想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

通いあうのは難しいけど…

2009-01-18 11:54:48 | Weblog
   お天気のよかった日にとったシマコ。
   顔の近くに寄れるようになりました、ズーム撮影では
   ありませんよ。
   片思いも粘れば通じる、こころが通うようになったわけで。
   みかえりをもとめないおもいやり。



   ずっと降り続いているので、空は暗く冷え込んでいます。
   いまも縁側にシマコはきていて、まんまるになって
   居座っています。
   片思いからちょっとだけ、相思相愛へメモリが傾いてきたと
   思いたいのはヒトの勝手な都合でしょうか。

   いいんです、ネコは家につくと昔からいいます。
   いいんです、イヌがうさこにはついていますから、
   欲張りません…。
   ネコはねずみ師が手なづけたんですから、ねずみ師が現れる
   頃をみはからって居座るんでしょうね。

   おかしいのは、昨日やってきたやまざるさんがカメラを構えて
   「あ、いるいる」とシマコの方へ近づいたら、逃げたこと。
   呼び寄せたら縁側の下の端っこからじっと様子をうかがっていて。
   やまざるさんはネコに机の上を占拠されてもされるがままの
   ヒトなんでやさしいんですけど、シマコに認知されるのは
   時間がかかるようです。よくわかりました。

   昨日雑言はいて次の日には何事もなかったかのように
   つきあう人もいるにはいるけど、筋が通らないのはいずれ
   破綻します。過ちを心から詫びれる人になれるには
   どうしたらいいのでしょうね。

   いいわけの通じない自然のなかにいると、いいわけが
   とてもちっぽけで無駄なことだとわかります。
   過ちをおかしたことよりも、いいわけをしている自分のほう
   こそ消してしまいたくなります。
   まちがいもよいことも、一つ一つ積み重なって森の土になり
   木を育て季節がめぐり恵が訪れるのだと、よくわかります。

   生かされているという言葉、簡単には使えない。
   自分を甘やかす人には、似合わないでしょう…
コメント (2)
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