お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

試されているのはどっち?

2010-06-03 23:00:00 | 指導者
我慢。

これは子供でなく、おとなのはなしです。
そうなのです。
今は大人が我慢しなくてはなりません。

我がチームは各学年に9名以上いるようなマンモスチームではなく1年から6年でやっと1チームできるようなこぢんまりしたチームです。
だから毎年春先からどんどん勝利のみを追い求められるチームではないと考えています。

なぜか長男がお世話になった頃からずっと続いてるようです。
その間全く人数が揃わなかった訳ではありませんが、年齢を空けて9名以上いた学年もありました。しかし、学年連続してというわけではないのでレベルにあった指導がどうしても行き届かないのです。
高学年には高度なことを低学年には基礎の基礎をといったように教えることができずに試合をしていかなくてはなりません。

ということは昨日捕り方をおしえてもらった子供が今日セカンドに入り牽制プレーをやらなくてはなりません。
できると思いますか?

そうですよね。できるわけがありません。
例えが極端だったのですが、実際試合に入るとそれに近いことを大人は子供に求めてしまいます。
ャWション特有の動きや考えをまだチーム内の練習の中では教えていませんし、まだそのレベルに達していない子供が大半です。
私たちが育ったときのように野球やサッカーしかなかった時代と違う時代に育っている子供たちです。低学年で野球のセオリーや動き方に興味をもって過ごしている子供たちはほとんどいないと考えるべきです。親子で野球の会話をする家庭も昔に比べれば少ないと思います。

教えていないことはできなくて当たり前。
おとなはそう気づかなくてはなりません。
その中で伝えられることは伝えていくべきです。
はじめは順序立てて丁寧に。

まぁこの考えはぬるいと考える方もいらっしゃると思いますが、わたしはそう考えます。
ですから指導者も親御さんもチームメイトもここは焦らず堪えて教えていないことを求めず、次に教えなくてはいけないことを考えていってほしいと思います。そして次に教えることを子供たちに理解会得してもらうためにどうすればよいのかを考え工夫してもらいたいです。ぜひその場限りでなく計画を持った提言を。そして協力を。

鳩山総理が辞するとき発言した「この地位に就くと孤独であり」という言葉に実感したわたしです。
そういえばむかし前監も言っていたなぁ(-_-)