Que ma vie est belle!

私とは、美しいもの、美味しいもの、楽しいものの集合体。

ピーチ

2007-08-10 09:26:28 | アメリカ

Atlantaのあるジョージア州の名物はピーチだそう。ホテルに着いて、チェックインのカウンターの上にあったジェリービーンズの味がピーチだったのもそういう意味があるらしい。通りの名前にも「peach」を冠したものがある。最終日の夜、現地のマーケティングの方の案内でフレンチなのかイタリアンなのか良くわからないけれどレストランへ(名前はBacchanalia)。

私たちは、打ち合わせの後遅れてjoin。名前しかわからないというと、タクシーの運転手が、ナビがあるので、住所か、郵便番号、あるいはレストランの種類はわからないか、という。そこで同僚に電話をすると、「う~ん、『感じのいいお店』」という答え。。。ぜんぜん使えない。ナビに「感じのいいお店」で答えを出せというのか!?別の同僚に代わってもらって、ようやく郵便番号からレストランの場所を割り出す。

確かになかなか「感じの良い」レストラン。イタリアンとフレンチの中間のような感じ。メニューを渡されてみると、コース仕立てで、すべてのお料理にワインが合わせてある。こういうとき、アルコールの飲めない私は、楽しみが半減してしまう。。。

デザートメニューを見ると、焼いたピーチの上にピーチアイスクリーム、というジョージアご当地デザートが。折角なのでこれを注文。さすがに前菜、メイン、チーズをいただいた後にバターをたっぷりつけて焼いたピーチデザートはなかなか重かったが悪くない。今時、世界中どこへ行ってもそれなりのものがいただけるのだな。

値段も日本の感覚と同じくらい。英国から来た人には安く感じられるに違いない。今度はAtlantaの市内観光もしたいけれど、折角だから、木にたわわに実った桃狩りにも挑戦したいものである。


ネイル

2007-08-10 09:01:35 | アメリカ

Atlantaに着いて、一度ホテルに荷物を置き、さらにオフィスへ。打ち合わせを済ませ、6時頃ホテルに戻る。しかし、飛行機でブロイラー状態になった私たちがすぐに食事に行けるはずもなく、暫くショッピングセンターをぶらぶらとする。と、ネイルサロンが。同僚がこの出張で荷物を運んでいるうちにぼろぼろになった私の爪を心配して、「一緒に付いていてあげるから行こう!」といってくれる。しかも値段を聞くと、アクリルをつけて色を塗ってたったの20ドル。これはやってみない手はない。

中国系の男性のネイリストだった(男性のネイリストは初めて!)。作業の荒く(粗く)、しかし早いこと。日本で同じ作業をすると2時間以上かかるものが1時間弱。出来上がりも、多少雑だが泣きたくなるほど酷いわけでもない。値段の価値は十分にある。それにしてもあまりの安さに、このためだけにAtlantaに来たいくらいだ。

アクリルは一度つけてしまうと、お手入れが必須。ああ、英国で安くてそこそこの手入れをしてくれるお店を見つけることはできるか知らん??


指紋のない女

2007-08-10 08:58:41 | アメリカ

米国への入国は面倒だ。まずは旅行の目的などに関する質問。まあ、これは英国とあまり変わらないけれど、問題はその次。そう、ご存知と思うが左右の人差し指の指紋を採られるのである。読み取り機械の上にまずは左、ついで右の人差し指を置く。置く。ところが、どうも機械が読み取らないらしい。しばらく待ってもだめ。担当官に、首の後ろに指を置いて、といわれてやってみるがダメ(首の後ろは暖かくて湿っているから?)。ついに担当官にE.T.の如く(相変わらず古い)、上から指で押さえられて、ようやく左指終了。右、も同じ、読み取らない。指から指紋がなくなってしまったのだろうか?確かに、自分の親指の腹とすり合わせてみても、ちょっと粉っぽいというか、とっても「さらさら」している。感触はとても良くて、なんで文句をつけられるのかわからないけれど、どうも機械泣かせらしかった。私の入国審査を始終見ていた同僚に「指紋のない○○(私の名前)」と結局からかわれている。まあいいけれど。今はただ、出国に問題がないことを祈っている。

ちなみに、出国に関してはまるでお構いなし。パスポートを確認したのは航空会社の社員だけではないか?出国カードは集めていたけれど。出てゆくものに用はない、ということだろうか。


『ぐりとぐら』のケーキと勇気

2007-08-10 08:53:23 | イギリス

友人の旦那さんの誕生日まであと2週間ちょっと。でも来週はAtlanta出張もあるし、ケーキ作りの練習時間は限られている、ということで、今日もケーキ作りに励んだ。昨日から焼き型を変えてかなりうまく焼けるようになっている。ああ、今日も成功!!『ぐりとぐら』という童話に出てくるカステラケーキのような出来栄え。実家で作るのと同じようにしているはずなのに、ここで作ると『ぐりとぐら』のケーキのような黄色にケーキが焼きあがるのです。

ところで、このケーキ、アメリカへ持ってゆく?でもスポンジケーキだし、潰れて不味くなりそう。。。と、ふと窓の外を見ると、向かいの住人と思しき人々が共用の中庭でワインを飲んでいる。そうだ、あの人たちに食べてもらおう!。。。でも、変な日本人、って警戒されてしまうかなぁ?。。。このままケーキを捨てるのも勿体無いし。。。私だったら、断るかなぁ。。。でも、折角の『ぐりとぐら』のケーキ。。。ダメもとでチャレンジしてみよう!

と、勇気を振り絞って、「ケーキを焼いたのですが、明日からAtlantaへ出張で食べられそうにありません。よろしかったら食べていただけませんか?」すると、「なに言っているのよ、是非一緒に飲みましょうよ!」と、その後結局夜の10時まで、ちょっと肌寒い中庭で飲み、しゃべり続けた。その上、一人のおぢさまがとても世話好き、かつ私のことを気に入ってくださったようで、「何?一人??それはいけない。私がお婿さんを紹介するよ」と言い出し、来週の土曜日、出張から帰ってきたらまた飲み会、との提案を受けた。お婿さんはともかく、こうして会社を離れて現地の方たちと仲良くなれることは、私にとってとても嬉しいことなので、喜んでお受けした。

ケーキも、美味しいといってくださり、男性3名女性2名では余るかな?と思っていたのに、早々になくなって、これもまた嬉しかった。『ぐりとぐら』のケーキに少しの勇気というスパイスがあれば、人生の楽しみはさらに広がる??


早速

2007-08-10 08:50:32 | イギリス

新しいFlatには狭いながらもテラスがある。となると、椅子などを置きたくなるではありませんか?

日曜日にお買い物に出かけたら、以前から気になっていたお店に「最終セール」とある。そこで立ち寄ってみると、テラスにぴったりの金属製の椅子が半額に!(って1脚約100£=25000円)思わず2つ購入することに。もし、週末の間に、Flatの契約が立ち消えになっていたら。。。と不安が頭をよぎりつつも、ま、そのときは東京のマンションに送ってしまえ(って送料の方が高そう)、と結論を正当化。

これであとは小さなテーブルを買って、そこにハーブの鉢植えを置いて、また、テラスの両端にはオリーブの木を置いたら素敵かしらん?

お部屋もやたらに広いから、グランドピアノを借り受けてデコレーション兼ピアノの練習なんてどうかしら?また折角持参したヴァイオリンを活かして友人の輪を広げるべく市民オーケストラのサイトを覗いてみると、本当に沢山のアマチュアオーケストラの存在に驚く。というわけで、Londonでの新しい生活に向けて気持ちは盛り上がるばかり。。。あ、忘れてた、お財布との相談。


(お台場+ポンピドゥセンター)/2=新しい住処

2007-08-10 08:48:23 | ロンドン

会社から2ヶ月を目処にWindsorの今の住まいから別の場所に移るよう言われていたので、せっかく英国に来たのだから、Londonに住みたいと考えていた。そこで最初はMayfairとかSouth Kensingtonなど、東京で言えば番町とか麻布みたいなエリアで探していた。ところが、このLondonの不動産は東京の比ではなく高い。結局予算内で「ここなら生活してゆける」という物件にめぐり合うことがなかったことと、通勤の便を考えて、Paddingtonという駅の近くの再開発地域にあるflatを借りることにした。Paddingtonを東京で喩えると池袋、という感じかもしれない。

Paddingtonという駅は、HeathrowからLondonへ入るときのターミナル駅でもあるのでご存知の方も多いと思うが、決して美しい場所ではない。周囲は、旅行者が多いのはもちろんのこと、少々怪しき人々も見かける。そんなわけで日本人女性の端くれである私としては夜道がとても心配である。特に英国は夏場昼間が長い代わり冬場は夜がとても長く、冬の通勤時間帯に周囲が真っ暗なことは想像に難くない。そこで、日が暮れた頃Paddingtonを訪れてみることにした。日があまりに長く、21時半を過ぎてもまだ明るさは多少残っていたものの、何と夜のflatの周囲は、まるでお台場を少しシックにしたよう。運河の周りの歩道は、ブルー系のライトに照らされて、またLondonにしては珍しくごみ一つ落ちていなくて、不思議な感じ。再開発ビルはとても近代的で、一つのビルはParisのポンピドゥセンターを思い出す。あれだけ心配したことが拍子抜けなくらい、ちょっとお洒落な感じ。これで、少しだけ安心して契約できる。

たまたま見つけたflatの持ち主の要望で、急遽引越しが2週間後に決定した。来週はAtlanta出張だし、またばたばたした日々が始まる。