今日は、バレエ番組をちゃんと見て録画もできた。
(タイトルがあまり好きじゃないけど、中身は良かった。)
BS1「バレエの王子になる~世界最高峰バレエ学校に密着」9/7 22時放送分。
凄く良かったです。
あと、バレエマニアが書かなさそうな事を一つ書くと、ナレーションの女優の原田美枝子さん、(自分はプロのアナウンサーみたいな見方は出来ないけど)素人的には、とても良かったです。
(ナレーションの人は、存在が立ちすぎてもダメだし、芸術系の語りに相応しいクオリティってあると思ってたりする。)
自分は、男ダンサーよりバレリーナ好きな面もあるので、どうかと思ったけど。意外と感動した。
昔の時代の気運を継いでる、元ボリショイのツィスカリーゼが入った事は、大きかったと思う。
(自分は、この人、19歳くらいの来日時の公演も見てるし、ダンサー時代は、好みではなかったのだけれど。)
細かく書いてる暇ないけど、含蓄のあるコメントも色々。
校長お気に入りの4人の男子生徒が、国家試験に合格し、バレエ団入団試験に受かるまで、みたいな話だけど。
容姿に恵まれ、お金がいるのでモデルのバイトしてて、いまいち忍耐・努力力が不足気味でもある、キリルという生徒が一番ハラハラさせられて気になって。でも、きっと、ボリショイ入れたけど、この人、大成しないんじゃ??とも思ったり。(自分の予想が外れたら嬉しいんだけどね。バレエは、禁欲的で厳しい世界で・・・)
校長ら、ロシアの権威ある学校の先生たちの愛、っていうのが印象に残る番組。芸術に対する愛とか、育てる生徒への愛とか。
国家試験前、キリルが風邪で熱出た時、「ロシアに冷えピタシートはないのか!?」と思った。暖かくしてパブロン飲んで寝たら、治るんじゃ??って思ったけど、熱出たまま試験で踊ってた。
バレエは、器質的なものも大事な、やっぱり持って生まれた容姿で、王子向き、白鳥姫向きの人とか、そうでない人とか、足は長くて形が良くないととか、姫役を支える王子は、身長がないととか、残酷で差別的な面がある芸術で・
自分的には、キリルが一番踊りがブレブレでも、長い脚のアチチュードのラインとか、一番、目が行く。踊り手で、内心「自分の方がうまい」と思う人は、がっかりするだろうけど。
4人の生徒たちのそれぞれの資質から、そういった、バレエの何たるかが浮き彫りになっていき、
で、人の持ってない才能(容姿の美)に恵まれているのに、努力力が抜きんでてはいないキリルに、あえて卒業公演の役を降ろし、言いたいことを伝えようとした校長の気持ちが、・・・バレエ愛。
その時のキリルを見てたら不覚にも泣けた。
ロシアも日本も、この番組を見る限りでは、今どきの若い男の子って、似たような面があると思った。
って、この番組の話を書きだすと切りないので、今日はこの辺で。番組は良かったのに、相応しくない凡庸な感想でスマン。
吉田都引退公演のTV放送が、10月7日(月)20:00~、10月14日(月)10:00~BS4Kと出てたと思うので、録画失敗しないようにせねば。
放送は、ムハメドフも映してください、お願いします~
ネットで見た日経の記事みたいだけど。
少女マンガ家だった、池田理代子氏が、40代でオペラ歌手を目指して、師事したのが、なんと、故・東敦子だったと、初めて知った。良くも悪くも、池田女史は、芸術を知る、本物志向系の人なのね。芸術の贅沢を分る人なんだろうなと思って。
で、オペラ歌手は、(日本では?)食べて行くのも大変、公演はチケット売れても赤字傾向みたいな話が出てて、マイク使わないので、ミュージカルと違って長期の公演が討ちづらく、採算が取れにくい、とか。
今、ミュージカルは流行ってるけど、オペラの方が、そういう意味で金銭面で大変だって、分ってなかった。
そんな中で、池田さんて人は、好きになったらまっしぐら、みたいな、
ミュージカルの方が採算が取れるから、って、鞍替えしたりはせずに、これがいい!と思うものに、私財もつぎ込む、そういう人なんだろうな~と思った。堅実な妹さんがいてよかったねってな。
☆彡一緒にしたら怒られそうだし、ちょっと違うとは思うけど、バレエの世界では、大屋政子さんってバレエのパトロンが、どっちかっていうと、趣味人の傾向で、バレエでお金を儲けるとかより、自分が好きになったもの、いいと思ったバレエ団にはまって、応援するって、印象を、自分は、主観的には持っていた。
(私は経済界・バレエ興行界の裏に明るくないので、よく知らない人の素人主観感想ですが。)
雑談失敬。
(タイトルがあまり好きじゃないけど、中身は良かった。)
BS1「バレエの王子になる~世界最高峰バレエ学校に密着」9/7 22時放送分。
凄く良かったです。
あと、バレエマニアが書かなさそうな事を一つ書くと、ナレーションの女優の原田美枝子さん、(自分はプロのアナウンサーみたいな見方は出来ないけど)素人的には、とても良かったです。
(ナレーションの人は、存在が立ちすぎてもダメだし、芸術系の語りに相応しいクオリティってあると思ってたりする。)
自分は、男ダンサーよりバレリーナ好きな面もあるので、どうかと思ったけど。意外と感動した。
昔の時代の気運を継いでる、元ボリショイのツィスカリーゼが入った事は、大きかったと思う。
(自分は、この人、19歳くらいの来日時の公演も見てるし、ダンサー時代は、好みではなかったのだけれど。)
細かく書いてる暇ないけど、含蓄のあるコメントも色々。
校長お気に入りの4人の男子生徒が、国家試験に合格し、バレエ団入団試験に受かるまで、みたいな話だけど。
容姿に恵まれ、お金がいるのでモデルのバイトしてて、いまいち忍耐・努力力が不足気味でもある、キリルという生徒が一番ハラハラさせられて気になって。でも、きっと、ボリショイ入れたけど、この人、大成しないんじゃ??とも思ったり。(自分の予想が外れたら嬉しいんだけどね。バレエは、禁欲的で厳しい世界で・・・)
校長ら、ロシアの権威ある学校の先生たちの愛、っていうのが印象に残る番組。芸術に対する愛とか、育てる生徒への愛とか。
国家試験前、キリルが風邪で熱出た時、「ロシアに冷えピタシートはないのか!?」と思った。暖かくしてパブロン飲んで寝たら、治るんじゃ??って思ったけど、熱出たまま試験で踊ってた。
バレエは、器質的なものも大事な、やっぱり持って生まれた容姿で、王子向き、白鳥姫向きの人とか、そうでない人とか、足は長くて形が良くないととか、姫役を支える王子は、身長がないととか、残酷で差別的な面がある芸術で・
自分的には、キリルが一番踊りがブレブレでも、長い脚のアチチュードのラインとか、一番、目が行く。踊り手で、内心「自分の方がうまい」と思う人は、がっかりするだろうけど。
4人の生徒たちのそれぞれの資質から、そういった、バレエの何たるかが浮き彫りになっていき、
で、人の持ってない才能(容姿の美)に恵まれているのに、努力力が抜きんでてはいないキリルに、あえて卒業公演の役を降ろし、言いたいことを伝えようとした校長の気持ちが、・・・バレエ愛。
その時のキリルを見てたら不覚にも泣けた。
ロシアも日本も、この番組を見る限りでは、今どきの若い男の子って、似たような面があると思った。
って、この番組の話を書きだすと切りないので、今日はこの辺で。番組は良かったのに、相応しくない凡庸な感想でスマン。
吉田都引退公演のTV放送が、10月7日(月)20:00~、10月14日(月)10:00~BS4Kと出てたと思うので、録画失敗しないようにせねば。
放送は、ムハメドフも映してください、お願いします~
ネットで見た日経の記事みたいだけど。
少女マンガ家だった、池田理代子氏が、40代でオペラ歌手を目指して、師事したのが、なんと、故・東敦子だったと、初めて知った。良くも悪くも、池田女史は、芸術を知る、本物志向系の人なのね。芸術の贅沢を分る人なんだろうなと思って。
で、オペラ歌手は、(日本では?)食べて行くのも大変、公演はチケット売れても赤字傾向みたいな話が出てて、マイク使わないので、ミュージカルと違って長期の公演が討ちづらく、採算が取れにくい、とか。
今、ミュージカルは流行ってるけど、オペラの方が、そういう意味で金銭面で大変だって、分ってなかった。
そんな中で、池田さんて人は、好きになったらまっしぐら、みたいな、
ミュージカルの方が採算が取れるから、って、鞍替えしたりはせずに、これがいい!と思うものに、私財もつぎ込む、そういう人なんだろうな~と思った。堅実な妹さんがいてよかったねってな。
☆彡一緒にしたら怒られそうだし、ちょっと違うとは思うけど、バレエの世界では、大屋政子さんってバレエのパトロンが、どっちかっていうと、趣味人の傾向で、バレエでお金を儲けるとかより、自分が好きになったもの、いいと思ったバレエ団にはまって、応援するって、印象を、自分は、主観的には持っていた。
(私は経済界・バレエ興行界の裏に明るくないので、よく知らない人の素人主観感想ですが。)
雑談失敬。