King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナル第2戦

2006年06月13日 23時51分08秒 | バスケ
ここを落とすと大変なことになるヒート。
2連敗してその後逆転してファイナルを制した例は
過去2度しかないと何度もアナウンスされます。
つまり、この試合でほとんど決まってしまうということ。
それだけ前回のやられようから当然ヒートは、
シャックを中心にインサイド重視で来るだろうことは
誰でも予想されました。

とすればどんな作戦があるか。当然考えられる作戦と
しては、早くからダブルチームで圧力をかけインサイドに
いられないようにする。とまあそんな予想は誰でもできた
ことです。もっと画期的なマブスに絶対勝たせない戦法は
考えて見なかったのでしょうか。とにかくウェイドを中心に
最初は走るバスケットで、相手のディフェンスを狂わせる
作戦とか、とにかく最初にガツンとくるものがほしかった気が
します。第1戦がそんな最初から飛ばして点をとりに行く
展開であったため、ヒートはハーフコートバスケでしっかり優位に
たつという出だしでした。

当然シャックはローポストでボールを要求します。
そのはいり方もかなり早くポジションを取ったためかなり
やる気を感じました。それ以上にマブスのディフェンスは
固く畳み掛けるものがありました。その結果ターンノーバーの
多い、それでいて点の入らないという守りの展開となりました。
これを打開するウェイドのインサイドも早い攻めもいいディフェンスで
ふさがれて、結局シャックとウェイドのラインがつながらず
ヒートはいいところ無しです。

マブスは、前半こそもたつきましたが、後半にかけスタックハウス
の積極的な点取り姿勢がリズムをつかみ、一気に差が開いて
しまいます。ウェイドのインサイドを封じたのは、審判の笛かも
しれません。彼のドライブインが何度もトラベリングをとられます。
ウォーカーもそうですが、ノビツキーのおなじようなドリブルの突き出し
もこれはとられないのに、ウォーカーのひざが余計に折れた走り方
とあわせ一歩多いことになっていました。これもホーム効果なのか。

このペースで行くと4勝1杯でマブス優勝と予想する人が多く
なったことでしょう。まさかスイープはないでしょうから。
ウェイドが元気なくて、このまま終わったら本当にヒートのよさが
解らず終わってしまいます。シャックもゴール下を支配するという
イメージを出してがんばるのか。マイアミでの活躍を楽しみに
します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする