【 ２０２１・１０・１２ 掲載 】
飯塚幸三という名前に、記憶が薄れた読者でも、
この顔と、池袋で、車を暴走させ、２人をひき殺し、６人に重傷を負わせた、鬼畜のような老人と言えば、記憶がよみがえったであろうか
８人も死傷させておいて、「ブレーキは、ちゃんと、まちがいなく踏んでいた記憶がある」、「暴走してしまったのは、車そのものが故障、誤動作、誤作動したんだ」と、法廷でも最後まで、主張。
妻子を、殺された夫に、ほんの少しでも詫びる気持ちや、ましてや、深い反省の感情や言動は一瞬たりとも見られなかった。
一方で､ひき殺され、犯行現場で即死した母子だけが、報道されているが、６人もの人が、生命こそ、残ったものの、いまだに、痛みを抱えて、生活し、病床にあることを忘れてはいけない。
我が国の報道は、いわばメダカの学校。
一方だけに群れで泳ぐ。 キチンと、詳細に事実を観ようとしない。
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公判開始までの、信じられぬほどの、驚きあきれる厚遇ぶりは一般国民の神経を逆なでさせた。、
９月１２日の判決は、御存じの通り、８人も致死傷させておいて、わずか、たったの、禁錮５年。
論告求刑が、禁錮７年であったとはいえ・・・・
クルマで殺すと、いかに軽いか・・・・
後段で書いた、ある種の「狙い」で、控訴はしなかったが、実刑とは名ばかり
禁錮とは、懲役と違い、刑務所で一切、労働、縛り、無し
丸１か月後の、１０月１２日、やっと、期限ギリギリになって、顔を深く、隠すように伏せて、東京地検に出頭。
その日のうちに、規定では、東京拘置所に収監されるのが通常の手続き。
だが・・・・・・
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この丸１か月の間に、９０歳の私は、明日お迎えが来るかも知れない、老齢でございます
足が歩行もおぼつかないうえ、頭から、足の裏まで、あらゆる箇所を、内臓も含めて、痛めており、見た目以上に、年齢以上に、満身創痍なんでございますです
ほらほら、観てくださいな
それが証拠に、こんなに、何枚も、病院で、診断書を、いただいたんでございますよ
常用しなければ、明日からも生きていけない、クスリの、山が、ほら、こんなに・・・
ああ、痛みが・・・・
スイマセン、クスリを服用させてくださいな
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いままでの、ことさらな「重病」と「老い」の、演技振りを観つづけてきたので、
弁護士を伴い、この程度の事は、やりまくり
「出来ましたら、医療刑務所に収容と、させていただきたいのですが・・・」
検事は書面でも判断し・・・・
コロリと、カンタンに、だまされて。。。
まさかと思いたいが、医療刑務所は、刑務所ではなく、実態は、特別病院
全国に４施設ある
一番近いのは八王子
３食、昼寝付き
病人ゆえに、寝てても良い
だが、一般の刑務所の､禁錮刑での、勾留・留置は、寝てはいけない
すぐ、起床、正座を厳命される
だが、医療刑務所では、身柄拘束一切無し
手錠も腰縄とも、無縁
そのうえ、定期診療されて、完全看護の優しさ
なにしろ「患者様」ですから
禁錮５年と言えども、３年半ほどで仮釈放になりそうな危惧が今、おそっている
そうならないように、祈っているのだが。今までの経緯をみると・・・・
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２０２３・４・２３ 追記
現在，飯塚受刑者は、東京拘置所を出て、通常の刑務所に収容されている
医療刑務所ではない
拘置所の時は、車いすの使用許されず
労働、使役は免除されているが、老齢とは言え、寝ること、横になることは許されない
手すりもないため、苦労するのは、トイレに行くとき
壁を伝っていき、横転
額を打ち付けたこともある
刑務所に移ってからは、車いすの使用は認められている
座って読書などの日々
どこまで、本当に反省しているのかどうか、今もわからない
薬は、飲ませてもろっている
あと、1年半ほどで、シャバに出る
