スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

ギンギラギンに さりげなく

2016年01月05日 | 雑感
       
              おかげさまで昨日退院しました

某病院に <朝日> という名の看護師がいた。

ある日、 『 随分と前向きな名前ですね 』 と声掛けたら、 ハハハッ! と高笑い。

『 ・・・さん、今朝は随分と明るいですねぇ。 この前は辛そうで眉間にしわが寄ってましたよ~。』

そう言い また笑う。 自分もつられて笑ってしまう。 

『 はい、血圧測りますよ~ 』 するとどうでしょう、167もあるではないか。 

『 ええっ! それはないよ。いつもは 120台 なんです。』  『 二人で笑ったせいかな? じゃもう一度 』
こんどは141、いっぺんには下がらず。   『 まぁ いっか 』  そう言って去っていった。

人を明るくさせる天性というか、そういうものを持ち合わせている人って いるものですねぇ。

クリスマスの日に手術を終え落ちついてからは、年末年始 テレビのイヤホンを耳に当て、ベッドに座っていた。

格闘技を観て、何年かぶりに 【 NHK ゆく年 くる年 】 で除夜の鐘を聴き、新年を迎えた。

最近どうもピンとこない 【 紅白歌合戦 】 はほんの最後のみ観た。 こんな歌が流れていた。

トリで歌っっていた近藤真彦。 マッチの歌がなぜか心に染みた。 

   ♪ ギンギラギンに さりげなく  ♪ そいつが俺のやり方 ~ 

       ♪ ギンギラギンに さりげなく  ♪ さりげなく生きるだけさ ~


作詞はあの元夏目雅子の夫・<伊達歩> こと作家でもある 伊集院 静さん。   
≪ さりげなく生きるだけさ~ ≫  そうだよね。  この一節が胸に熱く響いた。

2015紅白・近藤真彦

マッチが紅白のトリを務めることに、最近のヒット曲も無い人が などと猛烈なバッシングもあったという。
誰がなんと言おうと、その歌う姿に感動さえ覚えた人も 確かにいた ということだ。

心熱く、心静かに ・・・ そう。  それにしても こんなに歌が巧い人だったとは。