっていた社長・篠崎洋一郎が、出てきたからじゃない。
会見時間、1時間35分。
どうみたって明らかな、計画倒産、計画破産の宣告を成し遂げた後、出てきた。
弁護士、同席。
任意の警察からの、事情聴取や取り調べは、すでに受けたのか?どうなのか? という問いには、一切答えず。
個人資産は、数十万円しか、無い。不動産も、何も無いという、手口答弁。
「多くの被害者は、泣き寝入りになるのか?」という問いには、弁護士が、「おそらく、そうなるのではないか、と・・・・・」
それでいて、2年半前から取引業者や仕入れ先に、支払いが、ホンの一部しかされていないまま、成人式用の予約は寸前まで盗りまくり、現金と、振り込みカネは、しこたま手にしていた・・・はず。
ん? どこかで、似たような詐欺事件が、と記憶されている読者はいるはず。
そう、「てるみくらぶ」の、この山田千賀子・社長の手口に酷似。
その後、逮捕され、現在、勾留中。
現在。取り調べと、厳しい追及、裏取りは、次々と進み、起訴、追起訴されている。
この山田千賀子も、計画倒産、計画破産を申請し、認められた後、記者会見に応じた。
でも、この山田の横や、後ろに、カメラマンはいなかった。
それが!いやああああ・・・・・
ホントに、私の取材経験からしても、前代未聞と言い切って良い。
掲載カットは、生中継と、CS「ニュースバード」の中継と、二本立て。同時併行。
最初は、当の篠崎洋一郎や、弁護士の前に置いてある、紙の文字を撮影しているのかな? と。
こう、「公的」には一応話しておいて、逃げ切ろうという言い草が書いてあるなど、しばしばある。
ソレを、ある種の「証拠」にして、モノクログラビアや、活版の記事の中に、はさみ込むとか。
ところが、観て戴くとわかるのだが、カメラマンたちは、ファインダーやレンズを斜め下に向けていない。
むしろ、取材記者陣に向けている。
はあ?
だれか、記者やレポーター陣のなかに、今しか撮れない人物がいたのか?
だとしたら、別に、篠崎洋一郎のアタマ舐め、肩舐めで撮る必要も無く、例え、その狙いが、あったとしても、数カット連射して、サッと集中的に撮影して、左右に去ればよい。
ところが、居座る。居続ける・・・・・・。まるで、生きる背後霊。
こんな光景、初めて見た。
テレビ局にとっては、彼らカメラマンは、ファインダーのなかに、入り込みやすく、ジャマで仕方なかったはず。
が、アタマにきて、「そこの、どけよ!」と、叫ぶ者、おらず。
この者達を、引きずりだすディレクターも、おらず。
彼ら、テレビやニュースやネットや新聞に、ひょっとして、映っていたいのかな?
彼らにとって、この日が、全国津々浦々へのお披露目の場、まさに「はれのひ」だったりして?
としか、考えられないもんで。
じゃあ、記念に残したろうか。お望みであれば、と。
今後も、こんな、おかしなカメラマンは、いない・・・・・よなあ・・・・・
今日、1月26日。春までには、この篠崎洋一郎を始め、幹部ら逮捕、勾留。起訴へと進むだろうなあ・・・・
泣き寝入りも、おそらく・・・・・