お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

ありえない

2007-08-14 01:42:57 | 部員家族へ
剣の合宿なんて…

何ヶ月も前から、宿を取り、グランドを取り、必要なものを準備し、それらのものを円滑に出来るように話し合い、練習がうまく行くようOBが手伝い、部員が喜ぶように色んなものを差し入れしてもらい、食事を作ってもらい、洗濯をしてもらい、また各家庭で親に準備してもらい、宿舎の方にお世話になりながら合宿は成り立っているのです。
そしてはじめて君たちが野球が出来るのです。

ショックでした。
合宿なんて合間に来たみたいな言葉を耳にしたときは。
何のために来た?
ありえない。

監督や特別指導員が特に口にしていた、もちろん全てのスタッフが大事にしていること。
『感謝』
普段から感謝の気持ちがあればそんな言葉は出ないはず。
ここにも私の規範指導の甘さがありました。もっと言い続けるべきでした。
感謝の分からない子どもが思いやりのある人間になるはずがありません。
大人が感じるようにまでは分からなくとも伝え続けることであのような言葉は出なかったはず。
感謝を知らずそのまま育てば、たとえ捕るのがうまくなっても、打てたとしても野球どころかスメ[ツ、勉強、仕事、何をとっても大成することは無いでしょう。

あきらめずにボールを追い続けることの大事さを、感じるきっかけにはなったと思いますが、全てのものに感謝し、集団生活の中で個人行動を抑制しなくてはならないということの大切さを伝え切れなかった合宿でした。
来年に向けてはもちろんのこと、6年生にとっての残り半年なんとか伝え続けたいと思います。