戦時中、農家をしていた方の思い出話。
小樽から江別まで国鉄の線路を歩いてやってきた人が居たそうな。
農家までやってきて、「子供に食べさせるものがないのです」と。
かわいそうだから・・・とその人は、
馬に食べさせる飼料用のかぼちゃの中身をくりぬいて
その中に大豆をつめて持たせたそうな。
なぜ中身をくりぬいて持たせたかと言うと
闇市で手に入れたものだと間違われて没収されるといけないから・・・と言う配慮のようです。
にしてもだ、60kmの距離を歩いてやってくるって
どんだけ食べ物に困ってるの?
どんだけ子供が飢えてるの?
戦争しなければ
食べ物なんて捨てるくらいに余るわけだし
(生ごみの約40%は食べ残しらしいですhttp://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html)
食べ物も満足に食べられない世の中は嫌だなあ。
今日も美味しいご飯を食べられたのも
戦争がないおかげだなあ。
戦争が起こって
泊まり原発とか標的にされた日にはどうしようもないなあ。
そんなことを考えさせられるお話でした。