≪ひとつめ~生まれかわり≫
数年前、私の父の法事の翌朝、弟と一緒に実家の近くの横津岳中腹まで散歩していた時のこと。
"よく父さんがここを散歩していたんだよなあ!"、、、なんて言いながら。
ふたりで歩いていると山道の脇の林に沿って、名も知らない小鳥が、私たちに寄り添うように
ほんとうに暫くのあいだ、枝から枝へついてくるのです。
最初は、、え~!?、、と思っていたのですが、それが暫くのあいだ続くのでした。
もしかしたら、、、これって父では、、、なんて思いながら。
そのあと弟に話すか話さないうちに、、、小鳥は飛び立ち去って行ったのですが、、、。
実に不思議なひとときでした。
いまでも、、あれは、、そうきっとそうです。
≪ふたつめ~エゾリスの奇跡≫
先日、藻岩山の自然をレクチャーされる機会に恵まれました。
その講師のはなしです。
『藻岩山で”エゾリス”に遭遇した時のこと。
一人で登山道を歩いていると偶然エゾリスが前方にいるのに気づきました。
咄嗟に、”石になろう”と思いつき、腕を前に組みその場でしゃがんで静かにしておりました。
すると、、、どうでしょう、、エゾリスが前から寄って来て私の肩に乗ったではありませんか。
すぐに後方に降り去っていきましたが、、、なんといいますか、考えられない出来事でもあり
感動で震えました。』
と云うのです。
藻岩山ではエゾリスに遭遇することはよくありますが、、、ん~、こんなことってあるのですねえ!
≪みっつめ~すずめの涙≫
数年前、近くの公園でのできごとです。
いつものこと公園を散歩していたら、小鳥(これは確かにすずめ)が木々にひっかかり動けないようでした。
細かい釣り糸みたいなものに足をからめて瀕死の状態。
すぐすずめは小枝から外せたのですが、足にその糸が食い込んで複雑に絡まり外せません。
さてどうしよう、、と左手でそのすずめを抱え、近くのコンビニへ、なにか切るものないですか”と駆け込んだが
”ないですね”とそっけなく言われ、、仕方なく手で絡まった糸をほぐそう、、と奮闘しておりました。
おろおろするばかりでしたが、すずめはもう虫の息。
するとどうでしょう、、私の掌で、すずめの体が一瞬ですが、ふっ!、と力強く膨(ふくれ)たのです。
その瞬間すずめの命が途絶えました。
”えっ!、、と思いました。 一瞬最後の力を振り絞り自らの命の琴線を切った、、そんな感じでした。
すずめは、、もうだめと死を悟ったのかもしれません。
すずめが、自ら死を選んだ、、小鳥は死期を感じ、、死ぬすべを知っている、、いまでもそう信じております。
目にはいっぱいの涙をためて、、そう、”すずめの涙”ってほんとうなんですよ。
あの時の掌のあたたかさ、そしてあの涙、、、今でもはっきり覚えております。
公園の片隅の、木々の根元にいまも眠っております。
不思議なことって、この世にたくさんありますよね。 人知の及ばぬことが、、、。
でも、なぜかそうあってほしい時に、なかなか起きないんですよねえ、、、。
数年前、私の父の法事の翌朝、弟と一緒に実家の近くの横津岳中腹まで散歩していた時のこと。
"よく父さんがここを散歩していたんだよなあ!"、、、なんて言いながら。
ふたりで歩いていると山道の脇の林に沿って、名も知らない小鳥が、私たちに寄り添うように
ほんとうに暫くのあいだ、枝から枝へついてくるのです。
最初は、、え~!?、、と思っていたのですが、それが暫くのあいだ続くのでした。
もしかしたら、、、これって父では、、、なんて思いながら。
そのあと弟に話すか話さないうちに、、、小鳥は飛び立ち去って行ったのですが、、、。
実に不思議なひとときでした。
いまでも、、あれは、、そうきっとそうです。
≪ふたつめ~エゾリスの奇跡≫
先日、藻岩山の自然をレクチャーされる機会に恵まれました。
その講師のはなしです。
『藻岩山で”エゾリス”に遭遇した時のこと。
一人で登山道を歩いていると偶然エゾリスが前方にいるのに気づきました。
咄嗟に、”石になろう”と思いつき、腕を前に組みその場でしゃがんで静かにしておりました。
すると、、、どうでしょう、、エゾリスが前から寄って来て私の肩に乗ったではありませんか。
すぐに後方に降り去っていきましたが、、、なんといいますか、考えられない出来事でもあり
感動で震えました。』
と云うのです。
藻岩山ではエゾリスに遭遇することはよくありますが、、、ん~、こんなことってあるのですねえ!
≪みっつめ~すずめの涙≫
数年前、近くの公園でのできごとです。
いつものこと公園を散歩していたら、小鳥(これは確かにすずめ)が木々にひっかかり動けないようでした。
細かい釣り糸みたいなものに足をからめて瀕死の状態。
すぐすずめは小枝から外せたのですが、足にその糸が食い込んで複雑に絡まり外せません。
さてどうしよう、、と左手でそのすずめを抱え、近くのコンビニへ、なにか切るものないですか”と駆け込んだが
”ないですね”とそっけなく言われ、、仕方なく手で絡まった糸をほぐそう、、と奮闘しておりました。
おろおろするばかりでしたが、すずめはもう虫の息。
するとどうでしょう、、私の掌で、すずめの体が一瞬ですが、ふっ!、と力強く膨(ふくれ)たのです。
その瞬間すずめの命が途絶えました。
”えっ!、、と思いました。 一瞬最後の力を振り絞り自らの命の琴線を切った、、そんな感じでした。
すずめは、、もうだめと死を悟ったのかもしれません。
すずめが、自ら死を選んだ、、小鳥は死期を感じ、、死ぬすべを知っている、、いまでもそう信じております。
目にはいっぱいの涙をためて、、そう、”すずめの涙”ってほんとうなんですよ。
あの時の掌のあたたかさ、そしてあの涙、、、今でもはっきり覚えております。
公園の片隅の、木々の根元にいまも眠っております。
不思議なことって、この世にたくさんありますよね。 人知の及ばぬことが、、、。
でも、なぜかそうあってほしい時に、なかなか起きないんですよねえ、、、。