≪ 2019・10・30 掲載記事 ≫
本日、芸能ワイドショーまで、連日、報道、井戸端会議させまくった、あの「森友学園問題」に関して、とりあえずの一里塚とも言うべき、実刑の求刑が告げられた。
そう、無垢なバカ女で、シンゾー妻の、左右に立つ、通称俗名・籠池泰徳と、諄子夫妻に、懲役7年の、求刑が下された。
問われた罪名は、詐欺罪。
国や、地方から、約1億7600万円もの巨額を、だまし取ったとされた。
その詳細を、ココで、今さら、記載するつもりはない。
ただ、この、写真中央に立つ馬鹿女が、介在してしまった、と言うか、巧みに夫婦して、、介在させたもんで、まるで、水戸黄門の印「籠」のごとく、「籠」池夫妻が、錦の御旗として、交渉の席で、ソレを利用して、ブンブン振り回した。
当時の財務省幹部の佐川局長や、近畿財務局の末端の職員に至るまで、印籠に接し、シンゾーの顔色うかがうように、「忖度」(そんたく)、やれそれ、「忖度」。
で、この夫婦は、「損」たく嫌や。「儲け」なあかんて!
結果、逮捕・拘留されて、長期、11か月。仮釈放されたのち、公判は、今年3月から始まって、今日10月30日まで、計15回。
法廷に立った証人は、19人にも及んだ。
夫の、籠池泰徳は、一部を認めつつも、他は否認。
妻の、諄子の方は、全面否認。
一方の、財務省側は、あららあ・・・・「罪無省」に。
罪に問えない、はたまた、都合10数人。罪に問うのは、難しいやら、不起訴やらの、うんちく垂れた挙げ句、、大阪地検特捜部もまた、忖度しまくりで、消えぬ疑惑の幕を強引に、ひきづり降ろした。
省内では、名目は、内部処分だが、事実上は、重くても、停職3か月。軽いものは、気を付けてよ、の、口頭注意で、チョン。
そして、罰せられた夫婦に、本日、求刑と、最終被告人陳述が行われたというわけ。
裁判所に、入る時、待ち構える報道陣に、泰徳の方は、政治屋のソーリダイジンの、シンゾー張りに、ひょいと、軽く片腕、片手を、挙げて、「日本晴れです」と、笑みを浮かべて、スタスタ。
なにしろ、近しい感覚。
シンゾー、国会で、「1対1で、逢ったことは無いっ!」と、ヤジを飛ばす時のように、汚いクチをすぼめて強弁。
てえことは、数人では、逢ったことが有るって証拠だわさ。
親近感、生まれるってえもんさね、この特異な得意げな性格からして。
諄子の方は、このような、場違いで、奇をてらったかのような、ド派手な花柄模様の、御衣装。
「わたしゃ、白だよ!」とでも言いたげな、純白の長い布、股間まで、垂らしながら、「おはよう、ございます」と、大阪弁なまりで言いつつ、へらへらと、笑み浮かべて、裁判所の法廷へと、入って行った。
事件と、疑惑、発覚以来、両者ともに、悪くても、良くても、際立つ、ちょいと、得難い、キャラクター。
公判終了後の、記者会見でも、「えん罪裁判」であったことを、強調しながらも、用意した、一句詠む、泰徳。
「罪作り。これでもか、これでもかと、おとしめる」
すでに、長男とも、たもとを分かち、家族、いくつにも、分断、亀裂。
だが、このキャラクター。得難い、奇妙で、珍妙、奇異な「夫婦愛」。
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この一連の騒動を、興味深く、見ていた、俳優がいた。
今年、4月。約1か月近く、夫婦役で、舞台で共演した、大竹しのぶと、段田安則。
稽古や、楽屋で、あの籠池夫婦、演じてみたいねえと、言う、言葉を交わしていたという。
公然とした場で、、泰徳を、「おとうちゃん」と、呼び、さながら、一心同体に、見せる、魅せまくる。ひと癖も、ふた癖も、100癖も有りそうな、似ても焼いても、喰えそうも無い人間性。
今日も、真偽は、別として、論告求刑の中で、検察官が,臨場感あふれる言い回しで、
「ウソも、方便やん」
「多めに、もろといてえな」
「ぼったくってみよか」
などと、諄子の言い回しらしき一節を、披瀝。
大竹しのぶからすれば、こたえられない、演じきってみたい、キャラクター。 とはいえ、「あくまで、似た、オバハン」として、か。
実際の事件を、モデルとしてではなく、あくまで、タテマエ上、フィクションとしてでもいい。
過去には、映画「黒い家」、ドラマ「実録・福田和子」
近年も、ドラマ、「黒い看護婦」、映画「後妻業の女」などなど、傑作に仕立て上げた怪女。
どんな稀代の悪女を演じても、狡猾さ、あふれるのに・・・・・、しかし、、憎み切れない人間の底を、にじませる。
段田も、癖のある、キャラクターをやらせたら、得難い俳優。
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秘かに、ひそかに、楽しみにしてます
今日の今日じゃ、不謹慎・・・・・ですかねえ・・・・・・