スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

夢 一 夜

2014年06月13日 | 雑感
記憶に残っている夢がいくつかある。

そのひとつは 他界した父の夢であった。

  父が暗い海を背にして 座禅を組んだような姿でこちら向きに座っている。
  静かに 穏やかな顔をして。

  すると 大きな波が父に覆いかぶさり スーっと波と一緒に海のなかに。
  それが荒海のなかではあるが もがきもせず 不思議なほど穏やかな表情で。

  しかも “ 心配するな ”、、といわんばかりに俺をみつめる。

  一瞬戸惑いはしたが その瞬間 私はその荒れた海に飛び込んでいた。
  助けようと 必死で泳いだ。

  でも、泳いでも 泳いでも 父のもとには届かない。
  ・・・・・・・・・・・・


そんな不思議な夢でした。  

夢ってホントに摩訶不思議なものですね。

考えられない人がでてきたり、真に会いたい人はなかなか出てこない。

古代にも、睡眠中に肉体から抜け出た魂が夢として現れるのだという考えが広く存在していたという。
神や悪魔といった超自然的存在からのお告げともいわれていた。

フロイト・ユング・フロムなど名だたる心理学者も夢分析を学問として研究していて、私も物好きにも
少し読んでみたのであるが 案の定、さっぱり解らない。

昨今、現代科学は脳の研究がかなり進んでいるという。

いつの日か “ 見たい夢を 見たい時に 見る ” 日がやってくるのであろうか。


いやいや、もうすでにこの世のすべてがその”夢”なのかもしれぬ。

それにしても大変な夢ばかりの今日この頃である。