お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

惜しかったじゃ何にもならない

2010-10-18 23:10:00 | 少年野球
先日、サッカー日本代表の韓国戦試合後に本田選手が話したコメント。
「惜しかったじゃ何にもならない。」

プロ世界の話ではなく少年野球ではどうなんでしょう。
惜しかったじゃ何にもならないだろうか。
子供たちに「惜しかったなぁ。」と言っていいものなのか。
いけないね。言っちゃいけないね。
うん。言っちゃいけない。
けど涙が出るくらい悔しいって俺子供たちに言っちゃった。
ほんとに悔しかった。16日の試合です。
逆転した後、逆転されそうになった場面でなぜ、子供たちのプレッシャーを解す一言が言えなかったのだろう。気の利いた言葉が出てこない。結局、確認事項と落ち着いてやることだけしか話せなかった。
あぁ、魔法の言葉って出て来ないもんですね。

それにしても俺が伝えてきたものって肝心な時に発揮できない情けないものだったんだなぁって。(勘違いしないでください。子供たちはしっかりがんばっていました。情けないのは私のことですよ。)
いま指導方針で私の中心になっているものは、チームワークです。
周りを思いやり気遣うこと。気持ちを一つにすること。
これはあるコーチから剣は個々の練習は充実しているが、全体練習が少ないのではないかと指摘されそうだなって単純に思いました。そんなことからもチームがバラバラであるのかなぁって。
剣はバックアップとカバーリングが自然に動かないと。
バックアップは送球のされる方向の延長線上に入ること、
カバーリングはベースに入ること。
(正確にはバックアップとカバーは違います。またSコーチに細かいと言われそうですがhi。)
つまりボールに直接関係ない選手の動きが悪いんです。
いま全体練習を増やしています。
(年間計画的にはいい感じなんですが、反省する部分もあります。)
基本は瞬時に見通しを持って素早く動く訓練をしなくてはいけません。
ことが起きる前に想定して周りを思いやる心をもってです。

あと悔しさの原因であった精神力の弱さを鍛えてあげなくては。
子供たちは楽しみにしていると思います。強くなれるのですから。
今年は若いコーチが入ったのでどこまでやってくれるかも楽しみです。
がんばりましょう。

涙が出るくらいといえば、初めてスタメン出場しフライとゴロのアウトを取り、仲間とぶつかって怪我してもやります!とがんばってくれた部員のプレー。
以前の試合でサードファウルフライ感動プレーをやってくれた選手二人いましたが、それにも負けないくらいの気合入ったプレーでした。
先に入った選手も負けるなよー!!