お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

OBOGが寂しく思わぬように

2022-01-23 07:03:00 | ノンジャンル
始めに言っておきます。
恩を着せようとは全く思っていません。誤解のないように。
私はいつでも身を引く、辞める覚悟は出来ています。が、無責任に去りたいとは考えておりません。
そしてチームは失くしたくありません。

だって、今日もOBが大勢来てくれました。
そんな温かさのあるチームだったから。だったからです。

今でも忘れない。
20年前長男が入部した時、練習に来ているお母さんにコーチを紹介して頂いた。
その時、コーチ六人中お二人が現役の部員がいるコーチ、四人がOBの親御さんコーチ(のうち現代表は当時監督、私を監督と呼ぶ方と総監と呼ぶ方がいるように現代表を監督と呼ぶ方が大勢いる頃)を紹介された。
今日は来られていないけど卒団されても来て頂いている○○コーチ(今でも夏合宿によく参加される方)がいらっしゃるんですよ。
お母さん方が「息子さんが卒団されてても来て頂いているんです」って。
えっ、そんなに。我が子がいなくて来られるってことがそんな?えー、そんなって。
思ったんです。
逆にコーチなったらいつ辞められるんだろう。
コーチはやらないでおこう…

そしてその当時の親御さん方は練習始めから終わりまでずーっと朝礼台(四中)のところで話をしながら練習を見守っていらっしゃいました。いつもの待ち合わせ場所のように。
毎回の練習後には必ずお菓子を差し入れ(のちのチーム改革時に指導者側から廃止してもらいました)。

話は脱線しましたが、
部員の親御さん、私たち指導者は皆、仕事、家事、やる事がたくさんある。
OBの親御さんにも各ご家庭がある。休日にしなくてはいけない事、やりたい事、休息、そんなこともある。

チームってどうして成り立っているのだろう。
チームが存在するには。
先ず、部員の子どもたち。
次にそれをサメ[トする大人たち、親御さん、指導者。
運営的には経済的な事や事務的な事。物理的には道具やグランド。それには手配や管理があります。
連盟や大会運営者など感謝しなければいけないところは沢山ある。
それを日々生活する中で我が子に伝えられているか。
当たり前じゃないんだよって。
言い続けなければ伝わらない。
今、君が生きているのは。

そんなことを思えば欲求、求めることのみをと出来るだろうか。

優しさって求めるだけでは返ってこない。優しさって優しくしていると自然に返ってくる。見返りを期待してではないけど、優しくしていると返ってくる。
情けは人のためにならずだなあって。

原点に還りたい。
あえて帰りたいではなく還りたいにした。

ごめんなさい。
止まらない。
あのOBたちの戻れる場所。
涙が出る。
この感情が分かるだろうか。

私が携わって20年。
チームって。
剣35年。
多くの卒団生。
分かってもらえるだろうか。

私はたかが20年。
代表は連盟で表彰される程のレジェンド。ほぼ剣創立時から携わっておられる。
どう思われますか。
そんな伝統チームを潰すなんて。
今、負の力がかかっている。

最近思う
奉仕に対する感謝がいつの間にか欲求に変わり、感謝と欲求が逆転し、まるで奉仕活動が報酬活動をしているように捉えられ、ラジオ人生相談?子ども相談室?のように思える。

自分の休日に奉仕活動で求めていない苦労はしたくない。
子どもたちがどうしたら打てるようになるか何をすれば上手くなるかどうやって試合に勝つかと悩む苦労は全く苦にならない。自分の意志でやっている苦労だからだ。

奉仕に対してだって根本は礼儀。
本田宗一郎氏は言っている。
「技術だって
その根本は礼儀だ。
相手を尊重することから
あらゆることが始まる」
技術を奉仕に入れ替えられると思う。
自らを主張するのみでは成り立たない。

と思うのだが。

OB、OG、その親御さんは嘆かないだろうか。

萩原
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