King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ジュースの思い出

2006年06月16日 17時33分56秒 | 日々のこと
私の子供のころの思い出で強烈に残っているのは
あのジュースの販売機です。
スーパーの前やデパートの屋上には必ずありました。
自動販売機の頭にガラスのカバーのついた噴水があり、
その中を景気よくジュースが吹き上がっていました。
この話をしても今の人はそんなものを見たことが無いと
いいます。私はその自動販売機の前で駄々をこねて
親を困らした強烈な思い出があります。
今でもよく泣いている子を見ると思い出します。

そのジュースに因んでまたひとつ思い出に残るもの
があります。それは渡辺製菓の粉ジュースです。
それが先日新聞の記事にあり、それを書いた人も
多分私と同じ年代なのでしょう。今の時期になると
粉で作ったジュースを思い出すという記事でした。
そして、チクロとか食品添加物どっさりの食品で育ち
それが今働き盛りの年代に来たとその記事でも出て
いました。残念ながらその粉ジュースの会社は、
チクロ騒ぎでカネボウに吸収合併されたといいます。
ただ、いまでもメロンソーダ味の粉ジュースは
あるそうです。

メロンソーダが懐かしく自動販売機で見つけると
つい買ってしまうのは自分の懐古趣味なんですね。
今でも駄菓子はセブンイレブンやスーパーで売っています。
しかし、あのお店の人とのコミュニュケーションは
失われてしまいました。そんなお店自体が残る地域は
あるにはありますが、そんなものを懐かしむようになった
というのがそもそも年をとったということです。
コメント
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