King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雨を見たかい

2006年06月03日 23時02分00秒 | 日々のこと
『HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN?』という曲をご存知でしょうか。
昨日ラジオで聞いて、妙に気になったので色々調べました。
最近、やたら反戦のこととかジョンレノンの特集とかベトナムの
終戦に至る番組とか反戦をテーマにしたものが引っかかります。
この歌はテレビのCMソングにもなり、大方の人は聞いた事が
ある曲です。

I want to know, Have you ever seen the rain?

このサビだけでも解る人は多いと思います。
私も何度も聞いた曲ながら、これが反戦歌であるというのは
実は今回初めて知りました。
いろんな人がカバーしているので、今回あの泥臭い英語の
歌はクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのジョン・フォガティー
のものというのも知りました。
雨ということで梅雨時この歌が良くかかるということでラジオでも
流れました。
しかし、コメントにこの歌で雨と歌っているのは、ベトナムの北爆に
よる爆弾のことであるというのがあり、そうだよな。雨なんか誰でも
見たことあるし、天気雨なんて珍しくもない。天気雨が激しい
からって別に驚くことでもない。

何をしっているというのだい。晴れに降る雨。
断食して、囲み、遅くしても、それはとめられない。
アイワンダー。
この間のNHKの番組でもその時歴史は動いたという奴ですね。
ベトナム戦争をジャーナリストが止めたというやつですけど。
イラクで起きていることなんかもアメリカの軍事介入が正義の
戦いといえるのかと誰でも疑問に思うことがついに沸騰して
して来ていると言う事じゃないでしょうか。

昔のように共産主義から自由主義を守るという単純な
話でなくて、テロから国民を守るということに移っている
現代の問題も最初の軍事介入が正しかったのかという
見直しがされているということでしょう。ベトナムの場合、
北爆中止とともにベトナム統一と流れたわけですが、
そもそも朝鮮戦争もやらなければ南北に分かれることもなく
その後の共産主義の崩壊も早く訪れたかもしれません。

自由のための戦争が正しいとか民主主義のための戦い
なら正しいというのはどうなのでしょうか。そんなのみんな
嘘っぱちであり、歴史なんかみんんな勝者のでっち上げ
という事が今更に解ります。われわれ一般の生活者として
いきなり軍隊が現れたり、暴力で生活がずたずたにされる
ことがおかしいと思いそれが保たれる生活に慣れてしまっていると
平和のために戦うということがひどく不自然に思えます。
だって最初から誰も武器を持たず、誰も人を襲わなくても
十分平和に生きていけるのですから。
コメント
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